JP2002129473A - アセテート繊維用処理剤及び該処理剤が付与されたアセテート繊維 - Google Patents

アセテート繊維用処理剤及び該処理剤が付与されたアセテート繊維

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AJLにおけるより向上した織機性能に対応
し、かつAJLによる製織の際にAJLでのエアー圧力
範囲、即ちワークレンジが広く、飛走性を大幅に向上さ
せることが可能なアセテート繊維用処理剤を提供し、ま
たその処理剤が付与されたアセテート繊維を提供する。 【解決手段】 30℃における粘度が8.0〜12.0
cStで、炭素数15〜28の流動パラフィン(成分1)
30〜60重量%、30℃における粘度が6.0〜1
5.0cStの脂肪酸エステル(成分2)30〜60重量
%、アルコールエチレンオキサイド付加物の末端水酸基
をカルボン酸で封鎖した化合物(成分3)5〜15重量
%及びアルキルリン酸エステルアミン塩(成分4)5〜
10重量%を含有するアセテート繊維用処理剤で、また
その処理剤が0.5〜2.0重量%付与されたアセテー
ト繊維。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィラメント糸を
緯糸としてエアージェットルームで製織する際に好適な
アセテート繊維用処理剤及びその処理剤が付与されたア
セテート繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】エアージェットルーム(以下、AJLと
略記する)は、ウォータージェットルーム(以下、WJ
Lと略記する)と並ぶ高生産性の織機であり、アセテー
ト繊維やレーヨン等の湿潤性能の低下するセルロース系
フィラメント糸に対して、WJLよりも適性が高いこと
から広く使用されている。
【0003】一般にセルロース系フィラメント糸をAJ
Lで製織する場合、経糸については従来通りサイジング
処理するのが普通であり、乾燥状態での製織であること
から、通常の有杼織機での製織と比較しても特に問題は
ないが、緯糸については搬送方式がエアージェットによ
る特殊な方式であることから、通常の生産糸をそのまま
用いた場合には、織機の稼働率の低下或いは織物品質の
低下をきたすという問題がある。
【0004】かかる稼働率低下、品質低下は、緯糸が搬
送流体であるエアージェットに乗り難く、必要な速度で
緯入れができない、或いは単糸切れが発生する等によっ
て起こるが、このような問題は、エアージェットが拡散
性であり非拡散性のウォータージェットと比較して搬送
力が弱いことから、緯糸の形態及びその長さ方向のばら
つきによって搬送力が影響を受け変動することが原因で
発生する。このようにAJLにおいて、エアージェット
による緯糸の搬送性能は、一般に飛走性と称され、飛走
性はAJLでの緯糸のみに要求される特殊な性能であ
る。したがい、AJLに適性の高い緯糸とは、良好な飛
走性、即ち低いエアー圧で、かつ一定の圧力で安定に緯
打ちの可能な糸であると言える。特にAJLでの高生産
性を追求していく上では、緯糸の飛走性の改良が最も大
きな課題の一つである。
【0005】WJLにおける搬送性能の改良は、特開昭
56−73169号公報や特開昭62−42070号公
報に示されるように、種々提案されているが、前述のよ
うな特殊性能を必要とするAJLについては、その飛走
性についての改良について充分に開示がなされてはいな
い。また、油剤については、特開平6−31904号公
報に示されるように脂肪族エステル系平滑剤等による紡
糸の際の糸切れ、毛羽立ち等の不良に対する改良の提案
がなされているが、AJLでの飛走性についてまでは提
案されておらず、AJLで適用される油剤について、特
開平5−12463号公報にて提案がなされているにす
ぎない。
【0006】しかしながら、この提案による炭素数の小
さい鉱物油を主成分とした処理剤は、飛走性の向上には
寄与するが、処理剤付与糸のチーズ捲き取り時を含めて
製織工程までの経過時の間に、一部残存するアセトンの
揮発と共に特にチーズの表層部分の低粘度鉱物油成分の
一部若しくはかなりの部分が揮発し、本来の処理剤組成
と異なる処理剤が糸上に付着してしまうという結果とな
る。このようにチーズ内外層における処理剤の付着量及
び組成が異なってくるため、チーズ内外層で糸に摩擦抵
抗変動が生じ、チーズ内外層でAJLでの糸の飛走性が
異なってくる。このチーズ内外層での飛走性の違いの発
生は、緯糸打ち込みのエアー圧の経時的な調整が必要で
あったり、織機の停台や製品の欠点の増加の原因とな
る。特に近年AJLの性能が向上し、従来の織機回転数
を大きく上回る回転数で運転が可能となっているが、こ
れらに十分対応可能であるような繊維処理剤が強く望ま
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、AJ
Lにおけるより向上した織機性能に対応し、かつAJL
による製織の際にAJLでのエアー圧力範囲、即ちワー
クレンジが広く、飛走性を大幅に向上させることが可能
なアセテート繊維用処理剤を提供することにあり、また
その処理剤が付与されたアセテート繊維を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、30℃におけ
る粘度が8.0〜12.0cStで、炭素数15〜28の
流動パラフィン(成分1)30〜60重量%、30℃に
おける粘度が6.0〜15.0cStの脂肪酸エステル
(成分2)30〜60重量%、アルコールエチレンオキ
サイド付加物の末端水酸基をカルボン酸で封鎖した化合
物(成分3)5〜15重量%及びアルキルリン酸エステ
ルアミン塩(成分4)5〜10重量%を含有するアセテ
ート繊維用処理剤、及び、該処理剤が0.5〜2.0重
量%付与されたアセテート繊維、にある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の処理剤の構成成分である
成分1の流動パラフィンは、実質上芳香族系化合物を含
有しないハイグレードの流動パラフィンであり、さらに
その粘度範囲、炭素数分布等がAJL製織性と密接に関
係することから、30℃における粘度が8.0〜12.
0cStの範囲で、炭素数が15〜28、特に炭素数が1
7〜20の流動パラフィンであることが好ましい。かか
る粘度範囲と炭素数を特定することで、処理剤の中粘度
による低揮発性と付着性の向上を計り、処理剤を付与し
た糸を捲き取ったときのチーズ、コーン等糸巻体の内外
層での糸の摩擦抵抗変動を抑制する。しかるに炭素数が
15未満では、粘度が低くなり揮発性が高くなるため、
糸巻体の外層部で飛走性が低下し、内外層で飛走性の差
が大きくなる傾向にあり、炭素数が28を超えると、粘
度が高くなり飛走性が低下する。成分1の流動パラフィ
ンは、処理剤の構成成分全体の30〜60重量%、好ま
しくは45〜55重量%含有させる。
【0010】成分2の脂肪酸エステルは、30℃におけ
る粘度が6.0〜15.0cStの脂肪酸エステルであ
り、この脂肪酸エステルは、糸の摩擦抵抗を低下させる
ために処理剤の構成成分として含有される。成分2の脂
肪酸エステルの生成に用いる脂肪酸としては、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸等の脂
肪酸が好ましいものとして挙げられ、またアルコールと
しては、イソプロピルアルコール、イソオクチルアルコ
ール、イソトリデシルアルコール等の分岐を有する一級
アルコールが特に好ましいものとして挙げられる。成分
2の脂肪酸エステルは、30〜60重量%、好ましくは
30〜40重量%含有される。脂肪酸エステルの粘度が
6.0cSt未満では、揮発性が高くなり糸巻体の外層部
で飛走性が低下し、内外層で飛走性の差が大きくなる傾
向にあり、粘度が15.0cStを超えると、粘度が高く
なり飛走性が低下する。
【0011】成分3に関しては、一般的には、アルコー
ルにエチレンオキサイドを付加重合せしめて得られる非
イオンエーテル系活性剤は、アセテート繊維用の処理剤
として用いられているが、その場合、酸化エチレンの重
合度を下げることによってアセテート繊維に対する失透
性を防止する手段が講じられてはいるもののなお十分で
はなく、また処理剤の冷却安定性、摩擦性能等において
も問題があるものであった。
【0012】本発明の処理剤における成分3としては、
従来の非イオンエーテル系活性剤についての検討の結果
見出されたものであり、炭素数8〜18のアルコールの
エチレンオキサイド付加物の末端水酸基を、炭素数8〜
18の脂肪族カルボン酸でエステルとして封鎖した化合
物を用いる。処理剤に成分3が構成成分として含有され
ることにより、従来の記非イオン系活性剤の欠点を防止
し、アセテート繊維に対する失透性の防止性、処理剤の
冷却安定性、摩擦性能を向上させる。炭素数8未満のア
ルコールでは、エステル封鎖された化合物の粘度が低く
揮発性が高くなり糸巻体の外層部で飛走性が低下し、内
外層で飛走性の差が大きくなる傾向にあり、炭素数18
を超えるアルコールでは、エステル封鎖された化合物の
粘度が高くなり飛走性が低下する。
【0013】アルコールに付加するエチレンオキサイド
の量は、特に限定はなく、広い範囲で変えることが可能
であるが、アルコールエチレンオキサイド付加物として
は、とりわけアルコール1モルに対しエチレンオキサイ
ド3〜10モルのアルコールエチレンオキサイド付加物
であることが好ましい。成分3の生成において用いる炭
素数8〜18のアルコールとしては、特に限定はない
が、エチレンオキサイド付加により親水部分を結合させ
たとき、液状化を容易にするものが処理剤の調製の容易
さの点で都合がよい。
【0014】好ましく用いられるアルコールとしては、
デシルアルコール、ラウリルアルコール等の炭素数10
〜12の直鎖の一級アルコール、イソデシルアルコー
ル、イソヘキサデシルアルコール、イソステアリルアル
コール等の炭素数10〜18の分岐を有する一級アルコ
ールが挙げられる。分岐を有する一級アルコールについ
ては、ドバノール(シエル化学社製)、オキソコール
(日産化学工業社製)、ダイヤドール(三菱化学社製)
等の商品名で上市されているオキソ法による合成アルコ
ールが好ましいものとして挙げられる。またタージトー
ル(ユニオンカーバイド社製)、ソフタノール(日本触
媒化学工業社製)等の商品名で上市されている炭素数1
0〜16の二級アルコールもアルコールとして好ましく
用いられる。
【0015】更に、成分3の生成において用いるアルコ
ールエチレンオキサイド付加物の末端水酸基を封鎖する
炭素数8〜18の脂肪族カルボン酸としては、直鎖又は
側鎖を有する飽和或いは不飽和のカルボン酸、例えば、
カプリル酸、ラウリン酸、オレイン酸、イソステアリン
酸等或いはこれらを主体とする混合脂肪酸が挙げられ
る。成分3は、精錬性、摩擦特性等の点から、処理剤の
構成成分全体の5〜15重量%含有させる。しかるに炭
素数8未満の脂肪族カルボン酸では、エステル封鎖され
た化合物の粘度が低くなり易く、揮発性が高くなり糸巻
体の外層部で飛走性が低下し、内外層で飛走性の差が大
きくなる傾向にあり、炭素数18を超える脂肪族カルボ
ン酸では、エステル封鎖された化合物の粘度が高くなり
飛走性が低下する。
【0016】AJLによる製織の際に、本発明のアセテ
ート繊維用処理剤を非水系で用いる場合、第一の適正条
件は処理剤の安定性、特に低温安定性が良好で、ベース
オイルとの相溶性が良好なことである。本発明の処理剤
においては、これらの点を考慮し、成分4としてアルキ
ルリン酸エステルアミン塩が含有される。従来の帯電防
止を目的として用いる陰イオン活性剤も、硫酸エステル
系、スルホネート系、脂肪酸系は適合性がなく、またそ
れらの金属塩も不適である。本発明の処理剤における成
分4としては、炭素数8〜18のアルキル基を有するア
ルキルリン酸エステルアミン塩が好ましいものとして挙
げられる。
【0017】成分4のアルキルリン酸エステルアミン塩
の生成の際の中間体であるアルキルリン酸エステルの生
成に好ましく用いられアルコールとしては、常温下で液
状であることが望ましく、オクチルアルコール、デシル
アルコール、ラウリルアルコール等が挙げられ、とりわ
け、ドバノール、オキソコール、ダイヤドール等の商品
名のオキソ法によるアルコールや炭素数12〜15の側
鎖アルコール、例えばタージトール(ユニオンカーバイ
ド社製)、ソフタノール(日本触媒化学工業社製)等の
商品名で上市されているアルコール等が好ましいものと
して挙げられる。
【0018】また、中間体のアルキルリン酸エステルを
アミン塩とするのに用いられるアミン類としては、特に
限定はないが、非水溶型の液状アミン、例えば、トリブ
チルアミン、ジブチルエタノールアミン等が好ましいも
のとして挙げられる。
【0019】繊維、特にアセテート繊維をAJLにより
製織する場合、その静電気的特徴は緯糸貯蔵ドラムより
糸が放出されるとき、貯蔵ドラム付近で200〜500
Vの静電気を発生することが望ましいことである。なぜ
なら、静電気の発生により糸が若干膨らみ、エアージェ
ットに乗りやすいからである。この場合、静電気が発生
しすぎると、糸が膨らみすぎ、毛羽、糸切れ等を生じ、
更に毛羽節を生じる原因となるため、あくまでも適度な
静電気発生量であることが望まれる。そのため、本発明
の処理剤における成分4のアルキルリン酸エステルアミ
ン塩の量を適度に制御する必要がある。しかし、この静
電気発生量は、相対的なベースオイルの量にも関連する
ため、本発明の処理剤においては、成分4のアルキルリ
ン酸エステルアミン塩は、5〜10重量%含有される。
成分4のアルキルリン酸エステルアミン塩が5重量%未
満では、静電気発生量が大きくなり毛羽、糸切れを生じ
やすく、10重量%を超えると、エアージェットへの乗
りが低下し飛走性が低下する。
【0020】本発明の処理剤は、成分1が30〜60重
量%、成分2が30〜60重量%、成分3が5〜15重
量%及び成分4が5〜10重量%の範囲で、かつ成分
1、成分2、成分3及び成分4の合計量が100重量%
となるように構成される。本発明の処理剤は、繊維、特
にアセテート繊維のフィラメント糸をAJLにより製織
する際の緯糸用処理剤として好適なるものであり、繊
維、特にアセテート繊維に好適に付与されるためには、
30℃における粘度が9.0〜15.0cStであること
が好ましい。
【0021】アセテート繊維に本発明の処理剤を付与す
る方法としては、特に限定されないが、非水系で処理し
て付与するのが好ましい。また、本発明の処理剤を用い
てAJL緯糸用のフィラメント糸、特にアセテートフィ
ラメント糸を製造する場合、繊維に対する付与量は、
0.5〜2.0重量%、好ましくは0.8〜1.2重量
%とする。
【0022】本発明の処理剤のアセテート繊維への付与
量が0.5重量%未満では、エアージェットによって単
糸切れが発生し、製織製品の欠点となったり、糸形成の
段階においても単糸切れ等による問題が発生しやすくな
る。一方、処理剤付与量が2.0重量%を超えると、繊
維の開繊性が悪化し、緯打ち飛走性が悪化する。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。実施例におけるAJLでの製織条件は、AJL織機
として津田駒製(AZ110)を用い、回転数900r
pm、サブノズル等の条件は同一とし下記の様な条件下
で、飛走性をメインノズルエアー圧力を0.22〜4.
4MPaの範囲で変更し、ワーキングレンジの測定及び
生機評価にて行った。 サブ圧:4.0k 常圧 :0.6k ケイシピン:52〜180 (ファースト:76〜19
4) メイン:46〜166(ファースト76) 緯密度:66本/インチ 織り幅:125cm 実施例及び比較例の糸条件は、同一とし、経糸に84デ
シテックス(dtex)/21フィラメント(f)のア
セテートフィラメント糸を用い、緯糸として135dt
ex/32fのアセテートフィラメント糸に各種処理剤
を付与したもので比較評価した。緯糸は、処理剤が付与
されて捲き取られたチーズから供給した。
【0024】飛走性の評価は、AJL稼働可能エアー圧
力と製織された生機の品位から判断し、製織された生機
がヒケや毛羽がなく製品として問題のないレベルに製織
可能で、かつ停台の生じないエアー圧力範囲をワーキン
グレンジとして判定した。
【0025】揮発分評価の方法は、処理剤を80℃で1
2時間放置したときの放置前との重量変化から算出した
処理剤揮発率で評価した。揮発分率が高いとチーズに捲
き取ったときチ−ズの表層と内層の実質的な処理剤の付
着量差を発生し飛走性に差を生じることとなる。また、
処理剤としての総合判定は、製織された生機が製品とし
て使用できないレベルから製品として全く問題のないレ
ベルまでを×、△、○、◎に分けて評価した。
【0026】処理剤に含有される各成分は下記のとおり
である。 成分1−A:流動パラフィン、粘度9.6cSt(30℃)、炭
素数15〜28(100%) 成分1−B:流動パラフィン、粘度11.2cSt(30℃)、
炭素数15〜28(100%) 成分1−C:流動パラフィン、粘度7.6cSt(30℃)、炭
素数9〜18(60%)、炭素数19〜(40%) 成分2−A:イソプロピルミリステート、粘度4.8cSt
(30℃) 成分2−B:イソプロピルパルミテート、粘度6.6cSt
(30℃) 成分2−C:イソオクチルラウレート、粘度6.7cSt(3
0℃) 成分2−D:イソオクチルパルミテート、粘度11.2c
St(30℃) 成分2−E:イソオクチルステアレート、粘度13.0c
St(30℃) 成分2−F:イソトリデシルステアレート、粘度23.
5cSt(30℃) 成分3 :POE(3)タージトールラウリルエステル 成分4 :ドバノールホスフェートジブチルエタノー
ルアミン塩
【0027】(実施例1)成分1−Bを30重量%、成
分2−Bを50重量%、成分3を10重量%及び成分4
を10重量%混合してなる粘度12.1cStの処理剤
を0.9重量%付与したアセテートフィラメント糸を緯
糸に用いてAJLにて製織し、AJLにおける飛走性の
評価を行った。この評価結果、AJLメインエアー圧力
の変更によって確認された製品として問題のないアセテ
ートフィラメント糸の生機が得られるワーキングレンジ
は、0.28〜0.44MPaであり、またアセテート
フィラメント糸に付与の処理剤揮発率は15.0重量%
であった。処理剤としての総合判定は、○〜◎であっ
た。
【0028】(実施例2)成分1−Aを35重量%、成
分2−Dを55重量%、成分3を5重量%及び成分4を
5重量%混合してなる粘度12.3cStの処理剤を
1.2重量%付与したアセテートフィラメント糸を緯糸
に用いてAJLにおける飛走性の評価を行った。この評
価結果、AJLメインエアー圧力の変更によって確認さ
れた製品として問題のないアセテートフィラメント糸の
生機が得られるワーキングレンジは、0.24〜0.4
2MPaであり、またアセテートフィラメント糸に付与
の処理剤揮発率は12.6重量%であった。処理剤とし
ての総合判定は○〜◎であった。
【0029】(実施例3)成分1−Bを40重量%、成
分2−Cを50重量%、成分3を5重量%及び成分4を
5重量%混合してなる粘度9.4cStの処理剤を0.
9重量%付与したアセテートフィラメント糸を緯糸に用
いてAJLにおける飛走性の評価を行った。この評価結
果、AJLメインエアー圧力の変更によって確認された
製品として問題のないアセテートフィラメント糸の生機
が得られるワーキングレンジは、0.26〜0.44M
Paであり、またアセテートフィラメント糸に付与の処
理剤揮発率は18.8重量%であった。処理剤としての
総合判定は○〜◎であった。
【0030】(実施例4)成分1−Aを40重量%、成
分2−Cを20重量%、成分2−Dを25重量%、成分3
を10重量%及び成分4を5重量%混合してなる粘度1
1.3cStの処理剤を1.0重量%付与したアセテー
トフィラメント糸を緯糸に用いてAJLにおける飛走性
の評価を行った。この評価結果、AJLメインエアー圧
力の変更によって確認された製品として問題のないアセ
テートフィラメント糸の生機が得られるワーキングレン
ジは、0.26〜0.44MPaであり、またアセテー
トフィラメント糸に付与の処理剤揮発率は14.8重量
%であった。処理剤としての総合判定は○〜◎であっ
た。
【0031】(実施例5)成分1−Aを45重量%、成
分2−Bを20重量%、成分2−Eを20重量%、成分3
を8重量%及び成分4を7重量%混合してなる粘度1
2.2cStの処理剤を1.0重量%付与したアセテー
トフィラメント糸を緯糸に用いてAJLにおける飛走性
の評価を行った。この評価結果、AJLメインエアー圧
力の変更によって確認された製品として問題のないアセ
テートフィラメント糸の生機が得られるワーキングレン
ジは、0.24〜0.44MPaであり、またアセテー
トフィラメント糸に付与の処理剤揮発率は16.7重量
%であった。処理剤としての総合判定は○〜◎であっ
た。
【0032】(実施例6)成分1−Bを50重量%、成
分2−Cを20重量%、成分2−Eを20重量%、成分3
を5重量%及び成分4を5重量%混合してなる粘度1
1.7cStの処理剤を1.3重量%付与したアセテー
トフィラメント糸を緯糸に用いてAJLにおける飛走性
の評価を行った。この評価結果、AJLメインエアー圧
力の変更によって確認された製品として問題のないアセ
テートフィラメント糸の生機が得られるワーキングレン
ジは、0.24〜0.44MPaであり、またアセテー
トフィラメント糸に付与の処理剤揮発率は19.1重量
%であった。処理剤としての総合判定は◎であった。
【0033】(実施例7)成分1−Bを50重量%、成
分2−Bを20重量%、成分2−Dを15重量%、成分3
を10重量%及び成分4を5重量%混合してなる粘度1
1.9cStの処理剤を0.8重量%付与したアセテー
トフィラメント糸を緯糸に用いてAJLにおける飛走性
の評価を行った。この評価結果、AJLメインエアー圧
力の変更によって確認された製品として問題のないアセ
テートフィラメント糸の生機が得られるワーキングレン
ジは、0.24〜0.44MPaであり、またアセテー
トフィラメント糸に付与の処理剤揮発率は18.1重量
%であった。処理剤としての総合判定は◎であった。
【0034】(実施例8)成分1−Aを55重量%、成
分2−Dを35重量%、成分3を5重量%及び成分4を
5重量%混合してなる粘度12.0cStの処理剤を
1.0重量%付与したアセテートフィラメント糸を緯糸
に用いてAJLにおける飛走性の評価を行った。この評
価結果、AJLメインエアー圧力の変更によって確認さ
れた製品として問題のないアセテートフィラメント糸の
生機が得られるワーキングレンジは、0.24〜0.4
2MPaであり、またアセテートフィラメント糸に付与
の処理剤揮発率は18.0重量%であった。処理剤とし
ての総合判定は◎であった。
【0035】(実施例9)成分1−Aを60重量%、成
分2−Eを30重量%、成分3を5重量%及び成分4を
5重量%混合してなる粘度12.5cStの処理剤を
1.1重量%付与したアセテートフィラメント糸を緯糸
に用いてAJLにおける飛走性の評価を行った。この評
価結果、AJLメインエアー圧力の変更によって確認さ
れた製品として問題のないアセテートフィラメント糸の
生機が得られるワーキングレンジは、0.24〜0.4
2MPaであり、またアセテートフィラメント糸に付与
の処理剤揮発率は21.1重量%であった。処理剤とし
ての総合判定は◎であった。
【0036】(比較例1)成分1−Cを90重量%、成
分3を5重量%及び成分4を5重量%混合してなる粘度
9.8cStの処理剤を1.2重量%付与したアセテー
トフィラメント糸を緯糸に用いてAJLにおける飛走性
の評価を行った。この評価結果、AJLメインエアー圧
力の変更によって確認された製品として問題のないアセ
テートフィラメント糸の生機が得られるワーキングレン
ジは、0.30〜0.42MPaと狭く、またアセテー
トフィラメント糸に付与の処理剤揮発率は、59.3重
量%であり、特に揮発性が非常に高いためチーズ表層と
内層との実質的な処理剤の付着量差が大きく、織機調整
等に関する従来技術の問題が存在するものであった。処
理剤としての総合判定は×であった。
【0037】(比較例2)成分1−Aを20重量%、成
分2−Dを70重量%、成分3を5重量%及び成分4を
5重量%混合してなる粘度12.7cStの処理剤を
0.9重量%付与したアセテートフィラメント糸を緯糸
に用いてAJLにおける飛走性の評価を行った。この評
価結果、AJLメインエアー圧力の変更によって確認さ
れた製品として問題のないアセテートフィラメント糸の
生機が得られるワーキングレンジは、0.32〜0.4
2MPaと非常に狭く、またアセテートフィラメント糸
に付与の処理剤揮発率は、12.3重量%であった。処
理剤としての総合判定は×であった。
【0038】(比較例3)成分1−Bを70重量%、成
分2−Cを15重量%、成分3を8重量%及び成分4を
7重量%混合してなる粘度12.9cStの処理剤を
1.0重量%付与したアセテートフィラメント糸を緯糸
に用いてAJLにおける飛走性の評価を行った。この評
価結果、AJLメインエアー圧力の変更によって確認さ
れた製品として問題のないアセテートフィラメント糸の
生機が得られるワーキングレンジは、0.32〜0.4
2MPaと非常に狭く、またアセテートフィラメント糸
に付与の処理剤揮発率は、21.5重量%であった。処
理剤としての総合判定は×であった。
【0039】(比較例4)成分1−Bを50重量%、成
分2−Aを40重量%、成分3を5重量%及び成分4を
5重量%混合してなる粘度8.5cStの処理剤を1.
0重量%付与したアセテートフィラメント糸を緯糸に用
いてAJLにおける飛走性の評価を行った。この評価結
果、AJLメインエアー圧力の変更によって確認された
製品として問題のないアセテートフィラメント糸の生機
が得られるワーキングレンジは、0.30〜0.40M
Paと非常に狭く、またアセテートフィラメント糸に付
与の処理剤揮発率は、30.5重量%であり、処理剤の
揮発性が非常に高いためにチーズ表層と内層との実質的
な処理剤の付着量差が大きく、織機調整等に関する従来
技術の問題が存在するものであった。処理剤としての総
合判定は×であった。
【0040】(比較例5)成分1−Aを40重量%、成
分2−Fを45重量%、成分3を10重量%及び成分4
を5重量%混合してなる粘度18.1cStの処理剤を
1.0重量%付与したアセテートフィラメント糸を緯糸
に用いてAJLにおける飛走性の評価を行った。この評
価結果、AJLメインエアー圧力の変更によって確認さ
れた製品として問題のないアセテートフィラメント糸の
生機が得られるワーキングレンジは、0.30〜0.4
0MPaと非常に狭く、またアセテートフィラメント糸
に付与の処理剤揮発率は17.6重量%であった。処理
剤としての総合判定は×〜△であった。
【0041】(比較例6)成分1−Aを55重量%、成
分2−Bを15重量%、成分2−Dを15重量%、成分3
を10重量%及び成分4を5重量%混合してなる粘度1
1.4cStの処理剤を0.34重量%付与したアセテ
ートフィラメント糸を緯糸に用いてAJLにおける飛走
性の評価を行った。この評価結果、AJLメインエアー
圧力の変更によって確認された製品として問題のないア
セテートフィラメント糸の生機が得られるワーキングレ
ンジは、0.30〜0.42MPaと狭く、またアセテ
ートフィラメント糸に付与の処理剤揮発率は18.2重
量%であった。さらに、製織時に毛羽立ちが実施例1〜
9に比較し多く確認された。処理剤としての総合判定は
×〜△であった。
【0042】(比較例7)成分1−Aを50重量%、成
分2−Cを20重量%、成分2−Eを20重量%、成分3
を5重量%及び成分4を5重量%混合してなる粘度1
0.9cStの処理剤を2.0重量%付与したアセテー
トフィラメント糸を緯糸に用いてAJLにおける飛走性
の評価を行った。この評価結果、AJLメインエアー圧
力の変更によって確認された製品として問題のないアセ
テートフィラメント糸の生機が得られるワーキングレン
ジは、0.30〜0.40MPaと非常に狭く、またア
セテートフィラメント糸に付与の処理剤揮発率は19.
2重量%であった。処理剤としての総合判定は×であっ
た。
【0043】
【発明の効果】本発明のアセテート繊維用処理剤は、A
JLにおける緯糸用処理剤として好適なるものであり、
AJLのより向上した織機性能に対応し、かつAJLに
よる製織の際にAJLでのエアー圧力範囲、即ちワーク
レンジが広く、低エアー圧から高エアー圧に至るまでそ
の飛走性を大幅に向上させることが可能なるものであ
り、織機停止回数を減少させることができ、製織速度を
高速にしても、製織された生機品位を維持し、製織時の
エアー圧力を従来技術と比較して低く抑えることが可能
であり、さらに稼動する織機の生産効率が上がり、製織
コストを安価にすることを可能とする。特に本発明の処
理剤の付与されたアセテート繊維は、AJLにおける緯
糸として優れた飛走性を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白数 雄一 富山県富山市海岸通3番地 三菱レイヨン 株式会社富山事業所内 (72)発明者 水弘 洋司 大阪府八尾市澁川町2丁目1番3号 松本 油脂製薬株式会社内 (72)発明者 濱田 匡人 大阪府大阪市西区西本町1丁目2番14号 松本油脂製薬株式会社内 Fターム(参考) 4L033 AB01 AC12 BA01 BA14 BA21 BA39 BA46 BA83 CA48

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 30℃における粘度が8.0〜12.0
    cStで、炭素数15〜28の流動パラフィン(成分1)
    30〜60重量%、30℃における粘度が6.0〜1
    5.0cStの脂肪酸エステル(成分2)30〜60重量
    %、アルコールエチレンオキサイド付加物の末端水酸基
    をカルボン酸で封鎖した化合物(成分3)5〜15重量
    %及びアルキルリン酸エステルアミン塩(成分4)5〜
    10重量%を含有するアセテート繊維用処理剤。
  2. 【請求項2】 成分2の脂肪酸エステルの生成における
    アルコールが、分岐を有する一級アルコールである請求
    項1記載のアセテート繊維用処理剤。
  3. 【請求項3】 成分3が、炭素数8〜18のアルコール
    のエチレンオキサイド付加物の末端水酸基を炭素数8〜
    18の脂肪族カルボン酸で封鎖した化合物である請求項
    1又は2記載のアセテート繊維用処理剤。
  4. 【請求項4】 処理剤の30℃における粘度が9.0〜
    15.0cStである請求項1、2又は3記載のアセテー
    ト繊維用処理剤。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の処
    理剤が0.5〜2.0重量%付与されたアセテート繊
    維。
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