JP2590576B2 - 高速紡糸用合成繊維処理油剤 - Google Patents
高速紡糸用合成繊維処理油剤Info
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- JP2590576B2 JP2590576B2 JP2008584A JP858490A JP2590576B2 JP 2590576 B2 JP2590576 B2 JP 2590576B2 JP 2008584 A JP2008584 A JP 2008584A JP 858490 A JP858490 A JP 858490A JP 2590576 B2 JP2590576 B2 JP 2590576B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリエステル、ポリアミド等の合成繊維処理
油剤に関するものであり、さらに詳しくは、4500m/分以
上の巻取り速度で巻取られ、超高速製糸される合成繊維
の製糸性、高次通過性に著しい改善効果を有する新規な
合成繊維処理油剤に関するものである。
油剤に関するものであり、さらに詳しくは、4500m/分以
上の巻取り速度で巻取られ、超高速製糸される合成繊維
の製糸性、高次通過性に著しい改善効果を有する新規な
合成繊維処理油剤に関するものである。
[従来の技術] 合成繊維を製糸および高次加工する際、各工程におい
てガイド類、ローラ類、ヒーター類等との擦過により、
繊維を形成するポリマーの削れやポリマー中に含有する
無機粒子等の脱落、堆積が発生し、毛羽、糸切れの多発
を誘発する。特に4500m/分以上の巻取速度で巻取られる
超高速製糸の場合やポリマー通に艶消し剤として添加さ
れる酸化チタン、シリカに代表される無機粒子を含有す
る合成繊維の場合には、上記脱落、堆積が著しい。
てガイド類、ローラ類、ヒーター類等との擦過により、
繊維を形成するポリマーの削れやポリマー中に含有する
無機粒子等の脱落、堆積が発生し、毛羽、糸切れの多発
を誘発する。特に4500m/分以上の巻取速度で巻取られる
超高速製糸の場合やポリマー通に艶消し剤として添加さ
れる酸化チタン、シリカに代表される無機粒子を含有す
る合成繊維の場合には、上記脱落、堆積が著しい。
すなわち、これらの現象は繊維糸条と製糸および高次
加工の各工程におけるガイド類、ローラ類、ヒーター類
等の接触体との擦過により起こるものであるが、4500m/
分以上の超高速製糸の場合には、巻取り速度が高速にな
るとともに接触時の接圧上昇、摩擦抵抗の増大により糸
へのダメージが増大すること、および時間当りの糸通過
量が増大することから製糸工程での接触体への脱落、堆
積が顕著になり、さらに製糸工程でダメージを受けた繊
維糸条は高次加工工程においても脱落を増大させる。ま
た、ポリマー中に酸化チタン等の無機粒子を含有する繊
維糸条の場合には、さらに糸条表面に無機粒子が突出し
ているため接触物との擦過による糸条のけずれ、無機粒
子の脱落等が起こりやすいため、製糸、高次加工の各工
程における脱落、蓄積による障害はより一層増大する。
加工の各工程におけるガイド類、ローラ類、ヒーター類
等の接触体との擦過により起こるものであるが、4500m/
分以上の超高速製糸の場合には、巻取り速度が高速にな
るとともに接触時の接圧上昇、摩擦抵抗の増大により糸
へのダメージが増大すること、および時間当りの糸通過
量が増大することから製糸工程での接触体への脱落、堆
積が顕著になり、さらに製糸工程でダメージを受けた繊
維糸条は高次加工工程においても脱落を増大させる。ま
た、ポリマー中に酸化チタン等の無機粒子を含有する繊
維糸条の場合には、さらに糸条表面に無機粒子が突出し
ているため接触物との擦過による糸条のけずれ、無機粒
子の脱落等が起こりやすいため、製糸、高次加工の各工
程における脱落、蓄積による障害はより一層増大する。
繊維を形成するポリマーの削れ、ポリマー中に含有す
る無機粒子の脱落メカニズムとしては、接触体との擦過
により、まず糸条表面を覆っている処理油剤の油膜が切
れ、油剤による繊維表面保護効果、平滑性付与効果が減
少し、その結果として脱落が発生するルートを第一に挙
げることができる。
る無機粒子の脱落メカニズムとしては、接触体との擦過
により、まず糸条表面を覆っている処理油剤の油膜が切
れ、油剤による繊維表面保護効果、平滑性付与効果が減
少し、その結果として脱落が発生するルートを第一に挙
げることができる。
そのため対策として糸条表面の油膜の強度を上げるこ
とが考えられるが、油膜強度(極圧性)を上げる油剤成
分として、例えば「潤滑通信」(潤滑通信社発行)1976
年9月号第14頁あるいは特開昭54−55695号公報等に提
案されているような多価アルコールカルボン酸のエステ
ル類を使用しても、一般に油膜強度を上げる効果のある
成分は分子量が大きく平滑性が低いため、平滑剤の主成
分として使用した場合には、糸条とガイド類、ローラ
類、ヒーター類等の接触体との摩擦抵抗が増大して、油
膜を強化した効果が相殺されてしまい、十分な効果を得
るには至らなかった。
とが考えられるが、油膜強度(極圧性)を上げる油剤成
分として、例えば「潤滑通信」(潤滑通信社発行)1976
年9月号第14頁あるいは特開昭54−55695号公報等に提
案されているような多価アルコールカルボン酸のエステ
ル類を使用しても、一般に油膜強度を上げる効果のある
成分は分子量が大きく平滑性が低いため、平滑剤の主成
分として使用した場合には、糸条とガイド類、ローラ
類、ヒーター類等の接触体との摩擦抵抗が増大して、油
膜を強化した効果が相殺されてしまい、十分な効果を得
るには至らなかった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者らは上記した4500m/分以上の巻取り速度で製
糸される合成繊維の製糸、高次加工の各工程におけるポ
リマー削れ屑、無機粒子の脱落、堆積にる障害を解決す
るべく鋭意検討を重ねた結果本発明に至った。
糸される合成繊維の製糸、高次加工の各工程におけるポ
リマー削れ屑、無機粒子の脱落、堆積にる障害を解決す
るべく鋭意検討を重ねた結果本発明に至った。
本発明の目的は処理油剤の油膜強度を強化したうえ
で、なおかつ高い平滑性を有することにより上記の障害
に著しい改善効果をもたらす新規な合成繊維処理油剤を
提供することにある。
で、なおかつ高い平滑性を有することにより上記の障害
に著しい改善効果をもたらす新規な合成繊維処理油剤を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は平滑剤成分および添加剤成分に乳
化剤成分を配合するかもしくは配合しない油剤組成物に
おいて、 乳化剤成分の配合比が10重量%未満、 平滑剤成分として多価アルコールと一塩基性脂肪族
カルボン酸のエステル化合物、あるいはそのアルキレン
オキサイド付加エステル化合物を必須成分として少なく
とも一種類配合され、 かつ、油剤粒子の平均粒径が1ミクロン以下の水系エ
マルジョンであることを特徴とする高速紡糸用合成繊維
処理油剤とすることにより本発明の目的を達成すること
ができる。
化剤成分を配合するかもしくは配合しない油剤組成物に
おいて、 乳化剤成分の配合比が10重量%未満、 平滑剤成分として多価アルコールと一塩基性脂肪族
カルボン酸のエステル化合物、あるいはそのアルキレン
オキサイド付加エステル化合物を必須成分として少なく
とも一種類配合され、 かつ、油剤粒子の平均粒径が1ミクロン以下の水系エ
マルジョンであることを特徴とする高速紡糸用合成繊維
処理油剤とすることにより本発明の目的を達成すること
ができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明における油剤組成物中の平滑剤成分としては、
油膜強度を向上させるためエチレングリコールジステア
レート、トメチロールプロパン、(以下TMPと略す)ジ
ステアレート、TMPトリラウレート、グリセリントリオ
レート、ペンタエリスリトールジパルミテート等の多価
アルコールと一塩基性脂肪族カルボン酸のエステル化合
物、及び/またはそのアルキレンオキサイド付加エステ
ル化合物(ただし、アルキレンオキサイド付加モル数と
して、化合物自体が水に可溶または自己分散するほど大
きいと平滑性が損なわれるので、5モル以下の付加が好
ましい)の少なくとも一種類以上必須成分として使用し
なければならないが、上記多価アルコールと一塩基性脂
肪族カルボン酸のエステル化合物の配合比率としては平
滑剤成分中の30重量%以上が望ましい。
油膜強度を向上させるためエチレングリコールジステア
レート、トメチロールプロパン、(以下TMPと略す)ジ
ステアレート、TMPトリラウレート、グリセリントリオ
レート、ペンタエリスリトールジパルミテート等の多価
アルコールと一塩基性脂肪族カルボン酸のエステル化合
物、及び/またはそのアルキレンオキサイド付加エステ
ル化合物(ただし、アルキレンオキサイド付加モル数と
して、化合物自体が水に可溶または自己分散するほど大
きいと平滑性が損なわれるので、5モル以下の付加が好
ましい)の少なくとも一種類以上必須成分として使用し
なければならないが、上記多価アルコールと一塩基性脂
肪族カルボン酸のエステル化合物の配合比率としては平
滑剤成分中の30重量%以上が望ましい。
なお、その他の平滑剤成分として、従来公知の平滑剤
を併用してもよく、好適な例として、メチルオレート、
i−プロピルミリステート、オクチルパルミテート、オ
レイルラウレート、オレイルオレート等の一価アルコー
ルと一塩基性脂肪族カルボン酸のエステル、ジオクチル
セバケート、ジオレイルアジペート等の一価アルコール
と多塩基性脂肪族カルボン酸のエステル、ジオクチルフ
タレート、トリオレイルトリメリテート等の一価アルコ
ールと芳香族カルボン酸のエステルなどの単独、あるい
は混合使用を挙げることができるが、特にこれらに限定
されるものではない。
を併用してもよく、好適な例として、メチルオレート、
i−プロピルミリステート、オクチルパルミテート、オ
レイルラウレート、オレイルオレート等の一価アルコー
ルと一塩基性脂肪族カルボン酸のエステル、ジオクチル
セバケート、ジオレイルアジペート等の一価アルコール
と多塩基性脂肪族カルボン酸のエステル、ジオクチルフ
タレート、トリオレイルトリメリテート等の一価アルコ
ールと芳香族カルボン酸のエステルなどの単独、あるい
は混合使用を挙げることができるが、特にこれらに限定
されるものではない。
だたしポリエーテル化合物、たとえばアルキルアルコ
ールや多価アルコールにエチレンオキサイドとプリピレ
ンオキサイドがブロックまたはランダムに共重合状に付
加した化合物は、平滑性が損なわれるので本発明におけ
る平滑剤成分として好ましくない。
ールや多価アルコールにエチレンオキサイドとプリピレ
ンオキサイドがブロックまたはランダムに共重合状に付
加した化合物は、平滑性が損なわれるので本発明におけ
る平滑剤成分として好ましくない。
また本発明における乳化剤としては、従来公知のもの
が使用できるが、好適な例として、活性水素を1以上有
する化合物のアルキレンオキサド付加物、即ちラウリル
アルコール、i−ステアリルアルコール、オレイルアル
コール、オクチルフェノール、ノニルフェノール等の一
価ヒドロキシ化合物のアルキレンオキサイド付加物、グ
リセリンのモノオレイン酸エステル、ソルビタンのモノ
ラウリン酸エステル、トリメチロールプロパンのジステ
アリン酸エステル等の多価アルコール部分エステルおよ
びこれらのアルキレンオキサイド付加物、ヒマシ油のア
ルキレンオキサイド付加物、ラウリルアミン、ステアリ
ルアミン等のアルキルアミン類のアルキレンオキサイド
付加物、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の
高級脂肪酸のアルキレンオキサイド付加物、およびこれ
らの脂肪酸から誘導されるアミドのアルキレンオキサイ
ド付加物などが挙げられるが、ここで付加するアルキレ
ンオキサイドとしてはエチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド等が単独あるいは混合使用される。このほか
にポリエチレングリコールポリプロピレングリコールブ
ロック共重合体や、さらにラウリン酸トリエタノールア
ミン、オレイン酸ジエタノールアミン、ロート油等のア
ニオン界面活性剤も乳化力を有するものについては乳化
剤として使用でき、本発明においては乳化力をもつ成分
はすべて乳化剤として分類される。本発明では油剤組成
物中の乳化剤成分配合比率を、平滑性を向上させるた
め、10重量%未満、より好ましくは0〜7重量%とする
必要がある。すなわち、一般に乳化剤成分は繊維の平滑
性向上には寄与せず、むしろ平滑性を低下させる成分で
あるため、乳化剤成分の配合比率を20〜50重量%程度配
合した従来油剤では、平滑性向上には限界があるが、本
発明の処理油剤は乳化剤成分の配合比率を下げることに
より、平滑剤成分の配合比率を高くすることができ、平
滑性を格段に向上させることが可能となる。このため、
乳化剤成分の配合比率を10重量%未満とした本発明の処
理油剤は、平滑剤成分のなかで、油膜強度には優れてい
るが、平滑性には劣性の多価アルコールと一塩基性脂肪
族カルボン酸のエステル、および/またはそのアルキレ
ンオキサイド付加エステル化合物を必須成分として配合
しても良好な平滑性が得られ、驚くべきことに、多価ア
ルコールと一塩基性脂肪族カルボン酸のエステルを配合
していない従来油剤よりもさらに高い平滑性を有してい
る。
が使用できるが、好適な例として、活性水素を1以上有
する化合物のアルキレンオキサド付加物、即ちラウリル
アルコール、i−ステアリルアルコール、オレイルアル
コール、オクチルフェノール、ノニルフェノール等の一
価ヒドロキシ化合物のアルキレンオキサイド付加物、グ
リセリンのモノオレイン酸エステル、ソルビタンのモノ
ラウリン酸エステル、トリメチロールプロパンのジステ
アリン酸エステル等の多価アルコール部分エステルおよ
びこれらのアルキレンオキサイド付加物、ヒマシ油のア
ルキレンオキサイド付加物、ラウリルアミン、ステアリ
ルアミン等のアルキルアミン類のアルキレンオキサイド
付加物、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の
高級脂肪酸のアルキレンオキサイド付加物、およびこれ
らの脂肪酸から誘導されるアミドのアルキレンオキサイ
ド付加物などが挙げられるが、ここで付加するアルキレ
ンオキサイドとしてはエチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド等が単独あるいは混合使用される。このほか
にポリエチレングリコールポリプロピレングリコールブ
ロック共重合体や、さらにラウリン酸トリエタノールア
ミン、オレイン酸ジエタノールアミン、ロート油等のア
ニオン界面活性剤も乳化力を有するものについては乳化
剤として使用でき、本発明においては乳化力をもつ成分
はすべて乳化剤として分類される。本発明では油剤組成
物中の乳化剤成分配合比率を、平滑性を向上させるた
め、10重量%未満、より好ましくは0〜7重量%とする
必要がある。すなわち、一般に乳化剤成分は繊維の平滑
性向上には寄与せず、むしろ平滑性を低下させる成分で
あるため、乳化剤成分の配合比率を20〜50重量%程度配
合した従来油剤では、平滑性向上には限界があるが、本
発明の処理油剤は乳化剤成分の配合比率を下げることに
より、平滑剤成分の配合比率を高くすることができ、平
滑性を格段に向上させることが可能となる。このため、
乳化剤成分の配合比率を10重量%未満とした本発明の処
理油剤は、平滑剤成分のなかで、油膜強度には優れてい
るが、平滑性には劣性の多価アルコールと一塩基性脂肪
族カルボン酸のエステル、および/またはそのアルキレ
ンオキサイド付加エステル化合物を必須成分として配合
しても良好な平滑性が得られ、驚くべきことに、多価ア
ルコールと一塩基性脂肪族カルボン酸のエステルを配合
していない従来油剤よりもさらに高い平滑性を有してい
る。
さらに本発明の処理油剤では、必要に応じて添加剤、
即ちアルキルスルホネートのアルカリ金属塩、アルキル
ホスフェートのアルカリ金属塩、ポリアルキレングリコ
ールアルキルホスフェートのアルカリ金属塩、脂肪酸石
鹸、アルキルイミダゾリン類等の帯電防止剤のほか、従
来公知の集束剤、防錆剤、防腐剤、抗酸化剤などを同時
に使用できる。これらの添加剤は処理油剤の要求特性に
応じて配合され、配合量も限定されないが、平滑性が損
われることがあるので、3〜6重量%が好ましい。
即ちアルキルスルホネートのアルカリ金属塩、アルキル
ホスフェートのアルカリ金属塩、ポリアルキレングリコ
ールアルキルホスフェートのアルカリ金属塩、脂肪酸石
鹸、アルキルイミダゾリン類等の帯電防止剤のほか、従
来公知の集束剤、防錆剤、防腐剤、抗酸化剤などを同時
に使用できる。これらの添加剤は処理油剤の要求特性に
応じて配合され、配合量も限定されないが、平滑性が損
われることがあるので、3〜6重量%が好ましい。
本発明の処理油剤を使用するにあたっては、水系エマ
ルジョンとして合成繊維糸条に付与することが実用上特
に好ましいが、水系エマルジョンの乳化安定性を維持す
るうえで、油剤粒子の平均粒子径を1ミクロン以下とす
る必要があり、0.7ミクロン以下とするのが好ましく、
0.5ミクロン以下とすることがより好ましい。平均粒子
が1ミクロンを超えると処理油剤の乳化安定性が低下
し、分離してしまうため、実用に供することはできな
い。
ルジョンとして合成繊維糸条に付与することが実用上特
に好ましいが、水系エマルジョンの乳化安定性を維持す
るうえで、油剤粒子の平均粒子径を1ミクロン以下とす
る必要があり、0.7ミクロン以下とするのが好ましく、
0.5ミクロン以下とすることがより好ましい。平均粒子
が1ミクロンを超えると処理油剤の乳化安定性が低下
し、分離してしまうため、実用に供することはできな
い。
本発明の処理油剤の製造方法は特願昭63−173063号で
提出した方法が好ましく適用される。
提出した方法が好ましく適用される。
すなわち、処理油剤組成中の乳化剤成分の配合比率を
10重量%未満、つまり従来の配合比よりも低くし、かつ
乳化安定性良好な水系エマルジョンを得るために、処理
油剤の高速液流微粒子化手段を適用する。従来のホモミ
キサー、プロペラ等の撹拌装置による撹拌作用のみで
は、乳化剤成分配合比率が10重量%未満にすると、乳化
力不足のため水系エマルジョンが得られない。通常エマ
ルジョン化した処理油剤は、実用上は5日以上、望まし
くは1週間以上安定な乳化状態を保つことが要求されて
いる。
10重量%未満、つまり従来の配合比よりも低くし、かつ
乳化安定性良好な水系エマルジョンを得るために、処理
油剤の高速液流微粒子化手段を適用する。従来のホモミ
キサー、プロペラ等の撹拌装置による撹拌作用のみで
は、乳化剤成分配合比率が10重量%未満にすると、乳化
力不足のため水系エマルジョンが得られない。通常エマ
ルジョン化した処理油剤は、実用上は5日以上、望まし
くは1週間以上安定な乳化状態を保つことが要求されて
いる。
乳化安定性不良の原因としては、水に溶けない物質が
主成分である油剤組成物を微粒子化させ、かつ水中に均
一に分散させるために必要な界面活性剤、すなわち乳化
剤成分の配合比が10重量%未満のため乳化力が不足して
いることと、従来使用されてきたホモミキサー等では機
械的せん断力により粒子をより細分化するまでの能力を
有していないのである。
主成分である油剤組成物を微粒子化させ、かつ水中に均
一に分散させるために必要な界面活性剤、すなわち乳化
剤成分の配合比が10重量%未満のため乳化力が不足して
いることと、従来使用されてきたホモミキサー等では機
械的せん断力により粒子をより細分化するまでの能力を
有していないのである。
しかし、本発明においては乳化剤成分の配合比率が10
重量%未満でも、従来の乳化手段により一時的な乳化状
態にした後、さらに高速液流微粒子化手段により処理す
ると、処理油剤の油剤粒子の平均粒径を1ミクロン以下
とすることができ、20〜50重量%程度配合した従来の処
理油剤と比較しても乳化安定性の点でなんら遜色のない
油剤が得られる。
重量%未満でも、従来の乳化手段により一時的な乳化状
態にした後、さらに高速液流微粒子化手段により処理す
ると、処理油剤の油剤粒子の平均粒径を1ミクロン以下
とすることができ、20〜50重量%程度配合した従来の処
理油剤と比較しても乳化安定性の点でなんら遜色のない
油剤が得られる。
本発明の処理油剤は多価アルコールと一塩基性脂肪族
カルボン酸のエステル、および/またはそのアルキレン
オキサイド付加エステル化合物を必須成分として配合し
ているため油膜強度が向上すると同時に、油剤組成物中
の乳化剤成分配合比を削減することにより高い平滑性も
を実現しているため、4500m/分以上の巻取り速度で製糸
される合成繊維の製糸、高次加工の各工程におけるポリ
マー削れ屑、無機粒子の脱落、蓄積による障害を解決
し、各工程通過性を大幅に改善することができる。また
本発明の処理油剤は高油膜度特性および高平滑性を有す
るため、これまで述べてきた用途の他、高張力下での擦
過を伴う高強力合成繊維の製糸工程での白粉脱落改善、
スクリーン紗等の高密度織物製織における筬部でのポリ
マー削れ防止にも利用できる。
カルボン酸のエステル、および/またはそのアルキレン
オキサイド付加エステル化合物を必須成分として配合し
ているため油膜強度が向上すると同時に、油剤組成物中
の乳化剤成分配合比を削減することにより高い平滑性も
を実現しているため、4500m/分以上の巻取り速度で製糸
される合成繊維の製糸、高次加工の各工程におけるポリ
マー削れ屑、無機粒子の脱落、蓄積による障害を解決
し、各工程通過性を大幅に改善することができる。また
本発明の処理油剤は高油膜度特性および高平滑性を有す
るため、これまで述べてきた用途の他、高張力下での擦
過を伴う高強力合成繊維の製糸工程での白粉脱落改善、
スクリーン紗等の高密度織物製織における筬部でのポリ
マー削れ防止にも利用できる。
[実施例] 以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
れらに限定されるものではない。
実施例1 酸化チタンを0.2、0.5、2.2重量%含有する3種類の
ポリエチレンテレフタレートを防糸温度290℃、巻取り
速度5500m/分で溶融防糸するに際し、防糸糸条に表1に
記載した油剤組成物の配合比率からなる油剤原液(油剤
組成物No.1〜4)をホモジナイザー(ゴーリン社製15M
8TA型)で処理して15重量%の水系エマルジョンと
し、純分付着量が1.3重量%になるように付着させ、75
デニール/24フィラメントの繊維糸条を巻取った。油剤
組成物No.4は本発明の効果を明確にするための比較例で
ある。
ポリエチレンテレフタレートを防糸温度290℃、巻取り
速度5500m/分で溶融防糸するに際し、防糸糸条に表1に
記載した油剤組成物の配合比率からなる油剤原液(油剤
組成物No.1〜4)をホモジナイザー(ゴーリン社製15M
8TA型)で処理して15重量%の水系エマルジョンと
し、純分付着量が1.3重量%になるように付着させ、75
デニール/24フィラメントの繊維糸条を巻取った。油剤
組成物No.4は本発明の効果を明確にするための比較例で
ある。
この製糸工程における給油ガイド上の脱落物発生状態
を評価した。
を評価した。
比較例として表1に記載した従来の油剤組成の処理油
剤(油剤組成物No.6、7)をホモミキサーを用いて15重
量%の水系エマルジョンとした後、上記と同一条件で繊
維糸条に付与した時の給油ガイド上の脱落物発生状態を
評価した。
剤(油剤組成物No.6、7)をホモミキサーを用いて15重
量%の水系エマルジョンとした後、上記と同一条件で繊
維糸条に付与した時の給油ガイド上の脱落物発生状態を
評価した。
得られた繊維糸条の対金属摩擦係数を、走行糸法で初
期張力10g、糸速50m/分の条件で測定した。また、該延
伸糸を45゜の角度で金属トラベラとステンレス製筬に接
触するように300m/分の速度で5時間走行させ、金属ト
ラベラの摩耗状態と筬に付着した脱落物の量を評価し
た。
期張力10g、糸速50m/分の条件で測定した。また、該延
伸糸を45゜の角度で金属トラベラとステンレス製筬に接
触するように300m/分の速度で5時間走行させ、金属ト
ラベラの摩耗状態と筬に付着した脱落物の量を評価し
た。
さらに、該繊維糸条を糸速800m/分で整経を行い、ガ
イド上の白粉脱落量を評価した。
イド上の白粉脱落量を評価した。
以上の評価結果を、実施例は表2実験No.1〜5、比較
例は表2実験No.6〜10に併せて示した。なお、対金属摩
擦係数評価以外の評価結果については次のような記号で
示した。
例は表2実験No.6〜10に併せて示した。なお、対金属摩
擦係数評価以外の評価結果については次のような記号で
示した。
A.給油ガイド上、擦過テストでの筬上、及び整経時のガ
イド上の脱落物発生量 ◎:脱落物ほとんどなし ○:脱落物微少 △:脱落物有り ×:脱落物多い B.金属摩耗度 ◎:摩耗ほとんどなし ○:摩耗微少 △:摩耗有り ×:摩耗多い 表2を見てもわかるように従来の処理油剤は多価アル
コールと一塩基性脂肪酸のエステル類を多く配合する
と、酸化チタン含有量が少量の場合には若干の効果がみ
られるものの酸化チタンが多くなると脱落物が多量に発
生し糸切れも頻繁に起こる。また、乳化剤の配合比率が
10重量%未満の処理油剤においても多価アルコールと一
塩基性脂肪酸のエステル類を配合していない油剤では改
善効果は不十分である。
イド上の脱落物発生量 ◎:脱落物ほとんどなし ○:脱落物微少 △:脱落物有り ×:脱落物多い B.金属摩耗度 ◎:摩耗ほとんどなし ○:摩耗微少 △:摩耗有り ×:摩耗多い 表2を見てもわかるように従来の処理油剤は多価アル
コールと一塩基性脂肪酸のエステル類を多く配合する
と、酸化チタン含有量が少量の場合には若干の効果がみ
られるものの酸化チタンが多くなると脱落物が多量に発
生し糸切れも頻繁に起こる。また、乳化剤の配合比率が
10重量%未満の処理油剤においても多価アルコールと一
塩基性脂肪酸のエステル類を配合していない油剤では改
善効果は不十分である。
これに対し、本発明の処理油剤では多価アルコールと
一塩基性脂肪酸のエステル類を配合したことによる油膜
強度の向上と平滑剤配合比率を極限まであげたことによ
る平滑性向上により、酸化チタンを多量に含有している
繊維糸条においても金属摩耗、脱落物の発生共に良好で
あり、優れた操業性が得られる。
一塩基性脂肪酸のエステル類を配合したことによる油膜
強度の向上と平滑剤配合比率を極限まであげたことによ
る平滑性向上により、酸化チタンを多量に含有している
繊維糸条においても金属摩耗、脱落物の発生共に良好で
あり、優れた操業性が得られる。
実施例2 表1の油剤組成物No1、2、5に示す油剤組成物の配
合比からなる油剤原液を70〜80℃に加熱し、50℃の温水
中に撹拌しながら添加して一次乳化液とした後、高速液
流微粒子化手段としてホモジナイザー(ゴーリン社製15
M−8TA型)で処理(処理液流速500Km/hr)して水系エマ
ルジョンとした。得られた水系エマルジョン中の油剤粒
子径、乳化安定性の評価結果を表3実験No11〜13に示し
た。表中の水系エマルジョン中の油剤粒子径は、遠心式
自動粒度分布測定装置((株)堀場製作所製CAPA−50
0)により測定した。
合比からなる油剤原液を70〜80℃に加熱し、50℃の温水
中に撹拌しながら添加して一次乳化液とした後、高速液
流微粒子化手段としてホモジナイザー(ゴーリン社製15
M−8TA型)で処理(処理液流速500Km/hr)して水系エマ
ルジョンとした。得られた水系エマルジョン中の油剤粒
子径、乳化安定性の評価結果を表3実験No11〜13に示し
た。表中の水系エマルジョン中の油剤粒子径は、遠心式
自動粒度分布測定装置((株)堀場製作所製CAPA−50
0)により測定した。
比較例として、表1の油剤組成物No1、2、5に示す
油剤組成物の配合比からなる油剤原液をホモミキサーを
用いて水系エマルジョンとしたときの評価結果を表2実
験No14〜16に併せて示した。
油剤組成物の配合比からなる油剤原液をホモミキサーを
用いて水系エマルジョンとしたときの評価結果を表2実
験No14〜16に併せて示した。
なお、乳化安定性の評価結果については次のような記
号で示した。
号で示した。
◎:2週間以上安定で3週間目に微少分離発生 ○:1週間以上安定で3週間目に微少分離発生 ×:1時間以内に完全に分離 表1の油剤組成物No1、2、5に示した乳化剤成分の
配合比が10重量%未満の油剤は乳化力不足のため、従来
のホモミキサー等の撹拌装置による撹拌では、表2実験
No14〜16に示すように、油剤粒下径が大きく、安定性良
好な水径エマルジョンとすることはできず、数10分で完
全に2層に分離した。一方、表2実験No11〜T3の実施例
は高速液流微粒子化手段により処理しているため、格段
に粒子径が小さくなっており、比表面積が大きいことか
ら乳化成分の配合比が10重量%未満でも安定な乳化状態
を保つことが可能である。
配合比が10重量%未満の油剤は乳化力不足のため、従来
のホモミキサー等の撹拌装置による撹拌では、表2実験
No14〜16に示すように、油剤粒下径が大きく、安定性良
好な水径エマルジョンとすることはできず、数10分で完
全に2層に分離した。一方、表2実験No11〜T3の実施例
は高速液流微粒子化手段により処理しているため、格段
に粒子径が小さくなっており、比表面積が大きいことか
ら乳化成分の配合比が10重量%未満でも安定な乳化状態
を保つことが可能である。
[発明の効果] 本発明は処理油剤の油膜強度を強化したうえで、なお
かつ高い平滑性を有することにより、高速防糸とりわけ
4500m/分以上の巻取り速度で製糸される合成繊維の製
糸、高次加工の各工程におけるポリマー削れ屑、無機粒
子の脱落、堆積による障害に著しい改善効果を有する。
かつ高い平滑性を有することにより、高速防糸とりわけ
4500m/分以上の巻取り速度で製糸される合成繊維の製
糸、高次加工の各工程におけるポリマー削れ屑、無機粒
子の脱落、堆積による障害に著しい改善効果を有する。
Claims (2)
- 【請求項1】平滑剤成分および添加剤成分に乳化剤成分
を配合するかもしくは配合しない油剤組成物において、 乳化剤成分の配合比率が10重量%未満、 平滑剤成分として多価アルコールと一塩基性脂肪族
カルボン酸のエステル化合物、あるいはそのアルキレン
オキサイド付加エステル化合物を少なくとも一種類配合
され、かつ、油剤粒子の平均粒径が1ミクロン以下の水
系エマルジョンであることを特徴とする高速紡糸用合成
繊維処理油剤。 - 【請求項2】合成繊維が合成繊維中に無機粒子を0.45重
量%以上含有するポリエステル系繊維である請求項
(1)記載の高速紡糸用合成繊維処理油剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008584A JP2590576B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 高速紡糸用合成繊維処理油剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008584A JP2590576B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 高速紡糸用合成繊維処理油剤 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03213577A JPH03213577A (ja) | 1991-09-18 |
JP2590576B2 true JP2590576B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=11697056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008584A Expired - Fee Related JP2590576B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 高速紡糸用合成繊維処理油剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590576B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101306231B1 (ko) * | 2007-06-11 | 2013-09-09 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 셀룰로오스계 원사 및 그 제조방법 |
CN103526540A (zh) * | 2013-09-24 | 2014-01-22 | 上虞市皇马化学有限公司 | 高速纺涤纶低弹丝后加工油剂的复配乳化剂及其制备方法 |
KR101385273B1 (ko) * | 2007-09-07 | 2014-04-17 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 셀룰로오스계 섬유, 타이어 코오드, 및 방사 유제 |
KR101385272B1 (ko) * | 2007-09-07 | 2014-04-17 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 셀룰로오스계 섬유, 타이어 코오드, 및 방사 유제 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS589192B2 (ja) * | 1977-12-12 | 1983-02-19 | 旭化成株式会社 | 熱可塑性繊維用油剤組成物 |
-
1990
- 1990-01-17 JP JP2008584A patent/JP2590576B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101306231B1 (ko) * | 2007-06-11 | 2013-09-09 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 셀룰로오스계 원사 및 그 제조방법 |
KR101385273B1 (ko) * | 2007-09-07 | 2014-04-17 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 셀룰로오스계 섬유, 타이어 코오드, 및 방사 유제 |
KR101385272B1 (ko) * | 2007-09-07 | 2014-04-17 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 셀룰로오스계 섬유, 타이어 코오드, 및 방사 유제 |
CN103526540A (zh) * | 2013-09-24 | 2014-01-22 | 上虞市皇马化学有限公司 | 高速纺涤纶低弹丝后加工油剂的复配乳化剂及其制备方法 |
CN103526540B (zh) * | 2013-09-24 | 2015-07-29 | 浙江皇马科技股份有限公司 | 高速纺涤纶低弹丝后加工油剂的复配乳化剂及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03213577A (ja) | 1991-09-18 |
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