JPS5914399Y2 - 液体の自動充填装置 - Google Patents

液体の自動充填装置

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JPS5914399Y2
JPS5914399Y2 JP1977164919U JP16491977U JPS5914399Y2 JP S5914399 Y2 JPS5914399 Y2 JP S5914399Y2 JP 1977164919 U JP1977164919 U JP 1977164919U JP 16491977 U JP16491977 U JP 16491977U JP S5914399 Y2 JPS5914399 Y2 JP S5914399Y2
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JP
Japan
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liquid
liquid supply
air
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closed
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JP1977164919U
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JPS5392210U (ja
Inventor
俊 藤島
Original Assignee
東邦機材株式会社
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Publication date
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水冷式内燃機関の冷却水路のごとく、立体的
に曲折した液体通路を有する容器、あるいは給液時に排
気孔を開口させ得ない容器等に液体を自動的に充填する
装置に関するものであり、上述のごとき容器内に定量の
液体が充填されるまで、容器が如何に大型で複雑な構造
であっても、液槽の設置場所や液への加圧の有無等に無
関係に、汎用的に、自動的に、迅速にかつ確実に給液し
うる装置を提供することを目的としている。
水冷式内燃機関、例えば自動車エンジンの冷却水路等は
、ラジェーター下部からエンジン下部に入り、さらにエ
ンジン上部を経てラジェーター上部に至るよう立体的な
循環路を形成しており、単にラジェーターの給水口から
冷却水を注入したのみでは、冷却水路全体に冷却水が行
きわたらず、冷却水ポンプを回転させつつ数回に分けて
注入したりしなければならないため、冷却水の供給に著
しく作業時間を要するのみでなく、各給水時に給水口か
ら溢水し、作業環境が悪くなる等の欠点がある。
同様の現象は、給液孔が小さいわりに容量が大であり、
しかも排気孔を開口させ得ないピン、罐等に給液する際
にも生ずる。
かかる欠点を除くために、従来実公昭36−28561
号公報に開示されているように、容器内を減圧しつつそ
の負圧を利用して液体を流入させるようにしたものも提
案されているが、自動的な定量供給が不可能であるのみ
でなく、1回当りの充填液量が数リットル以上というよ
うに多量な場合とか、充填場所と液槽の設置場所とが離
間している場合等には充填不可能ではないとしても充填
効率が著しく悪いものである。
従来、かかる現象はやむを得ざ゛る欠点として看過され
てきたものであるが、本考案は前記実用新案登録請求の
範囲に記載した構成とすることにより上述のごとき欠点
を総て除去でき、どのるうな形状、どのように大容量の
容器にでも、あるいは液槽の設置場所や液への加圧の有
無等の給液条件に無関係に、汎用的に、自動的に、迅速
にかつ確実に液体を充填しうる装置を得たものである。
以下、自動車エンジンに冷却水を給水する際の実施例に
ついて、本考案の構成を説明する。
第1図においてエンジンEに連結されたラジェーターR
の給液用の開口部1に密着しうる給液キャップ2を有す
る給液ガン3は、第2図ないし第5図に示されるように
、給液キャップ2の内面に開孔する給液孔4と空気吸引
孔5とを有し、給液−7L4はバイブロで冷却水の液槽
7に連通されており、空気吸引孔5はエヤーパイプ8で
、液体捕集槽を兼わる真空槽9を介して真空ポンプ10
に連通されている。
給液キャップ2の内面に設けられた給液孔4は、前記バ
イブロと連通する給液ガン3内の液路11と、ニードル
バルブ12によって連通遮断されるようになっており、
該ニードルバルブ12は給液ガン3に設けられている起
動ボタン13によって開作動され、かつ高圧空気路Aに
挿入されたエヤーバルブ装置14の制御によるピストン
15′の下室16への圧力空気の流入、排出と、上室1
7側に介装されているバネ18の作用とにより開閉され
る。
前記給液キャップ2の内面に開孔している空気吸引孔5
は、図示実施例では給液孔4よりやや奥に引込んだ位置
に設けられているが、かかる構造に限定されるものでは
なく、給液孔4と空気吸引孔5とは同一面に開孔させて
もよい。
また空気吸引孔5は、給液ガン3内の空気路19を経て
エヤーパイプ8に連通し、前記起動ボタン13によって
開作動されるエヤーバルブ装置15を介して真空槽9に
連らなっている。
前述の起動ボタン13よりなる起動装置およびエヤーバ
ルブ装置14.15の作動回路は、周知構造のものでよ
く、その図示は省略されている。
前記真空槽9は、エヤーパイプ8の取付部と真空ポンプ
10からのエヤーパイプ20の取付部とを共に上方に設
け、エヤーパイプ8からの空気と共に吸引されてきた液
体を、槽底部に貯溜させうるようになっており、液体捕
集槽を兼ねるものである。
また給液キャップ2の内面には、給液量制御装置の水位
感知用の電極21が取り付けられ、ラジェーターR内の
水面が電極21の下端に達した時点でエヤーバルブ装置
14を閉動作させてニードルバルブ12を閉位置たらし
め、かつエヤーバルブ装置15をも閉動作させて真空ポ
ンプ10を停止するように作動させるものである。
この水位感知用の電極2]を有する給液量制御装置も周
知構造のものでよく、その図示は省略されている。
なお第3図において、符号23は緊着用フランジ、24
は密封用ゴムパツキン、25はピストン15′の下室1
6への圧力空気の流入口、26は王室17における排気
孔であり、第5図中符号27は電線等の導通孔である。
本考案は、以上説明した構成であるから、空の状態のエ
ンジンEに連結されているラジェーターRの給液用開口
部1に給液キャップ2を密着させ、変動ボタン13を押
すと、真空ポンプ10が作動し、またエヤーバルブ装置
14.15も開作動状態となり、空気吸引孔5からラジ
ェーターR,エンジンE内の空気が吸引され、冷却水の
循環路内が直ちに減圧される。
これと同時にニードルバルブ12も非作用位置に引き上
げられ、給液孔4とバイブロに連通ずる液路11とが連
通されるので、前記循環路内の負圧に引かれ、液槽7内
の冷却水が給液孔4から一気にラジェーターR,エンジ
ンEの冷却水循環路内に供給され、充満する。
ラジェーターR内の水面が上昇し、給液量制御装置の電
極21に接すると、前述のごとく全装置は停止し、冷却
水の充填が完了するもので゛ある。
循環路内は真空ポンプによって満水状態となるまで空気
が吸引されているので、空気層が残留することは全くな
い。
また満水状態となって装置が停止するまで、空気吸引孔
5には真空ポンプ10による負圧が作用しているため、
当然に液体も吸い込まれるが、これらの液体は液体捕集
槽を兼ねる真空槽9に貯溜されるので、真空ポンプ10
を損傷することはない。
以上、自動車用エンジンに冷却水を充填する実施例につ
いて説明したが、本考案装置はビン、罐。
その他の容器に各種の液体を充填する場合にも利用しう
ろことは勿論である。
本考案は、上述のごとき構成9作用のものであるから、
どのように立体的に屈折した液路を有する容器にでも、
また排気孔を有せざる容器にでも給液量制御装置の水位
感知用の電極によって制御される一定量の液が充填され
るまで、無駄なく迅速に液体を供給しうる効果があり、
しかも容器内を排気し、負圧としつつその負圧を利用し
て液体を供給しうるちのであるから、容器内に空気層が
残留することがないので、液槽の設置場所や液への加圧
の有無に無関係に、汎用的にどのような容素に対しても
、個別の計量装置を用いることなく、沼体の充填を均一
かつ確実に行ないうる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の一例における諸部材の配置の棹要を示す
説明図、第2図は給液ガンの側面図、第二図は第2図中
III−III線断面図、第4図は給液ガンの底面図、
第5図は給液ガンの右側面図である。 1・・・・・・容器の給液用の開口部、2・・・・・・
給液キヤ゛ンプ、3・・・・・・給液ガン、4・・・・
・・給液孔、5・・・・・・空気吸引孔、6・・・・・
・パイプ、7・・・・・・液槽、8・・・・・・エヤー
パイプ、9・・・・・・真空槽、10・・・・・・真空
ポンプ、12・・・・・・ニードルバルブ、13・・・
・・・起動ボタン、14,15・・・・・・エヤーバル
ブ装置、15′・・・・・・ピストン、16・・・・・
・ピストンの下室、17・・・・・・同上室、19・・
・・・・空気路、20・・・・・・エヤーパイプ、21
・・・・・・水位感知用の電極、E・・・・・・エンジ
ン、R・・・・・・ラジェーター、Pl・・・・・・ポ
ンプ、A・・・・・・高圧空気路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被充填容器の給液用の開口部に密着しうる給液キャップ
    の内面に、給液孔と空気吸引孔とが開孔され、また水位
    感知用の電極が配置されており、給液孔は高圧空気路に
    挿入されたエヤーバルブ装置によって開閉されるニード
    ルバルブを介して液槽に連通され、該エヤーバルブ装置
    は、その開作動時にニードルバルブを開作動させ、該装
    置の閉作動時にニードルバルブを閉作動させるように組
    み付けられており、前記空気吸引孔は別のエヤーバルブ
    装置を介して液体捕集槽を兼ねる真空槽を介して真空ポ
    ンプに連通されており、しかして二つのエヤーバルブ装
    置は、起動時に同時に開作動させられ、また電極の水位
    感知に基づいて同時に閉作動させられることを特徴とす
    る液体の自動充填装置。
JP1977164919U 1977-12-08 1977-12-08 液体の自動充填装置 Expired JPS5914399Y2 (ja)

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JP1977164919U JPS5914399Y2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 液体の自動充填装置

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JPS5392210U JPS5392210U (ja) 1978-07-27
JPS5914399Y2 true JPS5914399Y2 (ja) 1984-04-26

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ID=28772629

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121392A (ja) * 1984-07-03 1986-01-30 東邦機材株式会社 液体真空充填装置
JP2812547B2 (ja) * 1990-10-01 1998-10-22 本田技研工業株式会社 液体充填装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840690A (ja) * 1971-09-29 1973-06-14

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JPS4840690A (ja) * 1971-09-29 1973-06-14

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