JPS6018618Y2 - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給装置

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Publication number
JPS6018618Y2
JPS6018618Y2 JP8337880U JP8337880U JPS6018618Y2 JP S6018618 Y2 JPS6018618 Y2 JP S6018618Y2 JP 8337880 U JP8337880 U JP 8337880U JP 8337880 U JP8337880 U JP 8337880U JP S6018618 Y2 JPS6018618 Y2 JP S6018618Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
fuel supply
fuel
internal combustion
carburetor
tank
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Expired
Application number
JP8337880U
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English (en)
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JPS578349U (ja
Inventor
徹 河口
昭典 上野
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば第1図に示すような動力耕耘機、その
他動力噴霧機、発動発電機、ポンプ等の各種動力作業機
の駆動源として用いる内燃機関の燃料供給装置に関する
ものである。
この種の機関の燃料供給は、例えば実公昭53−977
5号公報記載の考案のように動力供給式が一般である。
即ち燃料タンクを気化器のフロート室よりも高い位置に
設けている。
そして機関のシリンダの位置、その向き等の関係で、機
体を燃料タンクが低くなる方向に傾けると、フロートバ
ルブが開く向きに気化器を取付ける場合がある。
ところが、上記の構成の場合法のような不具合が生じる
ことがある。
第1図、第2図示の動力耕耘機の場合について説明する
と、1は機体、2はその機体上部に搭載したバーチカル
型内燃機関で、シリンダ3が後方に向って突出し、燃料
タンク4は前部に取付けられている。
そして機関2の側方に気化器5が取付けられている。
気化器5のフロート室51は燃料タンク4よりも低い位
置にあり、燃料タンク4から延びた管6を気化器フロー
ト室51に接続している。
7はコック、8はストレーナ、9はロータリ耕耘刃、1
0はハンドル、11は抵抗棒である。
第1図は抵抗棒11を土中に突込み、ロータリ耕耘刃9
をスリップ回転させながら直進している状態で、この状
態から方向転換するため、内燃機関を停止し、ハンドル
10を持上げて抵抗棒11を引抜くと、機体1が前部が
りに傾く。
そうすると第2図に示すように、燃料タンク4がフロー
ト室51よりも低くなると同時に、フロート52の動き
でフロートバルブ53が開き、燃料供給管6によるサイ
ホン作用でフロート室51内の燃料がタンク4に逆流す
る。
傾斜が大きいとフロート室51内が空になることもある
そして方向転換が終って機体1を水平に戻すと燃料がフ
ロート室51に戻ろうとするが、フロートバルブ53の
周りのせまい空隙を通って、先ず管6内の空気が抜け、
次いで燃料がフロート室51に入るため、フロートレベ
ルの復帰に時間がかかる。
従って機関の再始動操作をしても、燃料の供給不足のた
め直ぐには始動できない。
燃料タンクと気化器フロート室を接続する燃料供給管の
頂部とタンク内の空間部とを、サイホン作用遮断用の通
気管でつないだ燃料供給装置が実願昭48−10106
8号(実開昭50−468i咥)の願書に添付した明細
書及び図面の内容を撮影したマイクロフィルムに記載さ
れている。
上記の考案は、ポンプ式の燃料供給装置において、タン
クの液面が気化器のフロートバルブより高い場合にフロ
ートバルブに異物が詰まるなどして完全に閉じない状態
のときポンプを止めると、サイホン作用によってタンク
内の燃料が気化器乃至機関のシリンダに不必要に流れ込
み、機関の再始動を困難にするのを防ぐためのものであ
り、本考案とは燃料供給方式を異にし、サイホン作用を
断つ目的およびその構成が相違している。
本考案は重力供給式の燃料供給装置を備えた内燃機関に
おいて、機体を燃料タンクが低くなる側に傾斜させたと
きに起る前記の欠点を除去し、機体の水平復帰後の機関
の再始動を確実にすることを目的とする。
上記の目的を遠戚するため本考案は、第3図、第4図に
示すように燃料供給管6の途中から通気管12を分岐さ
せ、機体1を燃料タンク4が低くなる側に傾けたとき、
上記燃料供給管6と通気管12の分岐部13がフロート
室51よりも高くなるように、上記分岐部13を気化器
5に対し燃料タンク4と反対側の気化器5と、はぼ同じ
高さ位置に配置し、上記通気管12の末端を分岐部13
より高い位置で開口させたものである。
通気管12の末端は、実施例のように燃料タンク4の上
部に接続してタンク内空間に通じさせるを可とする。
又分岐部13は3ウエイストレーナを用いても良い。
本考案は上記の構成であるから、平常は燃料供給管6−
分岐部13−燃料供給管61の中は燃料が満ちていて、
フロート室51内のフロートレベルは規定に保たれてい
る。
燃料タンク4が低くなる側に機体が傾くと、通気管12
、分岐部13を経て燃料供給管6の中に空気が入るため
サイホン作用はなくなり、分岐部13とフロート室51
間の管61内の燃料はタンク側に移動しない。
機体1を水平に戻すと、フロートレベルは変っていない
し、又管6内の空気は分岐部13から通気管12を経て
外に抜けるため、燃料は直ちに管6.61を満たす。
従って機関2は直ぐ始動できる。
以上のように本考案は、燃料供給管6から通気管12を
分岐させ、その分岐部13の位置を、気化器5に対し燃
料タンク4と反対側の気化器5とほぼ同じ高さに設定す
るだけの簡単な構成により、機体傾斜時のサイホン作用
による気化器フロート室から燃料タンクへの燃料の逆流
を阻止することができ、機関の再始動を確実にする効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の燃料供給装置を具えた動力耕耘機の側面
図、第2図はその機体前傾時の燃料供給装置の側面図、
第3図は本考案の燃料供給装置を具えた内燃機関の側面
図、第4図はその前傾時の燃料供給装置の側面図。 1は機体、2は内燃機関、4は燃料タンク、5は気化器
、51はフロート室、52はフロート、53はフロート
バルブ、6,61は燃料供給管、12は通気管、13は
分岐部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料タンクから液体燃料を気化器のフロート室に重力で
    供給腰機体を燃料タンクが低くなる側に傾けるとフロー
    トバルブが開く向きに気化器を取付けた内燃機関におい
    て、タンクとフロート室をつなぐ燃料供給管の途中から
    通気管を分岐させ、その分岐部を気化器に対し燃料タン
    クと反対側の気化器とほぼ同じ高さ位置に配置し、上記
    通気管の末端を分岐部より高い位置で開口させた内燃機
    関の燃料供給装置。
JP8337880U 1980-06-13 1980-06-13 内燃機関の燃料供給装置 Expired JPS6018618Y2 (ja)

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JP8337880U JPS6018618Y2 (ja) 1980-06-13 1980-06-13 内燃機関の燃料供給装置

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JP8337880U JPS6018618Y2 (ja) 1980-06-13 1980-06-13 内燃機関の燃料供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS578349U JPS578349U (ja) 1982-01-16
JPS6018618Y2 true JPS6018618Y2 (ja) 1985-06-05

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ID=29445701

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8337880U Expired JPS6018618Y2 (ja) 1980-06-13 1980-06-13 内燃機関の燃料供給装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60144136A (ja) * 1983-12-29 1985-07-30 Moriyama Kogyo Kk 磁石発電機の電機子

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Publication number Publication date
JPS578349U (ja) 1982-01-16

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