JPS5914307B2 - メタルソ−のチツプ自動ろう付装置 - Google Patents

メタルソ−のチツプ自動ろう付装置

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JPS5914307B2
JPS5914307B2 JP5708482A JP5708482A JPS5914307B2 JP S5914307 B2 JPS5914307 B2 JP S5914307B2 JP 5708482 A JP5708482 A JP 5708482A JP 5708482 A JP5708482 A JP 5708482A JP S5914307 B2 JPS5914307 B2 JP S5914307B2
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靖夫 吉澤
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NIPPON TSUSAN KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K31/00Processes relevant to this subclass, specially adapted for particular articles or purposes, but not covered by only one of the preceding main groups
    • B23K31/02Processes relevant to this subclass, specially adapted for particular articles or purposes, but not covered by only one of the preceding main groups relating to soldering or welding
    • B23K31/025Connecting cutting edges or the like to tools; Attaching reinforcements to workpieces, e.g. wear-resisting zones to tableware

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Die Bonding (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動ろう付装置に係り、特にメタルソーに超硬
チップ等をろう付するときに用いられる10メタルソー
のチップ自動ろう付装置に関する。
メタルソーヘの超硬チップ等のろう付は、チップ1体が
小さいため、供給されたチップの係止、メタルソーヘの
配設、及びろう付が完了するまでのチップの保持などに
関連したハンドリングが困15難である。しかも、メタ
ルンーヘのチップの取りつけは高い精度を要求される。
かかる理由により、従来、予め被ろう付物体が仮設され
た物体の自動ろう付け装置(実公昭45−17148)
や、ハンドリングが比較的容易な物体の自動ろう付装置
20或いは半田付け装置(特開昭55=161565、
特開昭56−132782)は提案されているが、メタ
ルソーヘチツプを自動的にろう付する装置は提案される
に至つていない。それ故、従来かかるろう付は、ほとん
ど人手を介して行わしていた。25さらにろう付は極め
て熟練を用する作業であるため、作業者を多く確保する
のが困難である。
その結果、ろう付の生産性の低さに起因して、メタルソ
ーが全体として高価になり品質がばらつくという問題点
がある。30−方、従来前記ろう付は、抵抗ろう付又は
誘導加熱ろう付で行われているが、前者にあつてはろう
付接合面における通電部分はろう付されないため、ろう
付の接着強度が弱いという欠点、また、後者にあつては
ろう付作業中、そのとなりの刃部35の部分が酸化され
、次に行うその部分のろう付が困難になるという欠点を
それぞれ有している。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、メタルソーの超硬チツプ等のろう付を自動化するとと
もに、信頼性の高いチツプのろう付を行いうるメタルソ
ーのチツプ自動ろう付装置を提供することにある。そし
て、そのために本発明に係るメタルソーのチツプ自動ろ
う付装置は、所定方向に配列して供給するチツプ供給手
段と、前記チツプ供給手段より供給されたチツプを所定
位置に係止させる係止手段と、前記係止されたチツプを
メタルソーの所定位置に配設する配設手段と、前記配設
されたチツプをろう付されている間保持する保持手段と
、ろう付される部分にフラツクスを塗布するフラツクス
塗布手段と、ろう付のための火炎を発生させるトーチろ
う付手段と、ろう付部にろうを供給するろう供給手段と
、メタルソーを間欠回転駆動させる駆動手段とを具備し
たことを特徴としている。
以下、本発明に係るメタルソーのチツブ自動ろう付装置
(以下「本発明装置」と呼ぶ)について図面とともに説
明する。第1図は本発明装置を正面より略示する図解図
である。
同図において、10は鉄又はステンレス等で形成される
略円板状のメタルソーであり,、メタルソー10にはチ
ツプのろう付される複数個の刃部11が周設されている
第2図は刃部及びこれにろう付されるチツプを拡大視し
た説明図であり、同図において、刃部11は略波形状を
なし、その一側辺部には角部が円弧状をなす切欠き12
が形成されている。そして同図イに示すように切欠き1
2には、一の角部が円弧状をなす略々直方体状の例えば
超硬合金よりなるチツプ13が後述する如く当接され、
ろう付が施される。同図口はチツプ13がろう付された
状態を示す説明図である。すなわち、チツプ13の鋭角
をなす先端部14が刃部11より突出する如くろう付さ
れる。第1図に戻つて、ろう付の施される前のメタルソ
ー10は、軸方向に摺動するとともに、回転可能な嵌挿
軸15に挿着され、さらに外側より保持板16と固定金
具17が挿入される。
しかる後に嵌挿軸15が軸方向に摺動し、メタルソー1
0が固定される。一方、20はチツプを所定の方向に配
列して供給するチツプ供給手段としてのチツプ供給部で
あり、チツプ供給部20はチツブを所定の方向に配列す
る例えば、パーツフイーダ21と、このパーツフイーダ
21によつて配列されたチツプの配列方向を維持させつ
つ、これを移行させる同図には表われていない案内溝の
形成されたシユータ22を含む。
30はチツプ供給部20より供給されたチツプを所定位
置に係止させる手段としての係止部であり、さらに40
は係止部30の所定位置に係止されたチツプを前記メタ
ルソー10の所定の刃部11に配設する配設手段として
の配設部である。
第3図に係止部30及び配設部40を説明するための図
解図を示す。すなわち係止部30はシユータ22の下端
に設けられ、出没自在に支持された案内プロツクと、前
記案内プロツクの下端より突出した先端部でチツプを係
止し、回動自在に支持された棒状体などを含む。案内プ
ロツクは、後述する突片31および案内板32により形
成される。同図において31はシユータ22の下端に突
設し、その傾斜側面がシユータ22に形成された案内溝
23の底面と同一平面上にある略々三角形状の突片、3
2は突片31を挟み込み、突片31の傾斜側面とは反対
側で接合され一体となつた案内板である。この案内板3
2は、前記接合部に、その一端が固定されている軸棒3
3に嵌装された圧縮バネ34によつて付勢されているの
で、軸棒33の軸方向に所定以上の力が加わるとその方
向に摺動される。35Aは「L」の字形状に折曲された
小径の金属棒で、金属棒35Aの折曲された一端は前記
突片31の先端部において、その傾斜側面より上方に突
出している一方、他端は、軸支板36Aで軸止された回
動軸37Aに貫通し、その先端部には錘材38Aが螺合
されている。
その結果、常時において金属棒35Aの一端は錘材38
Aの作用により突片31の先端部に接しているが、その
一端に所定以上の力が加わることにより同図における反
時計方向に回動される。また、35Bは一端部が階段状
に若干折曲された小径の金属棒で、その折曲された一端
部は突片31の傾斜面に沿つて、突片31の先端部まで
延在しており、かかる金属棒35Bは前記金属棒35A
と同様に、シユータ22の側面に取り付けられた軸支板
36Bに軸支される回動軸37Bにその一方端が貫通さ
れている。一方、35Cは一端が回動軸37Bに固定さ
れており、他端が折曲されている金属棒よりなるストツ
パ一であり、ストツパ一35Cは常時において金属棒3
5Bの折曲された一端部が突片31の傾斜面との間にチ
ツプの厚みよりも若干大きな間隙を形成するように設け
られる。また、金属棒35Bは、先端部に所定以上の力
が加わることにより、同図における時計方向に回動され
る。それ故、前述した係止部30は、突片31、案内板
32及び金属棒35A、及び35B等を含む。一方、配
設部40は係止部30とメタルソー10とに関連して設
けられ、「コ」の字形状に形成された枠体41の一方の
側壁には、その上方に枠体41を支持し、これを移行さ
せるための支持棒42が取り付けられているとともに、
その下方には前記係止部30の所定位置に係止されたチ
ツプを挟持する手段としての挟持棒43Aが摺動自在に
挿入されている。この挟持棒43Aは、チツプを挟持す
る先端部が小径の針状をなしている一方、枠体41の外
側より圧縮バネ44が嵌装されているため枠体41の内
方に向つて付勢されている。そして、挟持棒43Aの図
示しない他端に取り付けられた例えば、エアーシリンダ
が1駆動されることにより、挟持棒43Aは任意に開閉
される。さらに、枠体41の他方の側壁には、前記挟持
棒43Aと同心線上に挟持棒43Bが螺合されている。
この挟持棒43Bは、その先端が小径の棒状になつてい
るとともに、他端に形成された調整ツマミ45を調整す
ることによつて適宜位置に固定される。常時において、
挟持棒43A及び43Bは閉成されており、このときの
各先端間の距離は、前述したチツブ13の厚み寸法より
小さく設定されている。再び第1図に戻つて本発明装置
の説明を続けると、50は前記配設部40によつてメタ
ルソーに配設されたチツプをろう付されるまでの間これ
を保持する保持手段としての保持部である。
保持部50において、51は配設されたチツプを保持す
るための保持棒であり例えば、タングステン等で形成さ
れる。かかる保持棒51の支持されている支持プロツク
52が例えばエアーシリンダ53によつて駆動されるこ
とにより、前記保持棒51はその軸方向にあるメタルソ
ー10の所定の刃部にまで移行する。また、同図におい
て60はろう付される部分にフラツクスを塗布するフラ
ツクス塗布手段としてのフラツクス塗布器であり、フラ
ツクス塗布器60はフラツクス収容器61、金属パイプ
62、口金63、継手64及びエアーシリンダ65を含
む。
第4図はフラツクス塗布器の部分断面図を略示する図解
図である。同図イにおいて、略直方体形状の継手64に
は、一方の側面より長手方向に沿つて有底で先端部が径
小になつている小孔641が開設されているとともに、
その上面には前記小孔641に貫通する嵌入孔642及
び643が設けられ、さらに継手64の下面には、前記
嵌入孔643を同心線上に嵌入孔644が開設されて小
孔641に貫通している。そしてかかる嵌入孔642に
はフラツクス収容器61の一端の絞り口が、嵌入孔64
3には金属パイプ62の一端が、さらに嵌入孔644に
は先端部が略円錐状をなす口金63がそれぞれ嵌入封止
されているとともに、小孔641は口金63の中空部と
連通されている。また小孔641の開口部にはデーパネ
ジ645が螺着されている。一方、フラツクス収容器6
1の他端開口部には管栓66Aが螺着されており、この
管栓66Aの中央開口部には分散プロツク67が内側面
より取り付けられているとともに、管栓66Aの外側面
に突出した分散プロツク67の一端にはチユーブ68A
が装着されている。分散プロツク67は同図口に示すよ
うに、一端外周にフランジ671の周設された短小の金
属パイプ672の下面と、前記フランジ671と同径で
、その上面中空部に開設された有底の小孔673から放
射状に複数の凹溝674の削設された円板状の小片67
5の上面とが例えばろう付されて両者が一体となつてい
る。
一方、金属パイプ62の他端開口部には管栓66Bが螺
着され、この管栓66Bの中央部に突設する短小の金属
パイプにはチユーブ68Bが装着されている。
そして、フラツクス収容器61と金属パイプ62の上方
は固定板70に取り付けられている結果、第1図に示す
ように、前記固定板70の一方に駆動軸の一端の取り付
けられているエアーシリンダ65が駆動されることによ
り、フラツクス塗布器60はこれに連動し上下方向に反
復駆動する。
また、第1図において80はろう付のための火炎を発生
させるトーチろう付手段としてのトーチであり、このト
ーチ80は例えばプロパンガスと酸素の混同ガスがそれ
ぞれ排出される火口81A及び81Bを含み、これらの
火口81A及び81Bはエアーシリンダ82によつて上
下方向に反復駆動される。90は、ろう付部にろうを供
給するろう供給手段としてのろう供給器であり、このろ
う供給器90は、金属パイプ91の下方端にノズル92
が取り付けられており、例えば図示しないモータを駆動
することにより針金状に形成されたろうが金属パイプの
上方端に装着されたチユーブを通じて送出され、前記ノ
ズル92の先端孔より一定量のろうが供給される。
そして、このろう供給器90はこれに関連して設けられ
るエアーシリンダ93によつて上下方向に反復駆動され
る。一方、100はメタルソーを間欠回転駆動させる駆
動手段としての駆動器であり、1駆動器100は、これ
に含まれるアーム101を略軸方向に所定距離の反復運
動を与え、ろう付の終了ごとにメタルソーを間欠,駆動
させることにより、次のろう付されるべき刃部を所定位
置にもつてくる。
上述の如き構成を有する本発明装置は、図示しない制御
器によつてその動きがコントロールされている。以下、
本発明装置の動作について説明する。
まず、チツプをろう付しようとするメタルソーを嵌挿軸
15に挿着し、これを固定する。一方、第2図に示した
如き多数個のチツプをパーツフイーダ21に投入する。
パーツフイーダ21は投入されたチツプを所定の方向に
配夕1ルて、これをシユータ22の案内溝23に導出す
る。そして、所定の方向に配列されたチツプのうちの1
個がシユータ22の案内溝23に沿つて下方へ落下し、
第2図で示すようにシユータ22の下端に設けられた係
止部30の金属棒35Aの先端部に当接して、突片31
の傾斜面の先端部に於いて停止する。それ故、金属棒3
5Aの錘材38Aはチツプがその先端に当つてもほとん
ど回動しない程度に、その位置を調整される。また、シ
ユータ22を落下してきたチツプは、金属棒35Bがあ
るので、金属棒35Aに当たつた衝撃で外へ飛び出すこ
とはないそして、前述したようにチツプが係止部30の
所定位置に係止されると、配設部40は、その挟持棒4
3Aと43Bとを開放し、係止部30に向つて移動する
そして、挾持棒43A及び43Bが、係止部30の案内
板32を押し下げて、前記係止されたチツプを挟む位置
まで達したとき、配設部40はその移動を停止するとと
もに、挟持棒43Aが閉成される結果、前記チツプは挟
持棒43Aと43Bとに挟持される。配設部40はチツ
プを挟持した状態でメタルソーに向つて移行する。この
とき、挟持棒43A及び43Bによつて挟持されたチツ
プは金属棒35A及び35Bの先端部に係止されている
が、金属棒35A及び35Bは、回動して下方及び上方
へ逃げるため、配設部40の動きが邪魔されることはな
い。そして、配設部40が挟持したチツプをメタルソー
10の所定の刃部11に配設した後、保持部50の保持
棒51がエアシリンダ53によつて駆動され、前記配設
されたチツプをその位置に保持する。第5図はメタルソ
ーに配設されたチツプを保持棒が保持する際の状態を略
示する斜視図である。同図において第1図〜第3図と同
一物は同一符号で示してある。保持棒51がチツプ13
を保持した後、配設部40の挟持棒43Aが開放し、配
設部40は所定位置に戻つて停止する。次にフラツクス
塗布器60のエアーシリンダ65が動作し、フラツクス
収容器61及び金属パイプ62が下方へ落りて、前記保
持棒51によつて保持されている。
チツプ13を含む所定領域にフラツクスを塗布する。す
なわち、第4図において、フラツクス収容器61には、
チユーブ68Aを通じて所定圧の空気が所定時間送り込
まれている。このとき空気は、分散プロツク67の凹溝
67から容器内に送り込まれるので、例えば比較的粘性
の高いフラツクス等において、送り込まれた空気が容器
内のフラツクス69を貫通するようなことがない。それ
故、フラツクス69は空気圧により押し出されて口金6
3の中空部を充填する。一方、エアーシリンダ65の動
作によつてフラツクス収容器61等が下方へ落りて停止
すると同時に、金属パイプ62に装着されたチユーブ6
8Bの図示しない一端に接続されている電磁弁が短時間
開放することにより、適宜圧の空気が金属パイプ62を
通つて口金63内に突入する。その結果、口金63の中
空部に充填しているフラツクス69が排出され、ろう付
される部分にフラツクスが塗布される。このとき、チユ
ーブ68Aの図示しない一端に接続されている電磁弁が
閉成するので、空気がフラツクス収容器内に流人される
ことはない。フラツクスの塗布が終わるとシリンダ65
によりフラツクス収容器61等はもとの位置に戻る。そ
して、次にエアーシリンダ82が動作することにより、
トーチ80が下方へ落りてフラツクスの塗布されたろう
付部を加熱する。その後、エア一シリンダ93が動作す
ることにより、ろう供給器90が下がり、ノズル92の
先端より針金状のろう材を供給する。供給されたろう材
は溶触し、チツプとメタルソーの刃部側面との間に流れ
込んで両者をろう付する。ろう付が終わるとトーチ80
及びろう供給器90が元の位置に戻る。その後、ろう付
されたチツプを保持棒51で保持した状態でろう付部を
例えば、空気を吹きつけること等により冷却するのが好
ましい。ろう付部が冷却された後、保持棒51は元の位
置に戻るとともに、駆動器100のアーム101が1駆
1駆され、メタルソ−10を1ピツチ回転させる。
そして、上述したと同様動作を繰り返し新たなろう付が
行われる。
以下、同様にしてメタルソーに周設されたすべての刃部
11のろう付が完了すると装置は停止する。以上の本発
明装置の実施例の説明より明らかなように、本発明装置
は従来自動化の困難であつたメタルソーへのチツプのろ
う付の自動化を実現したものであるから、作業者の熟練
を必要としない一方、ろう付の生産性を著しく向上する
ことができるので、メタルソー全体としての製造コスト
を下げることができるとともに品質を一定にすることが
できる。
また、本発明装置はトーチろう付を行うものであるので
、比較的信頼性の高いろう付を行うことができる。
尚、実施例においてチツプ供給手段はパーツフイーダを
含むものであるとして説明したが、これに限られるもの
でなく例えば、予めチツプが所定ケースに配列包装され
ているものを用いるものであつてもよい。
また、配設手段において、チツプは挾持棒で挾持される
として説明したが、これは例えば、チツプを真空チヤツ
クで吸着する如きものであつてもよい。
さらに係止手段における金属棒35Aの如きは、配設部
の動きに関連して駆動される直流ソレノイド等を用いて
も同様の作用を行わせることができる。
そして、駆動手段として駆動器は、実施例で説明したも
のに限られる訳ではなく例えば、嵌挿軸に所定歯数のギ
ャ等を装着して、これを駆動することによりメタルソー
を間欠回転1駆動させるものであつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を正面より略示する図解図、第2図
は刃部及びこれにろう付されるチツプを拡大視した説明
図、第3図は係止部及び配設部40を説明するための図
解図、第4図はフラツクス塗布器の部分断面を略示する
図解図、第5図はメタルソーに配設されたチツプを保持
棒が保持する際の状態を略示する斜視図である。 10・・・・・・メタルソー、11・・・一・・刃部、
13・・・・・・チップ、20・・・・・・チツプ供給
部、30・・・・・・係止部、40・・・・・・配設部
、43A,B・・−・・・挟持棒、50・・・・・・保
持部、60・・・・・・フラツクス塗布器、61・・・
・・・フラツクス収容器、80・・・・・・トーチ、9
0・・・・・・ろう供給器、100・・・・・・駆動器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 メタルソーにチップを自動的にろう付する装置にお
    いて、チップを所定方向に配列して供給するチップ供給
    手段と、前記チップ供給手段より供給されたチップを所
    定位置に係止させる係止手段と、前記係止されたチップ
    をメタルソーの所定位置に配設する配設手段と、ろう付
    が行われている間前記配設されたチップを保持する保持
    手段と、ろう付される部分にフラックスを塗布するフラ
    ックス塗布手段と、ろう付のための火炎を発生させるト
    ーチろう付手段と、ろう付部にろうを供給するろう供給
    手段と、メタルソーを間欠回転駆動させる駆動手段とを
    具備し、且つ、前記係止手段は、チップ供給手段の下端
    に出没自在に支持された案内ブロックと、前記案内ブロ
    ックの下端より突出した先端部でチップを係止し、回動
    自在に支持された棒状体を含むものであり、前記配設手
    段は前記係止手段によつて係止されたチップを挾持する
    挾持棒を備え、この挾持棒によつて前記案内ブロックを
    押し下げて係止されたチップを挾持し、該チップをメタ
    ルソーの刃部に配設するものであり、前記保持手段はメ
    タルソーの刃部に配設されたチップの1面を前記刃部の
    端面に押しつけて保持する保持棒を備えたものであるこ
    とを特徴とするメタルソーのチップ自動ろう付装置。
JP5708482A 1982-04-05 1982-04-05 メタルソ−のチツプ自動ろう付装置 Expired JPS5914307B2 (ja)

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