JPH0122064B2 - - Google Patents

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JPH0122064B2
JPH0122064B2 JP58131100A JP13110083A JPH0122064B2 JP H0122064 B2 JPH0122064 B2 JP H0122064B2 JP 58131100 A JP58131100 A JP 58131100A JP 13110083 A JP13110083 A JP 13110083A JP H0122064 B2 JPH0122064 B2 JP H0122064B2
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Keenii Peetaa
Geringu Noruberuto
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KEENII MASHIINENBAU GmbH
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KEENII MASHIINENBAU GmbH
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、丸鋸等の回転工具、その他の工具の
先端に超硬合金等から成るチツプ(刃先)を自動
的にろう付けする装置に関する。
〔従来の技術〕
チツプの自動ろう付装置としては(a)チツプ供給
装置によつて所定位置に用意されたチツプを受取
つてろう付用ホルダまで送りろう付用ホルダに引
渡すチツプ移送装置と、(b)チツプのろう付面にろ
う材片を載せるろう材片分配装置と、(c)チツプの
ろう付面と関連のろう材片との間にフラツクスを
送入するフラツクス供給装置とを備え、該ろう付
用ホルダがチツプ移送装置によつて送られたチツ
プを受取る引渡位置と、加熱・ろう付・冷却工程
の間にフラツクスおよびろう材片を備えたチツプ
が工具先端に押圧されるろう付位置との間を往復
運動する形式のものがあり、本発明はこの形式の
装置に関する。
この種のある公知の装置は、8つの把持トング
を垂直軸線のまわりに回転自在に円形に配置した
固有の回転テーブルを有している。上記把持トン
グは、把持トングの平面の上方に垂直に配設した
超硬合金チツプ供給装置の下方を通過し、この
際、それぞれ、上記供給装置からチツプの供給を
受け、次いで、各トングは、円形経路上を移動し
て、上方を向いているチツプのろう付面に上方か
らフラツクスを滴下するフラツクス供給装置に至
る。次いで、各トングは、フラツクスを被覆した
チツプの上面にろう材片(例えば、真鍮片)を載
せる個所に達する。チツプと、その上面に滴下し
たフラツクスと、その上に載せたろう材片とから
成るユニツトは、把持トングによつて別の個所に
送られてろう付用ホルダに移行され、上記ホルダ
によつて、回転テーブルから半径方向に離れたろ
う付位置に送られ、上記ろう付位置において、ろ
う付け対象である丸鋸の先端に押圧される。
〔発明が解決しようとする課題〕
この公知の装置は、多数の把持トングを各作業
位置を通じて移送しなければならず、従つて、相
互に無関係に制御しなければならないので、技術
的に極めてこみ入つたものであり、経費がかか
る。更に、回転テーブルは、堅牢な独立のマシン
フレームに設置しなければならないので、上記の
高経費が助長される。更に、回転テーブルは、径
が極めて大きいので、ろう付を行う丸鋸の1つの
側に立つている操作者は、別の側にある部分に手
が届かず、別の側に現れたトラブルを排除するに
は、装置を迂回しなければならない。
従つて、本発明の目的は、必要な機械的必要お
よび制御技術的必要を低減するとともに、本質的
により小さく、よりコンパクトで、より操作し易
いよう、冒頭に述べた種類の装置を改良すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、冒頭に記載した形式のチツプ自動
ろう付装置において、本発明にもとづき、チツプ
移送装置16と、ろう材片移送装置として構成さ
れるろう材片分配装置18を、1つの移送装置に
共架すること、前記移送装置17は2つの終点
A,D間を往復運動可能であり、チツプをチツプ
供給装置から、ろう材片をろう材片受取位置にお
いて、夫々受取るべき位置A,Cを有すること、
前記移送装置17の2つの終点のうちの1つDお
いて、チツプ40がろう付用ホルダ14に引渡さ
れ、且つろう材片移送装置18がろう材を引渡す
べき位置をとること、前記ろう材片引渡位置で、
ろう材片がチツプの上に置かれると共に該ろう材
片引渡位置がろう付用ホルダの運動路に設けてあ
ることによつて達成される。
なお、請求の範囲に付記した図面参照符号は、
理解を助けるためのものであり、図示の態様に限
定することを必ずしも意図しない。
〔作用〕
本発明に係る装置は、同時に回転しながら複数
の作業位置を通過する多数の把持トングの代わり
に、1つのチツプおよび1つのろう材片ごとに、
それぞれ、チツプまたはろう材片の受取個所と引
渡個所との間を往復運動する唯一つのチツプ移送
装置および唯一つのろう材片移送装置を設け、且
つこのスライダを統合するものである。ろう材片
は、ろう付用ホルダに移行させた後に、チツプに
載せるようにすれば、技術的必要が本質的に低減
されると言う知見に依拠する。対応する作業位置
の間を往復運動させるスライダが唯一つとなるよ
う、双方の移送装置を統合したことにより、上記
装置は特に簡単となる。丸鋸の先端にろう付けす
るためにチツプとフラツクスとろう材片とをユニ
ツトに一体化統合する際、一連の作業工程を時間
的に順次に実施する必要があるが、本発明に基く
実施例の直線的配置構成は、この種の作業サイク
ルに一般的に理想的と考えられている公知の回転
テーブル式構成よりも好適である。即ち、本発明
に係る装置は、本質的により小形で、操作し易
く、技術的に簡単であるのみならず、特殊な用例
では、単位時間当り、公知の回転テーブ式装置と
少くとも同数のろう付を行うことができる。
即ち、複雑なろう付作業に要する時間は、主と
して、チツプを移送装置からろう付用ホルダに移
し、ろう付用ホルダをろう付位置に移動し、ろう
付に必要な温度に加熱し、丸鋸先端とチツプとの
間の押圧力を除いてもチツプのずれまたは剥落の
恐れがないよう、ろう付個所を十分に冷却するの
に必要な時間によつて決まる。この時間は、公知
の装置および本発明に係る装置についてもほぼ同
一であり、本発明に係る装置の往復運動するチツ
プ移送装置およびろう材片移送装置によつて次の
ろう付作業に必要な部材を移送するのに十分であ
り、従つて、ろう付作業に比して遥かに高速で各
作業個所を通過する、制御が複雑で高価な回転テ
ーブル形装置を使用する必要はない。
〔好適な実施の態様〕
本発明に係る実施例の装置の特に有利な構成で
は、公知の装置とは異なり、チツプのろう付面に
上方からフラツクスを滴下すると言うフラツクス
供給方式は採らない。因みに、公知の装置では、
高温に加熱して液状としたフラツクスを、ポンプ
によつて、把持トングの移動路の上方に延在する
個所で下面に小さい孔を設けたホース内を循環さ
せ、上記小孔から下方のチツプ上にフラツクスを
滴下させる。この場合、固化したフラツクスによ
つて滴下孔が閉塞され、フラツクスがチツプに滴
下されず、従つて、後から載せたろう材片が剥落
し、ろう付が行われないと言う危険性がある。
これに反して、本実施例の装置では、フラツク
スは、上方に開放した比較的小さいタンク内に液
状に保持する。水平軸線のまわりに旋回できる撹
拌アームの前端を、フラツクス内に浸漬し、吸引
プランジヤの下面に吸着されたろう材片が撹拌ア
ームの上方に来たならば、上方へ旋回し、撹拌ア
ームの前端に液滴状に附着したフラツクスでろう
材片下面を濡らす。この装置は閉塞されることは
ないので、各チツプと各ろう材片との間に十分な
量のフラツクスを確実に塗布できる。
本発明に係る装置の利点は、チツプとフラツク
スとろう材片とから成るユニツトが、先行技術に
おける如く移送装置において一つに統合され次い
で一体的にろう材ホルダに移されるのではなく、
本来のろう付工程の直前にろう付用ホルダ自体に
おいて上記ユニツトの一体化を行うと言う点にあ
る。かくして、チツプに載せたろう材片が、ろう
付個所に移送する際に落下することにより、自動
的に進行するろう付工程の重大なトラブルが生ず
る危険性は、2重に完全に防止される。何故なら
ば、一方では、ろう材片は、移送装置からろう付
用ホルダにすでに移行されたチツプに載せるの
で、上記移行操作は、全く問題を生ぜず、他方で
は、載せたろう材片が当該のチツプから落下する
恐れのある時間は、極めて短いからである。更
に、本発明の実施例にもとづき、ろう材片の存在
の有無を点検して、ろう材片がない場合には直ち
に警報信号を発生するセンサをろう付個所の直前
に設ける。本発明においてチツプとしては、超硬
合金等の焼結超硬材料であつてロウ付け可能な硬
質材料を目的に応じて用いることができ、工具は
丸鋸等の多くのチツプを備えた回転工具に一般に
適用できる。
実施例を示す添付の図面を参照して以下に本発
明を詳細に説明する。
〔実施例〕
本発明に係る装置は、固有のマシンテーブルを
必要としないよう構成してあり、図示の如く、取
付プレート2,3によつて、高温のろう付温度を
得るのに必要な高周波発生器1に直接固定でき
る。
第1図の左下方に示した丸鋸5は、丸鋸5を矢
印Lの方向へろう付位置に送ることができるスラ
イダ7に固定した迅速作動式チヤツク6に取付け
てある。ろう付位置では駆動装置9のローラ10
が、丸鋸5の側面に当接し、従つて、丸鋸5は、
第1図に破線で示した軸線11のまわりに駆動さ
れる。かくして、丸鋸5の先端(山部)を順次に
ろう付位置に置き、ろう付用ホルダとして構成し
た把持トング14のジヨー12,13によつて保
持されたろう付けすべき超硬合金チツプに上方か
ら当該の丸鋸先端を押圧することができる。即
ち、ろう付けすべき丸鋸5の先端を、駆動装置9
によつて、ろう付用把持トング14に保持したチ
ツプに上方から押圧できるよう、把持トング14
は、スライダ15(第2図)によつて第1図図示
の位置から矢印F(第1図)の方向へ丸鋸5に向
つて移動される。上記の押圧時、上記チツプと丸
鋸5の先端(山部)との間には、ろう材片および
フラツクスが設置してある。
第1図に示した一実施例においてはろう材片受
取位置A、フラツクス供給位置B、チツプ受取位
置C、ろう材引渡位置Dが直線上に配置してあ
る。勿論、この配置は種々変更して実施可能であ
る。例えばチツプ受取を移して一方の終点とする
こともでき、或は配置は直線上に限られない。
第1図ではロー付用把持トング14は、ろう付
位置から最も離れた位置、即ち、チツプ移送装置
16として構成した第2把持トングが引渡位置D
に来た際に上記第2把持トングによつて移送され
たチツプを受取ることができる受取位置にある。
(第2d図参照) 第1図に示した如く、チツプ移送装置16は、
終点位置A,Dの間でろう付用把持トング14の
運動方向に垂直に支持板19に沿つて二重矢印G
の方向へ上記移送用把持トング16を往復運動せ
しめ得るスライダ17に取付けてある。
第1図では、スライダ17は、引渡位置Dから
最も離れた終点位置Aにある。この位置では、チ
ツプ移送用把持トング16は、休止状態にある。
この終点位置Aでは、吸引プランジヤとして構成
し、(第2a〜2d図)かつチツプ把持トング1
6よりもとび出させて(第1図)移送装置17に
取付けたろう材片移送装置18が、図示してない
装置によつてボビン22から矢印Kの方向へ間欠
的に引出されるリボン21から矢印Hの方向へ可
動なカツタ20によつて切断したろう材片(第2
a図)を吸着、保持する。
位置Aにおいて上記装置が終わると、スライダ
17が、位置Bに移動し、ろう材片移送装置18
は、フラツクス25の容器24の上方に位置す
る。容器24内のフラツクス25中には、アーム
27の前端26を浸漬する。アーム27は、前端
26が、第2b図の矢印Mに示した如く、フラツ
クス25から上昇されるよう、水平シヤフト28
によつて旋回することができる。この際、アーム
27の前端26が、吸引プランジヤ18によつて
保持したろう材片の下面に接触し、アーム前端2
6の本発明に係る特殊な構成にもとづきアーム前
端26に附着して上昇したフラツクスはろう材片
に附着する。
この態様を第3a図および第3b図に詳細に示
した。第1図の右側から見た断面図である第3a
図から明らかな如く、容器24の内部スペース
は、上記の方向で見て、シヤフト28の回転軸線
上に中心がある部分円形断面を有する。従つて、
前端26がほぼ容器24の底面に達したアーム2
7は、シヤフト28を回転して、矢印Sの方向へ
第3a図に破線で示した位置に上昇させることが
できる。この上昇時、上記アーム前端は、容器の
底壁の近傍を底壁に沿つて運動する。この運動は
重要である。何故ならば、かくして、フラツクス
が均一に混合され、フラツクスの固化を招くデツ
ドゾーンの形成が防止されるからである。アーム
27の前面図である第3b図から明らかな如く、
容器内部スペースのこの方向の断面はV字状であ
り、従つて、同じく、フラツクス25のデツドゾ
ーンの形成が防止される。
アーム27の前端26には、本発明にもとづ
き、上昇位置(第3a図)においてアーム27の
表面から上方へ突出する2つのピン29がはめ込
んである。上記ピンを設けたことによつて、アー
ム27は、上昇時、吸引プランジヤ18によつて
保持されろう材片(第3a図には示してない)の
下面を必要な程度に濡らすのに十分な大きさのフ
ラツクス滴を随伴、上昇せしめることができる。
アーム27の縦方向の双方ピン29の間隔は、吸
引プランジヤ18に保持したろう材片の上記方向
の長さよりも幾分小さい。
ろう材片の下面がフラツクスで濡らされたなら
ば、チツプ移送用把持トング16がチツプ供給装
置30の端部を形成する個別分配装置31の上方
に位置するようになる位置Cにスライダ17を移
動する。
第1図から明らかな如く、チツプ供給装置30
は、左右のチツプを上方から導入する、上方へ開
放した、断面が円筒形の容器34,35を有する
2つの配向装置32,33を含んでいる。これら
の配向装置32,33は容器34,35の底面に
あるチツプを容器内壁に設けた上昇するラセン状
経路に沿つて上昇せしめるそれ自体公知の態様の
振動運動を行う。上記ラセン状経路に沿つて、位
置または向きが所定の目標位置とは異なるすべて
のチツプを正しい位置に回転するまたは容器3
4,35にもどす偏向装置および邪魔板(図示し
ていない)が設けてある。かくして、各ラセン状
経路36,37の上端には、次段で丸鋸5にろう
付けするのに必要な方向を向いた左右のチツプ
が、順次且つ交互に現れる。
ラセン状経路36,37の上端に現れるチツプ
40は、真直ぐな案内路41,42によつてプツ
シヤ(図示してない)を有する個別分配装置31
に送られる。双方の矢印N1,N2で上記プツシヤ
の機能を模式的に示した。
矢印N1,N2で示した如く、プツシヤは、第1
図の左右の位置、即ち、プツシヤが、案内路4
1,42内の最先端のチツプ40を受け取つて、
第1図に矩形43で示した中央位置に摺動させる
ことができる。
チツプ40が上記中央位置43に達すると、プ
ランジヤ44が、第2c図の矢印Pで示す如く、
上昇し、チツプ移送用把持トング16の開放状態
の把持ジヨー45,46で把持し得るようチツプ
40を押上げる。
チツプ40が上記把持ジヨー45,46に把持
されると、スライダ17は、チツプ40を引渡位
置Dに移動させる。この引渡位置では、チツプ4
0は、この位置に完全にもどつているろう付用把
持トング14の上方に位置し、上記トングに引渡
すことができる。又この移送装置17が引渡位置
Dにくると、ろう材片供給装置18は正確にろう
材片設置位置47の真上にくるように構成されて
いる。上記のチツプ引渡が行われると、ろう付用
把持トング14は、第1図の矢印Fの方向へ前進
し、その結果、チツプ40は、矩形47で示した
位置に待機している吸引プランジヤ18の正確に
下方の位置を取る。
この時点には、吸引プランジヤ18の下面にろ
う材片を固定している負圧が除かれるので、ろう
材片は、位置47にあるチツプの上面におろされ
る。ろう材片の下面には、位置Bにおいて、フラ
ツクスが被覆されているので、フラツクスは、チ
ツプ40の上面と上記チツプに載せたろう材片の
下面との間に位置する。
次いで、既述の如く、ろう付用把持トング14
をろう付位置に移動することができる。この場
合、ろう付片が実際にチツプに載つているか否か
を検知器48によつてチエツクする。以下のろう
付工程の間に、チツプおよびろう材片の組合せ移
送装置16,17,18を出発位置Aにもどし、
次の作業サイクルを開始できる。
高周波誘導加熱装置によつて実施するろう付工
程は、加熱および冷却を含めて、数秒を要するの
で、チツプ、ろう材片移送装置16,17,18
をろう付用把持トング14とともに引渡位置に送
るのに十分な時間がある。ろう付用把持トング1
4は、双方の終点位置の間を高速で往復運動でき
るので、全作業サイクルの全長は、本質的に、ろ
う付工程の長さによつて決まる。
〔効果〕
本装置の採用により、回転鋸の歯等のろう付準
備作業が極めて高速且つ連続して行われる結果、
ろう材加熱装置の遊び時間が少なくなり、能率化
が図られる。更に自然冷却の結果再加熱に時間が
かかるという問題がなくなることからも作業能率
があがる。又チツプとろう材片を相互に組立てた
後ろう付場所へ移動するという作業が不要とな
り、組立てたチツプとろう材片が、再びはがれて
しまうというトラブルも減少し、更に能率があが
ることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る装置の略平面図、第2
a〜2d図は、第1図の矢印11−11の方向か
ら見た側面図で、それぞれ、歯およびろう材片の
組合せ移送装置が第1図の位置A〜Dにある状態
を示すもの、第3a図および第3b図は、それぞ
れ、ろう材片の下面にフラツクスを塗布するため
の本発明に係る装置の略側面図および略正面図で
ある。 5……丸鋸、14……ろう付用ホルダ、16…
…チツプ移送装置(把持トング)、17……移送
装置(スライダ)、18……ろう材片移送装置
(吸引プランジヤ)、24……フラツクス容器、2
7……フラツクス塗布アーム、30……チツプ供
給装置、47……ろう材片設置位置、A〜D……
作動位置、A……ろう材片受取位置、B……フラ
ツクス供給位置、C……チツプ受取位置、D……
ろう材(チツプ、ろう材片)引渡位置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 丸鋸等の工具の先端に超硬合金等から成るチ
    ツプを自動的にろう付けする装置であつて、(a)チ
    ツプ供給装置によつて所定位置に用意されたチツ
    プを受取つてろう付用ホルダまで送りろう付用ホ
    ルダに引渡すチツプ移送装置と、(b)チツプのろう
    付面にろう材片を載せるろう材片分配装置と、(c)
    チツプのろう付面と関連のろう材片との間にフラ
    ツクスを送入するフラツクス供給装置とを備え、
    該ろう付用ホルダがチツプ移送装置によつて送ら
    れたチツプを受取る引渡位置と、加熱・ろう付・
    冷却工程の間にフラツクスおよびろう材片を備え
    たチツプが工具先端に押圧されるろう付位置との
    間を往復運動する形式のものにおいて、 (i) チツプ移送装置16と、ろう材片移送装置と
    して構成されるろう材片分配装置18を、1つ
    の移送装置17に共架し、 (ii) 前記移送装置17は2つの終点A,D間を往
    復運動可能であり、チツプをチツプ供給装置か
    ら、ろう材片をろう材片受取位置において、
    夫々受取るべき位置A,Cを有し、 (iii) 前記移送装置17の2つの終点のうちの1つ
    Dおいて、チツプ40がろう付用ホルダ14に
    引渡され、且つろう材片移送装置18がろう材
    を引渡すべき位置をとり、 (iv) 前記ろう材片引渡位置で、ろう材片がチツプ
    の上に置かれると共に該ろう材片引渡位置がろ
    う付用ホルダの運動路に設けてあること を特徴とする装置。 2 前記移送装置17が通路を往復運動可能であ
    り、ろう材片移送装置18がろう材片を上昇、保
    持する吸引装置として構成してあることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 フラツクス供給装置24〜29が、下方から
    ろう材片をフラツクスで濡らすアーム27を有
    し、ろう材片移送装置18の移動範囲に配置して
    あることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    の装置。 4 チツプ移送装置16が、チツプ個別分配装置
    31からチツプ40を受取る把持トング16で構
    成されることを特徴とする特許請求の範囲第1〜
    3項の一に記載の装置。 5 チツプ個別分配装置31が、2つの終点位置
    の間を往復運動するプツシヤを含み、上記プツシ
    ヤは、1つの終点位置において、チツプ供給装置
    30によつて用意された一方の側のチツプ40の
    供給を受け、別の終点位置において、チツプ供給
    装置30によつて用意された他方の側のチツプ4
    0の供給を受け、プツシヤ内に含まれるチツプ4
    0を把持トング16に引渡す中央位置43に移動
    させ得ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜
    4項の一に記載の装置。 6 上記プツシヤが、把持トング16の運動路の
    下方に配置してあり、中央位置43においてプツ
    シヤ内のチツプ40を上昇せしめる押し棒44が
    設けてあることを特徴とする特許請求の範囲第5
    項記載の装置。 7 移送装置17が、2つの終点位置A,Dの間
    を往復運動できるスライダとして構成され、1つ
    の終点位置を成す引渡位置Dからろう付位置に至
    るろう付用ホルダ14の運動路が、スライダ17
    の上記終点位置Dにおいて、ろう付片移送装置1
    8の下方に延びていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1〜6項の一に記載の装置。 8 スライダ17の別の終点位置Aが、ろう材片
    移送装置18のろう材片受取位置と一致すること
    を特徴とする特許請求の範囲第7項記載の装置。 9 スライダ17が、双方の終点位置A,Dの間
    に2つの中間位置B,Cを有し、このうち1つの
    中間位置Bは、ろう材片にフラツクス25を塗布
    するのに役立ち、別の中間位置Cは、チツプ40
    をチツプ移送装置16に引渡すのに役立つことを
    特徴とする特許請求の範囲第8項記載の装置。 10 ろう付用ホルダ14が、水冷可能な把持ト
    ングとして構成してあることを特徴とする特許請
    求の範囲第1〜9項の一に記載の装置。 11 ろう付用ホルダ14の運動路には、ろう付
    位置の直前に、ろう材片がチツプに載つているか
    否かを監視するセンサ48が設けてあることを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜10項の一に記載
    の装置。 12 フラツクス供給装置24〜29が、上方へ
    開放したフラツクス25の容器24を含み、上記
    容器の内部スペースは、部分円形の垂直断面を有
    し、アーム27が、シヤフト回転軸線が部分円の
    中心を通るよう容器24の上方に配置した水平シ
    ヤフト28のまわりに回転自在であることを特徴
    とする特許請求の範囲第3〜11項の一に記載の
    装置。 13 アーム27の前端26が、ほぼ容器24の
    底面まで達することを特徴とする特許請求の範囲
    第12項記載の装置。 14 容器24の内部スペースが、アーム27の
    運動面に垂直な断面で見て、ほぼV字形の断面を
    有することを特徴とする特許請求の範囲第12項
    または第13項記載の装置。 15 アーム27の前端26には、アーム27の
    上昇位置においてアーム表面から上方へ突出する
    2つの隆起が、アームの縦方向へ相互に離隔して
    設けてあることを特徴とする特許請求の範囲第1
    2〜14項の一に記載の装置。 16 上記隆起が、アーム27の対応するボアに
    圧入した2つのピン29から成ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第15項記載の装置。
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