JPS59141993A - ドライクリ−ニング機械の付属装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は乾燥及び脱臭回路がいわゆる常時開タイプのド
ライクリーニング機械に意図された付属装置に関し、こ
の装置は独創的であるばかシでな〈従来の機械に特別の
工夫を施すことなく簡単に取付けることができるもので
ある。

従来技術 上述したようなタイプのドライクリーニング機械におい
ては、洗浄タンクから溶剤が排出されると、タンク内の
衣服の乾燥を行う必要がある。

閉乾燥回路がこの目的のために設けられ、この回路は順
番に上述のタンク、フィルター、表面凝縮器、ファン及
びヒータから成っている。温風が衣服に浸透した溶剤や
水に当って溶剤や水を蒸発させる。この蒸気が凝縮器に
接触すると、冷却されて一部凝縮し、そして水が溶剤か
ら分離されると、溶剤が回収されることになる。

上述の凝縮器の管巣部には液体が（ポンプによって）強
制循環される。

従来の解決策においては、上記管巣部は一方において水
道に接続され、他方はドレンに排水される。この場合に
は、水の消費量がかなりのものであシ、管束部のシール
が不完全であると溶剤（−（′リクロロエチレン、トリ
クロロエチレン、トリクロロエタン等により構成される
）が排水中に浸入して水質汚染を招く恐れがあることは
明らかであろう。

この問題を克服するために、管巣部とこれから出た水を
冷却する装置とを含む閉回路が形成され、この冷却１を
例え１領壜、詔タイプの熱交換器によシ又は冷却設備の
蒸発器を全使用することによシ行わるが、このような解
決策は複雑で面倒なものであることは当業者に周知の通
ｐである。

乾燥工程には必ず脱臭工程を続けなければならず、この
脱臭工程は２個の穴、即ち空気供給のためのものと空気
排出のためのもの、により外部に通ずる適当な開回路と
なっている。この開回路（機械の作動サイクルがインタ
ーロックされる適当な部材により規制されている）は述
べる順に供給穴から始って、上述のタンク、上述のフィ
ルタ及び上述のファンから成っている。

ファンにより生成された礎、気の流れが供給穴から排出
穴に向かって起り、そこに含まれる水や溶剤の蒸気を運
ぶ。

従来の例では、この流れは（例えば・タイプによって）
直接的に外部に排出され、溶剤の損失及び大気汚染を招
く結果となっている。

その他の従来例では、溶剤を除去する装置（例えば適当
に冷却された活性炭等の層）が排出穴と直列に配置され
るが、このような装置の複雑さと価格については当業者
に知られる通りである。

発明の目的 本発明の目的は、循環する液体の消費を防止し且つこの
液体を冷却せしめるために管巣部に接続され、さらに、
脱臭回路の上述の穴に接続されて溶剤蒸気が大気に排出
されるのを防止するとともに溶剤が回収されるようにし
たクリーニング機械等の付属装置を得ることにあり、こ
れを信頼性のある創造的技術解法の使用によって為し遂
げることにおる。

本発明の池の目的は上記装置を最小のエネルギー消費で
最適の性能を付与するように構成することである。

本発明のさらに他の目的は上記装置を従来の構成による
機械にも使用されるように構成することである。

発明の構成 上述の目的は、本発明によシ、閉乾燥回路、即ち順番に
洗浄タンク、フィルタ、溶剤蒸気回収のための表面凝縮
器、該表面凝縮器の管巣部はこれを循環する流体を供給
及び排出させるための導管によシ外部に接続されている
、さらに、ファン及びヒータとから成る閉乾燥回路、並
びに開脱臭回路、即ち２個の穴、一方の穴が空気を供給
するためのもの且つ他方の穴が空気や溶剤蒸気や水をそ
こか゛ら排出させるためのもの、によすそれぞれ外部に
通じて、順番に供給穴から始って上記洗浄タンク、上記
フィルタ、及び上記ファンとから成る開脱臭回路とを具
備するドライクリーニング等のだめの機械における溶剤
蒸気を除去するための付属装置であって、少くとも２岡
の別個の蒸発器を備えた冷却口ｗ５を具備し、該蒸発器
はそれぞれに並列されて上記ドライクリーニング等のた
めの機械の作動サイクルにインターロックされた対応す
る切換弁の開放によりそれぞれ別個に供給されることが
でき、該蒸発器はそれぞれ対応する第１シヤケ、ト及び
第２ジヤケツトに収容され、該第１ジヤケツトは上記管
巣部の供給及び排出導管にそれぞれ接続されて上記流体
を上記管巣部に供給し且つ上記流体を上記第１ジヤケツ
ト内で冷却する閉回路を形成し、該第２ジヤケツトは脱
臭回路に供給及び排出するだめの上記穴に接続されて開
脱臭回路内で閉回路を形成し、上述の脱臭回路を通る気
体混合物を第２ジヤケツト内で冷却せしめて上記溶剤蒸
気を凝縮せしめるようにしたドライクリーニング等のた
めの機械における溶剤蒸気を除去するための付属装置に
より達成される。

冷却設備の蒸発能を制限するために、気体対気体の交差
流熱交換器が設けられ、その第１入口部は脱臭回路の排
出穴に接続され、第１出口部は第２−）ヤケットの入口
部に接続され、第２人口部は第２ジヤケツトの出口部に
接続され、そして、第２出口部は脱臭回路の供給穴に接
続される。

実施例の説明 以下本発明を図面を参照した実施例についてよシ詳細に
説明する。

第１図、第２図及び第４図に示す本発明の実施例におい
て、付属装置１００は冷却設備として形成され、これは
述べる順番に圧縮機１、凝縮器２（空気が冷却された）
、タンク３、フィルター４、及び重要な意味をもつ別個
の２個の蒸発器５，６から成シ、蒸発器５，６は相互に
並列されてこの装置１００が結合されるドライクリーニ
ング機械５０の作動サイクルに公知の方法によジインタ
ーロックされた対応する切換弁５ａ、５ｂの開放により
それぞれ別個に供給されることができるようになってい
る。

蒸発器５，６はそれぞれのジャケット７．８に収容され
、溶液（主として水ベースのもの）が一方のジャケット
７に通され（以降に理由が説明される）、気体混合物が
他方のジャケット８に通される（これについても後述さ
れる）。

第１図において、５０で示す機械の乾燥回路について説
明する。この回路は閉（クローズ）タイプのものであシ
、洗浄タンク９、垂直ノ々イゾ１０゜フィルター１１１
（空気−液体タイプの）表面凝縮器１２．７アン１３、
・臂イノ１４及びその内側にヒータ１６が配置されたノ
４イブ１５から成っている。

凝縮器１２の管巣部１７は供給・Ｉイゾ１７ｍ（ボンダ
１８を含む）及び排出・母イグ１７ｂを介して上記ジャ
ケット７に接続され、これらのノ９イ！及び管巣部１７
が閉回路を形成する。

第２図において、機械５０の脱臭回路について説明する
。この脱臭回路を形成するためには、区画壁１９を第１
図の位置Ｐｌ　（この位置では／ＩＰイゾ１４及び１５
が自由に通じている）から位置Ｐ２（この位置において
は上記両パイプは通じない）に移動させるとともに、／
ＩＰイア’１５が供給穴２１（その前は図示しない切換
弁によシ閉じられていた）を介して外部に通じ且つ同様
に７４イグ１４が排出穴２０を介して外部に通じしめら
れることが必要である。

機械５０内の脱臭回路部分（第２図）は述べた順に供給
穴２１で始まシ、タンク９、・ぐイブ１０゜フィルター
１１、ファン１３、ノイイプ１４及び排出穴２０から成
っている。この回路は、供給穴２１及び排出穴２０をそ
れぞれ蒸発器６を収容したジャケット８に接続させるパ
イｆ２２．２３によって完成される。

第１図、第２図及び第４図を参照して、上述の装置の作
動について説明する。

溶剤がタンク９から排出された後で、周知のようにタン
ク内の衣服の乾燥を行うことが必要である。この作業の
ために、切換弁５ａが開放され、Ｉフグ１８及びファン
１３が始動され、そして、区画壁１９が位置Ｐｌにもた
らされる。これらの装置がどのように駆動されるかにつ
いては本発明の主題とは関連しないので詳述しない。

前述の乾燥を行うためには、第１図に示されるように、
蒸発器５を通る液体の流れ８１％ジャケット７及び管巣
部１７を通る液体の流れＦｌ、乾燥回路の流れＡを生成
することが必要である。

流れＡはヒータ１６によって温められて衣服に当υ、含
浸されていた溶剤及び水に蒸発が起シ、このようにして
、空気、溶剤及び水の混合蒸気が生成される。

この混合蒸気は凝縮器１２を通るときに冷却されて凝縮
し、これは液体の流れＦｌに熱を付与することになる。

溶剤と水の凝縮物は図示しない分離器に送られて抽出に
より分離された液媒は次いでタンク４０に送られること
になる。

このようにして冷却された流れＡは再循環されてヒータ
１６によシ温められることになる。

流れＦｌは管巣部１７を通ると温度が上昇するので、こ
れを冷却するステップがとられねばならず、これが蒸発
器５によシ行われる。このようにして、凝縮した蒸気に
より流れＦｌに与えられた熱はこの流れによって蒸発器
５に与えられることになる。

流れＡ内の溶剤蒸気の割合が所定の値より低くなると、
ヒータ１６の作動が停止され、切換弁５ａが閉じられて
切換弁６ａが開かれ、そして区画壁１９が位置Ｐ２　　
（第２図）にもたらされる。

ポンプ１８はその後しばらく回し続けられ、これは管巣
部１７の外面温度が蒸気の凝縮をもたらしめないように
なるまで続けられ、そこで停止される。

ファン１３の作用により、前述の脱臭回路に流れＤが起
シ、これは空気と溶剤蒸気とによって形成されている。

この流はまだ温い衣服に当るので、溶剤蒸気（及び水蒸
気）が加えられて例えば約５０度Ｃの温度で排出穴２０
から出ることになる。

この流れはジャケット８を通るときに蒸発器６に当シ、
これによって混合蒸気が冷却されて一部凝縮する。溶剤
及び水の凝縮物はジャケット８の底部に集シ、図示しな
い公知手段を使用して、この溶剤が水から分離されて回
収される。

ジャケット８を出るときの流れＤの温度は約３０から３
５度Ｃの付近にあシ、この流れがタンク９に戻され、こ
れが脱臭作業終了まで繰返される。

留意すべきは、乾燥作業のために一般に必要な時間は蒸
発器５の蒸発能（Ｐｏｔｅｎｔｉａｌｉｔｙ：冷却の単
位）及び対応する圧縮器動力を必要とする。

同様に、脱臭作業のために一般に必要な時間は蒸発器５
のものよシ大きい蒸発器６のための対応する蒸発能を必
要とし、これは蒸発器５に対して必要な動力よ多大きな
圧縮機１の動力を必要とする。

１個の圧縮機１が設備されないので、第１の状況に対し
ては過大なものとなるであろう。

圧縮機の作動を最適にするとともに蒸発器６の蒸発能を
制限する見地から、第３図の変化例が説明される。

第３図において、空気対空気の交差流タイプの静的熱交
換器（その作動に動力が要求されない）が３０で示され
ている。この熱交換器３０の第１人口部３０ａは排出穴
２０に接続され、第１出口部３０ｂはジャケット８に接
続される。ジャケット８からの流れＤは熱交換器３０の
第２人口部３０ｃに送られ、そこから第２出口部３０ｄ
を通って供給穴２１に導かれる。

例えば、第１入口部３０ａと第１出口部３０ｂとの間に
は約１０度Ｃの温度低下（概略５．０度Ｃから４０度Ｃ
）があり、ジャケット８を通るときに同様の温度低下（
概略４０度Ｃから３０度Ｃ）がある。第２人口部３０ｃ
と第２出口部３０ｄとの間には約１０度Ｃ（３０度Ｃか
ら４０度Ｃ）の温度上昇があることになる。

供給穴２１に入る流れＤの温度は排出穴２０から出る流
れの温度より約１０度Ｃ低く、この温度差は脱臭作業に
通常要求される時間内に脱臭作業を完了させるのに十分
なものである。

第３図に示す変化例においては、蒸発器６が（ジャケッ
ト８の入口及び出口間で）流れＤに付与すべき温度差は
第１実施例において要求されるものよりも小さくなって
いる。これによって蒸発器６の蒸発能を他の蒸発器５と
ともに圧縮器１に要求される動力を一様にするような値
に制限することができ、よって冷却設備の価格及びその
動力消費に積極的に良い結果をもたらすことになる。

要約すると、上述したドライクリーニング機械の付属設
備は凝縮器の管束部を循環する液体を閉回路によって（
従って、水の消費が無く、又従来の装置のような排水の
汚染の可能性が無く）冷却するとともに、衣服脱臭のた
めの閉回路を形成するものである。脱臭作業においては
、溶剤の大気への放出が防止されてこの脱臭作業におい
て存在していた溶剤蒸気の除去及び回収が可能になる。

留意すべきは、上述した付属装置が・やイゾ１７ａ。

１７ｂ、２２．２３によシ、即ち現在の機械５０に修正
を加えることなく機械５０に結合されることである。従
って、これは現在設備の機械に上述の付属装置を取付け
ることができるという大きな利点を有することになる。

上述の説明は単に限定されない例としてなされたもので
あシ、特許請求の範囲に記載された本発明の技術範囲内
にあって多くの構造的変形がなされ得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はドライクリーニング機械に取付けられた本発明
による付属装置の乾燥工程における略構成図、第２図は
脱臭工程における第１図と同様の略構成図、第３図は付
属設備の他の実施例の略構成図、第４図は本発明の付属
装置の冷却作用説明のための略図である。 ■・・・圧縮機、２・・・凝縮器、５．６・・・蒸発器
、５ａ、６ａ・・・切換弁、７，８・・・ジャケット、
９・・・洗浄タンク、１１・・・フィルター、１２・・
・凝縮器、１３・・・ファン、１６・・・ヒータ、１７
・・・管巣部、１７ａ、１７ｂ・・・管巣部接続ノ９イ
グ、２０　、２１・・・脱臭用穴、３０・・・交差流熱
交換器。 １ ４　Ｑ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、閉乾燥回路、即ち順番に洗浄タンク（９）、フィル
   タ（１１）、溶剤蒸気回収のだめの表面凝縮器（１２）
   、該表面凝縮器の管巣部（１７）はこれを循環する流体
   を供給及び排出させるための導管（１７ａ、１７ｂ）に
   よシ外部に接続されている、さらに、ファン（１３）及
   びヒーｐ（１６）とから成る閉乾燥回路、並びに開脱臭
   回路、即ち２個の穴（２１，２０）、一方の穴（２１）
   が空気を供給するためのもの且つ他方の穴（２０）が空
   気や溶剤蒸気や水をそこから排出させるためのもの、に
   よりそれぞれ外部に通じて、順番に供給穴（２１）から
   始って上記洗浄タンク（９）、上記フィルタ（１１）、
   及び上記ファン（１３）とから成る開脱臭回路とを具備
   するドライクリーニング等のための機械における溶剤蒸
   気を除去するための付属装置でおって、少くとも２個の
   別個の蒸発器（５，６）を備えた冷却回路を具備し、該
   蒸発器はそれぞれに並列されて上記ドライクリーニング
   等のだめの機械の作動サイクルにインターロックされた
   対応する切換弁（５ｍ、５ｂ）の開放によシそれぞれ別
   個に供給されることができ、該蒸発器（５，６）はそれ
   ぞれ対応する第１ジヤケツト（７）及び第２−）ヤケッ
   ト（８）に収容され、該第１ジヤケツトは上記管巣部（
   １７）の供給及び排出導管にそれぞれ接続されて上記流
   体を上記管巣部に供給し且つ上記流体を上記第１ジヤケ
   ツト（７）内で冷却する閉回路を形成し、該第２ジヤケ
   ツトは脱臭回路に供給及び排出するための上記穴（２１
   ，２０）に接続されて開脱臭回路内で閉回路を形成し、
   上述の脱臭回路を通る気体混合物を第２ジヤケツト（８
   ）内士冷却せしめて上記溶剤蒸気を凝縮せしめるように
   したドライクリーニング等のための機械における溶剤蒸
   気を除去するための付属装置。 ２、空気対空気の交差流熱交換器（３０）が設けられ、
   その第１人口部（３０ａ）は脱臭回路の排出穴（２０）
   に接続され、第１出口部（３０ｂ）は上記第２ジヤケツ
   ト（８）の入口部に接続され、第２人口部（３０ｃ）は
   第２ジヤケツト（８）の出口部に接続され、そして、第
   ２出口部（３０ｄ）械における溶剤蒸気を除去するだめ
   の付属装置。