JPS596799Y2 - ドライクリ−ニング機 - Google Patents
ドライクリ−ニング機Info
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- JPS596799Y2 JPS596799Y2 JP893379U JP893379U JPS596799Y2 JP S596799 Y2 JPS596799 Y2 JP S596799Y2 JP 893379 U JP893379 U JP 893379U JP 893379 U JP893379 U JP 893379U JP S596799 Y2 JPS596799 Y2 JP S596799Y2
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- JP
- Japan
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- solvent
- pipe
- tank
- valve
- cooling
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ドライクリーニング機、詳しくは溶剤を所定
の温度までに積極的に冷却するように構我したドライク
リーニング機に関するものである。
の温度までに積極的に冷却するように構我したドライク
リーニング機に関するものである。
ドライクリーニングは、例えばパークロールエチレン(
テトラクロルエチレンCCl2=CCl2)等の溶剤を
使用して品物を洗濯するものであるが、溶剤の特性上溶
剤の温度が上昇すると、品物の脱色、逆汚染、縮み、型
くずれなどを引き起すことがあるので、溶剤の温度を十
分に管理する必要がある。
テトラクロルエチレンCCl2=CCl2)等の溶剤を
使用して品物を洗濯するものであるが、溶剤の特性上溶
剤の温度が上昇すると、品物の脱色、逆汚染、縮み、型
くずれなどを引き起すことがあるので、溶剤の温度を十
分に管理する必要がある。
ところが、従来のドライクリーニング機は、溶剤の流路
管の外側に冷却水溜を設けたり、または溶剤タンク中に
冷却用の熱交換器を設置したりして、単に溶剤の温度が
上昇しないようにしたものであるから、溶剤の温度を十
分に管理しているとは言えず、従って上述の脱色、逆汚
染、縮み、型くずれなどの問題が往々にして生じている
のが実情である。
管の外側に冷却水溜を設けたり、または溶剤タンク中に
冷却用の熱交換器を設置したりして、単に溶剤の温度が
上昇しないようにしたものであるから、溶剤の温度を十
分に管理しているとは言えず、従って上述の脱色、逆汚
染、縮み、型くずれなどの問題が往々にして生じている
のが実情である。
本考案は、上述の諸問題を解決したドライクリーニング
機を提供せんとするものである。
機を提供せんとするものである。
以下、本考案に係るドライクリーニング機の一実施例を
添付図面を参照して説明する。
添付図面を参照して説明する。
この実施例における本考案のドライクリーニング機は、
ワツシャーAと、熱風乾燥装置Bと、フィルター装置C
と、溶剤回収装置Dと、溶剤タンクE、汚染溶剤タンク
Fおよび後処理加工液タンクGとを備える。
ワツシャーAと、熱風乾燥装置Bと、フィルター装置C
と、溶剤回収装置Dと、溶剤タンクE、汚染溶剤タンク
Fおよび後処理加工液タンクGとを備える。
前記ワツシャーAは、品物を入れて回転する内胴1と、
その内胴1を囲み溶剤が入る外胴2とからなり、この外
胴2の側面に接線方向に排出管3を設け、この排出管3
の末端にボタントラップ4を設ける。
その内胴1を囲み溶剤が入る外胴2とからなり、この外
胴2の側面に接線方向に排出管3を設け、この排出管3
の末端にボタントラップ4を設ける。
該ボタントラップ4の底部にパイプ5(破線にて示す)
を介して前記溶剤タンクEに至る電磁弁6と、前記汚染
溶剤タンクFに至る電磁弁7と、パイプ8 (一点鎖線
にて示す)を介して前記後処理加工液タンクGに至る電
磁弁9とを設ける。
を介して前記溶剤タンクEに至る電磁弁6と、前記汚染
溶剤タンクFに至る電磁弁7と、パイプ8 (一点鎖線
にて示す)を介して前記後処理加工液タンクGに至る電
磁弁9とを設ける。
前記熱風乾燥装置Bは、内胴1の前面と後面に接続した
ダクト10と、そのダクト10中に設けたリント布より
なるフィルター11と、ファン12と、クーラー13と
、ヒーター14と、蝶形絞り弁15と、ダンパー16と
からなる。
ダクト10と、そのダクト10中に設けたリント布より
なるフィルター11と、ファン12と、クーラー13と
、ヒーター14と、蝶形絞り弁15と、ダンパー16と
からなる。
前記溶剤回収装置Dは溶剤を蒸溜する蒸溜機17と、蒸
溜された溶剤を凝縮するコンデンサー18と、凝縮され
た溶剤を水と分離する水分離器19と、水と分離された
溶剤を溜める浄化溶剤タンク20とからなる。
溜された溶剤を凝縮するコンデンサー18と、凝縮され
た溶剤を水と分離する水分離器19と、水と分離された
溶剤を溜める浄化溶剤タンク20とからなる。
前記溶剤タンクEと前記フィルター装置Cの入口との間
にポンプ21を介してパイプ22(破線にて示す)を接
続し、該フィルター装置Cの出口と溶剤タンクEとの間
にバルブ23を介してパイブ24(破線にて示す)を接
続し、該パイプ24と外胴2との間に分岐用のパイプ2
5(破線にて示す)を接続することにより、溶剤タンク
E中の溶剤は矢印に示すように、本洗濯時ポンプ21に
よりパイプ22を経てフィルター装置Cに送り込まれて
濾過され、この濾過された溶剤はパイプ24, 25を
経て外胴2中に供給され、この外胴2から排出管3、ボ
タントラップ4、電磁弁6およびパイプ5を経て溶剤タ
ンクE中に再び送られて循環する。
にポンプ21を介してパイプ22(破線にて示す)を接
続し、該フィルター装置Cの出口と溶剤タンクEとの間
にバルブ23を介してパイブ24(破線にて示す)を接
続し、該パイプ24と外胴2との間に分岐用のパイプ2
5(破線にて示す)を接続することにより、溶剤タンク
E中の溶剤は矢印に示すように、本洗濯時ポンプ21に
よりパイプ22を経てフィルター装置Cに送り込まれて
濾過され、この濾過された溶剤はパイプ24, 25を
経て外胴2中に供給され、この外胴2から排出管3、ボ
タントラップ4、電磁弁6およびパイプ5を経て溶剤タ
ンクE中に再び送られて循環する。
なお、本洗濯が終了したならば、バルブ23を開いてフ
ィルター装置Cからの濾過された溶剤をパイプ24を経
て溶剤タンクE中に直接送り返す。
ィルター装置Cからの濾過された溶剤をパイプ24を経
て溶剤タンクE中に直接送り返す。
上述のワツシャーA、フィルター装置C、溶剤タンクE
を連通するパイプ5, 22, 24, 25 (破線
にて示す)は溶剤供給流路を構或する。
を連通するパイプ5, 22, 24, 25 (破線
にて示す)は溶剤供給流路を構或する。
前記汚染溶剤タンクFと前記蒸溜機17との間にポンプ
26を介してパイプ27(二点鎖線にて示す)を接続し
、該蒸溜機17と前記コンデンサー18との間にパイプ
28を接続し、該コンデンサー18と前記水分離器19
との間にパイプ29(二点鎖線にて示す)を接続し、該
水分離器19と前記浄化溶剤タンク20との間にパイプ
30を接続し、該浄化溶剤タンク20と前記外胴2との
間に電磁バルブ31を介してパイプ32(二点鎖線にて
示す)を接続すると共に、浄化溶剤タンク20と前記溶
剤タンクEとの間にオーバーフローパイプ33(二点鎖
線にて示す)を接続することにより、予洗時すなわち最
初の洗濯において汚れた溶剤は矢印に示すように、外胴
2から排出管3、ボタントラップ4および電磁弁7を経
て汚染溶剤タンクF中に送り込まれ、そこからポンプ2
6によりパイプ27を経て蒸溜機17に送り込まれて蒸
溜され、そこがらパイプ2Bを経てコンデンサー18に
送り込まれて凝縮され、そこからパイプ29を経て水分
離器19に送り込まれて水分と分離され、そこからパイ
プ30を経て浄化溶剤タンク20中に送り込まれ、かく
して浄化された溶剤は必要に応じ電磁バルブ31および
パイプ32を介して外胴2中に供給されると共にオバー
フローパイプ33を経て溶剤タンクE中に送り込まれる
。
26を介してパイプ27(二点鎖線にて示す)を接続し
、該蒸溜機17と前記コンデンサー18との間にパイプ
28を接続し、該コンデンサー18と前記水分離器19
との間にパイプ29(二点鎖線にて示す)を接続し、該
水分離器19と前記浄化溶剤タンク20との間にパイプ
30を接続し、該浄化溶剤タンク20と前記外胴2との
間に電磁バルブ31を介してパイプ32(二点鎖線にて
示す)を接続すると共に、浄化溶剤タンク20と前記溶
剤タンクEとの間にオーバーフローパイプ33(二点鎖
線にて示す)を接続することにより、予洗時すなわち最
初の洗濯において汚れた溶剤は矢印に示すように、外胴
2から排出管3、ボタントラップ4および電磁弁7を経
て汚染溶剤タンクF中に送り込まれ、そこからポンプ2
6によりパイプ27を経て蒸溜機17に送り込まれて蒸
溜され、そこがらパイプ2Bを経てコンデンサー18に
送り込まれて凝縮され、そこからパイプ29を経て水分
離器19に送り込まれて水分と分離され、そこからパイ
プ30を経て浄化溶剤タンク20中に送り込まれ、かく
して浄化された溶剤は必要に応じ電磁バルブ31および
パイプ32を介して外胴2中に供給されると共にオバー
フローパイプ33を経て溶剤タンクE中に送り込まれる
。
上述のワツシャーA、溶剤回収装置D、溶剤タンクE、
汚染溶剤タンクFを連通するパイプ27, 2B, 2
9, 30, 32, 33 (二点鎖線にて示す)は
汚染溶剤回収流路を構威する。
汚染溶剤タンクFを連通するパイプ27, 2B, 2
9, 30, 32, 33 (二点鎖線にて示す)は
汚染溶剤回収流路を構威する。
前記後処理加工液タンクGと外胴2との間にポンプ34
を介してパイプ35(一点鎖線にて示す)を接続するこ
とにより、後処理加工液タンクG中の後処理加工液(例
えば、品物の風合を整えたり静電気の防止を施す。
を介してパイプ35(一点鎖線にて示す)を接続するこ
とにより、後処理加工液タンクG中の後処理加工液(例
えば、品物の風合を整えたり静電気の防止を施す。
)は矢印に示すように、ポンプ34によりパイプ35を
介して外胴2中に送り込まれ、そこから排出管3、ボタ
ントラップ4、電磁弁9およびパイプ8を経て後処理加
工液タンクG中に送られて循環する。
介して外胴2中に送り込まれ、そこから排出管3、ボタ
ントラップ4、電磁弁9およびパイプ8を経て後処理加
工液タンクG中に送られて循環する。
なお、図中Hはホッパ−36をバルブ37およひ゛パイ
プ38を介して外胴2に接続した溶剤供給装置であって
、不足した溶剤を外胴2中に供給する。
プ38を介して外胴2に接続した溶剤供給装置であって
、不足した溶剤を外胴2中に供給する。
また、39は前記パイプ24中に設け前記溶剤タンクE
中の溶剤の温度を示す温度計、40はフィルター装置C
中の溶剤を蒸溜機17に流出させるドレンバルブである
。
中の溶剤の温度を示す温度計、40はフィルター装置C
中の溶剤を蒸溜機17に流出させるドレンバルブである
。
しかして、本考案のドライクリーニング機は、溶剤を積
極的に冷却する冷却装置を備える。
極的に冷却する冷却装置を備える。
すなわち、該冷却装置はフロートボールバルブ41を有
するミキシングタンク42と、ポンプ(図示せず)を内
蔵したユニットクーラー43と、溶剤流路のパイプ24
中に設けた第1冷却パイプ44と、汚染溶剤回収流路の
パイプ29中に設けた第2冷却パイプ45と、汚染溶剤
回収流路中の水分離器19中に設けた螺旋状の冷却パイ
プ46とからなる。
するミキシングタンク42と、ポンプ(図示せず)を内
蔵したユニットクーラー43と、溶剤流路のパイプ24
中に設けた第1冷却パイプ44と、汚染溶剤回収流路の
パイプ29中に設けた第2冷却パイプ45と、汚染溶剤
回収流路中の水分離器19中に設けた螺旋状の冷却パイ
プ46とからなる。
前記ミキシングタンク42のフロートボールバルブ41
に給水管47を接続し、該ミキシングタンク42とユニ
ットクーラー43との間に第1パイプ51(実線にて示
す)を接続し、ミキシングタンク42と第1冷却パイプ
44との間に第2パイプ52(実線にて示す)を接続し
、該第2パイプ52とユニットクーラー43との間に第
3パイプ53(実線にて示す)を接続し、前記第1冷却
パイプ44と前記螺旋冷却パイプ46との間に第4パイ
プ54(実線にて示す)を接続し、該第4パイプ54と
前記ミキシングタンク42との間に第5パイプ55(実
線にて示す)を接続し、該第5パイプ55と前記螺旋冷
却パイプ46との間に第6パイプ56(実線にて示す)
を接続すると共に、前記第5パイプ55と前記第2冷却
パイプ45との間に第7パイプ57(実線にて示す)を
接続し、該第2冷却パイプ45と前記第4パイプ54と
の間に第8パイプ58(実線にて示す)を接続して、前
記ユニットクーラー43から冷却水を前記第1冷却パイ
プ44、第2冷却パイプ45および螺旋冷却パイプ46
に供給し得るように構或する。
に給水管47を接続し、該ミキシングタンク42とユニ
ットクーラー43との間に第1パイプ51(実線にて示
す)を接続し、ミキシングタンク42と第1冷却パイプ
44との間に第2パイプ52(実線にて示す)を接続し
、該第2パイプ52とユニットクーラー43との間に第
3パイプ53(実線にて示す)を接続し、前記第1冷却
パイプ44と前記螺旋冷却パイプ46との間に第4パイ
プ54(実線にて示す)を接続し、該第4パイプ54と
前記ミキシングタンク42との間に第5パイプ55(実
線にて示す)を接続し、該第5パイプ55と前記螺旋冷
却パイプ46との間に第6パイプ56(実線にて示す)
を接続すると共に、前記第5パイプ55と前記第2冷却
パイプ45との間に第7パイプ57(実線にて示す)を
接続し、該第2冷却パイプ45と前記第4パイプ54と
の間に第8パイプ58(実線にて示す)を接続して、前
記ユニットクーラー43から冷却水を前記第1冷却パイ
プ44、第2冷却パイプ45および螺旋冷却パイプ46
に供給し得るように構或する。
そして、前記第2パイプ52に第1バルブ61を第3パ
イプ53との接続部よりミキシングタンク42寄りに設
け、前記第4パイプ54に第2バルブ62を前記第5パ
イプ55との接続部と前記第8パイプ5Bとの接続部と
の間に位置するように設け、前記第5パイプ55に第3
バルブ63を前記第6パイプ56との接続部と前記第7
パイプ57との接続部との間に位置するように設け、前
記第7パイプ57中に第4バルブ64を設ける。
イプ53との接続部よりミキシングタンク42寄りに設
け、前記第4パイプ54に第2バルブ62を前記第5パ
イプ55との接続部と前記第8パイプ5Bとの接続部と
の間に位置するように設け、前記第5パイプ55に第3
バルブ63を前記第6パイプ56との接続部と前記第7
パイプ57との接続部との間に位置するように設け、前
記第7パイプ57中に第4バルブ64を設ける。
なお、前記第1冷却パイプ44および第2冷却パイプ4
5は、第2図に示すように、筒本体70と、その筒本体
70の両端に固定したフランジ部71,71と、前記筒
本体70中に固定した蓋板72, 72と、その蓋板7
2, 72に両端を固定した複数本の細管73とからな
り、溶剤が破線矢印の如く流れると共に、冷却水が実線
矢印の如く流れるように構或されている。
5は、第2図に示すように、筒本体70と、その筒本体
70の両端に固定したフランジ部71,71と、前記筒
本体70中に固定した蓋板72, 72と、その蓋板7
2, 72に両端を固定した複数本の細管73とからな
り、溶剤が破線矢印の如く流れると共に、冷却水が実線
矢印の如く流れるように構或されている。
この実施例における本考案のドライクリーニング機は、
以上の如き構戒よりなるから、第1バルブ61,第2バ
ルブ62および第3バルブ63を閉じると共に、第4バ
ルブ64を開けてユニットクーラー43を作動させる。
以上の如き構戒よりなるから、第1バルブ61,第2バ
ルブ62および第3バルブ63を閉じると共に、第4バ
ルブ64を開けてユニットクーラー43を作動させる。
すると、ミキシングタンク42中の水が第1パイプ51
を経てユニットクーラー43に供給されて冷却され、こ
の冷却水はユニットクーラー43より第3パイプ53、
第2パイプ52を経て第1冷却パイプ44に至り、この
第1冷却パイプ44から第4パイプ54(第2バルブ6
2の手前まで)、第5パイプ55(第3バルブ63の手
前まで)、第7パイプ57および第4バルブ64を経て
第2冷却パイプ45に至り、この第2冷却パイプ45か
ら第8パイプ5B、第4パイプ54(第2バルブ62よ
り向側)を経て螺旋冷却パイプ46に至り、この螺旋冷
却パイプ46から第6パイプ56、第5パイプ55(第
3バルブより向側)を経てミキシングタンク42中に戻
される。
を経てユニットクーラー43に供給されて冷却され、こ
の冷却水はユニットクーラー43より第3パイプ53、
第2パイプ52を経て第1冷却パイプ44に至り、この
第1冷却パイプ44から第4パイプ54(第2バルブ6
2の手前まで)、第5パイプ55(第3バルブ63の手
前まで)、第7パイプ57および第4バルブ64を経て
第2冷却パイプ45に至り、この第2冷却パイプ45か
ら第8パイプ5B、第4パイプ54(第2バルブ62よ
り向側)を経て螺旋冷却パイプ46に至り、この螺旋冷
却パイプ46から第6パイプ56、第5パイプ55(第
3バルブより向側)を経てミキシングタンク42中に戻
される。
以下、上述のようにして循環し、前記第1冷却パイプ4
4において溶剤流路のパイプ24中の溶剤を冷却すると
共に、前記第2冷却パイプ45および螺旋冷却パイプ4
6において汚染溶剤回収流路のパイプ29、水分離器1
9中の浄化溶剤を冷却する。
4において溶剤流路のパイプ24中の溶剤を冷却すると
共に、前記第2冷却パイプ45および螺旋冷却パイプ4
6において汚染溶剤回収流路のパイプ29、水分離器1
9中の浄化溶剤を冷却する。
この系統は溶剤を一番強く冷却する。
次に、第1バルブ61、第3バルブ63、第4バルブ6
4を閉じると共に、第2バルブ62を開くと、ミキシン
グタンク42中の水が第1パイプ51を経てユニットク
ーラー43に供給されて冷却され、この冷却水はユニッ
トクーラー43より第3パイプ53,第2パイプ52を
経て第1冷却パイプ44に至り、この第1冷却パイプ4
4から第4パイプ54、第2バルブ62を経て螺旋冷却
パイプ46に至り、この螺旋冷却パイプ46から第6パ
イプ56、第5パイプ55を経てミキシングタンク42
中に戻され、以下上述のようにして循環し、前記第1冷
却パイプ44においてパイプ24中の溶剤を冷却すると
共に、前記螺旋冷却パイプ46において浄化溶剤を冷却
する。
4を閉じると共に、第2バルブ62を開くと、ミキシン
グタンク42中の水が第1パイプ51を経てユニットク
ーラー43に供給されて冷却され、この冷却水はユニッ
トクーラー43より第3パイプ53,第2パイプ52を
経て第1冷却パイプ44に至り、この第1冷却パイプ4
4から第4パイプ54、第2バルブ62を経て螺旋冷却
パイプ46に至り、この螺旋冷却パイプ46から第6パ
イプ56、第5パイプ55を経てミキシングタンク42
中に戻され、以下上述のようにして循環し、前記第1冷
却パイプ44においてパイプ24中の溶剤を冷却すると
共に、前記螺旋冷却パイプ46において浄化溶剤を冷却
する。
この系統は溶剤を中位に冷却する。さらに、第1バルブ
61.第2バルブ62、第4バルブ64を閉じ、第3バ
ルブ63を開くと、冷却水は第3パイプ53、第2パイ
プ52を経て第l冷却パイプ44に至り、この第1冷却
パイプ44から第4パイプ54、第5パイプ55を経て
ミキシングタンク42中に戻され、以下上述のようにし
て循環し、前記第1冷却パイプ44においてパイプ24
中の溶剤を冷却する。
61.第2バルブ62、第4バルブ64を閉じ、第3バ
ルブ63を開くと、冷却水は第3パイプ53、第2パイ
プ52を経て第l冷却パイプ44に至り、この第1冷却
パイプ44から第4パイプ54、第5パイプ55を経て
ミキシングタンク42中に戻され、以下上述のようにし
て循環し、前記第1冷却パイプ44においてパイプ24
中の溶剤を冷却する。
この系統は溶剤を一番弱く冷却する。
さらに、第1バルブ61を開いて第2バルブ62、第3
バルブ63、第4バルブ64を閉じれは゛、ユニットク
ーラー43中の冷却水が第3パイプ53、第2パイフ゜
52、第1バルブ61を経てミキシングタンク42中に
直接戻される。
バルブ63、第4バルブ64を閉じれは゛、ユニットク
ーラー43中の冷却水が第3パイプ53、第2パイフ゜
52、第1バルブ61を経てミキシングタンク42中に
直接戻される。
そして、洗濯中溶剤の温度が上昇してきたならば、バル
ブ61, 62, 63, 64を手動または自動によ
り適宜に開閉して溶剤を上述のようにして強、中、弱に
冷却することができ、従って溶剤の温度を積極的に管理
して所定の範囲に保持することができ、品物の脱色、逆
汚染、縮み、型くずれなどの諸問題を解決することがで
きる。
ブ61, 62, 63, 64を手動または自動によ
り適宜に開閉して溶剤を上述のようにして強、中、弱に
冷却することができ、従って溶剤の温度を積極的に管理
して所定の範囲に保持することができ、品物の脱色、逆
汚染、縮み、型くずれなどの諸問題を解決することがで
きる。
なお、上述の溶剤の温度は、使用する溶剤および洗濯す
る品物によって多少異なるが、例えばパークロールエチ
レンの場合は種々の実験の結果約15゜〜28゜Cの範
囲が最も好ましいと言う結論が得られた。
る品物によって多少異なるが、例えばパークロールエチ
レンの場合は種々の実験の結果約15゜〜28゜Cの範
囲が最も好ましいと言う結論が得られた。
なお、上述の実施例においては、汚染溶剤回収流路中に
第2冷却パイプ45と螺旋冷却パイプ46との2台の冷
却手段を設けたが、何れか一方のみを設けても良いし、
3台以上の冷却手段を設けても良い。
第2冷却パイプ45と螺旋冷却パイプ46との2台の冷
却手段を設けたが、何れか一方のみを設けても良いし、
3台以上の冷却手段を設けても良い。
また、溶剤供給流路中に第1冷却パイプ44の1台の冷
却手段を設けたものであるが、2台以上の冷却手段を設
けても良い。
却手段を設けたものであるが、2台以上の冷却手段を設
けても良い。
以上の実施例からも明らかなように、本考案のドライク
リーニング機は、ワツシャー、フィルター装置、溶剤タ
ンクを連通ずる溶剤供給流路と、ワツシャー、溶剤回収
装置、溶剤タンク、汚染溶剤タンクを連通ずる汚染溶剤
回収流路とに、少なくとも1台の冷却手段をそれぞれ設
けたものであるから、溶剤供給流路中の冷却手段、汚染
溶剤回収流路中の冷却手段を選択作動させることにより
、溶剤を冷却させる強度を調整することができ、従って
溶剤の温度を積極的に管理して品物の脱色、逆汚染、縮
み、型くずれなどの諸問題を解決することができる。
リーニング機は、ワツシャー、フィルター装置、溶剤タ
ンクを連通ずる溶剤供給流路と、ワツシャー、溶剤回収
装置、溶剤タンク、汚染溶剤タンクを連通ずる汚染溶剤
回収流路とに、少なくとも1台の冷却手段をそれぞれ設
けたものであるから、溶剤供給流路中の冷却手段、汚染
溶剤回収流路中の冷却手段を選択作動させることにより
、溶剤を冷却させる強度を調整することができ、従って
溶剤の温度を積極的に管理して品物の脱色、逆汚染、縮
み、型くずれなどの諸問題を解決することができる。
なお、当然のことながら、本考案のドライクリーニング
機は上述の実施例にのみ限定されるものではない。
機は上述の実施例にのみ限定されるものではない。
添付図面は本考案のドライクリーニング機の一実施例を
示し、第1図は構或説明図、第2図は冷却パイプの断面
図である。 A・・・ワツシャー、B・・・熱風乾燥装置、C・・・
フィルター装置、D・・・溶剤回収装置、E・・・溶剤
タンク、F・・・汚染溶剤タンク、G・・・後処理加工
液タンク、H・・・溶剤供給装置、42・・・ミキシン
グタンク、43・・・ユニットクーラー、44. 45
・・・冷却パイプ、46・・・螺旋冷却パイプ、51〜
5B・・・パイプ、61〜64・・・バルブ。
示し、第1図は構或説明図、第2図は冷却パイプの断面
図である。 A・・・ワツシャー、B・・・熱風乾燥装置、C・・・
フィルター装置、D・・・溶剤回収装置、E・・・溶剤
タンク、F・・・汚染溶剤タンク、G・・・後処理加工
液タンク、H・・・溶剤供給装置、42・・・ミキシン
グタンク、43・・・ユニットクーラー、44. 45
・・・冷却パイプ、46・・・螺旋冷却パイプ、51〜
5B・・・パイプ、61〜64・・・バルブ。
Claims (1)
- ワツシャーと、フィルター装置と、溶剤回収装置と、溶
剤タンクおよび汚染溶剤タンクと、前記ワツシャー、フ
ィルター装置、溶剤タンクを連通して溶剤タンク中の溶
剤をフィルター装置を介してワツシャーに供給する溶剤
供給流路と、前記ワツシャー、溶剤回収装置、溶剤タン
ク、汚染溶剤タンクを連通して汚染溶剤タンク中の汚染
溶剤を溶剤回収装置を介してワツシャーおよび溶剤タン
クに、またはワツシャーもしくは溶剤タンクに供給する
汚染溶剤回収流路とを備えたドライクリーニング機にお
いて、前記溶剤供給流路中および汚染溶剤回収流路中に
少なくとも1台の冷却手段をそれぞれ設け、その溶剤供
給流路中の冷却手段、汚染溶剤回収流路中の冷却手段を
選択作動させて、溶剤の温度を積極的に調整できるよう
に構或したことを特徴とするドライクリーニング機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP893379U JPS596799Y2 (ja) | 1979-01-29 | 1979-01-29 | ドライクリ−ニング機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP893379U JPS596799Y2 (ja) | 1979-01-29 | 1979-01-29 | ドライクリ−ニング機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55110194U JPS55110194U (ja) | 1980-08-02 |
JPS596799Y2 true JPS596799Y2 (ja) | 1984-03-01 |
Family
ID=28818800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP893379U Expired JPS596799Y2 (ja) | 1979-01-29 | 1979-01-29 | ドライクリ−ニング機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596799Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-29 JP JP893379U patent/JPS596799Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55110194U (ja) | 1980-08-02 |
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