JPS5914132B2 - 断熱材付コンクリ−ト壁材の製造法 - Google Patents
断熱材付コンクリ−ト壁材の製造法Info
- Publication number
- JPS5914132B2 JPS5914132B2 JP16732179A JP16732179A JPS5914132B2 JP S5914132 B2 JPS5914132 B2 JP S5914132B2 JP 16732179 A JP16732179 A JP 16732179A JP 16732179 A JP16732179 A JP 16732179A JP S5914132 B2 JPS5914132 B2 JP S5914132B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lath
- concrete
- heat insulating
- insulating material
- insulation material
- Prior art date
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、断熱材付コンクリートの製造方法に関するも
のである。
のである。
従来、コンクリート壁面の断熱工法は内側断熱が一般的
に行なわれているが、壁の温度は外気温の変動を受けや
すく、コンクリートの蓄熱及び放熱による安定した室温
が得られない。
に行なわれているが、壁の温度は外気温の変動を受けや
すく、コンクリートの蓄熱及び放熱による安定した室温
が得られない。
又断熱層のジヨイント箇所にヒートブリッジができるた
め壁内部に結露が発生し、凍害ひび割れが発生しやすい
欠点があった。
め壁内部に結露が発生し、凍害ひび割れが発生しやすい
欠点があった。
こ5した問題を防ぐために外断熱が有効であるが断熱材
仕上げ方法が複雑で難かしく建設コストが割高になり又
断熱材が外気に接近しているため、湿気による断熱性の
低下があった。
仕上げ方法が複雑で難かしく建設コストが割高になり又
断熱材が外気に接近しているため、湿気による断熱性の
低下があった。
又断熱材表面にモルタル仕上げが行なわれるが、断熱材
の表面はコンクリートおよびモルタルとの接着性が低い
ためモルタルが断熱材から剥離したり又はモルタルと断
熱材とが一緒になってコンクリート面から剥離する危険
性があった。
の表面はコンクリートおよびモルタルとの接着性が低い
ためモルタルが断熱材から剥離したり又はモルタルと断
熱材とが一緒になってコンクリート面から剥離する危険
性があった。
又その欠点を避けるために断熱材の表面材としてコンク
リート及びモルタルとの接着性の良いものを使用したり
、断熱材表面を粗面に目荒らしを行なった場合でも、断
熱材に塗られたモルタルは断熱材とモルタルの表面での
接着力のみで保持するためモルタルは10rft11を
以上厚塗りすることができなかったし、補強ラスもない
のでモルタルにクラックが入り易いという欠点があった
ため実用に供されてはいなかった。
リート及びモルタルとの接着性の良いものを使用したり
、断熱材表面を粗面に目荒らしを行なった場合でも、断
熱材に塗られたモルタルは断熱材とモルタルの表面での
接着力のみで保持するためモルタルは10rft11を
以上厚塗りすることができなかったし、補強ラスもない
のでモルタルにクラックが入り易いという欠点があった
ため実用に供されてはいなかった。
本発明は上記欠点を解消した断熱材付コンクリート壁材
の製造法を提供しようとするもので、断熱材の表面にラ
スを積層し、該ラスを一端ガラスを係止する形状で他端
が断熱材の裏面に充分に突出し打込壕れたコンクリート
内に固定し得る形状ノ止め金具にて固定し、このように
したラス付断熱材をラス而が一方の型枠に当接するよう
に型枠内に位置させてコンクリートを流し込むことを特
徴とする。
の製造法を提供しようとするもので、断熱材の表面にラ
スを積層し、該ラスを一端ガラスを係止する形状で他端
が断熱材の裏面に充分に突出し打込壕れたコンクリート
内に固定し得る形状ノ止め金具にて固定し、このように
したラス付断熱材をラス而が一方の型枠に当接するよう
に型枠内に位置させてコンクリートを流し込むことを特
徴とする。
以下本発明の一実施例を図面に基すいて説明する。
第1図に示すように合成樹脂発泡体1に表面材2及び裏
面材3を積層した断熱材4の表面材2上に更にラス5を
積層し、ついでラス5面側から先端部にネジ部6を形成
し他端がラスを係止し得るように屈折した止め金具7を
先端が断熱材の裏面に充分に突出し、他端でラス5を断
熱材4に係止するように打込んだラス付断熱材を用意す
る。
面材3を積層した断熱材4の表面材2上に更にラス5を
積層し、ついでラス5面側から先端部にネジ部6を形成
し他端がラスを係止し得るように屈折した止め金具7を
先端が断熱材の裏面に充分に突出し、他端でラス5を断
熱材4に係止するように打込んだラス付断熱材を用意す
る。
ついで第2図に示すように、フオームタイ(図示せず)
で所定の間隔となるように対向して位置させた型枠8,
8′内に前記第1図に示すラス付断熱材をラス5面が一
方の型枠8′に当接するように型枠内に位置させ、つい
でコンクリート9を型枠内に流し込むと、コンクリート
9が硬化して断熱材の裏面材3がコンクリートに固定さ
れていると同時にラス固定用止め金具7もコンクリート
に固定され。
で所定の間隔となるように対向して位置させた型枠8,
8′内に前記第1図に示すラス付断熱材をラス5面が一
方の型枠8′に当接するように型枠内に位置させ、つい
でコンクリート9を型枠内に流し込むと、コンクリート
9が硬化して断熱材の裏面材3がコンクリートに固定さ
れていると同時にラス固定用止め金具7もコンクリート
に固定され。
断熱材4.コンクリート及び止め金具7とが一体化する
。
。
コンクリート硬化後型枠88′を取りはずスト、コンク
リートにラス付断熱材が強固に固定された構造物が得ら
れる。
リートにラス付断熱材が強固に固定された構造物が得ら
れる。
このようにして得られた構造物のラス面側にモルタルを
塗り込めば、ラスの空隙部にモルタルがはいりこむので
モルタルが強固に固定される。
塗り込めば、ラスの空隙部にモルタルがはいりこむので
モルタルが強固に固定される。
本発明で使用する断熱材としては、断熱材をコンクリー
トに強固に接着させることができると共に断熱材の耐久
性を向上させることができろといり理由で1表面材に合
成樹脂発泡体を介して裏面材を積層させたものであるの
がよい。
トに強固に接着させることができると共に断熱材の耐久
性を向上させることができろといり理由で1表面材に合
成樹脂発泡体を介して裏面材を積層させたものであるの
がよい。
このような面材としては、合成樹脂フィルムシート等の
ような通常この種目的に使用されろものを使用すること
ができるが、コンクリート及びモルタルとの接着力が高
いという理由でガラス繊維不織布が好ましい。
ような通常この種目的に使用されろものを使用すること
ができるが、コンクリート及びモルタルとの接着力が高
いという理由でガラス繊維不織布が好ましい。
ラス付断熱材としては、あらかじめ断熱材にラスを一体
的に積層させたものを使用するのが、施工が簡略化され
るため好ましい。
的に積層させたものを使用するのが、施工が簡略化され
るため好ましい。
このようなラス付断熱材は例えば裏面材上に発泡性合成
樹脂を塗布し、その上面に多数の孔を設けた表面材とラ
スとを順次積層し1表面材を発泡性合成樹脂に貼着させ
ると共に表面材の孔から流出した発泡性合成樹脂によっ
てラスを断面材に貼着させることによって得ることがで
きる。
樹脂を塗布し、その上面に多数の孔を設けた表面材とラ
スとを順次積層し1表面材を発泡性合成樹脂に貼着させ
ると共に表面材の孔から流出した発泡性合成樹脂によっ
てラスを断面材に貼着させることによって得ることがで
きる。
本発明に使用するラスとしては1例えばメタルラス、ワ
イヤラスまたはリブラスなどのいずれであってもよいが
1モルタルとの接着性及び補強効果が優れているという
理由で、その素材は金属製であるのが好ましい。
イヤラスまたはリブラスなどのいずれであってもよいが
1モルタルとの接着性及び補強効果が優れているという
理由で、その素材は金属製であるのが好ましい。
本発明では止め金具は、一般にラス面側から断熱材を貫
通するように打込むのがよいが、止め金具の一端が断熱
材側に充分に突出し、止め金具の他端でラスを断熱材に
係止させることができるなら止め金具は断熱材側から打
込んでもよい。
通するように打込むのがよいが、止め金具の一端が断熱
材側に充分に突出し、止め金具の他端でラスを断熱材に
係止させることができるなら止め金具は断熱材側から打
込んでもよい。
本発明で使用する止め金具は、一端でラスを断熱材に係
止させ、他端が断熱材の裏面に充分突出し打込まれたコ
ンクリート内に固定し得るならその形状は特に限定され
ない。
止させ、他端が断熱材の裏面に充分突出し打込まれたコ
ンクリート内に固定し得るならその形状は特に限定され
ない。
例えば第3図に示すようなループ状止め金具13.第4
図に示すような円形の座金10に釘状の固定具11を貫
通させた止め金具14.第5図に示すように両端が下方
に屈折した板状の座金12に釘状の固定具11を貫通さ
せた止め金具15.第6図に示すような先端が鋭角に屈
折し、断熱材の裏面に突出する他端が円弧状に屈折した
止め金具16.第6図に示すように先端が鋭角に屈折し
、断熱材の裏面に突出する他端が螺旋状の止め金具17
.第8図に示すように先端が鋭角に屈折し、断熱材の裏
面に突出する他端にネジ部を設けた固定具19のネジ部
に羽根付きナツト20を騨着させた止め金具18を使用
することができる。
図に示すような円形の座金10に釘状の固定具11を貫
通させた止め金具14.第5図に示すように両端が下方
に屈折した板状の座金12に釘状の固定具11を貫通さ
せた止め金具15.第6図に示すような先端が鋭角に屈
折し、断熱材の裏面に突出する他端が円弧状に屈折した
止め金具16.第6図に示すように先端が鋭角に屈折し
、断熱材の裏面に突出する他端が螺旋状の止め金具17
.第8図に示すように先端が鋭角に屈折し、断熱材の裏
面に突出する他端にネジ部を設けた固定具19のネジ部
に羽根付きナツト20を騨着させた止め金具18を使用
することができる。
止め金具の断熱材裏面に突出する先端部は、棒状のもの
であってもよいが。
であってもよいが。
ネジ状、らせん状及び突起のついた形状のようなコンク
リート中への投錯効果が高く、引抜き強度の大きい形状
のものが好ましい。
リート中への投錯効果が高く、引抜き強度の大きい形状
のものが好ましい。
また止め金具の止めピッチは止め金具の種類及びコンク
リート構造物の大きさに応じて適宜の間隔を選択すれば
よく特に限定されないが、一般には縦横300mmない
し400朋とするのがよい。
リート構造物の大きさに応じて適宜の間隔を選択すれば
よく特に限定されないが、一般には縦横300mmない
し400朋とするのがよい。
以上述べたように本発明方法によればコンクリート、ラ
スを積層した断熱材及び止め金具とが一体的に結合され
た構造物が得られるので、コンクリートに断熱材を強固
に固定できると共にラスにモルタルを塗り込む場合にも
モルタルの強度も高(、クラックの入りにくい壁面が得
られ、しかもラスのモルタル補強効果によって自重安全
率が高(なるので1モルタル外壁にタイル等の重量仕上
げを行っても剥離の危険性は殆どないと共に断熱材を型
枠にセットしてコンクリートを打込むだけで断熱材の取
付ができるので従来の工期及び施工を大巾に短縮するこ
とができ、結果として建設費を引き下げることができる
という多くの利点が得られろ。
スを積層した断熱材及び止め金具とが一体的に結合され
た構造物が得られるので、コンクリートに断熱材を強固
に固定できると共にラスにモルタルを塗り込む場合にも
モルタルの強度も高(、クラックの入りにくい壁面が得
られ、しかもラスのモルタル補強効果によって自重安全
率が高(なるので1モルタル外壁にタイル等の重量仕上
げを行っても剥離の危険性は殆どないと共に断熱材を型
枠にセットしてコンクリートを打込むだけで断熱材の取
付ができるので従来の工期及び施工を大巾に短縮するこ
とができ、結果として建設費を引き下げることができる
という多くの利点が得られろ。
更に本発明方法によれば、従来の室内側のコンクリート
面に断熱材を積層した構造物と比較して。
面に断熱材を積層した構造物と比較して。
断熱材の内部結露による耐久性が損われに<<。
更に断熱材が中間に介在しているため地震及び地盤の振
動に対して躯体のあばれを吸収してモルタル面の故障を
最小限とすることができると共にコンクリートとモルタ
ルとの剥離のおそれがない利点を有するコンクリートに
断熱材を介してモルタル仕上げした構造物が容易に得ら
れろ。
動に対して躯体のあばれを吸収してモルタル面の故障を
最小限とすることができると共にコンクリートとモルタ
ルとの剥離のおそれがない利点を有するコンクリートに
断熱材を介してモルタル仕上げした構造物が容易に得ら
れろ。
第1図は本発明のラス付断熱材を示す断面図。
第2図は本発明の実施例を示す断面図、第3図ないし第
8図は本発明の止め金具を示す斜視図である。 図中、1・・・合成樹脂発泡体、2・・・表面材、3・
・・裏面材、4・・・断熱材、5・・・ラス、7.13
,14゜15.16,1γ、18・・・止め金具、8・
・・型枠、9・・・コンクリート。
8図は本発明の止め金具を示す斜視図である。 図中、1・・・合成樹脂発泡体、2・・・表面材、3・
・・裏面材、4・・・断熱材、5・・・ラス、7.13
,14゜15.16,1γ、18・・・止め金具、8・
・・型枠、9・・・コンクリート。
Claims (1)
- 1 断熱材の表面にラスを積層し、該ラスを一端がガラ
スを係止する形状で他端が該断熱材の裏面に充分に突出
し打込まれたコンクリート内に固定し得る形状の止め金
具にて固定し、このようにしたラス付断熱材をラス而が
一方の型枠に当接するように型枠内に位置させてコンク
リートを流シ込むことを特徴とする断熱材付コンクリー
ト壁材の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16732179A JPS5914132B2 (ja) | 1979-12-22 | 1979-12-22 | 断熱材付コンクリ−ト壁材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16732179A JPS5914132B2 (ja) | 1979-12-22 | 1979-12-22 | 断熱材付コンクリ−ト壁材の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5689649A JPS5689649A (en) | 1981-07-21 |
JPS5914132B2 true JPS5914132B2 (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=15847574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16732179A Expired JPS5914132B2 (ja) | 1979-12-22 | 1979-12-22 | 断熱材付コンクリ−ト壁材の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914132B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0445891B2 (ja) * | 1984-11-14 | 1992-07-28 | Mitsubishi Electric Corp |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2635244B2 (ja) * | 1991-07-29 | 1997-07-30 | 株式会社テック | ブラシと整流子電動機 |
JP2635243B2 (ja) * | 1991-07-29 | 1997-07-30 | 株式会社テック | ブラシと整流子電動機 |
-
1979
- 1979-12-22 JP JP16732179A patent/JPS5914132B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0445891B2 (ja) * | 1984-11-14 | 1992-07-28 | Mitsubishi Electric Corp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5689649A (en) | 1981-07-21 |
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