JP3447400B2 - 吸音板付きバルコニ−板及びその製造法 - Google Patents

吸音板付きバルコニ−板及びその製造法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の施工において
用いられる、プレハブ化されたバルコニーにおいて、そ
の天井面(下面)に、コンクリート板と多孔質の吸音板
を密着一体化させた、コンクリート製の吸音板付きバル
コニー板及びその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】吸音や遮音を必要とする建物の壁、天
井、バルコニー等内外装には、多孔質の吸音板を施設す
ることが行われている。この吸音板の施設は、従来一般
に、既に構築されたコンクリート躯体に、予め成形され
た多孔質の吸音板を接着剤を用いて貼り付けたり、吸音
板をアンカー材及びモルタルを用いて或は金属や合成樹
脂材等による止具を用いて、止着する方法が採られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
な、コンクリート躯体の構築後に吸音板を取り付ける方
法では、コンクリート躯体の水分やよごれ等による接着
不足が問題となる。また、吸音板はこれに水が多量にか
かると吸水して空孔面積が著しく変化し、吸音率が大巾
に低下し、その含水回復にも多くの日数を要し、また白
華によるよごれが生じる、という問題もある。したがっ
て、施工中の取扱いや施設した吸音板に水がかからない
ようにするための手段を種々採る必要があり、それが施
工を面倒なものとし、コストが高くなるとともに、施工
のための足場を組む必要があり、作業は上向き作業とな
り不安定で施工が難しくなるという問題も加わることに
なる。
【0004】そこで本発明は、建物のプレハブ化が進み
つつあることにかんがみ、特に、建物の本体より突出す
るバルコニーの施工において用いられるコンクリート製
のユニットであるバルコニー板において、これに吸音板
を一体的に結合するとともに、降雨時において、流下す
る水が吸音板にかからないようにした、吸音板付きバル
コニー板及びその製造法を提供しようとするものであ
り、それによって、施工の簡易化、能率化とコストの低
減、及び吸音板の性能維持が図れるようにしようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成について、実施例に対応する図面を参
照して説明すると、請求項1の吸音板付きバルコニー板
は、床部2,4の先端部にパラペット部5を起立して設
けた平面四角形の躯体板1中に、組鉄筋6をその一部が
床部2より上方に露出して埋設されているとともに、該
躯体板1の下面側には額縁部7が突出して形成され、そ
の額縁部7の内側には、多孔質な吸音板8,8が躯体板
1と一体的に接着され、額縁部7と吸音板8との間に水
切溝9が形成されていることを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2の吸音板付きバルコニー板
の製造法は、バルコニー板成形用の先端型枠21と基端型
枠22と一対の側型枠23, 23と、側型枠23, 23間に設ける
上部型枠24とよりなる型枠内に、先端型枠21と基端型枠
22及び側型枠23, 23と所要の距離を隔てて吸音板8,8
を敷き並べ、吸音板8,8相互の接目を目地材26で埋め
るとともに、敷き並べた吸音板8の外側に接して水切目
地材27を配置し、吸音板8,8に散水して水分を付与さ
れた後、吸音板8,8上に、組鉄筋6を配置して生コン
クリートを打設し、組鉄筋6の下部をコンクリート中に
埋設することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明による吸音板付きバルコニー板では、パ
ラペット部5にかかった雨水やバルコニー板相互の接目
よりの漏水は額縁部7に流下するが、その水は、水切溝
9が存在するので、吸音板8の方へ流れることなく、額
縁部9より落下し、吸音板8の水ぬれが防止される。
【0008】また、製造においては、吸音板8に散水し
て、吸音板8に水分を付与してから生コンクリートを打
設するので、その際、吸音板により生コンクリートの水
分が吸収されることがなく、したがって、吸音板とコン
クリートとは、他に接着剤等による付着手段を加えるこ
となく強固に結合されることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は吸音板付きバルコニー板の実施例を
示し、図2は同使用例を示したものである。また、図3
〜図5は吸音板付きバルコニー板の製造法の実施例を示
したものである。
【0010】図1において、1はバルコニー板Aの本体
をなすコンクリート製の躯体板で、平面が正方形或は矩
形の四角形をなしており、基端側から先端側に至までの
前半部は薄肉の床部2に、後半部は傾斜部3を介して厚
肉の床部3となっており、先端部には床部3に一体とし
て起立するパラペット部5が突出されている。そして、
この躯体板1の床部2,3中には、建物屋上のスラブコ
ンクリートとの結合を補強する組鉄筋6が、その上半部
を薄肉の床部2より上面に露出して埋設されている。
【0011】また、躯体板1の下面にはその外周に沿っ
て、所要巾の額縁部7が下向きに突設されており、額縁
部7の内側には、吸音板8,8が、額縁部7と所要の間
隔をおいて配列され、躯体板1と一体的に接着され、額
縁部7と収音板8との間に水切溝9が形成されている。
【0012】吸音板8は、かさ比重0.2 〜0.4 の軽量多
孔質コンクリートにより形成される。好ましくは、硅酸
カルシウム系水和物を基材として構成され、直径0.1 〜
1mm程度の小さな気孔が相互に連通しており、吸音のほ
か、遮音性及び断熱性を有するのがよい。また、吸音板
の厚さは40〜 100mm、好ましくは50〜70mmのものが適し
ている。吸音板の平面形状は、一般的には四角形、長方
形となるが、三角形や多角形でもよく、敷き並べた際
に、相互間に通常の目地が形成されるに適した形状であ
れば、適宜な形状のものを採用できる。
【0013】上記吸音板付きバルコニー板Aの使用例に
ついて説明すると、図2に示すように、バルコニー板A
はその基端部側にある額縁部7を、建物の外壁板11の上
端に載せて結合12するとともに、建物の躯体10の補強筋
13に鉄筋筋6を結合する。そして、建物屋上のスラブコ
ンクリート14を、その打設と同時に薄肉床部2及び傾斜
部3上に、厚肉床部4の上面と面一となるように打設す
る。バルコニー板Aはその複数が並列して施工され、所
要広さのバルコニーが形成されることになる。なお、施
工中にはバルコニー板Aを仮設材等を用して支持するこ
ともある。
【0014】次に、上記吸音板付きバルコニー板Aの製
造法の実施例について、図3〜図5を参照して説明す
る。図3において、20は型枠の台板で、その上には、バ
ルコニー板Aの先端面を形成する高い先端型枠21と、同
じく基端面を形成する低い基端型枠22と、同じく両側面
を形成する側型枠23,23とが着脱自在に取付けられ、さ
らに、両側型枠23,23の前端寄りには、パラペット5の
内側面及び厚肉の床部4の上面を形成する断面L字状の
上部型枠24が、側型枠23,23に着脱自在として設けられ
ている。
【0015】上記各型枠21,22, 23, 23内側の台板20上
には、それら型枠と所要の距離を隔てて、吸音板8,8
の保護シート25(発砲スチロール、ポリウレタン等)を
敷き、その上に所要数の吸音板8,8が敷き並べられ、
吸音板8,8相互の接目部分には、硬練りモルタルや石
膏プラスター等の目地材26が埋められ、後に行われる生
コンクリート打設時のペーストの漏れを防止する。つい
で、敷き並べた吸音板8,8の外側に接して、水切溝9
を形成するための水切目地材27を配置する。
【0016】その後は、敷き並べられた吸音板8,8上
に水を散水する。この散水は、本発明において重要な工
程である。すなわち、吸音板8は比重が0.2 〜0.4 と極
めて軽く多孔質であることから吸水が大きく、生コンク
リートを打設した際、コンクリートの水分を吸収して、
コンクリートと吸音板8との付着を阻害することになる
ため、あらかじめ適量の水分を吸音板に付与することと
するのである。この散水量は、吸音板1m2 当り1,000
〜2,500 g、好ましくは1500〜2000gとする。
【0017】散水後は、吸音板8,8に複数本の支持釘
28,28を立設し、その上端部に結合して、吸音板8,8
より少し離れた上方位置に組鉄筋6を配置し、図4の矢
印のように、吸音板8,8上に生コンクリートを打設
し、そのコンクリートの中に組鉄筋6の前半部の下半部
を埋設する。この場合、先端型枠21と上部型枠24との間
に打設したコンクリートは、基端部側に若干流動するた
め、斜面部3が形成されることになる。
【0018】打設したコンクリートの硬化後は、図5に
示すように、各型枠21,22, 23, 23, 24を取り外して脱
型し、保護シート25及び水切目地材27を除去すれば、図
1に示すような、吸音板8,8と躯体板1が一体的に結
合され、外周部に額縁部7が突出され、その内側に水切
溝9が形成された吸音板付きバルコニー板Aが製造され
ることになる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による吸音
板付きバルコニー板によれば、躯体板の下方に突出した
額縁部と躯体板の下面に接着した吸音板との間に水切溝
が設けられているので、降雨等により、パラペット部の
外側面から額縁部へと流下した水や、漏水等により躯体
板相互の継ぎ目等から流れる水は、水切溝によって縁切
りされて下方に落ち、吸音板をぬらすことがなく、した
がって、吸音板の含水による性能低下が防止できること
になる。また、躯体板には組鉄筋の上半部が露出して埋
設されているので、建物の躯体や屋上のスラブコンクリ
ートと一体的に結合することができ、施工の経済化が図
れる。
【0020】また、本発明による吸音板付きバルコニー
板の製造法によれば、吸音板には散水により水分を吸収
させた後生コンクリートを打設するので、吸音板と躯体
板との接着が一体的に強固に行うことができ、しかも、
躯体板の額縁部や水切溝の形成も容易にでき、全体的に
製造が簡単、容易で、吸音板付きバルコニー板を安価に
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明吸音板付きバルコニー板の一実施例を示
す正面図である。
【図2】同使用例を示す縦断面図である。
【図3】同型枠成形の製造過程を示す縦断面図である。
【図4】同コンクリート打設時の状態を示す縦断面図で
ある。
【図5】同脱型状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
A 吸音板付きバルコニー板 1 躯体板 2 薄い床部 3 傾斜部 4 厚い床部 5 パラペット部 6 組鉄筋 7 額縁部 8 吸音板 9 水切溝 10 躯体 11 外壁板 12 結合部 13 補強筋 14 スラブコンクリート 20 台板 21 先端型枠 22 基端型枠 23 側型枠 24 上部型枠 25 保護シート 26 目地材 27 水切目地材 28 支持釘
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−3733(JP,A) 特開 平2−98406(JP,A) 実開 昭59−177645(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/00 - 1/16 E04B 1/82 - 1/86 E04B 5/38 - 5/43 B32B 23/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床部の先端部にパラペット部を起立して
    設けた平面四角形の躯体板中に、組鉄筋をその一部が床
    部より上方に露出して埋設されているとともに、該躯体
    板の下面側には額縁部が突出して形成され、その額縁部
    の内側には、多孔質な吸音板が躯体板と一体的に接着さ
    れ、額縁部と吸音板との間に水切溝が形成されているこ
    とを特徴とする、吸音板付きバルコニー板。
  2. 【請求項2】 バルコニー板成形用の先端型枠と基端型
    枠と一対の側型枠と、側型枠間に設ける上部型枠とより
    なる型枠内に、先端型枠と基端型枠及び側型枠と所要の
    距離を隔てて吸音板を敷き並べ、吸音板相互の接目を目
    地材で埋めるとともに、敷き並べた吸音板の外側に接し
    て水切目地材を配置し、吸音板に散水して水分を付与さ
    せた後、吸音板上に組鉄筋を配置して生コンクリートを
    打設し、組鉄筋の下部をコンクリート中に埋設すること
    を特徴とする、吸音板付きバルコニー板の製造法。
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