JPS5914007Y2 - 間接押出プレス - Google Patents

間接押出プレス

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Publication number
JPS5914007Y2
JPS5914007Y2 JP3776781U JP3776781U JPS5914007Y2 JP S5914007 Y2 JPS5914007 Y2 JP S5914007Y2 JP 3776781 U JP3776781 U JP 3776781U JP 3776781 U JP3776781 U JP 3776781U JP S5914007 Y2 JPS5914007 Y2 JP S5914007Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
press
container
ring
loose
Prior art date
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Expired
Application number
JP3776781U
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English (en)
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JPS57152314U (ja
Inventor
明 浅利
辰彦 野依
征夫 溝口
徹朗 竹端
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社神戸製鋼所 filed Critical 株式会社神戸製鋼所
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Priority to DE19823209782 priority patent/DE3209782A1/de
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、間接押出プレスに係り、特に、ルーズドダイ
を使用する間接押出プレスにおいてコンテナ内面をクリ
ーニングする部分と押出材の形状を決定する部分を分離
したダイ組立外を採用することにより、押出材の精度が
一定であり、公差の厳しい型材の押出に適した間接押出
プレスの提供を目的とする。
間接押出プレスは、押出中のメタルフローが改善される
ため均一な押出材を得ることができることが知られてい
る。
ところが、高力系アルミ合金の間接押出では表面品質を
確保するため押出後、コンテナ内面に付着したシェルを
除去することが心願である。
このコンテナ内面のシェル除去手段として第10図乃至
第13図に示す手段が従来一般的に採用されている。
即ち、これを概説すると、第10図は加圧ステムAの先
端に設けたダミーブロックBにより、押出終了後、コン
テナEを矢示方向に移動することでその内面に付着した
シェルFをダミーブロックBで゛クリーニングするもの
で゛あり、押出プレスサイクルタイムが長女なる不具合
がある。
第12図に示すものはダイステムGに螺子締結したダイ
Hのフランジで゛コンテナ内面をクリーニングするもの
であり、又、第13図に示すものはダイステムGにダイ
に代替してクリーニング専用部品であるディスク■を装
着して実施するものであり、これら第10図、第12図
および第13図のいずれでも押出終了後にコンテナ移動
を介してクリーニングするものであるから、プレスサイ
クルが大となるという共通の不具合点がある。
これらに対し、第11図に示すものはダイステムGの端
面に所謂2段ダイス(ルーズドダイ)を装着したもので
、押出中にクリーニング作業を実施でき、プレスサイク
ルタイムが短縮できるという利点がある。
ところが、この第11図に示す2段ダイス利用の場合に
は、ダイに付着したシェルを除去する作業をプレスのド
ライサイクルタイム中に実施することが困難であり、従
って、2個以上のダイスを交互に押出に使用し、1個が
押出に使用されている間、他方はプレス外にてこれに付
着したシェルを除去する作業を行なう必要がある。
故に、同じ形状のダイを2個以上作る必要があり、ダイ
コストがかかるとともに、厳しい公差が要求される押出
材例えば薄肉プロファイルなどではダイスの製作が困難
であり、管理が難しいものとなっていたのである。
本考案は以上の実状に鑑み、ルーズドダイ使用による利
点をそのまま維持しつつその不具合点を解消するため案
出されたものであり、以下、その実施例を第1図乃至第
9図を参照して詳述する。
第1図乃至第6図は本考案の間接押出プレスの1サイク
ルを示しているが、図において、1はコンテナ、2は円
筒状のダイステム、3は閉止ブロック、4はシャー、5
はハンドリング部材である。
ダイステム2の先端部には第7図で特に図解するように
その先端に小径部6が形成され、該小径部6にコンテナ
1の内面をクリーニングするリング7がプレス軸方向に
挿抜自在に套嵌されるとともに、套嵌されたとき段部8
にてそれ以上の摺動を規制すべくされている。
更に、小径部6の端面にはダイベアリング部9を有する
ルーズドダイ10がそのベアリング部9の中心をプレス
中心として着脱自在に装着してありここにダイステム2
、コンテナクリーニングリング7及びルーズドダイ10
でダイ組立体11が構成され、リング7とダイ10がプ
レス軸方向に間隔12をおいて対設されているのである
而して、その押出サイクルを概説すると、コンテナ1の
中にビレット13をチャージした後、該コンテナ1の一
開口部をプレス中心と直交する方向に移動自在な閉止ブ
ロック3で閉塞するとともにルーズドダイ10、コンテ
ナクリーニングリング7を備えたダイステム2をコンテ
ナ1の中に第1図のように進入すべく押出力量を付与す
る。
これにより、ダイベアリング部9より形状が決定された
押出材14はダイステム2の中を通じて図右方に間接押
出により押出成形されるのであり、この押出中にルーズ
ドダイ10とクリーニングリング7がプレス軸方向に離
間され、リング7の外周縁がコンテナ内面に摺接してい
ることから押出中、コンテナ内面に付着したシェル15
は第8図に示す如く渦巻状リングとして間隔12内に巻
込まれるのである。
押出終了後にあっては押粕16と押出材14を切断する
ためコンテナ1を国外の移動シリンダ装置により図右方
へ移動せしめコンテナ端面とダイ10の端面を同一平面
上に位置すべく作動せしめ第2図に示す如くプレス中心
と直交して進退移動自在のシャー4を介して押粕16と
押出材14を切断するのである。
次に、第8図、第9図に示すハンドリング部材5をプレ
ス中心に進入させるとともにコンテナ1を図右方にダイ
ステム2に被るように移動させることにより第3図で示
す如くルーズドダイ10とクリーニングリング7をコン
テナ1より露出せしめ第8,9図に示す2又形状の固定
支承部17と図外シリンダ装置等によるピン18を支点
に開閉自在な可動アーム19との協働でダイ10とリン
グ7をチャッキングせしめ、第4図に示す如くダイステ
ム2を後退することによってダイ10を小径部6端面よ
り又、リング7を小径部6より間隔12をあけた状態で
保持したもとで第8図に示す如く取外し、第9図に示す
粕取ブロック20を間隔12内にシリンダ装置21の伸
長を介して進出することでシェル15を払いのけるので
ある。
即ち、ルーズドダイ10とリング7が分離乃至分割され
て間隔12を有することから、シェル15の粕取ブロッ
ク20による除去が極めて簡単かつ正確容易、迅速にで
きるのであり、又、ルーズドダイ10を使用することか
らプレス外におけるダイベアリング部9のシェル除去を
必要に応じてその搬送中に実施できるのである。
このようにしてルーズドダイ10、リング7をハンドリ
ング部材5によりプレス中心より機外に取出した後、前
述したように必要に応じてベアリング部9のシェルを除
去したルーズドダイ10とクリーニングリング7をハン
ドリング部材5を介して第5図で示す如くダイステム2
側におけるコンテナ1の開口端においてプレス中心に搬
入する。
従って、ハンドリング部材5はそのチャッキング部がプ
レス中心とプレス外相互間において揺動乃至昇降シリン
ダ装置等で位置変更自在であるとともに、ハンドリング
部材5の全体がプレス機外においてプレス方向に沿って
移動自在とされる。
一方、第5図に示す如く内面が押出中においてクリーニ
ングされたコンテナ1内にはビレットフ。
ラシャ22を介してビレットがチャージされ、前述した
ようにハンドリング部材5によりルーズドダイ10とク
リーニングリング7をプレス中心に位置させた状態でダ
イステム2を図左方に移動することでコンテナクリーニ
ングリング7をダイステム2の先端小径部6に所謂率差
し状に套嵌するとともにその端面にルーズドダイ10を
装着し、再び閉止ブロック3にて第6図に示す如くコン
テナ1の開口部を閉止するのである。
本考案はコンテナ]、ルーズドダイ10とダイステム2
とからなるダイ組立体11.ルーズドダイ10をプレス
中心とプレス外の相互間において位置変更自在にするダ
イハンドリング部材5を含む間接押出プレスにおいて、
ダイステム2の先端部に段部8を介して小径部6を形威
し、該小径部6にコンテナ1の内面をクリーニングする
リング7をフ。
レス軸方向に関して挿抜自在に套嵌して前記段部8に係
合するとともに、小径部6の端面に押出材の形状を決定
するルーズドダイ10を着脱自在に装着して前記リング
7とルーズドダイ10との間に軸方向の間隔12を形成
したことを特徴とする間接押出プレスに係るものである
から次のような利点がある。
ルーズドダイ10とコンテナクリーニングリング7をダ
イステム2に設けたことにより、押出中にコンテナ1内
面のクリーニング作業ができるとする基本的な作用効果
に加えて、ルーズドダイ10とクリーニングリング7を
分離したことにより、ダイ10の製作が容易で、ダイ1
0は毎回使用することができ厳しい公差が要求される押
出材であっても押出材の精度が一定であることから有利
となる。
又、コンテナクリーニングリング7はダイステム2の先
端小径部6に挿抜自在に套嵌されており押出後、シャ一
工程を経たのもダイ10とともにダイステム2よりハン
ドリング部材5とダイステム2の後退でプレス外へ搬出
でき、しかも、ダイ10とリング7は軸方向に離間分離
していることからリング7に巻回したシェル15はブロ
ック20を通過するだけで簡単かつ容易迅速に払い落す
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施−例を示し、第1図乃至第6図は押
出プレスサイクル順に示す概略断面図、第7図は本案要
部であるダイ組立体の拡大断面図、第8図はハンドリン
グ部材の平面断面図、第9図は同正面図、第10図乃至
第13図はコンテナクリーニング要領を概説する従来例
の各断面図である。 1・・・・・・コンテナ、2・・・・・・ダイステム、
3・・・・・・閉止ブロック、5・・・・・・ハンドリ
ング部材、6・・・・・・ダイステム小径部、7・・・
・・・クリーニングリング、10・・・・・・ルーズド
ダイ、20・・・・・・押粕取ブロック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンテナ1、ルーズドダイ10とダイステム2とからな
    るダイ組立体11.ルーズドダイ10をプレス中心とプ
    レス外の相互間において位置変更自在にすダイハンドリ
    ング部材5を含む間接押出プレスにおいて、ダイステム
    2の先端部に段部8を介して小径部6を形成し、該小径
    部6にコンテナ1の内面をクリーニングするリング7を
    プレス軸方向に関して挿抜自在に套嵌して前記段部8に
    係合するとともに、小径部6の端面に押出材の形状を決
    定するルーズドダイ10を着脱自在に装着して前記リン
    グ7とルーズドダイ10との間に軸方向の間隔12を形
    成したことを特徴とする間接押出プレス。
JP3776781U 1981-03-17 1981-03-17 間接押出プレス Expired JPS5914007Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3776781U JPS5914007Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 間接押出プレス
DE19823209782 DE3209782A1 (de) 1981-03-17 1982-03-17 "indirekte strangpresse"

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3776781U JPS5914007Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 間接押出プレス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57152314U JPS57152314U (ja) 1982-09-24
JPS5914007Y2 true JPS5914007Y2 (ja) 1984-04-25

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ID=29834945

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JP3776781U Expired JPS5914007Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 間接押出プレス

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