JPS6243602Y2 - - Google Patents

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JPS6243602Y2
JPS6243602Y2 JP12266086U JP12266086U JPS6243602Y2 JP S6243602 Y2 JPS6243602 Y2 JP S6243602Y2 JP 12266086 U JP12266086 U JP 12266086U JP 12266086 U JP12266086 U JP 12266086U JP S6243602 Y2 JPS6243602 Y2 JP S6243602Y2
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JP
Japan
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die
cleaning
extrusion
container
extrusion molding
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JP12266086U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、間接押出プレスのルーズドダイに係
り、押出用ダイ自身を利用してクリーニングを行
なうとともに、押出し形状を決定するダイ部分は
継続使用可能とすることによつて、押出製品の精
度の均一保持を可能とし、併せてプレスサイクル
タイム短縮を可能とし、多品種少量生産等に好適
な結果が得られるようにしたものに関する。
(従来の技術) 高力係アルミ合金材による各種押出製品を間接
押出プレスによつて生産する場合、その表面品質
を保持するために、押出しに当つてコンテナ内面
に付着するシエルを除去することは、一回の押出
し毎に必須である。このようなコンテナ内面に付
着するシエルの除去に当つては、従来各種のクリ
ーニング手段が用いられている。即ち押出ダイの
一部にクリーニング用刃面や刃部を形成し、ダイ
自身によつてクリーニングを行なうもの、または
ダミーブロツクを利用するもの、特別なクリーニ
ング部材を準備してこれを用いるもの等である。
又、文献としては、特開昭50−28467号公報、
特開昭54−64058号公報がある。
(考案が解決しようとする問題点) プレスサイクルタイムの短縮という点から見れ
ば、押出ダイ自身を利用する手段は、押出中にク
リーニングが同時的に遂行される点で有利ではあ
るが、しかし押出ダイの一部に一体的にクリーニ
ング用刃面や刃部を形成することは、当然ダイに
転移付着するシエルを除去する処理が必要とされ
るし、その刃面や刃部の損耗等に対処する面倒が
生じる。このさいダイに付着したシエルを除去す
るに当つては、押出プレスにおけるドライサイク
ルタイム中にこれを実施することが困難であるた
め、従来は複数個のダイを準備し、その1個が押
出工程に使用されている間に、他のダイはプレス
機外でシエル除去作業を行なつているのであり、
このためには全く同一のダイを2個以上製作する
ことが要求され、ダイコストの点からも、製作上
の厳しい公差を均一に保持することの点からも有
利でないし、プレスサイクルタイム全般のそれ以
上の短縮が望めないし、薄肉プロフアイルを持つ
押出製品等では、かかる均一ダイスの製作はきわ
めて困難であり、後工程でドローイング等が行な
われているような種類のものにしか適用できない
等の不便もあり、多品質少量生産品目の押出成形
等では、かかる押出ダイ自身によるクリーニング
手段はダイコストの点からも反つて不適当である
等の問題点が生じるのである。
本考案はかかる間接押出プレスにおけるコンテ
ナ内面のクリーニングを行なうに当り、押出ダイ
自身を利用してそのクリーニングを行なうととも
に、前述の問題点を一掃したものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案はクリーニングダイ部分と押出成形ダイ
部分とが分解組立自在に合体されているととも
に、押出成形ダイ部分でコンテナ内ビレツトの押
出しがクリーニングダイ部分でコンテナ内面のシ
エルを除去するルーズドダイにおいて、 中心にダイ孔を有する押出成形ダイ部分の軸方
向一端面にクリーニングダイ部分の軸方向一端面
が当接されて該端面を介して軸方向分解組立自在
に合体されており、クリーニングダイ部分はダイ
孔と連通する孔を有する本体部分の外周面が周方
向に関して同径でかつ軸方向に関してストレート
の部分を有して形成され、該本体の軸方向他端に
径外方向に突出されるリング状のクリーニング構
造部分を有しており、該クリーニング構造部分と
前記押出成形ダイ部分との軸方向対向部分間に、
前記本体部分の外周面にシエル収容部分を有する
ことを特徴とする間接押出プレスのルーズドダイ
に関する。
(実施例と作用) 以下図示の実施例に基いて本考案を詳述する
と、第1図は従来のコンテナ内面のシエル除去の
ためのクリーニング手段例を示し、第2図は本考
案実施例によるルーズドダイを用いての押出とク
リーニングプロセス説明図であり、第3,4図は
本考案実施例による押出用ルーズドダイをそれぞ
れ示しているが、本考案に先立つて第1図につい
て従来例の概要を説示すると、同図にお
いて、1はコンテナ、2は被押出材であるビレツ
ト、3は加圧ステム、4はダイステム、5は従来
の押出ダイをそれぞれ示している。1はダミーブ
ロツク利用方式であり、加圧ステム3の先端に位
置して、ビレツト2を押動するダミーブロツク6
の外周等にクリーニング構造(刃面や刃部等のシ
エルを除去するもの)6aを一体に形成し、これ
により押出後のコンテナ1の矢印移動を介し、そ
の内面に付着しているシエル7が除去されるので
あり、同図はクリーニング用部材としてクリー
ンアウトデイスク8を用い、ダイステム4側にセ
ツトして、コンテナ1の矢印移動を介し、内面の
シエル7をデイスク8の前端等に形成したクリー
ニング構造8aにより除去するのである。これら
は何れもプレスサイクルタイムの増大を招来
して効率的でなく、操作も面倒である。これに対
し同図に示したものは、何れも押出ダイ5自
身を利用したもので、は押出ダイ5がその前後
にフランジ部分が形成され、ダイステム4側の後
部フランジの外周等にクリーニング構造5aを一
体に形成し、コンテナ1加圧ステム3の矢印方向
の押出し移動と同時に、コンテナ1内面のシエル
7を自動的に除去していく方式であり、はダイ
入口側にフランジを有する押出ダイ5を用い、そ
のフランジ部分の後端にクリーニング構造5aを
形成し、コンテナ1の矢印移動と共に、シエル7
を除去するようにしたものであり、これらの内
に示したものは押出行程と同時にクリーニングが
自動的に進行する点において、効率的ではある
が、このように押出ダイ5の一部に一体的にクリ
ーニング構造5aを形成したものでは、冒頭で説
示したような問題点が生じるのである。
これら従来例に対し、本考案は第3図に示すよ
うな、押出用ルーズドダイを用い、第2図示のよ
うに押出工程時に同行して同時的にそのコンテナ
内面のシエル除去クリーニングを行なうようにし
たものである。第3図実施例では、ルーズドダイ
10は、押出成形用のダイ孔11aを中心に設け
た押出成形ダイ部分11と、その外周一部にシエ
ル除去用の刃面または刃部を備えたリング状のク
リーニング構造12aを突設し、ダイステム4側
の製品通過孔4aおよびダイ孔11aと連通する
孔12bを具備したクリーニングダイ部分12と
が、例えば位置決めピン13等を介して分解組立
自在に合体されたものである。
すなわち、本考案のルーズドダイ10は中心に
ダイ孔11aを有する押出成形ダイ部分11の軸
方向一端面にクリーニングダイ部分12の軸方向
一端面が当接されて該端面を介して分解組立自在
に合体されており、クリーニングダイ部分12は
ヂイ孔11aと連通する孔12bを有する本体部
分の外周面が同方向に関して同径でかつ軸方向に
関してストレートの部分を有して形成され、該本
体の軸方向他端に径外方向に突出されるリング状
のクリーニング構造部分12aを有しており、該
クリーニング構造部分12aと前記押出成形ダイ
部分11との軸方向対向部分間に、前記本体部分
の外周面によるシエル収容部分を有しているので
ある。
そして、斯るルーズドダイ10を用いての押出
とコンテナ内面のクリーニングは以下のようにさ
れる。
即ち第2図〜に順次工程順に示すように、
はダイチヤージが完了した状態を示し、ダイロ
ーダ14によつてダイステム4の前端にセツトさ
れたルーズドダイ10は、コンテナ1の移動によ
つてコンテナ1内にチヤージされ、コンテナ1に
装填されたビレツト2には加圧ステム3が押盤1
5等を介して押支され、ダイローダ14が避退し
た後、加圧ステム3コンテナ1は同図に示すよ
うに矢印方向に前進し、ビレツト2がルーズドダ
イ10の押出成形ダイ部分11のダイ孔11aを
介して押出され、押出製品2aはダイステム4の
通過孔4aを通つてプレス機外に送出される押出
完了状態がである。この押出工程と同時にルー
ズドダイ10のクリーニングダイ部分12におけ
るクリーニング構造12aにより、コンテナ1の
内面に付着するシエル7は自動的に掻き落し状に
除去され、クリーニングダイ部分12の外周面上
にストツクされる。こうして押出工程が完了すれ
ば、同図に示すようにコンテナ1の移動による
押粕部分2bのコンテナ外露出と、加圧ステム3
の後退、コンテナ1に昇降自在に付設等したシヤ
ー部材16の下降により押粕部分2bを製品2a
の後端より切除、デイスカードローダ17による
押粕部分2bと押盤15の支持、ローダ17の避
指による一連の押粕切断作業が完了する。次いで
同図のように、コンテナ1の移動によるルーズ
ドダイ10のコンテナ外露出とダイローダ14に
よる受取りによるダイエジエクトが行なわれ、ダ
イローダ14はダイ10を保持して機外に避退
し、同図に示すようにビレツトローダ18によ
る新しいビレツト2のコンテナ1内へのチヤージ
作業が始まり、このビレツトチヤージ作業の間
に、避退したダイローダ14側では、ローダ14
より除去したシエル7の付着したクリーニングダ
イ部分12のみを取り外し、新しいクリーニング
ダイ部分12をローダ14上に残つている押出成
形ダイ部分11に合体させ、即ち押出成形ダイ部
分11のみは継続使用として、同図のようにダ
イローダ14を介してダイステム4前端にセツト
し、同図のダイチヤージに戻ることになる。こ
の間シエル7の付着した取り外しクリーニングダ
イ部分11は、シエル7を除去して清掃し、次回
の使用に備えることになる。
(考案の効果) 本考案は以上のように、従来のコンテナ内面の
シエル除去クリーニングに当り、押出ダイをクリ
ーニング構造12aを備えたクリーニングダイ部
分12とダイ孔11aを備えた押出成形ダイ部分
11とが分解組立自在に合体された押出用ルーズ
ドダイとしたので、実施例で述べたように、ダイ
自身によつてシエル除去のコンテナ内面クリーニ
ングを、プレスサイクルを延長することなく、従
来より尚短縮して行なうことが可能となるのであ
る。このさい、押出製品の形状、寸法を決定する
押出成形ダイ部分11はクリーニング作業に無関
係であるため、これを引続き反復使用し、クリー
ニングダイ部分12のみを新旧交換することがで
き、その重要な押出製品の寸法精度、形状の均一
は正確に得られ、公差のきびしい型材等の押出製
品の安定した品質の均一性が得られることにな
る。
特に、クリーニング構造部分12aと押出成形
ダイ部分との軸方向対向部分間に形成されるシエ
ル収容部分は、クリーニングダイ部分12の本体
外周面が周方向に関して同径でかつ軸方向に関し
てストレートとされて構成されていることからク
リーニング構造部分12aによるシエル全面剥離
ができて収容できるし、収容されたリング状シエ
ルの取出もクリーニングダイ部分の軸方向一端面
よりプレス外において、簡単確実にできる。従つ
てまた多数の押出ダイを予じめ製作準備して交互
に使用する等の、製作的、コスト的に面倒で不利
な条件は全く解消され、クリーニングダイ部分1
2は損耗その他の点からこれを経時的に廃棄する
こととなつても、その製作は容易であるし、コス
ト的にも押出ダイ全体を新規製作するものに比
し、はるかに有利であり、例えば多品種少量生産
製品のように多数のダイ準備が必要とされるもの
においては、特に有利化されるのであり、コンテ
ナ内面のクリーニング方法として優れたものであ
る。
なお、実施例では、ダブルステム型間接押出プ
レスのコンテナクリーニング方法として加圧ステ
ムを例示したが、本考案ではプルバツク型間接押
出プレスで代表されるようなシングルステムの場
合は閉塞ブロツクが用いられることを含む。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンテナ内面クリーニング方式
の各例示説明図、第2図は本考案実施例のルーズ
ドダイを用いた工程順説明図、第3図は本考案ル
ーズドダイ実施例の各側断面図である。 1……コンテナ、2……ビレツト、3……加圧
ステム、4……ダイステム、10……ルーズドダ
イ、11……押出成形ダイ部分、12……クリー
ニングダイ部分、11a……ダイス孔、12a…
…クリーニング構造、13……位置決めピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 クリーニングダイ部分と押出成形ダイ部分とが
    分解組立自在に合体されているとともに、押出成
    形ダイ部分でコンテナ内ビレツトの押出しがクリ
    ーニングダイ部分でコンテナ内面のシエルを除去
    するルーズドダイにおいて、 中心にダイ孔を有する押出成形ダイ部分の軸方
    向一端面にクリーニングダイ部分の軸方向一端面
    が当接されて該端面を介して軸方向分解組立自在
    に合体されており、クリーニングダイ部分はダイ
    孔と連通する孔を有する本体部分の外周面が周方
    向に関して同径でかつ軸方向に関してストレート
    の部分を有して形成され、該本体の軸方向他端に
    径外方向に突出されるリンク状のクリーニング構
    造部分を有しており、該クリーニング構造部分と
    前記押出成形ダイ部分との軸方向対向部分間に、
    前記本体部分の外周面にシエル収容部分を有する
    ことを特徴とする間接押出プレスのルーズドダ
    イ。
JP12266086U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPS6243602Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12266086U JPS6243602Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12266086U JPS6243602Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Publication Number Publication Date
JPS6229814U JPS6229814U (ja) 1987-02-23
JPS6243602Y2 true JPS6243602Y2 (ja) 1987-11-13

Family

ID=31013057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12266086U Expired JPS6243602Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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JPS6229814U (ja) 1987-02-23

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