JPS59136344A - 改良された耐衝撃性を有する熱可塑性成形用組成物 - Google Patents

改良された耐衝撃性を有する熱可塑性成形用組成物

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JPS59136344A
JPS59136344A JP58245652A JP24565283A JPS59136344A JP S59136344 A JPS59136344 A JP S59136344A JP 58245652 A JP58245652 A JP 58245652A JP 24565283 A JP24565283 A JP 24565283A JP S59136344 A JPS59136344 A JP S59136344A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱可塑性の成形用組成物に関するもので、特
に成形用の熱可塑性ポリエステル、コポリエステル豫、
″r−ケポリーブレンr組成物中に、線状低密度ポリエ
チレンおよびガラス繊維を混合することによって、改良
された衝撃強さを持つ組成物を提供するものである。さ
らに詳しくは、本発明は、(a)30〜92重量%の、
ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(1,4−ブチ
レンテレフタレート)、コポリエステル、芳香族ポリカ
ーゼネート、またはこれらの組合せからなるもので、各
々のポリエステルが、0〜100%の上記ポリエステル
成分からなるものからなる群から選択されたポリエステ
ル、(b)3〜20重量%の線状低密度ポリエチレンお
よび(c)5〜50重量%のガラス繊維を含む組成物に
関する。
本発明の組成物は、さらに、強力化および/または変形
を少くするために有効な量のマイカ充填剤を含んでいる
ものであってもよい。
〔発明の背景〕
グリコール類とテレフタール酸またはイソフタール酸か
らなる高分子量線状ポリエステル及びコポリエステルは
、近年製造ができるようになった。ポリエステルの製造
法については、本発明において参考文献として引用した
Whinfield等による米国特許第2.465.3
19号およびPengi l Iy  による米国特許
第3.047.539号中に記載されでいる。これらの
特許には、前記ポリエステルがフィルムまたはファイ・
々−製造用として特にすぐれていることが記載されてい
る。
分子量の調堅の発達、核剤および2段階成形サイクルの
利用に伴い、ポリ(エチレンテレフタレート)は、射出
成形用組成物の重要な成分になってきている。さらに、
ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)は溶融体の状
態から非常に急速に結晶化するので射出成形用組成物中
の一成分として、特に有用である。このような、d リ
エステルから成形された加工物は、他の熱可塑性樹脂と
比較して、表面硬度、耐摩耗性がすぐれており、光沢も
あり、表面摩擦も低い。
さらに、ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)は特
に、射出成形用として使用する場合、ポリ(エチレンテ
レフタレート)よりずっと容易に成形することができる
。例えば、ポリ(1゜4−ブチレンテレフタレート)は
、約30〜約60℃の低い成形温度で、短期のサイクル
時間内に高い結晶性の、寸法安定性のすぐれた成形品に
射出成形することができる。低い成形温度でも、結晶化
速度が速いので、型から成形品を取出す際に何ら困難を
生じない。その上、ポリ(1,4−ブチレンテレフタレ
ート)射出成形品の寸法安定性は、ポリ(1,4−ブチ
レンテレフタレート)のガラス転移温度付近またはこれ
よりずっと上の温度においても常に優れている。
ポリエステル樹脂の射出成形の発達と同時にガラス繊維
強化組成物も提供されるようになった。例えば、本発明
で参考文献として引用したふくかわ等による米国特許第
3.368.995号およびZ irrme rman
による米国特許第3,814,725号を参照するとよ
い。これらの射出成形組成物は、無充填のポリエステル
の利点のすべてを備剛さ、降伏強度、モジュラスおよび
衝撃強さはさらに高くなる。
また、ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)および
ポリ(エチレンテレフタレート)の安定なポリブレンド
は、有用な非強化および強化製品に成形することができ
る。本発明で参考文献として引用した、F’oxおよび
Wamb a c hによる米国特許第3.953.3
94号を参照するとよい。さらに、主にポリ(1,4−
ブチレンテレフタレート)および芳香族/脂肪族または
脂肪族ポリエステルから誘導された単位を含有している
コポリエステルおよびブロックコポリエステルも公知で
ある。本発明で参考文献として引用した1976年12
月20日付で出願され現在すでに放棄されている米国特
許出願第752,325号を参照するとよい。これらの
コポリエステルおよびブロックコポリエステルは、成形
用樹脂として有用であり、さらにポリ(1,4−ブチレ
ンテレフタレート)および/またはポリ(エチレンテレ
フタレート)と均密に混合したものも有用である。これ
らの組成物は、衝撃強さが増大するといわれている。
また、熱可塑性樹脂を品質改良するかまたは特定の物性
を有するようにするために、ポリオレフィン、特に高圧
法低密度ポリエチレンおよび高圧法高密度ポリエチレン
を添加することも公知である。例えば、Re1n 等に
よる米国特許第3.405.198号には、ポリ(エチ
レンテレフタール)中に耐衝撃性改良剤としてポリエチ
レンを使用することが記載されている。また)(olu
b等による米国特許第4.122.061号には、ポリ
(1,4−ブチレンテレフタレート)樹脂と、ポリ(゛
エチレンテレフタレート)樹脂と、ガラス繊維強化剤(
単独であっても鉱物充填剤との組合せであってもよい。
)と、ポリオレフィンペースの、またはポリエチレンと
プロピレン−エチレンコポリマーとを含有スルオレフイ
ンペースの耐衝撃性改良剤としてのコポリマー樹脂とを
含有するポリエステル組成物が記載されている。Coh
en等による米国特許第4、185.047号には、熱
可塑性ポリエステル特酸物、特にポリ(エチレンテレフ
タレート)およびポリ(1,4−ブチレンテレフタレー
ト)中に高圧法低密度ポリエチレンを型からの離型性を
改良するために利用することが記載されている。上記の
特許はすべて、本発明において参考文献として引用する
さらに、最近、線状低密度ポリエチレンを、芳香族ポリ
カーゼネートに添加すると、通常のポリカーゼネートま
たは市販のポリエチレンとのポリカーゼネートブレンド
の対照サンプルと比較した場合、部分的に厚さが増大さ
れた部分に於いてのすぐれた衝撃強さを保ちつつ、ウェ
ルドライン強さおよび熱安定性が改良された成形組成物
が得られることが発見されている。例えば、1981年
8月発行のRe5earch Deisclosure
@20819の309頁を参照するとよい。さらに伽巷
奉母低密度ポリエチレンと、熱可塑性ポリエステルまた
はポリエステルブレンドおよび耐衝撃性改良ポリエステ
ル−ポリカーゼネートブレンドからなる組成物が知られ
ており、それぞれ混和性、ウェルドライン強さ、流れ特
性、および型からの離型性が改良され、しかもプレート
アウトも低下する。上記の参考文献も、本発明において
引用する。
本発明に於いて、少量の、即ち約3〜約20重量%、好
ましくは約5〜約15重量%の線状低密度ポリエチレン
と、約5〜約50重量%のガラス繊維を、熱可塑性ポリ
エステル中に混入することにより、熱可塑性ポリエステ
ル組成物の衝撃強さが顕著に改良されることf見い出さ
れた。本発明の組成物の衝撃強さは、高圧法低密度ポリ
エチレンまたはガラスまたはこの両方等含んだ熱可塑性
ポリエステル組成物よりも、ずっと改良される。このよ
うに顕著に衝撃強さが改良される正確な機構は明らかで
ないが、本発明の技術分野の技術者等には、このような
改良が達成されるのは、使用された量の線状低密度ポリ
エチレンとガラス繊維の相乗効果であることが認められ
るであろう。
本発明は、成形または押出用、例えば、射出成形、射出
吹込成形、圧縮成形、トランスファー成形、押出成形、
シート押出、電線被覆、押出吹込成形等に有用な耐衝撃
性の改良された熱可塑性組成物を提供するものである。
本発明の組成物゛は、 (a)  基本的にポリ(エチレンテレフタレート)、
ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)、コポリエス
テルおよび芳香族ポリカー昶ネートからなる群より選択
された1種の高分子量ポリエステルまたはこれらのポリ
エステルの2種以上を組合わせたポリエステルの30〜
92重量%、 (b)  ガラス繊維、単独または有効量の強化充填剤
と組合わせたガラス繊維の5〜50重量%および (C)  線状低密度ポリエチレンの3〜20重量%を
含むものである。
さらに詳しくは、本発明の組成物は (a)30〜92重量%の 1)ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)、11)
基本的に、テレフタール酸、インフタール酸、ナフタレ
ンジカルボン酸、式 (式中、Xは1〜4の炭素原子のアルキレン若しくはア
ルキリデン、カルゼニル、スルホニル、酸素または2つ
のベンゼン環カ直接結合していることを表す) で示される化合物、および鎖中に6〜12の炭素原子を
持つ脂肪族ジカルボン酸からなる群から選択された1種
または2種以上のジカルボン酸と、鎖中に2〜10の炭
素原子を持ち直鎖状または分枝状の二価の脂肪族または
脂環族グリコールの1種または2種以上とから誘導され
た脂肪族/芳香族コポリエステル、 1ft)  (1)の末端反応性ブロックと、コポリエ
ステル(11)の末端反応性ブロックとから誘導された
ブロックコポリエステルであって、この場合、コポリエ
ステル(11)が、少なくとも10%のジカルボン酸が
ら誘導された脂肪族の単位または直鎖脂肪族または脂環
族グリコールの末端−反応性脂肪族、f +)エステ゛
 ルを有し、上記ブロックが末端間結合により連結して
いるもの。
1■)  ポリ(エチレンテレフタレート)■) 好ま
しくはビスフェノール−Aの芳香族ポリカーブネートま
たは vl)  これらの組合せ (b)5〜50重量%のガラス繊維、および(C)  
約3〜約20重量%の、好ましくは5〜15重量%、最
も好ましくは5〜10重量%の、線状低密度ポリエチレ
ン を含む組成物である。
本発明の組成物はさらに、変形を少くするのに充分な量
のマイカまたはクレー、および/または電気的特性を向
上させるためのタルクを含有していてもよい。さらに、
本発明の組成物には、これらに限られるものではないが
、コアーシェルタイブのアクリル系エラストマー、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体およびエチレン−エチルアク
リレートコポリマーといった耐衝撃性改良剤13o含有
させてもよい。
さらに、本発明の組成物中には、下記のような添加剤の
1種または2種以上を含有させてもよい。即ち、離型剤
、難燃剤、着色剤、核剤、安定化剤、充填剤、流れ促進
剤等である。
〔発明の詳細についての記載〕
本発明の実施に際して使用される高分子量ポリエステル
は、テレフタール酸およびイソフタール酸の多価グリコ
ールエステルである。これらは、広範囲で市販されてお
り入手可能である。
例えば、General Electric Comp
any(マサチュセツツ州ピックフィールドにある)の
、商標名VALOX■として市販されているポリ(1,
、i−ブチレンテレフタレート)およびGoodyea
r Tireand Rubber Company 
 から商標名VI’TUFとして市販されているポリ(
エチレンテレフタレート)がある。
またこれら高分子量ポリエステルは、公知技術によって
容易に製造することもでき、例えばテレフタール酸およ
び/またはイソフタール酸のエステルをグリコールとエ
ステル交換し、次に重合を行う、あるいはグリコールを
遊離酸またはそのハライド誘導体と加熱するといった方
法等で製造できる。これらの製造法につ(・ては米国特
許第2.465.319号および同第3、047.53
9号、その他にも記載されている。
ポリエステルのグリコール部分には、2〜1゜の炭素原
子が含まれているが、線状メチレン鎖のかたちで2〜4
の炭素原子を含んでいるものが好ましい。
好ましいものとして、一般式 (式中nは2〜4である) のくり返し単位を持つ高分子量ポリマー状グリコールテ
レフタレートまたはイソフタレート、このようなエステ
ルの混合物、及び30モル%以下のイソフタール系単位
のテレフタール酸とイソフタール酸のコポリエステル等
のポリエステルがある。
特に好ましいポリエステルは、ポリ(エチレンテレフタ
レート)およびポリ(1,4−ブチレンテレフタレート
)である。具体例では、主にポリ(1,4−ブチレンテ
レフタレート)について示すが、射出成形にポリ(1,
4−ブチレンテレフタレート)を利用した場合、ポリ(
エチレンテレフタレート)の場合には時としては必要と
されている核剤または長いサイクル過程を要せずに速い
速度で結晶化するためである。
さらに説明すると、ポリ(1,4−ブチレンテレフタレ
ート)のような、高分子量ポリエステルは、30℃で6
0:40のフェノール−テトラクロロエタン混合物中で
測定した場合、0.7dl117以上の好ましくはo、
 s di / f1以上の固有粘度を有する。固有粘
度が、t o di / 7以上の場合、本発明の組成
物の強靭性がさらに向上する。
本発明の組成物に有用なコポリエステルは、好ましくは
テレフタール酸、イソフタール酸またはこれらの反応性
誘導体あるいはこれらのいずれかの組合せと、直鎖状ま
たは分枝状の脂肪族および/または脂環族グリコールか
ら製造することができる。具体的には、グリコールは、
エチレングリコール、1.4−ブタンジオール、1.5
−ベンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1.
9−ノナンジオール、1,1〇−デカンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、1.4−シクロヘキサンジオール
、1.4−シクロヘキサンジメタツールまたは上記のい
ずれかの混合物等である。さらにコポリエステルの酸成
分用として有用な他のジカルゼン酸には、これらに限定
されるものではないが、ナフタレンジカルゼン酸のよう
な芳香族ジカルゼン酸、下記式 (式中、Xは1〜4の炭素原子のアルキレン基若しくは
アルキリデン基、カルゼニル基、スルホニル基、酸素等
または2つのベンゼン環の直接結合を表わす。) で示される化合物、およびスペリン酸、七ノ々シン酸、
アゼライン酸、アジピン酸等を含む6〜12の炭素原子
を持つ脂肪族ジカルゼン酸が含まれる。
上記のコポリエステルは、通常の方法によるエステル交
換によって製造することができる。
これらのコポリエステルは好ましくは、50%以上のポ
リ(1,4−ブチレンテレフタレート)単位から誘導さ
れるものである。
本発明の組成物用として有用なブロックコポリニス−チ
ルは、I)末端−反応性ポリ(t 、 、i −ブチレ
ンテレフタレート)であって好ましくは低分子量のもの
と、11)前記したような末端−反応性コポリエステル
若しくは111)末端−反応性脂肪族ポリエステルまた
はこれらのいずれかの組合せからなるブロックから導び
かれるものである。末端基は、ヒドロキシル基、カルゼ
キシル基、カル昶アルコキシ基であり、これらの反応性
誘導体をも含んでいる。
通常、これらのブロックコポリエステ/14、酢酸亜鉛
、酢酸マンガン、チタンエステル等のようなエステル交
換用の触媒の存在下に上記の末端反応性単位を反応させ
ることにより製造することができる。また混合した後、
重合を標準条件下に、例えば220〜280 ℃、0.
1〜2朋水銀柱といった高真空下に重合することにより
、連鎖セグメントの分布が最小限にランダム化している
ブロックコポリマーをつくる。これらのブロックコポリ
エステルについては、本発明において参考文献として引
用した1976年12月20日に出願された、現在放棄
されている米国特許出願筒752.325号中に記載さ
れている。
コポリエステル単位(11)は好ましくは脂肪族グリコ
ールと、芳香族酸と脂肪族酸とのモル比濃度が1:9〜
9:1の特に好ましくは3ニア〜7:3の芳香族および
脂肪族二塩基酸の混合物とから導びかれる。
さらに、末端−反応性脂肪族ポリエステル単位Qii)
としては、ヒドロキシ−含有末端基を有スるものが好ま
しいが、実質的に化学量論量の脂肪族ジオールと脂肪族
ジカルゼン酸を含有していればよい。
芳香族/脂肪族コポリエステル師および脂肪族ポリエス
テル(iii)の両方は、公知方法により容易に製造す
ることができるが、市販されており入手可能である。こ
れらの物質は、例えば、ニューヨーク州、Hicksv
ille  にあるthe Ruc。
DiVision / Hooker Chemica
l Companyがら[Rucoflex jという
商標名で販売されている。
本発明において有用な、ブロックコポリエステルは好ま
しくは、95〜50重量%のポリ(1,4−ブチレンテ
レフタレート)のセグメントからなるものである。ブロ
ックコポリエステル中に取り込まれる以前のこれらポリ
(1,4−ブチレンテレフタレート)ブロックは、3゜
℃で60:40のフェノール−テトラクロロエタン中で
測定された場合、好ましくは0.1 di 79以上の
、さらに好ましくは0.1〜o、 s dl / 9の
固有粘度を持つものが望ましい。残り、即ち5〜50重
量%のブロックコポリエステルは、上記のコポリエステ
ル(:1)および脂肪族ポリエステル(iii)からな
るものである。
本発明の技術分野の技術者等には明白であるが、ポリ(
1,4−ブチレンテレフタレート)ブロックは、直鎖状
または分枝状のものがあり、例えば、3以上のエステル
−形成基を含有している分枝状成分を使用すれば枝分れ
鎖のものが得られる。これらの分枝状成分は、例えば、
ペンタエリトリトール、トリメチロールプロパン等のポ
リオール、トリメチルトリメシテード等のポリ塩基酸化
合物が含まれる。枝分れポリ(1,4−ブチレンテレフ
タレート)樹脂およびその製造法については本発明で参
考文献として引用した、B Orma n  による米
国特許第3,953,404号中に記載されている。
本発明では、また、高分子量芳香族ポリカーゼネートお
よび、ポリカーボネートとポリ(エチレンテレフタレー
ト)および/または上記のポリ(1,4−ブチレンテレ
フタレート)樹脂のブレンPも有用である。本発明にお
いて有用な芳香族ポリカーボネート樹脂は、公知のもの
であればいずれであってもよい。一般的には、上記ポリ
カーボネートは、二価のフェノールをホスゲン、ハロゲ
ン化ギ酸エステルまたは炭酸エステルのようなカーブネ
ート前駆物質と反応させることにより製造することがで
きる。これらのポリカーゼネートポリマーは式 %式% (式中、Aはポリマー製造反応で使用された二価のフェ
ノールの二価の芳香族基である。)の(り返し単位を持
つもので代表させることができる。「高分子量」芳香族
ポリカーボネートポリマーとは、約0.30以上の固有
粘度(25℃で、メチレンクロライド中で測定した場合
のcil/ g )を持つポリカーボネートである。
芳香族カーどネートポリマーの製造に使用することので
きる二価のフェノールは、官能基として、2つのヒドロ
キシル基を含んでおり、各々のヒドロキシル基が、芳香
族核の炭素原子に直接結合している単核または多核の芳
香族化合物である。代表的な二価のフェノールには、2
゜2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)フロノぐン、
2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、
2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル
)−フロノeン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3
,5−ジクロロフェニル)フロノξン、2.2−ビス−
(4−ヒドロキシ−3,5−、)−jロモフェニル)フ
ロノξン、1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)
エタン、および4.4−ジヒドロキシ−3,3−ジクロ
ロジフェニルエーテルが含まれている。
前記の芳香族カーゼネートポリマーを製造するために使
用することのできるその他の二価のフェノールは、本発
明で参考文献として引用した本発明の出願人によって出
願されたGoldbergによる米国特許第2.993
.835号中に記載されている。最も好ましく使用され
る二価のフェノールは、2.2−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)プロバンチアル。
ホモポリマーより、むしろポリカーゼネートポリマーの
方が好ましい場合には、当然のことながら、2種以上の
二価のフェノールまたは1種の二価のフェノールと、グ
リコール、ヒドロキシ若しくは酸末端化ポリエステルま
たは二塩基酸との組合せで使用することもできる。この
ように、本発明に於いてはポリカーゼネート樹脂という
用語には、この範囲のポリカーぜネートコポリマーも含
まれるものであると解される。
本発明では、また、ポリ(エチレンテレフタレート)、
ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)、上記のコポ
リエステルおよび/またはブロックコポリエステルおよ
び/またはこれらの誘導体、芳香族ポリカーボネート、
あるいはこれらの組合せのブレンドをも使用することが
できる。
本発明に於いて、上記のポリマーのいずれかの1種また
はこれらの組合せのや耐衝撃性を顕著に改良するために
は、この中に、ガラス繊維と、3〜20重量%、好まし
くは5〜15重量%の線状低密度ポリエチレンを含有さ
せる必要があることが見い出された。
本発明において有用な線状低密度ポリエチレンは周知物
質であり、例えばExxon社のEscorene(商
品名)、または、ユニオンカー・々イト社からのG樹脂
の商品名で市販されており入手することができる。また
、これらは、本発明において参考文献として引用した例
えば米国特許第4、354.009号および同第4.0
76.698号、ヨーロツノξ特許出願4645(19
79年10月17日公開)および米国特許第4,128
,607号中に記載されたような重合法によって容易に
製造することもできる。
これらの線状低密度ポリマーは、約0.89〜約0.9
 f/ /ccの、好ましくは約0.915〜約0、9
45 、!it / ccの密度を持つものがよい。こ
れらの線状低密度ポリエチレンポリマーとしては、実際
には、エチレンと、少量の、即ち20モル%以下、好ま
しくは15モル%以下の3〜15の炭素原子のα−オレ
フィンとのコポリマーがある。なおα−オレフィンとし
ては、好ましくは3〜10の炭素原子を含むものが、最
も好ましくは4〜8の炭素原子を持つものがよい。これ
らの線状低密度ポリエチレンは、W?J&触媒系から製
造された、高圧法による低密度ポリエチレンおよび高密
度ポリエチレンとは区別することができる。高圧法によ
るポリエチレンは、実質的に側鎖枝分れがなく、ランダ
ムな枝分れに対する単純な側鎖枝分れを制限された濃度
で含有している。
好ましい線状低密度ポリエチレンコポリマーハ、エチレ
ント、プロピレン、ブテン−1、ペンチン−1,4−メ
チルペンテン−1、ヘキセン−1およびオクテン−1か
らなり、最も好ましくはブテン−1およびオクテン−1
からなる群から選択された、1種または2種以上のα−
オレフィンとから製造される。目的とする密度のポリマ
ーは、α−オレフィンの共重合の割合および共重合の間
のポリマーの生成特性を調整することにより得ることが
できる。このコポリマーに対して多量のコモノマーを添
加すると、コポリマーの密度を低めることができる。
通常、線状低密度ポリエチレンの共重合は、ガス相流動
床反応器または液相溶液プロセス反応器中のどちらかで
行われるが、好ましくは後者で、常圧から5000 p
siの範囲の圧力下、好ましくは1000 psi以下
で、20〜310℃、好ましくは30〜115℃で、適
当な高活性触媒の存在下に行う。代表的な触媒系は、遷
移金属錯体触媒であって、好ましくは周期律表IVa 
、VaおよびVlaの遷移元素に結合したハロゲンまた
は炭化水素基を持つこれら金属の化合物の1種以上と、
金属ハロゲン化物または炭素に直接に結合した金属を有
する化合物、例えば金属アルキルのような還元成分とか
らなる遷移金属錯体触媒からなるものである。特に好ま
しい触媒系は、チタンのハライドを持つもので、かつ有
効な有機金属成分が金属としてアルミニウムを持つ金属
アルキル化合物、特にLiAl (炭化水素)4である
ものである。このような触媒系には、例えば、TiCl
4− LiAl (アルキル)4、VOCl3− Li
(アルキル) 、MoC+3− AI (アルキル)3
、TiC14−アルキルMgBr 等が含まれる。
これらと同様に有用な触媒系は米国特許第4、354.
009号、米国特許第4.076.698号、ヨーロツ
・ξ出願第4645号および上記の米国特許第4.12
8.607号中に記載されている。このような触媒系は
、エチレンと触媒とのモル比が35,000〜40,0
,000 : 1の範囲で使用される。
このようにして製造された、好ましい線状低密度ポリエ
チレンコポリマーは、1以下の、好ましくは約0.1〜
約0.3 C=C/1 o o o炭素原子の不飽和含
有率と、約3重量%以下、好ましくは2重量%以下のn
−ヘキサン抽出可能成分含有率(50℃での)を持つも
のである。好ましい線状低密度ポリエチレンコポリマー
の製造法は、本発明において参考文献として引用した、
Chem、Eng、、1979年12月3日発行、80
〜85頁中に記載されているユニポール(Un i p
o I )法によって製造することができる。
本発明の組成物はガラス繊維をも含んでいなければなら
ない。繊維状(フィラメント状)ガラスは処理を行わな
くてもよいが、好ましくはシランまたはチタン酸塩カッ
プリング剤等によって処理してもよい。フィラメント状
ガラスは本発明の技術分野では周知のものであり、種々
の製造業者から入手することができる。
本発明の組成物を最終的に電気用途に使用する場合には
繊維状ガラスフィラメントとしては、ソーダを含まない
石灰−アルミニウムホウケイ酸塩ガラスを使用するのが
好ましい。これは、通常E−クラスとして知られている
。電気的特性が特に重要でない場合には、Cクラスとし
て知られているような低級ソーダガラスも使用すること
かできる。最も好ましいのは、EクラスのGフィラメン
トであり、直径かにフィラメントより小さいのが好まし
い。フィラメントは、慣用法、例えば流体または空気吹
込、火炎吹込、および機械的引張により製造することが
できる。
プラスチック強化のために好ましいフィラメントは機械
的引張により製造されたものである。
ガスフィラメントの長さおよびフィラメントがファイノ
々状に結束しているかどうか、そのファイバーがヤーン
、ロープ、ロービング状に結束しているかどうか、また
はマットに編まれているかどうかは、本発明にとっては
、重要ではない。しかしながら、成形用組成物の製造に
おいては、チョップトストランドの形態で、1/8〜2
インチの長さの、フィラメント状ガラスを使用するのが
便利である。しかし、本発明の組成物から成形された製
品中においては、より短かい長さのガラス繊維が存在す
るが、これは配合の間にかなりの破砕が起るためである
。しかしながら、フィラメントの長さが0.0005〜
0125インチの間にある熱可塑性射出成形製品が最も
すぐれた物性を示す。
本発明の組成物は、さらに、ポリカー昶ネートを含むポ
リエステルおよびポリエステルブレンド用として有用な
公知の耐衝撃性改良剤のいずれかの有効量を、所望に応
じて含有していてもよい。
好ましい耐衝撃性改良剤は、通常、共役ジエンのアクリ
ル系またはメタクリル系グラフト化ポリマー、またはア
クリル酸エステルエラストマー(単独または芳香族ビニ
ル化合物とコポリマー化したもの)からなるものである
。特に好ましいグラフト化ポリマーは、Rohm & 
Haas社製のAcryloid  KM 653 (
商品名)、AcryloidKM330(商品名)およ
びAcryloid KM 611(商品名)として入
手することのできるタイプの、コアーシェル(Core
−8hell) 4リマーである。通常、これらの耐衝
撃性改良剤には、ブタジェンまたはイソプレンの、単独
またはビニル芳香族化合物との組合せから、あるいはイ
ソプレンの単独またはビニル芳香族化合物との組合せか
ら導ひかれた単位を含むものである。上記の耐衝撃性改
良剤は本発明で参考文献として引用するFromuth
等による米国特許第4,180,494号、Owens
による米国特許第3.808.180号、Farnha
m等による米国特許第4.096.202号およびCo
hen等による米国特許第4.260.639号中に記
載されている。最も好ましい耐衝撃性改良剤は、ブタジ
ェン若しくはアクリル酸−n−プチルのいずれかのベー
スのう・々−状コアと、メチルメタクリレートの単独ま
たはこれとスチレンとの組合せから重合された第2ステ
ージを持つ2ステージポリマーからなるものである。
第1ステージ中には、橋かけモノマーおよびグラフト結
合モノマーも存在する。橋かけモノマーの例としては、
1,3−ブチレンジアクリレート、ジビニルベンゼンお
よびブチレンジメタクリレートがある。グラフト結合モ
ノマーの例としてはアリルアクリレート、アリルメタク
リレートおよびジアリルマレートがある。
好ましい耐衝撃性改良剤としては、さらに本発明におい
て参考文献として挙げた米国特許第4、292.233
号中にも記載されている。これらの耐衝撃性改良剤は、
グラフトされたアクリロニトリルおよびスチレンを有す
る橋かけブタジェンポリマーグラフト化ベースをかなり
の高含有率で含んでいるものからなるものである。
他の好ましい耐衝撃性改良剤としては、これに限られる
ものではないが、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、エ
チレン−エチルアクリレートコポリマー等がある。
本発明の組成物には、慣用の難燃剤を有効量使用するこ
とにより難燃性を持たせることかできる。周知のように
、難燃剤は赤リン、リン化合物、ハロゲンおよび窒素化
合物を単独、また\ はこれらとアンチモン化合物のような相乗剤との組合せ
をベースとするものである。特に有用なのは、本発明に
おいて参考文献として引用するWamb a c hに
よる米国特許第3,833,685号に挙げられている
テトラブロモビスフェノール−Aカー昶ネート単位から
なるポリマーおよびオリザマー難燃剤である。
本発明の組成物は、さらに充填剤を含んでいてもよく、
これらに限られるものではないが、強化および変形防止
剤としてのマイカまたはクレーおよび電気的特性を改良
するためのタルク等を有効量で含有していてもよい。
最後に、本発明の組成物はまた有効量の1種または2種
以上の下記の添加剤と含有していてもよい。即ち、流れ
促進剤、核剤、着色剤、安定剤、カップリング剤等であ
る。
本発明の組成物の成分の割合は、成分の数、使用された
特定成分、必要とされる特性および組成物を用いて製造
されたプラスチックの最終用途に応じて広範囲に変化さ
せることができる。
通常、本発明の組成分は、最終組成物の重量%基準で、
30〜92%の1種の熱可塑性ポリエステル樹脂または
2種以上の熱可塑性ポリエステル樹脂の混合物と、3〜
20%の線状低密度ポリエチレンと、5〜50%のガラ
ス繊維とを含むものである。好ましくは本発明の組成物
は30〜80%の前記ポリエステルと、5〜15%の線
状低密度ポリエチレンと、15〜35%のガラス繊維と
を含むものである。さらに前記熱可塑性ポリエステル樹
脂は、0〜100%のポリ(エチレンテレフタレート)
、o〜1o。
%のポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)および0
〜100%の芳香族ポリカーゼネートまたはこれらを総
計が100%になるように組合せたものからなる。所望
に応じて強化および変形防止のために、0〜40重量%
のマイカまたはクレー、または電気的特性を改良するた
めに、0〜40重量%のタルクを含有させることもでき
る。さらに本発明の組成物は、25%以下、好ましくは
5〜25%の耐衝撃性改良剤を含んでいてもよい。
本発明の組成物は、慣用法により製造することができる
。例えば、一つの方法としては、成形用ペレットを製造
するために、線状低密度ポリエチレンとガラス繊維とを
、熱可塑性ポリエステル樹脂と一緒に押出コンパウンダ
−の中に入れる。このようにして線状低密度ポリエチレ
ンおよびガラス繊維を、熱可塑性ポリエステルのマトリ
ックス中に分岐させる。他の方法としては、線状低密度
ポリエチレンと、ガラス繊維とを、乾燥−ブレンディン
グによって熱可塑性ポリエステルと混合し、次にミル上
で溶融させるか細かく砕くかまたは押出しチョップ化す
る。
これ以外としては、上記成分を粉末化または粒状熱可塑
性樹脂と混合してから、例えば射出またはトランスファ
ー成形技術により成形する。
通常、これらの成分は、可能な限り水分を含まないよう
にしておくことが重要である。しかし最近では、ポリエ
ステル成形組成物は、少々の湿気含有率を持たせて製造
してもよいことが明らかにされている。本発明で参考文
献として引用した、Lu等による米国特許第4,351
,758号を参照するとよい。さらに組成物の調合は、
機械中における残留時間が短かくなるように、温度を注
意深く調整することができるように、摩擦熱が利用され
るように、あるいは添加剤と熱可塑性樹脂との均密なブ
レンドが達成されるようにして実施する必要がある。
必須条件ではないが、成分を予備調合しておき、ペレッ
ト化してから成形した場合に、最良の結果が得られる。
予備調合は、慣用の装置を使用して行うことができる。
例えば、熱可塑性ポリエステルを、例えば125℃で4
時間、注意深く予備乾燥させてから線状低密度ポリエチ
レンおよびガラス繊維そして添加剤を使用していれば、
それらのすべてを、−軸スクリユー押出機に供給する。
この場合に使用される一軸スクリユー押出機は、溶融を
完全に行うことができるような長い転移部と計量部を備
えたものである0また、例えば、28顛のWarner
 Pfleiderer機のような二軸スクリュー押出
機に、樹脂、線状低密度ポリエチレンおよびガラス繊維
を供給部から供給してもよい。どちらの場合においても
、機械温度は通常450〜570’Fが適当である。
予備調合された組成物は、押出し常法技術により慣用の
粒子、ペレット等のような成形用コンパウンドにするこ
とができる。
本発明の組成物は、熱可塑性組成物用としての慣用装置
のいずれを使用しても成形することができる。例えば、
ポリ(l、4−ブチレンテレフタレート)べ一女の組成
物については、例下の慣用の成形温度ににおいても、射
出成形機によってすぐれた成形を行うことができる。他
方、ポリ(エチレンテレフタレート)ペースの組成物に
ついては、厚手の成形品の内側と外側の結晶化が均一で
ないため、周知技術ではあるがいく公憤用的でない技術
が利用される。例えばLiOH、ステアリン酸ナトリウ
ム、グラファイト、ZnOまたはMgOといった金属酸
化物のような核剤を含有させておき、180°C以上の
慣用の成形温度で成形することができる。
本発明をどのように実施するかをさらによく理解できる
ようにするために、下記の実施例を説明手段として示す
が、これらは何ら制限的意味を持たないものである。
実施例1〜7および比較例1〜4 ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)樹脂、ガラス
および線状低密度ポリエチレンを調合し、500〜5s
 o’Fで一段スクリユ一式押出機から押出した。比較
のために、ポリ(1゜4−ブチレンテレフタレート)と
線状低密度ポリエチレン、これとは別にポリ(1,4−
ブチレンテレフタレート)とガラスを調合したものも同
様に押出した。押出物をペレット化し、490TのVa
nDorn成形機で、成形温度150下で射出成形した
。組成および物性を表1に示す。
特開昭59−136344(13) 表1に示した結果から明らかなように、ポリ(1,4−
ブチレンテレフタレート)に線状低密度ポリエチレンの
みを添加した場合には、得られる物性にほとんど影響が
ない。(比較例1〜3)。さらに、ポリ(1,4−ブチ
レンテレフタレート)に対してガラス繊維を添加した場
合には、この技術分野で周知のように、ノツチ付きアイ
ゾツト衝撃強さが改良される。(比較例4)しかしなが
らポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)にガラス繊
維と線状低密度ポリエチレンの両方を添加した場合には
、ノツチ付きアイゾツト衝撃強さが予想以上に顕著に改
良される。(実施例1〜7) 本発明に相当する実施例2〜4における、ノツチなしの
衝撃強さは、比較例4のガラス強化ポリ(1,4−ブチ
レンテレフタレート)と比較した場合、明らかに改良さ
れている。
最後に、表1の実施例1〜7から明らかなように、耐衝
撃性を改良する効果は、線状低密度ポリエチレンの1種
類のみに限られず、また線状低密度ポリエチレンが5重
量%および7重量%の低い含有量でも変りがない。
さらに、これらの実施例に示されているように、同一の
種類内において、線状低密度ポリエチレンのメルトイン
デックスを広範囲に変化させても、達成される衝撃強さ
の改良効果にはほとんど変化がない。
実施例 8〜14(比較例5〜6をも含む)実施例1〜
7に記載された方法によって、ポリ(1,4−ブチレン
テレフタレート)、ガラス、線状低密度ポリエチレンお
よびポリカーボネートまたはポリ(エチレンテレフタレ
ート)またはこれら両方のトライブレンドを製造した。
特定組成およびそれらの物性を表2に示す。
特開昭59−136344(15) 塾Q す0 ここでもまた、比較例5および実施例8から明らかなよ
うに、線状低密度ポリエチレンを含有させると、強化ポ
リ(1,4−ブチレンテレフタレート)の耐衝撃性が大
巾に改良される。
さらに比較例6と実施例9〜14から明らかなように、
ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)とポリカーゼ
ネートのガラス強化ポリエステルブレンド、またはポリ
(1,4−ブチレンテレフタレート)とポリカーゼネー
トとポリ(エチレンテレフタレート)との両方を含むガ
ラス強化ポリエステルブレンドは、線状低密度ポリエチ
レンを1%以上含有していれば、高含有率あるいは低含
有率のどちらで添加しても耐衝撃性が非常に増大する。
実施例15〜22 実施例1〜7と同様にして、充填剤入りおよび充填剤な
しのポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)トポリ(
エチレンテレフタレート)若しくは芳香族ポリカーゼネ
ートとのガラス強化ポリブレンドであって、その中に線
状低密度ポリエチレンを単独でまたはこれとエチレン−
酢酸ビニルコポリマー、エチレン−エチルアクリレート
コポリマーまたはコアーシェルタイブのアクリル系ニジ
ストマーのいずれかとからなる追加耐衝撃性改良剤を特
定量とともに含有しているドライプレンrを製造した。
組成物およびそれらの物性を表3中に示した。
特開昭59−136344(17) へ     体、 二    六 づ     へ ここでもまた、ポリブレンド組成物の耐衝撃性が、組成
物の中に線状低密度ポリエチレンを含めることによって
改良された。このことは変形防止のためにマイカを添加
した、充填剤入り組成物についてもあてはまる。組成物
にマイカを添加すると、衝撃強さが低下はするが(実施
例15と18を比較するとよい。)それでもすぐれた衝
撃強さが達成されている。(実施例15〜17)。
さらに、実施例16と19、実施例17と20実施例2
1と22中に示したように、組成物についてエチレン−
エチルアクリレートコポリマー、エチレン−酢酸ビニル
コポリマー、およびコアーシェルアクリレートエラスト
マー(KM330)をそれぞれ添加するか、線状低密度
ポリエチレンの一部または一定量の代りに使用しても、
線状低密度ポリエチレンにより達成された改良衝撃強さ
を保つことができる。
実施例 23〜28 実施例1〜7と同様にして、さらに電気的特性を改良す
るためのタルクまたは難燃剤を含有している添加マイカ
充填剤入り組成物を製造した。組成物および物性を表4
に示す。
特開昭59−136344(19) 実施例23〜28は、その中に線状低密度ポリエチレン
の中程度の量を含有し、ポリ(エチレンテレフタレート
)の高含有のマイカ充填、ガラス強化ポリブレンドにつ
いて、電気特性を改良するためにタルクを表4に示した
変化量で添加した場合でも、すぐれた衝撃強さが保たれ
ることを示している。
さらに、実施例27および28は、難燃性を付与した本
発明の組成物も同様にすぐれた衝撃強さを保つことがで
きることを示している。
自明のことであるが、本発明についてのこの他の変更お
よび変法を行うことは、上記技術範囲において可能であ
る。上記したような特定の具体例中において行うことの
できるこのような自明の変更は、添付の特許請求の範囲
において限定されたような本発明め全範囲内に含まれる
ものである。
特許出願人  ゼネラル エレクトリック カンパニイ
代理人生沼徳二 復代理人若 林  忠 (C08L  67102 23106 )           6609−4J
(C08L  69100

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 (a)  少なくともポリ(エチレンテレフタレ
    ート)、ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)、コ
    ポリエステルおよび芳香族ポリカーゼネート樹脂よりな
    る群より選択された高分子量ポリエステルの1種また1
    1これらの高分子量ポリエステルの2種以上の配合物の
    約30〜約90重量%、ここでどのプリマーも前記ポリ
    エステル成分の〇−100%を含む、 (b)  約0.89〜0.96 g / ccの密度
    を有する線状低密度ポリエチレンの約3〜約20重量%
    及び (C)  ガラス繊維の約5〜50重量%を含む改良さ
    れた衝撃強さを有する熱可塑性成形用組成物。 2、 前記ポリエステル成分(a)がポリ(エチレンテ
    レフタレート)である特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 3、#]記ポリエステル成分(a)がポリ(1,4−ブ
    チレンテレフタレート)である特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 4、 ポリエステル成分(a)が1種以上の脂肪族およ
    び/または芳香族ジカルゼン酸と1種以上の脂肪族若し
    くは脂環族グリコールとから導びかれたコポリエステル
    である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 5、 前記コポリエステルが、ランダムコポリエステル
    である特許請求の範囲第4項記載の組成物。 6、前記コポリエステルがブロックコポリエステルであ
    る特許請求の範囲第4項記載の組成物0 7、 前記ポリニスデル成分(a)が芳香族ポリカーボ
    ネート樹脂である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 8 前記ポリカーゼネートが2.2−ビス(4−ヒドロ
    キシフェニル)プロバンチアル特許請求の範囲第7項記
    載の組成物。 9 前記ポリエステル成分(a)が、ポリ(エチレンテ
    レフタレート)とポリ(1,4−ブチレンテレフタレー
    ト)の混合物からなるものである特許請求の範囲第1項
    記載の組成物。 10  ポリエステル成分(a)がポリ(1,4−ブチ
    レンテレフタレート)と芳香族ポリカーボネートの混合
    物からなるものである特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 11  ポリエステル成分(a)がぼり(エチレンテレ
    フタレート)とポリ(1,4−ブチレンテレフタレート
    )と芳香族ポリカーゼネートとの混合物からなるもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の組成物。 12  前記線状低密度ポリエチレンが約0.915〜
    約0.945g/ccの密度を持つものである特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。 13  前記線状低密度ポリエチレンがエチレンと少量
    の3〜10の炭素原子を持つα−オレフィンから導びか
    れたコポリマーである特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 14、前記線状低密度ポリエチレンがエチレンと少量の
    4〜8の炭素原子を持つα−オレフィンから導びかれた
    コポリマーである特許請求の範囲第1項記載の組成物。 15、前記線状低密度ポリエチレンコポリマーがエチレ
    ンとブテン−1から導びかれたものである特許請求の範
    囲第14項記載の組成物。 16  前記線状低密度ポリエチレンコポリマーがエチ
    レンとオクテン−1から導びかれたものである特許請求
    の範囲第14項記載の組成物。 17、前記線状低密度ポリエチレンが前記組成物中に約
    5〜約15重量%含まれる特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 18  前記組成物がさらにコアーシェルタイブのアク
    リル系エラストマー、アクリル系コポリマーおよびビニ
    ル系コポリマーからなる群から選択された耐衝撃性改良
    剤の5〜25重量%を含むものである特許請求の範囲第
    1項記載の組成物。 19  前記耐衝撃性改良剤がコアーシェルタイブのア
    クリル系エラストマーである特許請求の範囲第18項記
    載の組成物。 20  前記耐衝撃性改良剤がブタジェンペースのラッ
    ク−状コア及び第2ステージに於いてスチレンとメチル
    メタクリレートから重合されたポリマーを有するもので
    ある特許請求の範囲第19項記載の組成物。 21、前記耐衝撃性改良剤がポリスチレンーブタジエン
    ラノ々−コアおよび第2ステージに於いてスチレンとメ
    チルメタクリレートから重合されたポリマーを有するも
    のである特許請求の範囲第19項記載の組成物。 22、前記耐衝撃性改良剤がグラフト結合モノマーをも
    含有している橋かけされたアクリルからなる第1ステー
    ジとメチルメタクリレートから重合された第2ステージ
    とを有するものである特許請求の範囲第19項記載の組
    成物。 23、前記耐衝撃性改良剤がアクリロニトリルおよびス
    チレンによりその上をグラフト化された橋かけブタジェ
    ンポリマーグラフトベースを比較的高含有量で持つAB
    Sクラフトコポリマーである特許請求の範囲第19項記
    載の組成物。 24  前記耐衝撃性改良剤がアクリル系コyf +)
    マーである特許請求の範囲第18項記載の組成物。 25  前記アクリル系コポリマーがエチレン−エチル
    アクリレートコポリマーである特許請求の範囲第24項
    記載の組成物。 26前記アクリル系コポリマーがメタクリレート−ブタ
    ジェン−スチレンのコポリマーである特許請求の範囲第
    24項記載の組成物。 27、前記耐衝撃性改良剤がビニル系コポリマーである
    特許請求の範囲第18項記載の組成物。 28、前記ビニル系コポリマーがエチレン−酢酸ビニル
    コポリマーである特許請求の範囲第27項記載の組成物
    。 29前記ヒニル系コポリマーがスチレン−ブタジェン−
    スチレンコポリマーである特許請求の範囲第27項記載
    の組成物。 30  前記組成物がさらに変形防止用の有効な量のマ
    イカまたはクレーを含有している特許請求の範囲第1項
    記載の組成物。 31、前記マイカまたはクレーが前記組成物に40重量
    %以下で含まれているものである特許請求の範囲第30
    項記載の組成物。 32  前記組成物がさらに変形防止用の有効な量のマ
    イカまたはクレーを含有している特許請求の範囲第20
    項記載の組成物。 33  前記組成物がさらに難燃性を付与するに充分な
    量の難燃剤を含むものである特許請求の範囲第1項記載
    の組成物。 34、前記難燃剤が難燃剤相乗剤と組合せrフ難燃性化
    合物からなるものである特許請求の範囲第33項記載の
    組成物。 35、前記組成物がさらに難燃性を付与するに充分な量
    の難燃剤を含むものである特許請求の範囲第30項記載
    の組成物。 36  前記組成物がさらに電気的特性を改良するのに
    有効な量のタルクを含むものである特許請求の範囲第1
    項記載の組成物。 37、前記タルクが前記組成物中に40重量%以下で含
    まれている特許請求の範囲第36項記載の組成物。 38、前記組成物がさらに電気的特性改良するのに有効
    な量のタルクを含むものである特許請求の範囲第30項
    記載の組成物。 39、前記組成物がさらに流れ促進剤、他の充填剤およ
    び強化充填剤、着色剤、ドリップ遅延剤、核剤、カップ
    リング剤および安定剤から選択された1種以上の添加剤
    の有効量を含むものである特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。
JP58245652A 1983-01-03 1983-12-28 改良された耐衝撃性を有する熱可塑性成形用組成物 Granted JPS59136344A (ja)

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