JPS5913582Y2 - 冷蔵庫の断熱扉 - Google Patents
冷蔵庫の断熱扉Info
- Publication number
- JPS5913582Y2 JPS5913582Y2 JP13751378U JP13751378U JPS5913582Y2 JP S5913582 Y2 JPS5913582 Y2 JP S5913582Y2 JP 13751378 U JP13751378 U JP 13751378U JP 13751378 U JP13751378 U JP 13751378U JP S5913582 Y2 JPS5913582 Y2 JP S5913582Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer panel
- side wall
- frame
- panel
- heat insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、部品点数を削減するとともにヒンヂ補強板
の固定を容易にし、作業性の向上およびコストダウンを
図った冷蔵庫の断熱扉に関する。
の固定を容易にし、作業性の向上およびコストダウンを
図った冷蔵庫の断熱扉に関する。
すなわち、パツキン、内パネルが固定される取付片と周
壁および前方化粧片とを連設して断面コ字状に形成され
外板の外周に巻きつけられて固定される枠を設け、その
枠の周壁の内面に、ヒンヂ補強板が嵌合される固定片を
突設し、前記外板の周縁部を折曲して側壁を形成すると
ともに、前記側壁に漏洩孔を形成し、外板への枠の取付
時、前記取付片に前記側壁の先端を係合するとともに、
前記固定片により、前記周壁と前記側壁とを離間して空
間部を形成し、その空間部に、前記外板内に充填される
断熱材を、前記漏洩孔から漏洩させて発泡充填したもの
である。
壁および前方化粧片とを連設して断面コ字状に形成され
外板の外周に巻きつけられて固定される枠を設け、その
枠の周壁の内面に、ヒンヂ補強板が嵌合される固定片を
突設し、前記外板の周縁部を折曲して側壁を形成すると
ともに、前記側壁に漏洩孔を形成し、外板への枠の取付
時、前記取付片に前記側壁の先端を係合するとともに、
前記固定片により、前記周壁と前記側壁とを離間して空
間部を形成し、その空間部に、前記外板内に充填される
断熱材を、前記漏洩孔から漏洩させて発泡充填したもの
である。
つぎにこの考案を、その1実施例を示した図面とともに
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図に示す冷蔵庫の断熱扉1において、第5図および
第6図に示すように、断熱扉1の前面をなす長方形状の
外板2の両側縁部を、断面り字状に折曲して側壁2aお
よび補強折曲片2bを形成するとともに、外板2の上下
縁部を起立して側壁2aを形成し、各側壁2aに複数の
漏洩孔3を透設し、さらに、外板2の側壁2aの折曲部
の近傍に、切起しにより爪4を形成する。
第6図に示すように、断熱扉1の前面をなす長方形状の
外板2の両側縁部を、断面り字状に折曲して側壁2aお
よび補強折曲片2bを形成するとともに、外板2の上下
縁部を起立して側壁2aを形成し、各側壁2aに複数の
漏洩孔3を透設し、さらに、外板2の側壁2aの折曲部
の近傍に、切起しにより爪4を形成する。
つぎに、取付片5、周壁6および前方化粧片7とを連設
して断面コ字状に形成され外板2の外周に巻きつけられ
て固定される枠8において、周壁6の内面に、断面り字
状の固定片9,9を、溝9’、9’が相対向するように
突設し、取付片5の先端周縁面に、後述の断熱材の発泡
による外板2の変形を防止する中間補強板100周縁が
嵌合される嵌合溝11を形成するとともに、取付片5の
内面に、外板2の補強折曲片2bの先端が係止される係
止段部12を形威し、さらに、前方化粧片7の先端周縁
に、外板2の爪4に係合する保合部13を形成する。
して断面コ字状に形成され外板2の外周に巻きつけられ
て固定される枠8において、周壁6の内面に、断面り字
状の固定片9,9を、溝9’、9’が相対向するように
突設し、取付片5の先端周縁面に、後述の断熱材の発泡
による外板2の変形を防止する中間補強板100周縁が
嵌合される嵌合溝11を形成するとともに、取付片5の
内面に、外板2の補強折曲片2bの先端が係止される係
止段部12を形威し、さらに、前方化粧片7の先端周縁
に、外板2の爪4に係合する保合部13を形成する。
そして、断熱扉1の製作時、枠8の外板2の3角に対応
する所に、折曲用のV字カットを施し、下部ヒンジ部(
第1図の右方下部)にて両端部が接合するように、枠8
を外板2に巻回し、枠8の全周に互って、周壁6と側壁
とを固定片9により離間して空間部を形成し、さらに、
固定片9,9を側壁2aに当接し、外板2の補強折曲片
2bの先端を係止段部12に係止するとともに、爪4に
保合部13を係合する。
する所に、折曲用のV字カットを施し、下部ヒンジ部(
第1図の右方下部)にて両端部が接合するように、枠8
を外板2に巻回し、枠8の全周に互って、周壁6と側壁
とを固定片9により離間して空間部を形成し、さらに、
固定片9,9を側壁2aに当接し、外板2の補強折曲片
2bの先端を係止段部12に係止するとともに、爪4に
保合部13を係合する。
その際、上部ヒンジ部(第1図の右方上部)に対応する
枠8の角の固定片9.9の溝9’、9’に、上部ヒンジ
補強板を嵌入しておく。
枠8の角の固定片9.9の溝9’、9’に、上部ヒンジ
補強板を嵌入しておく。
つぎに、下部ヒンジ部において、第7図に示すL字状の
下部ヒンジ補強板14を、枠8の両端部の固定片9,9
の溝9’、9’に嵌合して枠8の両端部を接合し、さら
に、枠8の周壁6を貫通して下部ヒンジ受具15を下部
ヒンジ補強板14に嵌入する。
下部ヒンジ補強板14を、枠8の両端部の固定片9,9
の溝9’、9’に嵌合して枠8の両端部を接合し、さら
に、枠8の周壁6を貫通して下部ヒンジ受具15を下部
ヒンジ補強板14に嵌入する。
同様にして、上方のヒンジ補強板にも上部ヒンジ受具を
嵌入する。
嵌入する。
そして、外板2の両側の取付片5の嵌合溝11に中間補
強板10を嵌合したのち、外板2の内面を、治具により
被覆して外板2内に、ウレタン等の断熱材16を注入し
て発泡される。
強板10を嵌合したのち、外板2の内面を、治具により
被覆して外板2内に、ウレタン等の断熱材16を注入し
て発泡される。
その際、断熱材16が、側壁2aの漏洩孔3から周壁6
と側壁2aとの空間部に漏れ出して発泡するため、枠8
およびヒンジ補強板14に断熱材16が固着する。
と側壁2aとの空間部に漏れ出して発泡するため、枠8
およびヒンジ補強板14に断熱材16が固着する。
そして、外板2内に断熱材16を発泡充填したのち、枠
8の取付片5の全周面に、ボルト17により、パツキン
18および内パネル19を取り付けて断熱扉1を構威し
、さらに、冷蔵庫本体20の下部ヒンジ21に、下部ヒ
ンジ受具15を嵌入するとともに、上部ヒンジ金具22
を、上部ヒンジ受具に嵌入するとともに、冷蔵庫本体2
0に固着し、冷蔵庫本体20に断熱扉1を取付ける。
8の取付片5の全周面に、ボルト17により、パツキン
18および内パネル19を取り付けて断熱扉1を構威し
、さらに、冷蔵庫本体20の下部ヒンジ21に、下部ヒ
ンジ受具15を嵌入するとともに、上部ヒンジ金具22
を、上部ヒンジ受具に嵌入するとともに、冷蔵庫本体2
0に固着し、冷蔵庫本体20に断熱扉1を取付ける。
したがって、前記実施例において、枠8に、外板2から
離脱方向に力が加わった場合、爪4と係合部13との係
合、補強折曲片2bの先端と係止段部12との係止およ
び周壁6への断熱材16の接着力により、さらに、固定
片9が、L字状であり、断熱材16に鉤状に引かかるこ
とにより、枠8は、外枠2から離脱することがない。
離脱方向に力が加わった場合、爪4と係合部13との係
合、補強折曲片2bの先端と係止段部12との係止およ
び周壁6への断熱材16の接着力により、さらに、固定
片9が、L字状であり、断熱材16に鉤状に引かかるこ
とにより、枠8は、外枠2から離脱することがない。
また、ヒンジ補強板14にも断熱材16が接着するため
、ヒンジ補強板14も、強固に外板2および枠8に固定
される。
、ヒンジ補強板14も、強固に外板2および枠8に固定
される。
したがって、従来は、ヒンジ補強アングルを、冷蔵室扉
の場合、外板2の全周に亙って設けていたが、その必要
もなく、コストダウンができる。
の場合、外板2の全周に亙って設けていたが、その必要
もなく、コストダウンができる。
以上のように、この考案の冷蔵庫の断熱扉によると、パ
ツキン、内パネルが固定される取付片と周壁および前方
化粧片とを連設して断面コ字状に形成され外板の外周に
巻きつけられて固定される枠を設け、その枠の周壁の内
面に、ヒンジ補強板が嵌合される固定片を突設し、外板
の周縁部を折曲して側壁を形成するとともに、側壁に漏
洩孔を形成し、取付片に側壁の先端を係合するとともに
、固定片により、周壁と側壁とを離間して空間部を形成
し、その空間部に、外板内に充填される断熱材を漏洩孔
から漏洩させて発泡充填することにより、部品点数を削
減できるとともにヒンジ補強板の固定を容易にし、作業
性の向上およびコストダウンを図ることができる。
ツキン、内パネルが固定される取付片と周壁および前方
化粧片とを連設して断面コ字状に形成され外板の外周に
巻きつけられて固定される枠を設け、その枠の周壁の内
面に、ヒンジ補強板が嵌合される固定片を突設し、外板
の周縁部を折曲して側壁を形成するとともに、側壁に漏
洩孔を形成し、取付片に側壁の先端を係合するとともに
、固定片により、周壁と側壁とを離間して空間部を形成
し、その空間部に、外板内に充填される断熱材を漏洩孔
から漏洩させて発泡充填することにより、部品点数を削
減できるとともにヒンジ補強板の固定を容易にし、作業
性の向上およびコストダウンを図ることができる。
図面はこの考案の冷蔵庫の断熱扉の1実施例を示し、第
1図は冷蔵庫の斜視図、第2図は第1図のA−A線部分
断面図、第3図は第1図のB−B線部分断面図、第4図
は第1図のC−C線部分断面図、第5図は外板の斜視図
、第6図は第5図のDD線部分断面図、第7図は外板へ
の枠の固着説明図である。 1・・・・・・断熱扉、2・・・・・・外板、2a・・
・・・・側壁、3・・・・・・漏洩孔、5・・・・・・
取付片、6・・・・・・周壁、7・・・・・・前方化粧
片、8・・・・・・枠、9・・・・・・固定片、14・
・・・・・ヒンジ補強板、16・・・・・・断熱材、1
8・・・・・・パツキン、19・・・・・・内パネル、
20・・・・・・冷蔵庫本体。
1図は冷蔵庫の斜視図、第2図は第1図のA−A線部分
断面図、第3図は第1図のB−B線部分断面図、第4図
は第1図のC−C線部分断面図、第5図は外板の斜視図
、第6図は第5図のDD線部分断面図、第7図は外板へ
の枠の固着説明図である。 1・・・・・・断熱扉、2・・・・・・外板、2a・・
・・・・側壁、3・・・・・・漏洩孔、5・・・・・・
取付片、6・・・・・・周壁、7・・・・・・前方化粧
片、8・・・・・・枠、9・・・・・・固定片、14・
・・・・・ヒンジ補強板、16・・・・・・断熱材、1
8・・・・・・パツキン、19・・・・・・内パネル、
20・・・・・・冷蔵庫本体。
Claims (1)
- 前面と複数の孔を形成した側壁とを有した外板、前記側
壁に先端が当接し互いに向き合った溝を形成した固定片
を有した周壁とパツキン及び内パネルが取りつけられる
と共に前記側壁の先端が当接する取付辺と更に前記外板
に設けた爪に係合する前方化粧片とを連設して断面略コ
字状をなし前記側壁を被うように前記外板の外周に巻き
つけた枠、前記両回定片の溝に挿入されたヒンヂ補強板
、及び前記外板と前記枠で囲まれた空間に充填された断
熱材とを有し、前記断熱材は前記外板と前記取付辺とで
作る空間側の部分と前記外板の側壁と前記枠の周壁とで
作る空間側の部分とが前記孔にて連続した構成である冷
蔵庫の断熱扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13751378U JPS5913582Y2 (ja) | 1978-10-05 | 1978-10-05 | 冷蔵庫の断熱扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13751378U JPS5913582Y2 (ja) | 1978-10-05 | 1978-10-05 | 冷蔵庫の断熱扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5554887U JPS5554887U (ja) | 1980-04-14 |
JPS5913582Y2 true JPS5913582Y2 (ja) | 1984-04-21 |
Family
ID=29109776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13751378U Expired JPS5913582Y2 (ja) | 1978-10-05 | 1978-10-05 | 冷蔵庫の断熱扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913582Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6113895Y2 (ja) * | 1980-06-06 | 1986-04-30 | ||
JP2672534B2 (ja) * | 1987-12-08 | 1997-11-05 | 松下冷機株式会社 | 冷蔵庫等の扉 |
JP2014142133A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
JP6628896B2 (ja) * | 2016-10-28 | 2020-01-15 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1978
- 1978-10-05 JP JP13751378U patent/JPS5913582Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5554887U (ja) | 1980-04-14 |
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