JPS5913284B2 - 管材の穿孔圧延法 - Google Patents

管材の穿孔圧延法

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JPS5913284B2
JPS5913284B2 JP13305577A JP13305577A JPS5913284B2 JP S5913284 B2 JPS5913284 B2 JP S5913284B2 JP 13305577 A JP13305577 A JP 13305577A JP 13305577 A JP13305577 A JP 13305577A JP S5913284 B2 JPS5913284 B2 JP S5913284B2
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JP
Japan
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mandrel
rolling
garden
hollow
tube
Prior art date
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Expired
Application number
JP13305577A
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English (en)
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JPS5466365A (en
Inventor
征四郎 吉原
博吉 東山
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は能率の優れた継目無金属管の製造法に関する
継目無金属管、特に小径継目無鋼管を能率良く製造する
方法として、傾斜ロール穿孔機、マンドレル圧延機、絞
り圧延機からなる所謂マンドレルミル法がある。
この管圧延法では円形断面ブルームが用いられており傾
斜ロール穿孔機が隘路となっている。
しかし、最近は角断面ブルームを一挙に庭付ホローブル
ームに穿孔するプレスロール穿孔法が新しい穿孔法とし
て開発され、実用化されるに至った。
かかるプレスロール穿孔法は上下一対に配設されたカリ
バーロールにより円形カリバーを形成し、この円形カリ
バー内に角形断面のブルームを軸方向に押込み、上記ロ
ールカリバー内に配設したプラグにより、その中心部を
穿孔しホローブルームを得る方法であり、極めて優れた
穿孔方法とされながらも、この穿孔工程に後続する高能
率の圧延機例えばマンドレル圧延機等による管圧延工程
に比して生産性が低(、このためにこの工程は圧延プロ
セス全体の中でネックとなることが判明した。
本発明は上記した如き継目無金属管の圧延製造に際して
管製造の隘路となるプレスロール穿孔作業の生産能率向
上を目的としてなされたものである。
一般に圧延設備において生産能力を向上する手段として
圧延速度を向上する等の方法がとられるがプレスロール
穿孔においては、サイクルタイムの中で圧延所要時間の
占める割合は30〜40%に過ぎない。
従って、常法により圧延速度を増加するのみでは大きな
効果を期待することは出来ず、却ってミスロールの増加
、偏肉率の増加等がみられ得策ではない。
本発明者等はプレスロール穿孔機を用いる製管プロセス
において、生産率向上の手段について種種研究の結果本
発明を完成したものであって、管材をプレスロール穿孔
機で穿孔して、穿孔に使用したマンドレルを挿着したま
ま更に押抜圧延にかげることを特徴とする管材の穿孔圧
延法である。
以下図面を参照しつ又本発明を詳細に述べる。
第1図において1は管材であって断面角形のブルームが
一般に用いられる。
管材1はプッシャー2によって、その間にマンドレル3
の先端4が配置されているロール5,5′間に押し込み
穿孔される。
しかして、本発明においては管材1はその全長に亘って
穿孔されるのではなく、次工程の押し込み押抜圧延にお
いて挿着されているマンドレルが押し通ることのない程
度の長さの未穿孔部イを残して不完全穿孔がなされ庭付
ホローブルーム7が作られる。
この不完全穿孔は管材1の未穿孔部イが所定の長さにな
った時プッシャー2を停止するか或はマンドレル3の一
端に取り付けられているスラストブロック6の固定装置
(図示せず)を外してやればマンドレル3は穿孔された
庭付ホローブルーム7と一体となって移動し、未穿孔部
イはロール5,5′のカリバーによって断面円形に形成
されてロール5,5′から離れる。
穿孔を終えた庭付ホローブルーム1はマンドレル3を挿
着されたまま第2図に示す状態で次工程の押抜工程へ任
意の手段で移送される。
一方この間予め準備されたマンドレルがスラストブロッ
ク6に係合されて穿孔圧延機のロール5,5′間におい
て穿孔位置にセットされ次に送られて来る管材1の穿孔
に備えられる。
上記庭付ホローブルームIは第3図に示す如(未穿孔部
イを先端としてマンドレル3の端部に係合されたスラス
トブロック6により押抜圧延機8のロール9,9′間に
押し進められる。
この押抜工程は庭付ホローブルーム7の肉厚を減するも
のであってカリバーを設けたロール組を1台或は2台以
上連設した押抜設備が用いられる。
この押抜工程でロールカリバーとマンドレルにより肉厚
が減じられた管10は遂次押抜設備の最終スタンド8□
の出口より送り出され最後端が送り出された後最終スタ
ンド82の出側に設けられているストリッパー11を通
過後、そのストリッパー11を管内径程度に閉じてスラ
ストブロック6を逆移動させろ。
この時管10はストリッパー11よりそのマンドレル3
との追従的移動を止められマンドレル3のみが押抜スタ
ンド入側方向へ移動し管10から抜き取られる(第4図
参照)。
本発明における上記押抜工程は庭付ホローブルームをそ
の口腔内に挿着されたマンドレルで以って機内に押し込
み圧延する点においてブツシュベンチ法と類似している
が、本発明の特徴とするところはプレスロール穿孔にお
いて庭付ホローブルーム内に穿孔挿入されたマンドレル
がそのまま押抜圧延に使用され更にスラストブロックの
戻り工程で機内においてマンドレルを抜取るためにマン
ドレル交換の時間待を短縮し得たところにある。
上記抜き取られたマンドレルは穿孔工程へ還元され、適
宜に循環使用される。
本発明は上記の如(穿孔作業において庭付ホローブルー
ムを作り、穿孔に使用されたマンドレルが庭付ホローブ
ルームに装着されたまま、次の押抜工程へ移送され、そ
のマンドレルとロールとにより肉厚の圧減を行って後マ
ンドレルを抜き取り、これを穿孔工程に還元し循環使用
するものであるから、この押抜工程でも上記マンドレル
を抜き取ることなしに肉厚が減じられた庭付ホローブル
ームを更に次工程の傾斜圧延機に通じ圧延することも出
来る。
この場合においても庭付ホローブルームの底部を前方に
してその圧延機ロール間にマンドレルにより押込み圧延
を行うこともできる。
以上の加工工程を終えた管は傾斜ロール圧延機、定径機
等所要の加工設備に通じ所定の継目無管に仕上げる。
以上述べた鋼管製造方法は、従来のマンドレルミル法の
前にプレスロール穿孔機と押抜圧延機を増設することに
よって、従来の傾斜ロール穿孔機と同様の圧延機である
、傾斜ロール圧延機の加工度を低下でき、それによって
プロセス全体の能率向上および長尺管の圧延も可能とす
るものである。
本発明の圧延工程に続(工程として従来の傾斜ロール圧
延機に続くプラグミル製管工程、或は傾斜ロール圧延機
の次のプラグ圧延機を省略し、強力な磨管機と、定径機
へ続(工程、或いはアラセルミル工程を後続することが
できる。
本発明は上記の如くであるので従来圧延能率の隘路とな
っていた穿孔工程のサイクルタイムを短縮することが出
来、大巾に生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の穿孔工程の説明図、第2図は庭付ホロ
ーブルームの移送姿図、第3図は押抜圧延工程図、第4
図は押抜圧延後のマンドレル抜取り状態図。 1・・・・・・管材、2・・・・・・プッシャー、3・
・・・・・マンドレル、4・・・・・・マンドレル先端
、5,5′・・・・・・ロール、6・・・・・・スラス
トブロック、7・・・・・・底付ホローブル−ム、8・
・・・・・押抜圧延機、9,9′・・・・・・ロール、
10・・・・・・管、11・・・・・・ストリッパー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 管材をプレスロール穿孔機により末端部を残してプ
    レス穿孔して庭付ホローブルームを得、更に前記穿孔時
    のマンドレルを付けたまま、この庭付ホローブルームを
    底部から押抜圧延ロール列に圧入して押抜圧延を行い、
    ついでマンドレルのみ押込み側に抜き取り、管は前記圧
    延機出側において次工程に送る一方、前記マンドレルは
    前記プレスロール穿孔工程に還送することを特徴とする
    管材の穿孔圧延法。
JP13305577A 1977-11-08 1977-11-08 管材の穿孔圧延法 Expired JPS5913284B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13305577A JPS5913284B2 (ja) 1977-11-08 1977-11-08 管材の穿孔圧延法

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JP13305577A JPS5913284B2 (ja) 1977-11-08 1977-11-08 管材の穿孔圧延法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5466365A JPS5466365A (en) 1979-05-28
JPS5913284B2 true JPS5913284B2 (ja) 1984-03-28

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ID=15095758

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JP13305577A Expired JPS5913284B2 (ja) 1977-11-08 1977-11-08 管材の穿孔圧延法

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Families Citing this family (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3309797A1 (de) * 1983-03-18 1984-09-20 Kocks Technik Gmbh & Co, 4010 Hilden Verfahren und anlage zum herstellen nahtloser rohre
EP3174648A1 (en) * 2014-07-31 2017-06-07 SMS Innse S.p.A. Combined apparatus for rolling seamless tubes
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CN106573282A (zh) * 2014-07-31 2017-04-19 斯姆丝因斯股份公司 用于轧制无缝管的组合装置
CN111889523B (zh) * 2019-05-05 2022-07-08 中冶赛迪重庆信息技术有限公司 一种无缝钢管壁厚控制方法

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JPS5466365A (en) 1979-05-28

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