JPS5913104A

JPS5913104A - 油圧機器への油の充てん方法

Info

Publication number: JPS5913104A
Application number: JP57120276A
Authority: JP
Inventors: Hisashi Ubukata; 生方　壽
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-07-10
Filing date: 1982-07-10
Publication date: 1984-01-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、油圧機器に油を充てんする方法に関するもの
である。

従来、油圧機器に油を充てんする方法は、じょうご等を
使って、油圧機器に油を注ぎ入れるものであったが、注
ぎ入れた油の中に空気が混ざってしまい不適当であった
。

油圧機器の油を充てんする部分は、一般に、袋小路的構
造になっている為、その部分の空気は抜けに＜＜、油を
充てんした後、アクチュエーターを手で動かして、油の
中に残った空気が抜けるようにするなど手間がかかった
。

又、油圧機器及配管の、高さの位置関係により、空気だ
まりができてしまう事も多くあり、油圧機器及配管を、
上下方向に動かして、空気だまりを々くす々どの作業を
必要とした。

又、油の中尺、油圧機器とその配管の内壁に、微少の気
泡が数多く残る事となり、油圧機器動作中に、気泡の成
長がおこり、油圧機器の動きを不正確にする要因にもな
っていた。

本発明は、それらの欠点を除く為に発明されたものであ
る。

油圧機器を使用する場合、空気圧を油圧に変換するエア
ーハイドロコンバーターを介して、各種アクチュエータ
ーを駆動する方法が、一般に広く行なわれているので、
その場合についての、本発明の方法の実施例について説
明する。

イ）エアーハイドロコンバーター（９）の、油注入口と
空気圧供給口に、急速継手（７）と急速継手（８）の、
片側を接続する。

この時、真空ポンプ（２）の側に、油が流れ込壕ないよ
うに、急速継手（７）と（８）の、位置関係を考慮して
おく。

口）油タンク（１）からの配管０優を、急速継手（７）
で接続する。

配管α力の途中に、流量調節弁（６）とストップ弁（５
）がついている。

ハ）真空ポンプからの配管α諺を、急速継手（８）で接
続する。

配管途中に、真空計（３）とポンプリーク用弁（４）が
、枝分れしてついている。

二）ストップ弁（５）とポンプリーク用弁（４）を閉じ
て、真空ポンプ（２）を作動させ、エアーハイドロコン
バーター（９）と配！（＋３）とアクチュエーター（１
０）の内部を、１００パスカル程度の圧力まで、真空引
きする。

この真空引きにより、系内の水分を除去する事にもなる
。

又、同時に、系の密封性のチェックにもなる。

ホ）流量調節弁（６）を絞った状態で、ストップ弁　５
− （５）を開き、油をストップ弁（５）のところまで吸引
し、ストップ弁（５）を閉じて、再び真空引きする。

これにより、配管αη内の空気が排気される。

配管に、半透明の、ナイロンチー−ブやテフロンチー−
ブを使用すれば、ストップ弁（５）の所で油を止める事
は容易である。

へ）ストップ弁（５）を開き、流量調節弁（６）を調節
しながら、ハイドロコンバーター（９）と配管（１３）
とアクチーエータ−（１０）の中に、油を充てんする。

この時、ゆっくり油を充てんすれば、それだけ、油の中
に含まれる水分や空気が、よシ完全に抜けるので、なる
べくゆっくり、油を充てんした方が良い。

ト）所定の量の油の充てんが終ったら、ストップ弁（５
）を閉じる。

チ）真空ポンプ（２）を止め、ポンプリーク用弁（４）
を開いて、真空部分を大気圧に開放する。

す）急速継手（７）　（８）をはずした後、ハイドロコ
ン　４　− バーター（９）に残ってついている、急速継手（７）（
８）の片側を取りはずす。

本発明は、以上のように、油圧機器内部を真空引きし、
大気との圧力差により、油を、油タンクから油圧機器に
充てんする方法である。

本発明の方法を用いる事によシ、空気の混入する事なく
、油圧機器のすみずみまで、油を充てんする事ができる
。

又、油圧機器を、各種装置に、実装し固定した後に、取
りはずしたりする事なく、油を充てんする事ができる。

さらに、油に含まれる空気と水も、油を油圧機器に充て
んしている間に抜かれるので、油圧機器動作時において
、油の中に気泡が発生する事を防げる効果もある。

従って、本発明の方法で、油圧機器に油を充てんする事
により、油圧機器の性能を十分に引き出す事ができ、油
を充てんする作業の作業性も改善される。

第二図は、本発明の方法を実施する時に、使い　５− やすいようにまとめた装置の一例である。

第二図にあるよう力装置を用意しておく事により、本発
明の方法を容易に実施する事ができる。

【図面の簡単な説明】

第一図は本発明実施時の配管図第二図は本発明実施時に使用する装置の一例の斜視図（１）・・・油タンク　（２）・・・真空ポンプ　（３
）・・・真空計（４）・・・ポンプリーク用弁　（５）
・・・ストップ弁（６）・・・流量調節弁　（７）・・
・急速継手　（８）・・・急速継手（９）・・・エアー
ハイドロコンバーター（１０）・・・アクチーエータ−
０カ配管　α埠配管　０３）配管（１４・・・急速継手
（メス）（１１・・・急速継手（メス）０Ｑ・・・急速
継手（オス）　αη・・・チー−プ巻取り円盤α時・・
・ハンドル　Ｑ！ｌｆｔ・・・コンセント　（２０）・
・・キャスター特許出願人　生　方　　　壽　６−

Claims

【特許請求の範囲】

密封された系の油圧機器に、真空ポンプよりの配管と、
油タンクの油の中よりの配管を接続し、油圧機器の中を
真空引きし、油圧機器内部と、大気の圧力差により、油
タンクから油を油圧機器に吸引する事により、油圧機器
内に油を充てんする方法。