JPS5912949A - 改良された焼結体用成形材料 - Google Patents

改良された焼結体用成形材料

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JPS5912949A
JPS5912949A JP12131882A JP12131882A JPS5912949A JP S5912949 A JPS5912949 A JP S5912949A JP 12131882 A JP12131882 A JP 12131882A JP 12131882 A JP12131882 A JP 12131882A JP S5912949 A JPS5912949 A JP S5912949A
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JP
Japan
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resin powder
hydrophilicity
polyolefin resin
sintered body
sulfonation
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JP12131882A
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JPH0363577B2 (ja
Inventor
Joji Ibata
井畑 穰二
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、親水性のポリオレフィン系樹脂よシなる改良
された焼結体用成形材料に関する。
本発明の目的は、散気管、散気板等に適する起泡材、固
形物の分離または油水の分離に用いる濾過材、およびイ
ンクローラー等に用いる改良された焼結体用成形材料を
提供するにある。
ポリオレフィン系al脂粉末の表面をスルホン化した焼
結体用成形材料は、優れた親水性、耐久性、寸法安定性
等を有する焼結体を提供できるが、この際、ポリオレフ
ィン系樹脂粉末の粒形が50〜300μ、スルホン化の
程度が父換轟童にしてo、o o 03〜.0.005
ミリ当量/グラムであるとき、その焼結体は油水分離に
適し7’C濾過材であシ、さらに固形物の分離において
も優れた性能を発揮すると2tl−1先に本発明者は見
出し特許出願した。
しかしながら、上記の焼結体は、親水化していない焼結
体に較べてや\脆く、特に親水性を高めるためにスルホ
ン化度を高めたポリオレフィン樹脂粉末を使用した場合
、得られた焼結体の曲げ強度が小さくなり、脆くなるた
め、適用範囲が限定される傾向・がありた。さらに、前
記スルホン化した焼結体用成形材料は、焼結可能な温度
範囲25−;比較的狭く、特に焼結成形時間を短くする
ため成形温度を高めた場合には、成形品の親水性が著し
く低下することがある。
本発明者は、上記の欠点を改良するため鋭意研究を進め
た結果、本発明を完成するに到った。すなわち、本発明
は、ポリオレフィン糸樹脂のスルホン化反応により親水
化された樹脂粉末を20〜90チ宮有したポリオレフィ
ン系樹脂粉末よりなる改良された焼結体用成形材料であ
る。
スルホン化反応によりi水化されたポリオレフィン系樹
脂粉末を20〜90%含有した組成のものと、該組成と
同一交換当量を有するスルホン化反応により親水化され
たポリオレフィン系樹脂粉末のみからなる組成のものと
を、それぞれ焼結成形した場合、前者の焼結多孔体は、
後者のそれと比較して、親水性および曲げ特性の点で優
れており、さらに、成形可能な温度範囲が広い。親水化
されたポリオレフィン系樹脂粉末の含有量が20〜90
%の範囲外では、前記の効果を得ることができない。
スルホン化反応姉よシ親水化されたポリオレフィン系樹
脂粉末のスルホン化の程度は、交換当量にしてo、o 
o o s〜0.1ミリ当量/グラムであることが望ま
しい。o、o o o sミリ当量、/グラム未満では
親水性が低いため、濾過に長時間を要し実用的でない。
また、0.1ミリ当量/グラムを超えると、焼結成形が
困難であり、成形品の物性が悪い。
さらに、スルホン化反応により親水化されたポリオレフ
ィン系樹脂粉末の平均粒径は50〜500μであること
が望ましい。50μ未満では成形時に融着が起き、一方
、500μを超えると、焼結多孔体としたとき親水性の
効果があまり顕著でないので好ましくない。
本発明においては、前記のように親水化されたポリオレ
フィン系樹脂粉末20〜90チと親水化されていないポ
リオレフィン系樹脂粉末80〜10チとの配合よりなる
が、この際、親水化されたポリオレフィン系樹脂粉末と
親水化されていないポリオレフィン系樹脂粉末との粒径
の比が通常1に近いことが、一般に均一な焼結体を得る
には適した条件である。しかし、スルホン化の程度の高
い樹脂粉末は、軟化温度が高く成形が困難である。
また、成形品の機械的物性が低く、時には親水性が大巾
に低下することがある。
親水化されたポリオレフィン系樹脂粉末の粒径と親水化
されていないポリオレフィン系樹脂粉末の粒径との、皆
が1以下のものを用いることにより、成形品の物性低下
、親水性低下を防ぐことができる。また、成形温度がよ
り広い範囲に亘って優れた物性のものを得ることができ
る。特に親水化の程度の太きいもの、および焼結成形品
の厚み差の大きな形状のもの一場合には、粒径の比を1
よりも小さくすることが極めて有効である。これらの値
は、目的とする性能、形状等によシ任意に選択すること
ができるが、粒径の比が115〜1の範囲が好ましい。
115よシ小さい場合には、粉末の均一混合性が低下し
てくるため適当でない。
一方、親水化の程度が低い場合、または厚みの太きいも
のを成形する場合、親水化されたポリオレフィン樹脂粉
末と親水化されていないポリオレ・フィン樹脂粉末との
粒径の比が1より大であるとき、成形品の物性が大巾に
向上するものである。
さらに、油水分離の用途に使用した場合、親水性樹脂の
みの場合と比較して分離時間が短縮される。
具体的には、粒径の比が1〜5/1の範囲が好ましい。
115よシ大きい場合には、粉末の均一混合性が低下し
てくるため好ましくない。
本発明に適用されるポリオレフィン系樹脂粉末は、ポリ
エチレン、ポリプロピレンおよびポリブテン、マたはエ
チレン、フロピレン、フテン、ヘキセン、スチレン等の
2穐以上の共重合体、またはこれらの2種以上の混合物
から選ばれる。これらのうち実用上には、ポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリブテンが好ましく適用される。
ポリエチレンをスルホン化した焼結体用成形材料は、比
較的大型の成形品が容易に成形でき、成形温度の設定範
囲を広くとっても失敗することがなく、極めて標準的な
成形材料である。
ポリプロピレンをスルホン化したものは、焼結体とした
とき、機械的物性に優れ、比較的耐熱性が高いため、高
温時の使用が可能である。
ポリブテンをスルホン化したものは、焼結体としたとき
、低温時の機械物性、耐衝撃性に優れている。
上記のポリオレフィン樹脂粉末は、スルホン化剤にて常
法によシ容易にスルホン化することができる。スルホン
化剤としては、例えば発煙硫酸、無水硫酸、熱濃硫酸、
クロルスルホン酸、および無水硫酸を溶媒で稀釈したも
の等を、一般に工業的に使用されている方法で使用する
ことができる。
交換当量はつぎの方法により測定する。
交換当量: スルホン化された、スルホン酸CC80sH)fiの樹
脂粉末(wy )を採り、1N−塩化カルシウム水溶液
中に浸漬して平衡状態とし、その水溶液中に発生した塩
化水素を0.1N−苛性ソーダ水溶液(力価f)にて滴
定する。指示薬フェノールフタレインによる中和値(x
cc )f求め次式によシ算交換機能を必要としない用
途に用いる場合には、通常、スルホン酸塩(−8osM
、MはNa、f50a+Mg 、 NH,、Li等)型
とすることが望ましい。
以下、実施例を挙げて説明する。
実施例1〜11.比較例1〜11 樹脂粉末の混合 下表に示す所定のポリオレフィン系樹脂粉末を小型強力
攪拌混合器(高崎科学器械株式会社製。
TSK−Mlo )にチャージし、0〜60 rpmで
約5分間攪拌して混合した。
焼結成形 上記の樹脂粉末23.59を直径100mmの成形体が
得られるアルミ製金型内に均一に充填し、所定条件でオ
ープン中で加熱し、厚み約s mriの焼結体を得た。
スルホン化ポリオレフィン(ナトリウム塩)の製法ポリ
エチレン(旭化成羨サンチックB−180)、ポリプロ
ピレン(住友化学製ノープレンD−501)、ポリブチ
/−1(アデカ・アーガスg  WITRON−640
0)の各種粒形のものをそのま\、または粉砕した後、
篩分けしたもの’i2 so、として10%含有する発
煙硫酸中で所定時間反応させる。
スルホン化された上記粉末kW別し、苛性ソーダで中和
、水洗した後、乾燥して製品とする。スルホン化量は前
述した測定方法によシ測定する。また、粒径は顕微鏡観
察により平均粒径として算出した。
濾過時間 直径約100111の円筒の下部に、前記の焼結体を取
付け、円筒の内容物が濾過できるようKする。
次いで、水またはガソリン800mji円筒内に加え、
濾過を開始する。円筒内の水、またはガソリン全量が濾
過されるに要する時間を測定して濾過時間とする。
手続補正書    6 昭和57年8月5日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1 事件の表示 特願昭57−121318号 2 発明の名称 改良された焼結体用成形材料 3 補正をする者 事件との関係・特許出願人 (003)旭化成工業株式会社 4代理人 東京都港区虎ノ門−丁目2番29号虎ノ門産業ビル5階
明細書の発明の詳細な説明の欄 補正の内容 明細書第2頁8行の「粒形」ヲ「粒径」と補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリオレフィン系樹脂のスルホン化反応により親水
    化された樹脂粉末を20〜90%宮有したポリオレフィ
    ン系樹脂粉末より々る改良された焼結体用成形材料。 2、親水化された樹脂粉末のスルホン化の程度が交換当
    量にして0.0005〜0.1ミリ当量/グラムであり
    、該at脂粉末の平均粒径が50〜500μで−ある特
    許請求の範囲第1項記載の焼結体用成形材料。 5、親水化された樹脂粉末と親水化されていない樹脂粉
    末との粒径の比が115〜5/1である特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の焼結体用成形材料。
JP12131882A 1982-07-14 1982-07-14 改良された焼結体用成形材料 Granted JPS5912949A (ja)

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JPS5912949A true JPS5912949A (ja) 1984-01-23
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