JPS59128146A - 用紙搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は複写機等における用紙搬送装置に関する。

（従来技術） 例えば複写機では、８４判や８５判等の所定のサイズに
カットされた用紙を記録紙として用いている。このよう
な複写機では、用紙カセット等から用紙を１枚ずつ送り
出し、記録部に搬送するようになっている。ところでこ
のような複写機では、用紙を傾斜した状態で搬送すると
、記録部が遜色し、また紙づまりを生じることがある。

そこで従来のこのような複写機には、第１図に示すよう
な装置が備えられている。この装置では、図示しない用
紙カセット等から矢印へ方向に送り出された用紙１を一
対のストッパ２で係止し、かつこの係止により用紙１の
先端を揃えて傾斜を修正する。この後所定のタイミング
で原動カム３が矢印Ｂ方向に回転づると、これに伴い従
動カム４がそのシャフト５およびこれに取り付【ノられ
た一対のストッパ２と共に矢印Ｃ方向に回転する。これ
により一対のストッパ２による用紙１に対°ツる係止が
解除され、用紙１の搬送が再開される。原動カム３が矢
印Ｂ方向に更に回転して全体として１回転すると、これ
に伴い従動カム４がシャフト５等と共に矢印Ｃ方向とは
逆方向に回転して元の状態に戻る。このとき用紙１の後
端はストッパ２をすでに通過している。

ところでこのＪ：うな装置では、用紙１をストッパ２で
一旦停止させ、所定のタイミングで正式に搬送している
。従ってこのような装置では、用紙１の搬送に時間がか
かり、複写に要する時間が長くなってしまう。

また従来の他の複写機には、長尺の用紙を巻回してなる
ロール紙を記録紙として用いたものがある。このような
複写機では、ロール紙から繰り出された用紙を所定の長
さにカットし、このカットしたものを記録部に搬送する
ようになっている。

このためこのような複写機でも、第１図に示すような装
置が備えられ、カットした用紙を一旦停止させ、所定の
タイミングで正式に搬送するようになっている。従って
このような複写機でも、複写に要する時間が長くなって
しまう。またこのような複写機では、ロール紙から繰り
出された用紙がカットされる前に傾斜してしまうことが
ある。ところが第１図に示すような装置では、カッｈさ
れる前の用紙の傾斜を修正することができない。このた
めこのような場合には、用紙が斜めにカットされ、体裁
が悪くなるばかりか、記録ミスの原因にもなってしまう
。

（発明の目的） 本発明は以上のような事情に鑑みてなされたもので、用
紙の搬送に要する時間を短縮することができ、またロー
ル紙から繰り出された用紙の傾斜を修正づることもでき
る用紙搬送装置を提供することを目的とする。

（目的を達成するための手段） 本発明では、用紙を搬送する主搬送部材に２つの副搬送
部材を転接させ、かつこれらを通常主搬送部材の回転に
追従して回転させる。主搬送部材の後段に用紙の傾斜方
向を検出する検出手段を設けると共に、この検出手段の
検出信号に基づいて２つの副搬送部材のいずれか一方の
みを用紙送り方向にまたは逆方向に回転させる回転手段
を設け、一方の副搬送部材の回転により用紙の一方側を
早送りしまたはブレーキをかける−こととする。用紙が
傾斜したとき、これを修正するまで一方の副搬送部材を
回転させることとし、これにより前記した目的を達成す
る。

以下実施例につき本発明の詳細な説明する。

（実施例） 第２図〜第６図は本発明の一実施例における用紙搬送装
置を表わしたものである。この装置の図示しないフレー
ムにはドライブローラ（主搬送部材）１１がシャフト１
２を介して回転自在に設けられている。ドライブローラ
ー１は、図示しないモータによって矢印り方向に回転さ
れるようになっている。シャフト１２の上方には、２本
のシャフト１３ａ、１３ｂをベアリングジヨイント１４
で連結してなるものが設けられている。シャフト１３ａ
１″ｒ３ｂは、ブレームに回転自在に取りイリ＼、 けられ、かつベアリングジヨイント１４の作用により互
いに独立して回転しつるようになっている。

シャフト１３ａ、１３ｂの各中央部には、ピンチローラ
（副搬送部材）１５ａ、１５ｂがそれぞれワンウェイク
ラッチベアリング１６ａ、１６ｂを介して矢印Ｅ方向に
回転自在に設けられている。

ピンチローラ−，５ａ、１５ｂはドライブローラ１１に
それぞれ転接されている。シャフト１３ａ１１３ｂの各
先端部にはギヤ１７ａ　、１７ｂがそれぞれ設けられて
いる。シャフト１３ａ、１３ｂの横にはシャット１８が
設けられている。シャフト１８はフレームに回転自在に
取り付けられている。

シャフト１８の両端部にはギヤ１９ａ、１９ｂがそれぞ
れ設Ｃプられている。ギＡ７１９　ａはギｒ１７ａに噛
合されでいる。ギｒ１９ｂはアイドラギヤ２０を介して
ギヤ１７ｂに噛合されている。シせノＦ−１８の一端は
、カップリング２１を介してモータ２２に連結されてい
る。ドライブローラ１１の後段には、２つり光電式変位
検出素子２３ａ、２３ｂがそれぞれ設けられている。光
電式変位検出素子２３ａ、２３ｂは、セラミック基板の
上面中央部にＣｄＳまたは（、ｄ　３ｅ光導電体を直線
状に焼結し、これの幅方向の一方にＯｒ薄膜抵抗を蒸着
層ると共に他方にＩｎ、Ｓｎ等の電極を蒸着し、抵抗と
電極に入出力用のリード線をそれぞれ取り付け、更に表
面を防湿塗料でコーティングした構造となっている。こ
の光電式変位検出素子２３ａ　、２３ｂでは、光導電体
の一部にスリット光を照射づるとこの部分が低抵抗とな
り、非照射部分が絶縁体に近い高抵抗となる。このため
Ｃｒ薄膜抵抗体の両端に電圧を印加１゛ると、スリット
光の照射されている箇所の電圧を出力として取り出すこ
とができる。充電式変位検出素子２３ａ、２３ｂは、用
紙搬送路の両側にそれぞれ用紙搬送方向に延びて対称的
に設けられている。光電式変位検出素子２３ａ　、２３
ｂの上方には、スリット２５ａ　、２５ｂ　　（一方は
図示せず）を有づる遮光板２６が設けられている。遮光
板２６のスリット２５ａ　、２５ｂの上方には、ＬＥＤ
等からなる直線状の光ｍ２７ａ　、２７ｂ　（一方は図
示Ｕず）がそれぞれ設けられている。

この装置で所定のサイズにカットされた用紙２４の搬送
が行われる。場合には、光源２７ａ１２７ｂが点灯し、
またモータの駆動によりドライブローラ１１が矢印り方
向に回転する。このときモータ２２は非駆動状態にある
。このためピンチローラ１５ａ、１５ｂがドライブロー
ラ１１の回転に追従して矢印Ｅｈ向に回転゛する。この
状態で図示しない用紙カセット等から送り出された用紙
２４の先端がドライブローラ１１とピンチローラ１５ａ
、１５ｂの間に進入すると、この進入した用紙２４は矢
印Ｆ方向に搬送される。この搬送される用紙２４は、光
電式変位検出素子２３ａ１２３ｂと遮光板２６の間を通
過する。用紙２４が傾斜することなく正常に搬送された
場合には、光［２７ａ、２７ｂからスリット２５ａ　、
２５ｂを介して光電式変位検出素子２３ａ、２３ｂにそ
れぞれ照射されるスリット光を均等に遮断していく。

このため光電式変位検出素子２３ａ　、２３ｂからそれ
ぞれ出力される電圧は、均等に漸次減少し、同レベルで
ある。これらの電圧は差動増幅器２８に供給されるが、
同レベルであるので差動増幅器２８から出力信号は出）
〕されない。このためモータ２２は非駆動状態に維持さ
れる。従って用紙２４はそのまま正常に搬送されること
となる。

一方、用紙２４が例えば第２図において２点鎖線で示す
ように傾斜して搬送された場合には、光ｔｉ２７ａから
光電式変位検出素子２３ａに照射されるスリット光より
も光源２７ｂから光電式変位検出素子２３ｂに照射され
るスリット光をより多く遮断してい（。このため光電式
変位検出素子２３ａから出力される電圧よりも光電式変
位検出素子２３ｂから出ツノされる電圧が低くなる。差
動増幅器２８は、これらの電圧を供給されると、正転信
号をモータ駆動回路２９に供給する。これによりモータ
２２が正転し始め、シャフト１８が矢印Ｇ方向に回転し
始める。シャフト１８の回転力はギヤ１９ａ、１７ａを
介してシャフト１３ａに伝達され、ワンウェイクラッチ
ベアリング１６ａの作用によりビンチロ°−ラ１５ａが
ドライブローラ１１の回転速度よりも適宜に速い速度で
矢印Ｅ方向に回転する。またシャフト１８の回転力はギ
ヤ１９ｂ、２２．１７ｂを介しテシャフト１３ａに伝達
されるが、ワンウェイクラッチベアリング１６ｂの作用
によりピンチローラ１５ｂには伝達されない。このため
一方のピンチローラ１５ａのみが矢印Ｅ方向に高速回転
する。これにより用紙２４はその遅れた側を早送りされ
、傾斜を修正されて正常な搬送状態に戻される。用紙２
４が正常な搬送状態になると、光電式変位検出素子２３
ａ、２３ｂからそれぞれ出力される電圧が同レベルとな
り、モータ２２が停止する。従って用紙２４はその傾斜
を修正され、正常に搬送されることとなる。

用紙２４が１４２図において２点鎖線で示す゛状態とは
逆方向に傾斜して搬送された場合には、差動増幅器２８
から逆転信号がモータ駆動回路２９に供給される。これ
によりモータ２２が逆転し始め、シャフト１８が矢印Ｈ
方向に回転し始める。このため他方のピンチローラ１５
ｂのみが矢印Ｅ方向に高速回転する。これにより用紙２
４は傾斜を修正されて正常な搬送状態に戻される。用紙
２４が正常な搬送状態になると、モータ２２が停止１゛
る。

従ってこの場合も用紙２４はその傾斜を修正され、正常
に搬送されることとなる。

第２図と同一部分には同一の符号を付した第７図は本発
明の他の実施例にお番）る用紙搬送方向の主要部分を表
わしたものである。この装置では、光電式変位検出素子
２３ａ、２３ｂは、用紙搬送路の両側にそれぞれ用紙搬
送方向に対し直交する方向に延びて対称的に設けられで
いる。

この装置で図示しないロール紙から繰り出された用紙３
０の搬送が行われ、傾斜した場合には、光電式変位検出
素子２３ａ、２３ｂからそれぞれ出ノ〕される電圧のレ
ベルが異なることとなる。これによりピンチローラ１５
ａ、１５ｂのいずれか一方のみが高速回転し、用紙３０
の傾斜を修正する。従ってロール紙から繰り出された用
紙３０は正常に搬送されることとなる。

第２図と同一部分には同一の符号を付した第８図は本発
明の更に他の実施例における用紙搬送装置の主要部分を
表わしたものである。この装置では、ピンチローラ１５
．ａ、１５ｂはシャフト１３ａ、１３ｂにそれぞ、れ固
定されている。またギヤ１７ａ、１７ｂはシ１７７ト１
３ａ、１３ｂにそれぞれ回転自在にかつ矢印Ｍ、Ｎ方向
に摺動自在に取り付けられている。更にシャフト１３ａ
１１３ｂにはスリップクラッチ３１ａ　、３１ｂがそれ
ぞれ設（）られている。スリップクラッチ３１ａ、３１
ｂは、シャフト１３ａ、１３ｂにそれぞれ固定された各
２枚の固定部材３２ａ　、３３ａ　、３２ｂ、３３ｂと
、一方の固定部Ｕ３２ａ　、３２ｂのギヤ１７ａ、１７
ｂと対向する面にそれぞれ設けられたクラッチ板３４ａ
　、３４ｂと、他方の固定部材３３ａ　、３３ｂとギヤ
１７ａ　、１７ｂの間にそれぞれ設けられたスプリング
３５ａ　、３５ｂとからなっている。

この装置では、ピンチローラ１５ａ、１５ｂがドライブ
ローラの回転に追従して回転するとぎ、ギヤ１７ａ、１
７ｂとクラッチ板３４ａ　１３４ｂの間でそれぞれスリ
ップが生じる。用紙の傾斜を修正する場合には、ギヤ１
７ａとクラッチ板３４ａの間またはギヤ１７ｂとクラッ
チ板３４ｂの間が接続状態になる。これによりピンチロ
ーラ１５ａ、１５ｂのいずれか一方のみが用紙送り方向
とは逆方向に回転し、用紙の先行した側にブレーキをか
けるようになっている。

なおト記実施例ではドライブローラ１１の上方にピンチ
〔ｌ−ラ１５ａ、１５ｂを５月）−ｃいるが、上方に設
（）でもよいことはもちろんである。また上記実施例で
はピンチローラ１５ａ、１５ｂを用いていやが、これの
代わりに搬送ベルトや回転ブラシ等を用いＣもよいこと
はもちろんである。

（発明の効果） 以上説明したように本発明にＪ、れば、用紙を搬送しな
がらその傾斜を修正づることかできるので、用紙の搬送
に要Ｊ゛る時間を短縮することができる３゜また用紙が
ロール紙から繰り出されたものであっても、その傾斜を
修正することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の用紙搬送装置の一例を示す一部の斜視図
、第２図は本発明の一実施例における用紙搬送装置の主
要部分を示す平面図、第３図は第２図のト１線に沿う、
Ｓ面図、第４図は第２図のＩＶ　−ＩＶ線に沿う断面図
、第５図は同装置の一部を示す斜視図５、第６図は同装
置の電気回路の主要部分を示す１０ツク図、第７図は本
発明の他の実施例にお【ノる用紙搬送装置の主要部分を
示づ平面図、第８図は本発明の更に他の実施例における
用紙搬送装置の主役部分を承り平面図である。 １１・・・・・・ドライブローラ １３ａ、１３ｂ・・・・・・シャツ１へ１４・・・・・
・ペッツリングジヨイント１５ａ　、　ｉ’５１）・・
・・・・ピンチローラ１６ａ、１６ｂ ・・・・・・ワンウェイクラッチベアリング１７ａ　、
　１７ｂ　、１９ａ　、　１９ｂ　・−・・ギヤ２０・
・・・・・アイドラギ１７ ２２・・・・・・モータ ２３ａ　、２３ｂ・・・・・・光電式変位検出素子２４
．３０・・・・・・用紙 ３１ａ　、３１１）・・・・・・スリップクラッチ出　
願　人　　　　富士ゼロックス株式会社代　　理　　人
　　　　　　　弁即士　　山　　内　　梅　　維第３図
　　　　第４図 ＩＩ 第　５　区

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 用紙を搬送する主搬送部材と、この主搬送部材に転接さ
   れ、かつ通常これの回転に追従して回転される２つの副
   搬送部材と、主′搬送部材の後段に設けられ、用紙の傾
   斜方向を検出する検出手段と、この検出手段の検出信号
   に基づいて２つの副搬送・部材のいずれか一方のみを用
   紙送り方向にまたは逆方向に回転させる回転手段とを具
   備することを特徴とする用紙搬送装置。