JPS59127743A - タイヤ成形用金型 - Google Patents
タイヤ成形用金型Info
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- JPS59127743A JPS59127743A JP272583A JP272583A JPS59127743A JP S59127743 A JPS59127743 A JP S59127743A JP 272583 A JP272583 A JP 272583A JP 272583 A JP272583 A JP 272583A JP S59127743 A JPS59127743 A JP S59127743A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- mold
- rubber
- thin layer
- aluminum
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/56—Coatings, e.g. enameled or galvanised; Releasing, lubricating or separating agents
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2905/00—Use of metals, their alloys or their compounds, as mould material
- B29K2905/02—Aluminium
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2909/00—Use of inorganic materials not provided for in groups B29K2803/00 - B29K2807/00, as mould material
- B29K2909/02—Ceramics
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2030/00—Pneumatic or solid tyres or parts thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、未加硫タイヤを加硫するために用いるタイ
ヤ成形用金型に関する。
ヤ成形用金型に関する。
一般に、タイヤ成形用金型は鉄またはアルミニウム等の
材質からなり、加硫済みタイヤの外面に対応する内面を
有している。しかしながら、従来のこのようなタイヤ成
形用金型は、内面に何ら表面加工を施されることなくタ
イヤ加硫機に装着され、タイヤの加硫のために使用され
ていた。そのため、未加硫タイヤと当接する内面にはゴ
ム等が付着し易く、これをできる限り防止するために金
型内面あるいは未加硫タイヤの表面に離型剤を塗布して
いたが、ゴム等の付着を完全に防止することはできず、
多数回使用した後は金型の内面を清掃し、付着したゴム
等を除去しなければならなかった。
材質からなり、加硫済みタイヤの外面に対応する内面を
有している。しかしながら、従来のこのようなタイヤ成
形用金型は、内面に何ら表面加工を施されることなくタ
イヤ加硫機に装着され、タイヤの加硫のために使用され
ていた。そのため、未加硫タイヤと当接する内面にはゴ
ム等が付着し易く、これをできる限り防止するために金
型内面あるいは未加硫タイヤの表面に離型剤を塗布して
いたが、ゴム等の付着を完全に防止することはできず、
多数回使用した後は金型の内面を清掃し、付着したゴム
等を除去しなければならなかった。
更に、加硫済みタイヤの外表面に微細な凹凸によって紋
様を施したり、外観に変化をつけたりする場合には、金
型内面のこの凹凸に対応する部分に、より一部ゴム等が
付着し易く、金型を清掃することなしに多数回使用する
ことばできなかった。
様を施したり、外観に変化をつけたりする場合には、金
型内面のこの凹凸に対応する部分に、より一部ゴム等が
付着し易く、金型を清掃することなしに多数回使用する
ことばできなかった。
この発明は以上のような従来の問題点を解決するために
なされたものであって、その目的は未加硫タイヤと当接
する内面にゴム等が付着し難く、加硫済みタイヤの外表
面に微細な凹凸による紋様等を形成することが可能なタ
イヤ成形用金型を提供することにあり、その特徴とする
ところは加硫済みタイヤの外表面に実質上対応する内面
を有する金型本体と、該金型本体の内面の全部若しくは
一部にセラミックを溶着することにより形成した薄い層
と、からなるタイヤ成形用金型にある。
なされたものであって、その目的は未加硫タイヤと当接
する内面にゴム等が付着し難く、加硫済みタイヤの外表
面に微細な凹凸による紋様等を形成することが可能なタ
イヤ成形用金型を提供することにあり、その特徴とする
ところは加硫済みタイヤの外表面に実質上対応する内面
を有する金型本体と、該金型本体の内面の全部若しくは
一部にセラミックを溶着することにより形成した薄い層
と、からなるタイヤ成形用金型にある。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第１図はこの発明に係るタイヤ成形用金型の一実施例の
断面を示すものであり、１は上型本体、２は下型本体で
共にアルミニウムを主成分とする合金でできている。こ
れら上型本体１および下型本体２の内面、すなわち加硫
済みタイヤの外表面に実質上対応する面３．４にはその
全域に亘ってそれぞれ緩衝層、例えばニッケル、アルミ
ニウム、モリブデン、クロム等の薄い層５．５を介して
、ゴム等の剥離性を良くするための複合セラミックの薄
い層６．６が溶着されている。この複合セラミックはそ
の素材粒子径が４０〜８０μ程度であり、重量成分の１
０％以上、より好ましくは４０％以上が酸化チタンから
なっている。酸化チタンの量が１０％以下だとゴム等が
付着し易く好ましくない。なお、前記薄い層５．５はセ
ラミックとアルミ合金との相互接着性が良くないので、
セラミック層６．６を確実に上型本体１の内面３および
下型本体２の内面４に溶着させるために、両者１．６お
よび２．６の間に介在させたものである。前記セラミッ
ク層６．６は前述したようにゴム等の剥離性が良いほか
その特質として耐摩耗性に勝れており、更には素材粒子
径が４０〜８０μ程度であるため表面がアルミ合金の仕
上がり面よりも粗くなっている。したがって、セラミ・
ツク層６．６Ｇこ当接して加硫された加硫済みタイヤの
外面も同様に粗くなり、光を乱反射するため外観上はラ
シャ様のしっとりした艶消し状の光沢を有するようにな
る。そこで、金型内面のタイヤの外側サイドウオール部
に対応する部位に選択的にセラミ・ツク層を設け、その
部分だけタイヤの表面の光沢を変えて帯状あるいは第２
図に示すように適宜の模様７を形成し装飾性を持たせる
ことも可能である。
断面を示すものであり、１は上型本体、２は下型本体で
共にアルミニウムを主成分とする合金でできている。こ
れら上型本体１および下型本体２の内面、すなわち加硫
済みタイヤの外表面に実質上対応する面３．４にはその
全域に亘ってそれぞれ緩衝層、例えばニッケル、アルミ
ニウム、モリブデン、クロム等の薄い層５．５を介して
、ゴム等の剥離性を良くするための複合セラミックの薄
い層６．６が溶着されている。この複合セラミックはそ
の素材粒子径が４０〜８０μ程度であり、重量成分の１
０％以上、より好ましくは４０％以上が酸化チタンから
なっている。酸化チタンの量が１０％以下だとゴム等が
付着し易く好ましくない。なお、前記薄い層５．５はセ
ラミックとアルミ合金との相互接着性が良くないので、
セラミック層６．６を確実に上型本体１の内面３および
下型本体２の内面４に溶着させるために、両者１．６お
よび２．６の間に介在させたものである。前記セラミッ
ク層６．６は前述したようにゴム等の剥離性が良いほか
その特質として耐摩耗性に勝れており、更には素材粒子
径が４０〜８０μ程度であるため表面がアルミ合金の仕
上がり面よりも粗くなっている。したがって、セラミ・
ツク層６．６Ｇこ当接して加硫された加硫済みタイヤの
外面も同様に粗くなり、光を乱反射するため外観上はラ
シャ様のしっとりした艶消し状の光沢を有するようにな
る。そこで、金型内面のタイヤの外側サイドウオール部
に対応する部位に選択的にセラミ・ツク層を設け、その
部分だけタイヤの表面の光沢を変えて帯状あるいは第２
図に示すように適宜の模様７を形成し装飾性を持たせる
ことも可能である。
以上説明し−できたようにこの発明によれば、タイヤ成
形用金型を、加硫済みタイヤの外表面に実質上対応する
内面を有する金型本体と、該金型本体の内面の全部若し
くは一部にセラミ・ツクを溶着することにより形成した
薄い層と、からなる構成としたため、金型本体の内面に
おけるゴム等の剥離性が良好である上に耐摩耗性が向上
し、更に、しつとりした艶消し状の光沢を有するタイヤ
外表面を得ることができるとし）う効果が得られる。
形用金型を、加硫済みタイヤの外表面に実質上対応する
内面を有する金型本体と、該金型本体の内面の全部若し
くは一部にセラミ・ツクを溶着することにより形成した
薄い層と、からなる構成としたため、金型本体の内面に
おけるゴム等の剥離性が良好である上に耐摩耗性が向上
し、更に、しつとりした艶消し状の光沢を有するタイヤ
外表面を得ることができるとし）う効果が得られる。
第１図はこの発明に係るタイヤ成形用金型の一実施例の
部分拡大断面図、第２図はこの発明の別実施例のタイヤ
成形用金型を使用してサイドウオール部に艶消し状の模
様を形成したタイヤの正面図である。 １−−−−−一上型本体、 ２−−−−−一下型本体、 ３、−−−−一上型本体の内面、 ４−・−下型本体の内面、 ６−−−−−−セラミツクの薄い層、 ７−・−タイヤのサイドウオール部の艶消し状の模様。 特許出願人 ブリデストンタイヤ株式会社代理人弁理
士 有我軍一部 昭和５８年５月３０日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 ■、事件の表示 特願昭５８−２７２５号 ２、発明の名称 タイヤ成形用金型 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区京橋１丁目１０番１号名 称
（５２７）ブリデストンタイヤ株式会社４、代理人〒１
５１ 住 所 東京都渋谷区代々木２丁目６番９号５、補正
の対象 願書の「発明の名称」の欄および明細書の全文６、補正
の内容 （１）願書の発明の名称を別紙の通り補正する。 （２）明細書の全文を別紙の通り補正する。 以上 明細書 １、発明の名称 タイヤ等成形用金型 ２、特許請求の範囲 （１）未加硫タイヤ烹を加硫するタイヤ拳成形用金型に
おいて、加硫済みタイヤ等の外表面に実質上対応する内
面を有する金型本体と、該金型本体の内面の全部若しく
は一部にセラミ、りを溶着することにより形成した薄い
層と、からなることを特徴とするタイヤ峯成形用金型。 （２）前記薄く層の重量成分の１０％以上が酸化チタン
であることを特徴とする特許 範囲第１項記載のタイヤ峯成形用金型。 （３）前記薄い層は緩衝層を介して前記金型本体に溶着
されていることを特徴とする前記特許請求の範囲第１項
または第２項記載のタイヤ等成形用金型。 ３、発明の詳細な説明 この発明は、未加硫タイヤ等のゴムやプラスチック材料
を加硫成形するために用いる金型に関し、特に未加硫タ
イヤの加硫成形に好適に用いることができるタイヤ等成
形用金型に関する。 一般に、タイヤ等成形用金型は鉄またはアルミニウム等
の材質からなり、加硫済みタイヤ等の外面に対応する内
面を有している。しかしながら、従来のこのようなタイ
ヤ等成形用金型は、内面に何ら表面加工を施されること
なくタイヤ加硫機等に装着され、タイヤ等の加硫のため
に使用されていた。そのため、未加硫タイヤ等と当接す
る内面にはゴム等が付着し易く、これをできる限り防止
するために金型内面あるいは未加硫タイヤ等の表面に離
型剤を塗布していたが、ゴム等の付着を完全に防止する
ことはできす、多数回使用した後は金型の内面を清掃し
、付着したゴム等を除去しなければならなかった。 更に、加硫済みタイヤ等の外表面に微細な凹凸によって
紋様を施したり、外観に変化をつけたりする場合には、
金型内面のこの凹凸に対応する部分に、より一部ゴム等
が付着し易く、金型を清掃することなしに多数回使用す
ることはできなかった。 この発明は以上のような従来の問題点を解決するために
なされたものであって、その目的は未加硫タイヤ等と当
接する内面にゴム等が付着し難く、加硫済みタイヤ等の
外表面に微細な凹凸による紋様等を形成することか可能
なタイヤ成形用金型を提供することにあり、その特徴と
するところは加硫済みタイヤ等の外表面に実質上対応す
る内面を有する金型本体と、該金型本体の内面の全部若
しくは一部にセラミンクを溶着することにより形成した
薄い層と、からなるタイヤ成形用金型にある。 以下、この発明を未加硫タイヤを加硫する場合を例にし
て図面に基づいて説明する。第１図はこの発明に係るタ
イヤ成形用金型の一実施例の断面を示すものであり、１
は上型本体、２は下型本体で共にアルミニウムを主成分
とする合金でできている。これら上型本体１および下。 型本体２の内面、すなわち加硫済みタイヤの外表面に実
質上対応する面３、４にはその全域に亘ってそれぞれ緩
衝層、例えばニソケル、アルミニウム、モリブデン、ク
ロム等の薄い層５、５を介して、ゴム等の剥離性を良く
するための複合セラミンクの薄い層６、６が溶着されて
いる。この複合セラミンクはその素材粒子径が４０〜８
０μ程度が好ましく、重量成分の１０％以上、より好ま
しくは４０％以上が酸化チタンその他は酸化アルミニウ
ム等が匂なっているものが好ましく用いられる。酸化チ
タンの量が１０％以下だとゴム等が付着し易く好ましく
ない。なお、前記薄い層５、５はセラミンクとアルミ合
金との相互接着性が良くないので、セラミンク層６、６
を確実に上型本体１の内面３および下型本体２の内面４
に溶着させるために、両者１、６および２．６の間に介
在させたものである。前記セラミック層６．６は前述し
たようにコム等の剥離性が良いほかその特質として耐摩
耗性に勝れており、更には素材粒子径が４０〜８０μ程
度であるため表面がアルミ合金の仕上かり面よりも粗く
なっている。したがって、セラミック層６．６に当接し
て加硫された加硫済みタイヤの外面も同様に粗くなり、
光を乱反射するため外観上はラシャ様のしっとりした艶
消し状の光沢を有するようになる。そこで、金型内面の
タイヤの外側サイドウオール部に対応する部位に選択的
にセラミンク層を設け、その部分だけタイヤの表面の光
沢を変えて帯状あるいは第２図に示すように適宜の模様
７を形成し装飾性を持たせることも可能である。 以上説明してきたようにこの発明によれば、タイヤ等成
形用金型を、加硫性みタイヤ等の外表面に実質上対応す
る内面を有する金型本体と、該金型本体の内面の全部若
しくは一部にセラミックを溶着することにより形成した
薄い層と、からなる構成としたため、金型本体の内面に
おけるコム等の剥離性が良好である上に耐摩耗性が向上
し、更に、しっとりした艶消し状の光沢を有するタイヤ
等の外表面を得ることかできるという効果が得られる。 以上、主として未加硫タイヤを加硫成形する場合につい
て説明したが、この発明の金型はゴム、プラスチック類
であればその効果を奏するもので、防振ゴム、コンヘア
ヘルド、発泡プラスチック成形品、プラスチック成形品
などの製造にも有効に採用することができる。 ４、図面の簡単な説明 第１図はこの発明に係るタイヤ成形用金型の一実施例の
部分拡大断面図、第２図はこの発明の別実施例のタイヤ
成形用金型を使用してサイドウオール部に艶消し状の模
様を形成したタイヤの正面図である。 １−−−−−−上型本体、 ２−−−−一下型本体、 ３・−−−−一上型本体の内面、 ４−一一−−−下型本体の内面、 ６−−−−−セラミックの薄い層、 ７−−−−−タイヤのサイドウオール部の艶消し状の模
様。 特許出願人 ブリデストンタイヤ株式会社代理人弁理
士 有我軍一部
部分拡大断面図、第２図はこの発明の別実施例のタイヤ
成形用金型を使用してサイドウオール部に艶消し状の模
様を形成したタイヤの正面図である。 １−−−−−一上型本体、 ２−−−−−一下型本体、 ３、−−−−一上型本体の内面、 ４−・−下型本体の内面、 ６−−−−−−セラミツクの薄い層、 ７−・−タイヤのサイドウオール部の艶消し状の模様。 特許出願人 ブリデストンタイヤ株式会社代理人弁理
士 有我軍一部 昭和５８年５月３０日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 ■、事件の表示 特願昭５８−２７２５号 ２、発明の名称 タイヤ成形用金型 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区京橋１丁目１０番１号名 称
（５２７）ブリデストンタイヤ株式会社４、代理人〒１
５１ 住 所 東京都渋谷区代々木２丁目６番９号５、補正
の対象 願書の「発明の名称」の欄および明細書の全文６、補正
の内容 （１）願書の発明の名称を別紙の通り補正する。 （２）明細書の全文を別紙の通り補正する。 以上 明細書 １、発明の名称 タイヤ等成形用金型 ２、特許請求の範囲 （１）未加硫タイヤ烹を加硫するタイヤ拳成形用金型に
おいて、加硫済みタイヤ等の外表面に実質上対応する内
面を有する金型本体と、該金型本体の内面の全部若しく
は一部にセラミ、りを溶着することにより形成した薄い
層と、からなることを特徴とするタイヤ峯成形用金型。 （２）前記薄く層の重量成分の１０％以上が酸化チタン
であることを特徴とする特許 範囲第１項記載のタイヤ峯成形用金型。 （３）前記薄い層は緩衝層を介して前記金型本体に溶着
されていることを特徴とする前記特許請求の範囲第１項
または第２項記載のタイヤ等成形用金型。 ３、発明の詳細な説明 この発明は、未加硫タイヤ等のゴムやプラスチック材料
を加硫成形するために用いる金型に関し、特に未加硫タ
イヤの加硫成形に好適に用いることができるタイヤ等成
形用金型に関する。 一般に、タイヤ等成形用金型は鉄またはアルミニウム等
の材質からなり、加硫済みタイヤ等の外面に対応する内
面を有している。しかしながら、従来のこのようなタイ
ヤ等成形用金型は、内面に何ら表面加工を施されること
なくタイヤ加硫機等に装着され、タイヤ等の加硫のため
に使用されていた。そのため、未加硫タイヤ等と当接す
る内面にはゴム等が付着し易く、これをできる限り防止
するために金型内面あるいは未加硫タイヤ等の表面に離
型剤を塗布していたが、ゴム等の付着を完全に防止する
ことはできす、多数回使用した後は金型の内面を清掃し
、付着したゴム等を除去しなければならなかった。 更に、加硫済みタイヤ等の外表面に微細な凹凸によって
紋様を施したり、外観に変化をつけたりする場合には、
金型内面のこの凹凸に対応する部分に、より一部ゴム等
が付着し易く、金型を清掃することなしに多数回使用す
ることはできなかった。 この発明は以上のような従来の問題点を解決するために
なされたものであって、その目的は未加硫タイヤ等と当
接する内面にゴム等が付着し難く、加硫済みタイヤ等の
外表面に微細な凹凸による紋様等を形成することか可能
なタイヤ成形用金型を提供することにあり、その特徴と
するところは加硫済みタイヤ等の外表面に実質上対応す
る内面を有する金型本体と、該金型本体の内面の全部若
しくは一部にセラミンクを溶着することにより形成した
薄い層と、からなるタイヤ成形用金型にある。 以下、この発明を未加硫タイヤを加硫する場合を例にし
て図面に基づいて説明する。第１図はこの発明に係るタ
イヤ成形用金型の一実施例の断面を示すものであり、１
は上型本体、２は下型本体で共にアルミニウムを主成分
とする合金でできている。これら上型本体１および下。 型本体２の内面、すなわち加硫済みタイヤの外表面に実
質上対応する面３、４にはその全域に亘ってそれぞれ緩
衝層、例えばニソケル、アルミニウム、モリブデン、ク
ロム等の薄い層５、５を介して、ゴム等の剥離性を良く
するための複合セラミンクの薄い層６、６が溶着されて
いる。この複合セラミンクはその素材粒子径が４０〜８
０μ程度が好ましく、重量成分の１０％以上、より好ま
しくは４０％以上が酸化チタンその他は酸化アルミニウ
ム等が匂なっているものが好ましく用いられる。酸化チ
タンの量が１０％以下だとゴム等が付着し易く好ましく
ない。なお、前記薄い層５、５はセラミンクとアルミ合
金との相互接着性が良くないので、セラミンク層６、６
を確実に上型本体１の内面３および下型本体２の内面４
に溶着させるために、両者１、６および２．６の間に介
在させたものである。前記セラミック層６．６は前述し
たようにコム等の剥離性が良いほかその特質として耐摩
耗性に勝れており、更には素材粒子径が４０〜８０μ程
度であるため表面がアルミ合金の仕上かり面よりも粗く
なっている。したがって、セラミック層６．６に当接し
て加硫された加硫済みタイヤの外面も同様に粗くなり、
光を乱反射するため外観上はラシャ様のしっとりした艶
消し状の光沢を有するようになる。そこで、金型内面の
タイヤの外側サイドウオール部に対応する部位に選択的
にセラミンク層を設け、その部分だけタイヤの表面の光
沢を変えて帯状あるいは第２図に示すように適宜の模様
７を形成し装飾性を持たせることも可能である。 以上説明してきたようにこの発明によれば、タイヤ等成
形用金型を、加硫性みタイヤ等の外表面に実質上対応す
る内面を有する金型本体と、該金型本体の内面の全部若
しくは一部にセラミックを溶着することにより形成した
薄い層と、からなる構成としたため、金型本体の内面に
おけるコム等の剥離性が良好である上に耐摩耗性が向上
し、更に、しっとりした艶消し状の光沢を有するタイヤ
等の外表面を得ることかできるという効果が得られる。 以上、主として未加硫タイヤを加硫成形する場合につい
て説明したが、この発明の金型はゴム、プラスチック類
であればその効果を奏するもので、防振ゴム、コンヘア
ヘルド、発泡プラスチック成形品、プラスチック成形品
などの製造にも有効に採用することができる。 ４、図面の簡単な説明 第１図はこの発明に係るタイヤ成形用金型の一実施例の
部分拡大断面図、第２図はこの発明の別実施例のタイヤ
成形用金型を使用してサイドウオール部に艶消し状の模
様を形成したタイヤの正面図である。 １−−−−−−上型本体、 ２−−−−一下型本体、 ３・−−−−一上型本体の内面、 ４−一一−−−下型本体の内面、 ６−−−−−セラミックの薄い層、 ７−−−−−タイヤのサイドウオール部の艶消し状の模
様。 特許出願人 ブリデストンタイヤ株式会社代理人弁理
士 有我軍一部
Claims (3)
- （１）未加硫タイヤを加硫するタイヤ成形用金型におい
て、加硫済みタイヤの外表面に実質上対応する内面を有
する金型本体と、該金型本体の内面の全部若しくは一部
にセラミックを溶着することにより形成した薄い層と、
からなることを特徴とするタイヤ成形用金型。 - （２）前記薄い層の重量成分の１０％以上が酸化チタン
であることを特徴とする特許 範囲第１項記載のタイヤ成形用金型。 - （３）前記薄い層は緩衝層を介して前記金型本体に溶着
されていることを特徴とする前記特許請求の範囲第１項
または第２項記載のタイヤ成形用金型。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP272583A JPS59127743A (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | タイヤ成形用金型 |
| AU23183/84A AU567907B2 (en) | 1983-01-10 | 1984-01-10 | Plastics and rubber mold having a interconnected microporous coating. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP272583A JPS59127743A (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | タイヤ成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59127743A true JPS59127743A (ja) | 1984-07-23 |
Family
ID=11537283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP272583A Pending JPS59127743A (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | タイヤ成形用金型 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59127743A (ja) |
| AU (1) | AU567907B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60257207A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-19 | Tanazawa Hatsukoushiya:Kk | 樹脂成形用型並びに、その作製方法 |
| JPH04152110A (ja) * | 1990-10-16 | 1992-05-26 | Taiho Kogyo Kk | キヤビティ形成用金型部材とその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU3255771A (en) * | 1970-08-21 | 1973-02-22 | Ciba-Geigy Ag And Laboratoire Suisse De Recherches Horlogeres | Moulds for plastics processing |
-
1983
- 1983-01-10 JP JP272583A patent/JPS59127743A/ja active Pending
-
1984
- 1984-01-10 AU AU23183/84A patent/AU567907B2/en not_active Ceased
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60257207A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-19 | Tanazawa Hatsukoushiya:Kk | 樹脂成形用型並びに、その作製方法 |
| JPH04152110A (ja) * | 1990-10-16 | 1992-05-26 | Taiho Kogyo Kk | キヤビティ形成用金型部材とその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU2318384A (en) | 1984-07-12 |
| AU567907B2 (en) | 1987-12-10 |
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