JPS59125768A - 熱定着ロ−ラのクリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、クリーニング装置に関し、きらに詳しくは、
複写機やファクシミリ等の記録装置の定着装置に適用さ
れるクリーニング装置に関する。

（従来技術） 」ニ詑した記録装置においては、画像生成プロセスのな
かに、現像部で可視像化処理された画像を普通紙等に転
写した後、その画像を定着するプロセスが組み込捷れ−
Ｃいる。

定着装置は、転写画像およびこれを担持した転写紙を加
熱することによって、画像を転写紙に融着させるもので
あり、その型式にも鍾々あるが、構造が簡単であること
および加熱損失が小さいことなどの理由によって、熱定
着ローラを備えた定着装置が良く知られている。

ところで、上記熱定着ローラは、その周面が、未定着画
像と接触することによって、画像のオフセットを起こす
ため、オフセット防市対策を施されており、その防止対
策の代表的なものとしては、−７リコーンオイル等の離
型剤を熱定着ローラ周面に塗布することが知られている
。

この塗布手段の具体例としては、ンリコーンオイルタン
クと熱定着ローラ周面とにフェルト等の塗布部材の各端
部を配置したものや、離型剤塗布ローラを熱定着ローラ
周面に当接させたものがあるが、前者のフェルトを用い
る手段は、構造が簡単であるという理由から多く用いら
れている。

ところで、フェルトを用いた手段、詳しくは、一端がシ
リコーンオイルタンク内のオイル中に浸漬１〜、他端が
熱定着ローラ周面に当接したフェルトを備え、上記フェ
ルｉ・によるオイルの吸い上げによって熱定着ローラ周
面にソリコーンオイルを塗布するようになっている装置
においては、上記フェルトが熱定着ローラ周面に当接し
ていることがら熱定着ローラ周面のクリーニングも兼用
させることが可能であるが、しかし次のような欠点があ
る。

すなわち、熱定着ローラ上には、残留トナーや、紙粉、
具体的には、紙の充填剤であるタルク＜Ｍｑ３Ｓｉ０４
０１４　（０１〜１２））、硫酸アルミ　（Ａｎ　（Ｓ
Ｏ−１）　３）、硫酸バリウム（ＢｃＬＳ０４）、炭酸
カル／ラム（Ｃａ、Ｃ０３）などの微粉が残存伺着して
おり、この残存物に離型剤であるソリコーンオイルが混
合すると、ヘトロ状となる。このようなヘドロ状残存物
は、７エルトに吸着されるとフェルトの目詰りを誘起し
、かつまた、吸着が飽和状態になるとフェルトと熱定着
ローラ周面と１当接部に堆積して熱定着ローラを摩耗す
るという結果を招くものであり、これによって、フェル
トによる離型剤の均一供給は、行えなくなる。

そこで、かような欠点を解消する／Ｃめに、熱定着ロー
ラの回転方向において、上記フェルト笠の離型材塗布部
材の前方に熱定着口〜う周面に圧接させたフッ素ゴム等
の弾性材から成るクリーニング用ブレードを配置するこ
とが提案されているが、このクリー二ンク用ブレードは
、熱定着ローラのローラ軸と平行な状態でその先端をロ
ーラ族ｉｎＪに当接させているたけであるので、熱定着
ローラ周面上の残存物を除去することは可能であるが、
その除去した残存物が、クリーニング用ブレードの先端
に堆積してしまい、こノｔによって、熱定着ローラを摩
耗させるという欠点が残された甘まになっているもので
ある。

（目的） 本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目
的とするところは、上記欠点を解消して、離型剤の塗布
供給を均一に行なえかつ、熱定着ローラの摩耗を減少し
７得るクリーニング装置を提供することにある。

（構成） 本発明は、熱定着ローラとなる加熱ローラに対し、クリ
ーニング用ブレードの先端を、上記ローラのｌ１Ｏｆ＋
方向と非平行になるように傾斜させた状態で圧接さぜる
ことに′より、クリーニング用ブレードによって加熱ロ
ーラから掻き取られた残存物が、上記ブレードの先端の
傾斜態位によって生ずる分力によって、上記プレートの
先端に沿って移動するようにしたものである。

以下、図示した実施例を参考に本発明を説明する。

第１図において、本発明のクリーニング用ブレードが適
用される定着装置１は、互いに当接する加熱ローラ２お
よび加圧ローラ３と、離型剤塗布装置４とで構成されて
いる。

加熱ローラ２および加圧ローラ３は、いずれもその外周
に／リコーンゴムの被覆層から成るオフセット防止層２
α、３ａ、が設けられており、各日〜２のうぢ、加熱ロ
ーラ２の内部には加熱源２Ａが装備されている。

上記各ローラ２，３は、図示しない手段によって図示矢
印方向に回転、駆動されるようになっている。

離型剤塗布装置４は、機筺Ｈ内に配置されたシリコーン
オイルタンク７ＩＡと、このタンク４入内のオイル中に
一端を浸漬し、他端を加熱ローラ２の外周面に当接させ
たフェルトから成るオイル塗布部４ｇ４ｐ、と、塗布部
材４Ｂの保持部材４Ｃとから構成きれており、７リコー
ンオイルタンク４Ａ内のソリコーンオイルを塗布部材４
Ｂの吸着作用を介して加熱ローラ外周面に塗布するよう
になっている。

ところで、加熱ローラ２の回転方向において、離型剤塗
布装置４の塗布部側４Ｂの前方には、クリーニング用ブ
レード５がその先端を加熱ローラ周面に対してカウンタ
方向に圧接させて配置されている。

このクリーニング用ブレード５は、トナーに対して離型
性の良いフッ素ゴム等の弾性材によって構成されており
、第２，３図に示すように、その後端が、機筺の不動部
Ｈ１に支持され、先端５ａが、加熱ローラ２に対してカ
ウンタ一方向に圧接するように保持されている。

クリー二ンク用プレート５の先端５ａ、具体的には、第
２，３図において加熱ローラ２の軸方向に沿ってその外
周面に圧接する端部は、設置態位を次のように設定され
ている。

すなわち、第２，３図において、加熱ローラ２の軸線（
母線）に対してθ−５〜」ｏ０程度頗右させて設定され
ている。

このクリーニング用プレーｔ’　５は、その傾斜態位と
して、第２図に示ずようｒ、カＨ熱ロ−シ２のＬυ°線
に対して一方向に傾斜ゴせん匂、あるいは、第３図に示
すように、上記切線に対して相反する二方向に設定され
ている。

廿だ、クリー二ンク用プレート５の先端面は、第４図に
示すように、加熱ローラ２との接点における法線に対し
鋭角φに切削され、これによって、ローラ周面の残存物
を掻き取り易すくしである。

このように、加熱ローラ２に対して傾斜態位を設定され
て構成されているクリーニング用プレード５ば、第２，
３図における加熱ローラ２の回転方向Ｒに基いて、加熱
ローラ２上の残存物が、先端５ａに衝合した際、その残
存物に生じる傾斜方向の分力１ｉ’ｌ’ｒによって、残
存物を完結ａ　５ａに沿って矢印Ｔて示ず方向に移動さ
せる。

（効果） 以上の説明からも明らかなように、本発明によれは、加
熱ローラ上に残存する）・す−や紙粉は、クリーニング
用ブレードの先端に七って掻き取られるとともに、同先
端に沿って移動させられるので、同先端に堆積するよう
なことがなく、これによって、ｊ・す−や紙粉のへトロ
状堆積物が、加熱ローラの表面を摩耗させる虞れがなく
なり、しかも、離型剤塗布部材の目詰り等の不具合も解
消できる。

本発明者は、本発明と従来装置との画像品質をはじめと
する性能を比較したととる次の結果を得た。

なお、本結果を得るために使用した複写機、複写速度お
よび定着装置は、上記両者いずれも同一条件のものとす
る。

（１）本発明−１（第２図に示した傾斜態位のもの）ｊ
）クリーニング用ブレードの加熱ローラ軸に対する傾斜
角θ（以下、θという）　７２）クリーニングプレー１
・の先端と加熱ローラとの接点における法線に対する切
り削ぎ角度φ（以下φという）３０ ３８°　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（万
枚）（２）本発明−２（第３図に示す傾斜態位のもの）
１）θ　−５ ２）φ　　３０ （万枚） １生 （３）従来装置（加熱ローラの母線と平行にブレードを
配置したもの） １）θ　　０ ２）φ　　３０ Ｃカ々久う 実施例では、加熱ローラ、加圧ローラの被覆層がともに
７リコーンゴムで形成されたものを示しだが、例えは、
加熱ローラにテフロン（商品名）、加圧ローラに７リコ
ーンゴムオたはその逆の組合せの被陥層を用いても良い
こと勿論である８

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例を適用する定着装置の一例を
示す概略図、第２，３図は、本発明の実施例をそれぞれ
示す要部概略図、第４図は、本発明の実施例を示す概略
側断面図である。 １　定着装置、　　２　熱定着口〜うとしての加熱ロー
ラ、　　５　クリーニング用ブレード。 処２　図　　　　　篤６　図 −４０２−−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 熱定着ローラと、 上記熱定着ローラに先端縁をカウンタ一方向に圧接ざぜ
   た弾性プレートと、 」二記先端縁を上記熱定着ローラの切線に対して５〜１
   ０度傾斜させた状態で、上記弾性ブレードを支持する装
   置と からなる熱定着ローラのクリーニング装置。