JPS59122536A - 耐熱性メタクリル樹脂組成物 - Google Patents
耐熱性メタクリル樹脂組成物Info
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- JPS59122536A JPS59122536A JP23308282A JP23308282A JPS59122536A JP S59122536 A JPS59122536 A JP S59122536A JP 23308282 A JP23308282 A JP 23308282A JP 23308282 A JP23308282 A JP 23308282A JP S59122536 A JPS59122536 A JP S59122536A
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- Japan
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- methyl methacrylate
- copolymer
- weight
- methylstyrene
- maleic anhydride
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、透明な耐熱性メタクリル樹脂組成物に関する
。
。
メタクリル酸メチルを主成分とするメタクリル樹脂は光
学的性質および耐候性に極めて優れ、かつ機械的性質、
熱的性質ならびに成形加工性などにおいても比較的バラ
ンスのとれた性能を有しているため、これらの特性を生
かして看板、照明用カバー、銘板、自動車部品、電気機
器部品、装飾用あるいは雑貨品など多くの分野で広く使
用されており、更に用途開発も進められている。
学的性質および耐候性に極めて優れ、かつ機械的性質、
熱的性質ならびに成形加工性などにおいても比較的バラ
ンスのとれた性能を有しているため、これらの特性を生
かして看板、照明用カバー、銘板、自動車部品、電気機
器部品、装飾用あるいは雑貨品など多くの分野で広く使
用されており、更に用途開発も進められている。
しかし、−面では熱変形温度が100℃前後と、耐熱性
が充分でないために、その用途展開が制約されている分
野もかなりあり、耐熱性の向上に対する要求には根強い
ものがある。
が充分でないために、その用途展開が制約されている分
野もかなりあり、耐熱性の向上に対する要求には根強い
ものがある。
メタクリル樹脂の耐熱性を改善させる方法についてはす
でに多くの提案、例えばメタクリル酸メチルとα−メチ
ルスチレンを共重合させる方法、メタクリル酸メチル、
α−メチルスチレンおよび無水マレイン酸を共重合させ
る方法(特公昭49−10156号)、メタクリル酸メ
チル、スチレンおよび無水マレイン酸を共重合させる方
法(特公昭56−4524’2号)、メタクリル酸メチ
ル、α−メチルスチレン、スチレンおよび無水マレイン
酸を共重合させる方法(特開昭56−81322号)、
ポリ−α−メチルスチレンをメタクリル酸メチルに溶解
シた後メタクリル酸メチルを重合させる方法(特公昭4
3−1616号、特公昭49−8718号)、メタクリ
ル酸メチルおよびN−アリルマレイン酸イミドを共重合
させる方法(特公昭43−9753号)、メタ、クリル
酸メチル、α−メチルスチレンおよびマレイミドを共重
合すせる方法、多官能単量体を用いた架橋ポリマーの存
在下でメタクリル酸メチルを共重合させる方法、メタク
リル酸メチルにメタクリル酸を共重合させた共重合体、
メタクリル酸メチル、α−メチルスチレンおよびアクリ
ロニトリルヲ共重合させた共重合体などがなされている
。しかし上記提案の方法では重合速度が極めて小さいた
め生産性が著しく低くて実用性がなかったり、機械的性
質、耐候性および光学的性質が低下したり、また成形品
が著しく、着色したシ、あるいは成形領域が狭いために
、成形加工性が悪いなどいずれの場合、も耐熱性はある
程度改善されるものの、実用化において多くの問題点が
残されているのが現状である。
でに多くの提案、例えばメタクリル酸メチルとα−メチ
ルスチレンを共重合させる方法、メタクリル酸メチル、
α−メチルスチレンおよび無水マレイン酸を共重合させ
る方法(特公昭49−10156号)、メタクリル酸メ
チル、スチレンおよび無水マレイン酸を共重合させる方
法(特公昭56−4524’2号)、メタクリル酸メチ
ル、α−メチルスチレン、スチレンおよび無水マレイン
酸を共重合させる方法(特開昭56−81322号)、
ポリ−α−メチルスチレンをメタクリル酸メチルに溶解
シた後メタクリル酸メチルを重合させる方法(特公昭4
3−1616号、特公昭49−8718号)、メタクリ
ル酸メチルおよびN−アリルマレイン酸イミドを共重合
させる方法(特公昭43−9753号)、メタ、クリル
酸メチル、α−メチルスチレンおよびマレイミドを共重
合すせる方法、多官能単量体を用いた架橋ポリマーの存
在下でメタクリル酸メチルを共重合させる方法、メタク
リル酸メチルにメタクリル酸を共重合させた共重合体、
メタクリル酸メチル、α−メチルスチレンおよびアクリ
ロニトリルヲ共重合させた共重合体などがなされている
。しかし上記提案の方法では重合速度が極めて小さいた
め生産性が著しく低くて実用性がなかったり、機械的性
質、耐候性および光学的性質が低下したり、また成形品
が著しく、着色したシ、あるいは成形領域が狭いために
、成形加工性が悪いなどいずれの場合、も耐熱性はある
程度改善されるものの、実用化において多くの問題点が
残されているのが現状である。
本発明者らはかかる現状に鑑み、メタクリル樹脂本来の
優れた光学的性質、機械的性質、耐候性、成形加工性な
どの特性を低下させることなく、かつ生産性にも優れた
耐熱性メタクリル樹脂に関して鋭意研究を行なった結果
、特定の配合組成を有するメタクリル酸メチル−α−メ
チルスチレン−無水マレイン酸の3元共重合体構造を有
する共重合体とメタクリル酸メチルを80重量%以上を
有する共重合体とからなる樹脂混合物がその目的を達成
することが出来、さらに共重合体相互の屈折率が相異な
るにもかかわらず透明性にすぐれるという全く予想外の
効果が得られることを見い出し本発明に至ったものであ
る。
優れた光学的性質、機械的性質、耐候性、成形加工性な
どの特性を低下させることなく、かつ生産性にも優れた
耐熱性メタクリル樹脂に関して鋭意研究を行なった結果
、特定の配合組成を有するメタクリル酸メチル−α−メ
チルスチレン−無水マレイン酸の3元共重合体構造を有
する共重合体とメタクリル酸メチルを80重量%以上を
有する共重合体とからなる樹脂混合物がその目的を達成
することが出来、さらに共重合体相互の屈折率が相異な
るにもかかわらず透明性にすぐれるという全く予想外の
効果が得られることを見い出し本発明に至ったものであ
る。
すなわち、本発明の要旨とするところは、に)メタクリ
ル酸メチルまたはそれの部分重合体50〜980〜9 8重量%−メチルスチレン 1〜25重量% および
(C)無水マレイン酸 1〜25重量%よりなる単量
体混合物を重合して得られる共重合体(1)1〜99重
量%とメタクリル酸メチルを80重量係以上含有する共
重合体(社)1〜99重量%からなる耐熱性メタクリル
樹脂組成物にある。
ル酸メチルまたはそれの部分重合体50〜980〜9 8重量%−メチルスチレン 1〜25重量% および
(C)無水マレイン酸 1〜25重量%よりなる単量
体混合物を重合して得られる共重合体(1)1〜99重
量%とメタクリル酸メチルを80重量係以上含有する共
重合体(社)1〜99重量%からなる耐熱性メタクリル
樹脂組成物にある。
本発明の最大の特徴は1、上記の特定組成を有する高屈
折率で耐熱性の共重合体(I)とメタクリル酸メチルを
主成分とする低屈折率の樹脂(6)とをブレンドして均
質分散させるこ亡−ニより、前記特公昭49−101
!56号、特公昭56−43242号および特開昭56
−81j22号に記載される3元系、4元系の共重合体
に比較して耐候性、成型品の無色透明性にすぐれ、さら
に耐熱性、成形加工性においても極めてバランスのとれ
た組成物が意外にも得られることにある。
折率で耐熱性の共重合体(I)とメタクリル酸メチルを
主成分とする低屈折率の樹脂(6)とをブレンドして均
質分散させるこ亡−ニより、前記特公昭49−101
!56号、特公昭56−43242号および特開昭56
−81j22号に記載される3元系、4元系の共重合体
に比較して耐候性、成型品の無色透明性にすぐれ、さら
に耐熱性、成形加工性においても極めてバランスのとれ
た組成物が意外にも得られることにある。
本発明の組成物において共重合体(1)を構成するのに
使用されるメタクリル酸メチルまたはその部分重合体は
メタクリル樹脂本来の光学的性質、耐候性あるいは機械
的性質を保持し、共重合体(6)との相溶性をよくする
ための成分であり、共重合体(1)中50〜98M量饅
となる量用いられ、50重量%未満では上記の特性が失
なわれ、また98重量%を超えると耐熱性の向上が望め
なくなる。
使用されるメタクリル酸メチルまたはその部分重合体は
メタクリル樹脂本来の光学的性質、耐候性あるいは機械
的性質を保持し、共重合体(6)との相溶性をよくする
ための成分であり、共重合体(1)中50〜98M量饅
となる量用いられ、50重量%未満では上記の特性が失
なわれ、また98重量%を超えると耐熱性の向上が望め
なくなる。
また共重合体(I)の構成成分であるα−メチルスチレ
ンは直接的には耐熱性を向上させる成分ではないが耐熱
性向上成分である無水7レイン酸の共重合反応性を高め
ることによシ間接的に耐熱性を向上させると同時に生産
性の向上に対して著しい効果を示すものであシ、共重合
体(I)中1〜25重量%、好ましくは5〜15重量%
である。1重量係未満であると生産性と耐熱性の而で劣
り、25重量%を超えると機械的性質、光学的性質が低
下し、さらに耐煮沸性が劣る傾向を示す。また共重合体
(I)の構成成分である無水マレイン酸ハ、共重合させ
るα−メチルスチレンとの相互作用によシ共重合体の耐
熱性を向上させる効果を示すものであり、共重合体(I
)中1〜25重訊襲、好ましく/′i5〜25重量慢で
ある重量型量係未満であると生産性と耐熱性の点で劣り
、25重量%を越えると機械的性質が低下し、さらに耐
煮沸性が悪くなる。
ンは直接的には耐熱性を向上させる成分ではないが耐熱
性向上成分である無水7レイン酸の共重合反応性を高め
ることによシ間接的に耐熱性を向上させると同時に生産
性の向上に対して著しい効果を示すものであシ、共重合
体(I)中1〜25重量%、好ましくは5〜15重量%
である。1重量係未満であると生産性と耐熱性の而で劣
り、25重量%を超えると機械的性質、光学的性質が低
下し、さらに耐煮沸性が劣る傾向を示す。また共重合体
(I)の構成成分である無水マレイン酸ハ、共重合させ
るα−メチルスチレンとの相互作用によシ共重合体の耐
熱性を向上させる効果を示すものであり、共重合体(I
)中1〜25重訊襲、好ましく/′i5〜25重量慢で
ある重量型量係未満であると生産性と耐熱性の点で劣り
、25重量%を越えると機械的性質が低下し、さらに耐
煮沸性が悪くなる。
本発明の組成物においては、最終的に得られるブレンド
樹脂の耐熱性、機械的性質、光学的性質、あるいは成形
加工性などの樹脂特性全般のバランスを考慮すると、共
重合体(I)中4のα−メチルスチレンのモル数をα、
無水マレイン酸のモル数をβとしたとき、各成分の配合
比(α/β)を0.9〜1.7となる量的関係にするこ
とが最も望ましい。配合比(α/β)が0.9未満の場
合には耐水性、機械的性質が低下する傾向が認められ、
1.7を越える範囲、では光学的性質、耐熱性の低下が
認められる。
樹脂の耐熱性、機械的性質、光学的性質、あるいは成形
加工性などの樹脂特性全般のバランスを考慮すると、共
重合体(I)中4のα−メチルスチレンのモル数をα、
無水マレイン酸のモル数をβとしたとき、各成分の配合
比(α/β)を0.9〜1.7となる量的関係にするこ
とが最も望ましい。配合比(α/β)が0.9未満の場
合には耐水性、機械的性質が低下する傾向が認められ、
1.7を越える範囲、では光学的性質、耐熱性の低下が
認められる。
本発明の組成物を構成する共重合体(6)はメタクリル
樹脂本来の耐候性、機械的性質、光学的性質、成形加工
性を付与するためのものである。
樹脂本来の耐候性、機械的性質、光学的性質、成形加工
性を付与するためのものである。
共重合体(6)中の主成分であるメタクリル酸メチルは
メタクリル樹脂本来の耐候性、光学的性質、機械的性質
を付与するためのものであり、使用量が80重量%未満
であると前記物性が低下する。メタクリル酸メチルと共
重合するのに使用サレる単量体としてはアクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル等のアクリル酸エステル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸エ
ステル、スチレン、アクリロニトリル等があげられ、こ
れらの単量体は1種または2種以上20重量%以下の量
で共重合される。
メタクリル樹脂本来の耐候性、光学的性質、機械的性質
を付与するためのものであり、使用量が80重量%未満
であると前記物性が低下する。メタクリル酸メチルと共
重合するのに使用サレる単量体としてはアクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル等のアクリル酸エステル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸エ
ステル、スチレン、アクリロニトリル等があげられ、こ
れらの単量体は1種または2種以上20重量%以下の量
で共重合される。
本発明の樹脂組成物を構成する共重合体(I)の使用量
は組成物中1〜99重量%、好ましくは5〜95重量%
であり、1重量%未満であると耐熱性が劣シ、99重量
%を越えると機械的性質、耐候性が劣る。
は組成物中1〜99重量%、好ましくは5〜95重量%
であり、1重量%未満であると耐熱性が劣シ、99重量
%を越えると機械的性質、耐候性が劣る。
また共重合体(6)の使用量は1〜99重量%、好まし
くは5〜95重量%であシ、1重量%未満では機械的性
質、耐候性が劣シ、99重量%を越えると耐熱性の向上
が望めない。
くは5〜95重量%であシ、1重量%未満では機械的性
質、耐候性が劣シ、99重量%を越えると耐熱性の向上
が望めない。
本発明の組成物は、0.5〜75のメルトインデックス
(MI)(ASTMD−1238に準拠した260℃、
I D Kp/cm2荷重下での1D分間の押出量(1
))を有する成形材料として特に有用なものである。
(MI)(ASTMD−1238に準拠した260℃、
I D Kp/cm2荷重下での1D分間の押出量(1
))を有する成形材料として特に有用なものである。
本発明の組成物を製造する方法としては特に限定されず
例えば共重合体(1)を常法に従って塊状重合、懸濁重
合などにより製造し、得られた共重合体(I)と共重合
体(6)とを混合後、200〜500℃の温度で溶融、
混線、押出を行なってブレンド樹脂を製造する方法、共
重合体(6)を製造するに使用される単量体混合物に共
重合体(I)を溶解後、懸濁分散剤を含んだ水媒体中で
懸濁重合あるいは塊状重合する方法、また共重合体(2
)を共重合体(I)を構成する単量体混合物に溶解後塊
状重合する方法などが採用できる また本発明の組成物においては必要に応じて紫外線吸収
剤、剥離剤、酸化防止剤、離型剤、染顔料などの添加剤
を添加してもよい。
例えば共重合体(1)を常法に従って塊状重合、懸濁重
合などにより製造し、得られた共重合体(I)と共重合
体(6)とを混合後、200〜500℃の温度で溶融、
混線、押出を行なってブレンド樹脂を製造する方法、共
重合体(6)を製造するに使用される単量体混合物に共
重合体(I)を溶解後、懸濁分散剤を含んだ水媒体中で
懸濁重合あるいは塊状重合する方法、また共重合体(2
)を共重合体(I)を構成する単量体混合物に溶解後塊
状重合する方法などが採用できる また本発明の組成物においては必要に応じて紫外線吸収
剤、剥離剤、酸化防止剤、離型剤、染顔料などの添加剤
を添加してもよい。
以下、実施例によって本発明の内容をさらに詳しく説明
する。
する。
実施例1、比較例1〜3
メタクリル酸メチル、α−メチルスチレンおよび無水マ
レイン酸を表1に示すような割合で配合した単量体混合
物i、ooofに、分子量調節剤としてt−トチ′シル
メルカプタン2.5 ff加え、この混合物を冷却管、
温度計および撹拌棒をセットした内容積2tのセパラブ
ルフラスコに入れた。次いで攪拌しながら、窒素ガスを
吹き込んで系内の空気を追い出した後、加熱して内温7
0℃で2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニ
トリル) 0.2 Fを添加し、内温95℃から15分
間保持して室温まで冷却し、シラツブ状部分重合物を得
た。
レイン酸を表1に示すような割合で配合した単量体混合
物i、ooofに、分子量調節剤としてt−トチ′シル
メルカプタン2.5 ff加え、この混合物を冷却管、
温度計および撹拌棒をセットした内容積2tのセパラブ
ルフラスコに入れた。次いで攪拌しながら、窒素ガスを
吹き込んで系内の空気を追い出した後、加熱して内温7
0℃で2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニ
トリル) 0.2 Fを添加し、内温95℃から15分
間保持して室温まで冷却し、シラツブ状部分重合物を得
た。
この部分重合物1ooorに対してラウロイルパーオキ
サイド4?、分子i調i剤t−ドデシルメルカプタン3
01、紫外線吸収剤として商品名”チヌビンーP1!(
チバガイギー社製)0、3 f?、剥離剤として商品名
” J P −504”(城北化学■製)022、安定
剤として商品名” MarK 329 ” (7デカア
ーガス■製)12、離型剤としてステアリン酸モノグリ
セライド1Vを加え、充分攪拌して溶解させた。この部
分重合体混合物を、ポリ塩化ビニル製ガスケットを介し
てsmmの間隔とした2枚の強化ガラス板で形成させた
セルに熱電対をセットしてなる鋳型中に注入し、80℃
の温水中で重合硬化させた。そして温水中に浸漬してか
ら内温かピークに達するまでの時間を確証してから60
分紅過後、温水中から鋳型を取り出し、130℃の空気
加熱炉中で2時間熱処理した。冷却後ガラス板をはずし
板厚約6咽の樹脂板を得た。この板を切断、粉砕し、3
〜4瓢程度のペレット状とした。
サイド4?、分子i調i剤t−ドデシルメルカプタン3
01、紫外線吸収剤として商品名”チヌビンーP1!(
チバガイギー社製)0、3 f?、剥離剤として商品名
” J P −504”(城北化学■製)022、安定
剤として商品名” MarK 329 ” (7デカア
ーガス■製)12、離型剤としてステアリン酸モノグリ
セライド1Vを加え、充分攪拌して溶解させた。この部
分重合体混合物を、ポリ塩化ビニル製ガスケットを介し
てsmmの間隔とした2枚の強化ガラス板で形成させた
セルに熱電対をセットしてなる鋳型中に注入し、80℃
の温水中で重合硬化させた。そして温水中に浸漬してか
ら内温かピークに達するまでの時間を確証してから60
分紅過後、温水中から鋳型を取り出し、130℃の空気
加熱炉中で2時間熱処理した。冷却後ガラス板をはずし
板厚約6咽の樹脂板を得た。この板を切断、粉砕し、3
〜4瓢程度のペレット状とした。
表 1
※ MMA :メタクリル酸メチルSt :ス
チレン α−Mestiα−メチルスチレン MAH:無水マレイン酸 これらのペレットをメタクリル系重合体(三菱レイヨン
■製、商品名アクリベットVH)と60/40の重量割
合でブレンドした後、2軸押出機を用いて200〜27
0℃で賦形し、ペレット化(押出温度270℃)した。
チレン α−Mestiα−メチルスチレン MAH:無水マレイン酸 これらのペレットをメタクリル系重合体(三菱レイヨン
■製、商品名アクリベットVH)と60/40の重量割
合でブレンドした後、2軸押出機を用いて200〜27
0℃で賦形し、ペレット化(押出温度270℃)した。
このペレットを下記の条件で射出成形し、得られた試験
片(110wX 110w+X 2m厚)から表2の評
価結果を得た。
片(110wX 110w+X 2m厚)から表2の評
価結果を得た。
射出成形機:■日本製鋼新製、V−17−+65型スク
リユ一式自動射出成形機 射出成形条件ニジリンダ一温度250〜260℃、射出
圧700 Kg/cmz金型温度50℃実施例2 メタクリル酸メチル、α−メチルスチレンおよび無水マ
レイン酸の配合組成をMMA/α−Mest/MAH=
750./140/110. メタクリル系重合体とブ
レンド割合を重量比で80/20と変更する以外は実施
例1と全く同じ方法をくり返して、樹脂組成物を調製し
た。得られた結果を表6に示す。
リユ一式自動射出成形機 射出成形条件ニジリンダ一温度250〜260℃、射出
圧700 Kg/cmz金型温度50℃実施例2 メタクリル酸メチル、α−メチルスチレンおよび無水マ
レイン酸の配合組成をMMA/α−Mest/MAH=
750./140/110. メタクリル系重合体とブ
レンド割合を重量比で80/20と変更する以外は実施
例1と全く同じ方法をくり返して、樹脂組成物を調製し
た。得られた結果を表6に示す。
表 3
白イヒの程度を目視利足する。
比較例4〜6
メタクリル酸メチル、α−メチルスチレン、無水マレイ
ン酸の配合組成が表3に示すような割合である単量体混
合物1000fを実施例1と全く同様な方法で製造し、
6m厚の板を得た。
ン酸の配合組成が表3に示すような割合である単量体混
合物1000fを実施例1と全く同様な方法で製造し、
6m厚の板を得た。
この板を切断、粉砕した後押出機で賦形しペレット化し
た。
た。
表 3
このペレットを使用して実施例1と同様に射出成形し、
得られた試験片についてその物性を評価した。結果を表
4に示す。
得られた試験片についてその物性を評価した。結果を表
4に示す。
表 4
実施例5〜5、比較例7〜8
メタクリル酸メチル560 f、α−メチルスチレン2
40tおよび無水マレイン酸200tからなる単量体混
合物を実施例1と全く同様な方法で重合させ厚さ6篩の
板状共重合体を得た。
40tおよび無水マレイン酸200tからなる単量体混
合物を実施例1と全く同様な方法で重合させ厚さ6篩の
板状共重合体を得た。
この共重合体を切断、粉砕後、実施例1のメタクリル系
重合体と表5の割合でブレンドし、2軸押用機で回転数
25Orpm、温度260℃で賦形してペレットとした
後、このペレットを実施例゛1と同じように射出成形し
、得られた試験片を評価した。その結果を表6に示す。
重合体と表5の割合でブレンドし、2軸押用機で回転数
25Orpm、温度260℃で賦形してペレットとした
後、このペレットを実施例゛1と同じように射出成形し
、得られた試験片を評価した。その結果を表6に示す。
表 5
表 6
手続補正書(自発)
特許庁長官 着杉和夫 殿
1、事件の表示
特願昭57−−、33011.2号
2、発明の名称
耐熱性メタクリル樹脂組成物
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
東京都中央区京橋二丁目3番19号
(603)三菱レイヨン株式会社
取締役社長 金 澤 脩 三
4、代 理 人
東京都中央区京橋二丁目3番19号
(1) 明細Ib頁第11I行〜ls行記載の「・・
・・・耐熱性を向上させる成分ではないが耐熱性向上成
分である・・・・」をF、耐熱性を向上きせる成分であ
り、かつ耐熱性向上成分である・・・・」に補正する。
・・・耐熱性を向上させる成分ではないが耐熱性向上成
分である・・・・」をF、耐熱性を向上きせる成分であ
り、かつ耐熱性向上成分である・・・・」に補正する。
(2) 明細帖第6頁第76行〜1g行記載の「・・
・・・間接的VC耐熱性を向上させると同時に生産性の
同上に対して著しい効果を示すものであり、・・・・」
を「・・・・間接的にも耐熱性を向上させるものであり
、・・・・」に補正する。
・・・間接的VC耐熱性を向上させると同時に生産性の
同上に対して著しい効果を示すものであり、・・・・」
を「・・・・間接的にも耐熱性を向上させるものであり
、・・・・」に補正する。
(3)明細告第1’ti頁 表コ 比較例/ 射出成形
板の色調の榴「無色透明」を1半透明」に補正する。
板の色調の榴「無色透明」を1半透明」に補正する。
(ダ) 明細書第14’頁 表コ 比較例3 射出成形
板の色調の楠「黄着色透明」を「黄着色半透明」に補正
する。
板の色調の楠「黄着色透明」を「黄着色半透明」に補正
する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(4)メタクリル酸メチル単量体またはその部分重
合体 50〜980〜98重量%−メチル
スチレン 1〜25M1k%および(C)無水マレイ
ン酸 1〜25重量%よりなる単量体混合物を重
合して得られる共重合体(I)1〜99重量%とメタク
リル酸メチルを80重量%以上含有する共重合体(6)
1〜99重量%とからなる耐熱性メタクリル樹脂組成物
。 2 共重合体(I)が、α−メチルスチレンのモル数を
α、無水マレイン酸のモル数をβとしたとき各成分の配
合比(α/β)が0.9〜t7となる量的関係で構成さ
れているものであることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の耐熱性メタクリル樹脂組成物。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23308282A JPS59122536A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 耐熱性メタクリル樹脂組成物 |
US06/563,021 US4558098A (en) | 1982-12-28 | 1983-12-19 | Methacrylic resin composition |
CA000443790A CA1244573A (en) | 1982-12-28 | 1983-12-20 | Methacrylic resin composition |
EP83112930A EP0113105B1 (en) | 1982-12-28 | 1983-12-21 | Methacrylic resin composition |
DE8383112930T DE3371641D1 (en) | 1982-12-28 | 1983-12-21 | Methacrylic resin composition |
AU22784/83A AU558525B2 (en) | 1982-12-28 | 1983-12-22 | Methacrylic resin composition |
IT8324403A IT1170065B (it) | 1982-12-28 | 1983-12-27 | Composizione di resina metacrilica |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23308282A JPS59122536A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 耐熱性メタクリル樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59122536A true JPS59122536A (ja) | 1984-07-16 |
JPH0129220B2 JPH0129220B2 (ja) | 1989-06-08 |
Family
ID=16949513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23308282A Granted JPS59122536A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 耐熱性メタクリル樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59122536A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04356508A (ja) * | 1985-01-10 | 1992-12-10 | Rohm & Haas Co | 明澄透明な固形重合品 |
US5998556A (en) * | 1995-09-27 | 1999-12-07 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Raw material used for producing heat-resistant resins, heat-resistant resins, and process for producing heat-resistant resins |
JP2011026563A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-02-10 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 耐熱アクリル系樹脂組成物、及びその成形体 |
JP2014198454A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-10-23 | 住友化学株式会社 | 樹脂積層板およびそれを用いた耐擦傷性樹脂積層板 |
WO2016114374A1 (ja) * | 2015-01-15 | 2016-07-21 | デンカ株式会社 | 透明な高耐熱性樹脂組成物 |
WO2022113680A1 (ja) * | 2020-11-27 | 2022-06-02 | 株式会社クラレ | アクリル系樹脂組成物、成形体及び積層体 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP23308282A patent/JPS59122536A/ja active Granted
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04356508A (ja) * | 1985-01-10 | 1992-12-10 | Rohm & Haas Co | 明澄透明な固形重合品 |
US5998556A (en) * | 1995-09-27 | 1999-12-07 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Raw material used for producing heat-resistant resins, heat-resistant resins, and process for producing heat-resistant resins |
JP2011026563A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-02-10 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 耐熱アクリル系樹脂組成物、及びその成形体 |
JP2014198454A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-10-23 | 住友化学株式会社 | 樹脂積層板およびそれを用いた耐擦傷性樹脂積層板 |
WO2016114374A1 (ja) * | 2015-01-15 | 2016-07-21 | デンカ株式会社 | 透明な高耐熱性樹脂組成物 |
JPWO2016114374A1 (ja) * | 2015-01-15 | 2017-10-19 | デンカ株式会社 | 透明な高耐熱性樹脂組成物 |
WO2022113680A1 (ja) * | 2020-11-27 | 2022-06-02 | 株式会社クラレ | アクリル系樹脂組成物、成形体及び積層体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0129220B2 (ja) | 1989-06-08 |
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