JPS59122455A - P−トルエンスルホン酸(メタ)アリルエステルの製造法 - Google Patents
P−トルエンスルホン酸(メタ)アリルエステルの製造法Info
- Publication number
- JPS59122455A JPS59122455A JP57230975A JP23097582A JPS59122455A JP S59122455 A JPS59122455 A JP S59122455A JP 57230975 A JP57230975 A JP 57230975A JP 23097582 A JP23097582 A JP 23097582A JP S59122455 A JPS59122455 A JP S59122455A
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- Japan
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- meth
- toluene
- alkali
- reaction
- allyl alcohol
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- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
P−)ルエンスルホン酸(メタ)アリルエステルは医薬
中間体として有用な化合物であり、その製造法として非
水溶媒中で金属ナトリウムの存在下にP−)ルエンスル
ホン酸と(メタ)アリルアルコールを反応させる方法が
古くから知られているが、金属ナトリウムの使用は工業
的方法としては問題が残る。かかる対策として近時、芳
香族スルホニルハライドと(メタ)アリルアルコールと
を反応させる方法が提案され、例えばベンゼン、ジクロ
ルメタン、四塩化炭素等の媒体中、第4級アンモニウム
塩及びアルカリの存在下でベンゼンスルホニルハライド
と(メタ)アリルアルコールを反応させることが試みら
れている。
中間体として有用な化合物であり、その製造法として非
水溶媒中で金属ナトリウムの存在下にP−)ルエンスル
ホン酸と(メタ)アリルアルコールを反応させる方法が
古くから知られているが、金属ナトリウムの使用は工業
的方法としては問題が残る。かかる対策として近時、芳
香族スルホニルハライドと(メタ)アリルアルコールと
を反応させる方法が提案され、例えばベンゼン、ジクロ
ルメタン、四塩化炭素等の媒体中、第4級アンモニウム
塩及びアルカリの存在下でベンゼンスルホニルハライド
と(メタ)アリルアルコールを反応させることが試みら
れている。
しかしながらこの反応をP−)ルエンスルホニルハライ
ドと(メタ)アリルアルコールとの反応に応用する場合
は反応温度が20〜25℃程度とかなり高温が必要な上
、反応時間を5〜8時間程度要し工業的な規模での実施
に当っては必ずしも充分な方法とけ言い難い。
ドと(メタ)アリルアルコールとの反応に応用する場合
は反応温度が20〜25℃程度とかなり高温が必要な上
、反応時間を5〜8時間程度要し工業的な規模での実施
に当っては必ずしも充分な方法とけ言い難い。
しかるに本発明者等はかかる問題を解決すべく鋭意研究
を重ねた結果、トルエン媒体中、@4級アンモニクム塩
及びアルカリの存在下でP−)ルエンスルホニルハライ
ドト(メタ)アリルアルコールを15℃以下の温度にて
反応させる場合、1時間程度の短かい反応時間で従来法
とほとんど同程度の収率で目的物が得られることを見出
し本発用を完成した。
を重ねた結果、トルエン媒体中、@4級アンモニクム塩
及びアルカリの存在下でP−)ルエンスルホニルハライ
ドト(メタ)アリルアルコールを15℃以下の温度にて
反応させる場合、1時間程度の短かい反応時間で従来法
とほとんど同程度の収率で目的物が得られることを見出
し本発用を完成した。
本発明においてはトルエン媒体中で15℃以下での反応
を行なう点に特徴を有するもので、かかる二つの要件を
満足する場合のみ本発明の顕著な効果が得られるのであ
る。トルエン以外の媒体例えばベンゼン等を使用して1
5℃以下で反応を行っても目的物の収率は低く、又トル
エン媒体を用いても反応温度が15℃以上では実用的な
収率は得難い。
を行なう点に特徴を有するもので、かかる二つの要件を
満足する場合のみ本発明の顕著な効果が得られるのであ
る。トルエン以外の媒体例えばベンゼン等を使用して1
5℃以下で反応を行っても目的物の収率は低く、又トル
エン媒体を用いても反応温度が15℃以上では実用的な
収率は得難い。
本発明の反応は次の一般式で示される。
〔XけCl、 Br等のハロゲン、Rけ水素又はメチル
基を示す〕本発明の方法で使用する第4級アンモニウム
塩とはドデシルトリメチルアンモニクムクロライド、セ
シルトリメチルアンモニクムクロライド、ペンジルトリ
メチルアンモニクムクロライド、ペンジルトリエチルア
ンモニクムクロライド等である。
基を示す〕本発明の方法で使用する第4級アンモニウム
塩とはドデシルトリメチルアンモニクムクロライド、セ
シルトリメチルアンモニクムクロライド、ペンジルトリ
メチルアンモニクムクロライド、ペンジルトリエチルア
ンモニクムクロライド等である。
ペンジルトリエチルアンモニクムクロライドが好適に用
いられる。又アルカリとしては水酸化ナトリウムが好適
であるが、水酸化カリタム等も勿論使用可能である。
いられる。又アルカリとしては水酸化ナトリウムが好適
であるが、水酸化カリタム等も勿論使用可能である。
出発原料、4s4級アンモニウム塩、アルカリ及びトル
エンの使用ffiはP−)ルエンスルホニルハライド1
モルに対して(メタ)アリルアルコール1.1〜1.3
モル、第4級アンモニクム[0,03〜0.1モル、ア
ルカリ1.2〜1.5モル、及びトルエン3.0〜6.
0モルが適当である。
エンの使用ffiはP−)ルエンスルホニルハライド1
モルに対して(メタ)アリルアルコール1.1〜1.3
モル、第4級アンモニクム[0,03〜0.1モル、ア
ルカリ1.2〜1.5モル、及びトルエン3.0〜6.
0モルが適当である。
本発明の方法を実施するに当っては、トルエン媒体中に
アルカリ(通常20〜30重量%の水溶液として用いる
)、第4級アンモニウム塩、(メタ)アリルアルコール
を混合溶解し、これKP−)ルエンスルホニルハライド
(i常40〜50重ft%のトルエン溶液として用いる
)を滴下しながら反応を行々う。
アルカリ(通常20〜30重量%の水溶液として用いる
)、第4級アンモニウム塩、(メタ)アリルアルコール
を混合溶解し、これKP−)ルエンスルホニルハライド
(i常40〜50重ft%のトルエン溶液として用いる
)を滴下しながら反応を行々う。
反応温度は15℃以下好ましくけ5〜15℃でなければ
ならない。この温度以上では収率が低下する。最も好オ
しい反応温度は5〜10℃である。
ならない。この温度以上では収率が低下する。最も好オ
しい反応温度は5〜10℃である。
反応は1時間程度で完結する。前に述べた様にかかる短
かい反応時間で収率良く目的物が得られるのが本発明の
特色である。
かい反応時間で収率良く目的物が得られるのが本発明の
特色である。
反応終了後はトルエン層と水層を分液しトルエン層を減
圧濃縮して目的物を取得する。
圧濃縮して目的物を取得する。
必要に応じて精製が行われる。
次に実例を挙げて本発明の方法を更に具体的に説明する
。
。
実施例1
20重量%水酸化ナトリクム水溶液600y(1,5モ
ル)、トルエン152.5P、ペンジルトリエチルアン
モニクムクロライド8.2 I C0,0’56モル)
、アリルアルコール71.9 f (1,2モル)ヲ混
合シ、これにP−)ルエンスルホニルクロライドの45
重量%トルエン溶液420y(1モル)を1時間にわた
って滴下し反応を行った。この時の系の温度は5〜10
℃に維持した。滴下終了後熟成した後トルエン層を分液
し水洗後、減圧濃縮。
ル)、トルエン152.5P、ペンジルトリエチルアン
モニクムクロライド8.2 I C0,0’56モル)
、アリルアルコール71.9 f (1,2モル)ヲ混
合シ、これにP−)ルエンスルホニルクロライドの45
重量%トルエン溶液420y(1モル)を1時間にわた
って滴下し反応を行った。この時の系の温度は5〜10
℃に維持した。滴下終了後熟成した後トルエン層を分液
し水洗後、減圧濃縮。
してP−トルエンスルホン酸アリルエステルを得た。P
−)ルエンスルホニルクロライドに対スる収率は96%
であった。該エステルは無色透明のオイル状物質であり
、沸点は95〜b でありUV及びNMRの測定結果は標品のそれと一致し
た。
−)ルエンスルホニルクロライドに対スる収率は96%
であった。該エステルは無色透明のオイル状物質であり
、沸点は95〜b でありUV及びNMRの測定結果は標品のそれと一致し
た。
対照例1
実施例1におけるトルエンに代えてベンゼンを用いた以
外、同例と同じ実験を行った。P−)ルエンスルホン酸
アリルエステルの収率H83%であった。
外、同例と同じ実験を行った。P−)ルエンスルホン酸
アリルエステルの収率H83%であった。
対照例2
実施例1において反応温度を35℃に変更したところ、
P−トルエンスルホン酸アリルエステルの収率は789
6であった。
P−トルエンスルホン酸アリルエステルの収率は789
6であった。
実施例2
実施例1におけるペンジルトリエチルアンモニクムクロ
ライドに代えてペンジルトリメチルアンモニクムクロラ
イドを用いた以外、同例と同じ実験を行った。収率は8
5%であった。
ライドに代えてペンジルトリメチルアンモニクムクロラ
イドを用いた以外、同例と同じ実験を行った。収率は8
5%であった。
Claims (1)
- トルエン媒体中、第4級アンモニウム塩及びアルカリの
存在下でP−)ルエンスルホニルハライドと(メタ)ア
リルアルコールを15℃以下の温度にて反応させること
を特徴とするP−トルエンスルホン酸(メタ)アリルエ
ステ/L/ (D製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57230975A JPS59122455A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | P−トルエンスルホン酸(メタ)アリルエステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57230975A JPS59122455A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | P−トルエンスルホン酸(メタ)アリルエステルの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59122455A true JPS59122455A (ja) | 1984-07-14 |
Family
ID=16916253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57230975A Pending JPS59122455A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | P−トルエンスルホン酸(メタ)アリルエステルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59122455A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008001638A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Jsr Corp | スルホン酸エステル化合物の製造法 |
JP2021502950A (ja) * | 2017-11-14 | 2021-02-04 | 石家庄▲聖▼泰化工有限公司 | ベンゼンスルホン酸エステル誘導体の合成方法 |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP57230975A patent/JPS59122455A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008001638A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Jsr Corp | スルホン酸エステル化合物の製造法 |
JP2021502950A (ja) * | 2017-11-14 | 2021-02-04 | 石家庄▲聖▼泰化工有限公司 | ベンゼンスルホン酸エステル誘導体の合成方法 |
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