JPS5912148A - 異種燃料気化器 - Google Patents
異種燃料気化器Info
- Publication number
- JPS5912148A JPS5912148A JP12053682A JP12053682A JPS5912148A JP S5912148 A JPS5912148 A JP S5912148A JP 12053682 A JP12053682 A JP 12053682A JP 12053682 A JP12053682 A JP 12053682A JP S5912148 A JPS5912148 A JP S5912148A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- chamber
- throttle valve
- pump
- carburetor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 60
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 abstract description 16
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 abstract description 7
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M3/00—Idling devices for carburettors
- F02M3/08—Other details of idling devices
- F02M3/12—Passageway systems
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M7/00—Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
- F02M7/06—Means for enriching charge on sudden air throttle opening, i.e. at acceleration, e.g. storage means in passage way system
- F02M7/08—Means for enriching charge on sudden air throttle opening, i.e. at acceleration, e.g. storage means in passage way system using pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は気化器に係シ、特にスロー系統を改良した気化
器に関する。
器に関する。
気化器は、吸気通路のスロットルバルブ全閉位置よシ吸
気下流側にアイドルボートを開口し、吸気通路のスロッ
トルバルブ全閉位置近くの吸気上流側にバイパスポート
を開口して、無負荷アイドリンク時、または低負荷時等
の低速運転時に供給燃料を増量して濃混合気を供給し、
低速回転の安定化を図るスロー系統を有している。
気下流側にアイドルボートを開口し、吸気通路のスロッ
トルバルブ全閉位置近くの吸気上流側にバイパスポート
を開口して、無負荷アイドリンク時、または低負荷時等
の低速運転時に供給燃料を増量して濃混合気を供給し、
低速回転の安定化を図るスロー系統を有している。
上記気化器においては、スロー系統の燃料供給量を、円
滑な低速加速ないしは低速減速を得るに必要な程度に設
定する必要がある。しかしながら、上記スロー系統を構
成するアイドルボート、バイパスポートは、燃料を貯溜
しているフロート室に直結されていることから、燃料の
増量を必要としない部分負荷以上の定常運転時にも、ス
ロー系統の燃料が供給され、必要以上の燃料が消費され
るという不都合がおる。
滑な低速加速ないしは低速減速を得るに必要な程度に設
定する必要がある。しかしながら、上記スロー系統を構
成するアイドルボート、バイパスポートは、燃料を貯溜
しているフロート室に直結されていることから、燃料の
増量を必要としない部分負荷以上の定常運転時にも、ス
ロー系統の燃料が供給され、必要以上の燃料が消費され
るという不都合がおる。
本発明は、低速域において合理的に燃料を増量可能とす
る気化器を提供することを目的とする。
る気化器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ポンプ室内のピ
ストンをスロットルバルブに連動して移動可能とし、ピ
ストンの待機位置からの移動により、フロート室から吸
い込んだ燃料な吐出する加速ポンプを備えた気化器にお
いて、ピストンが待機位置から一定の移動範囲にある場
合にのみポンプ室に連通]−1燃料を貯溜可能とする燃
料溜9室と、燃料溜り室から延設され、吸気通路のスロ
ットルバルブ全閉位置とベンチュリ部との間に開口する
燃料配管と、を備えるようにしたものである。
ストンをスロットルバルブに連動して移動可能とし、ピ
ストンの待機位置からの移動により、フロート室から吸
い込んだ燃料な吐出する加速ポンプを備えた気化器にお
いて、ピストンが待機位置から一定の移動範囲にある場
合にのみポンプ室に連通]−1燃料を貯溜可能とする燃
料溜9室と、燃料溜り室から延設され、吸気通路のスロ
ットルバルブ全閉位置とベンチュリ部との間に開口する
燃料配管と、を備えるようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は船外機用エンジンに適用される本発明の一実施
例を一部破断して示す正面図、第2図は同気化器のスロ
ー系統を示すモデル図である。
例を一部破断して示す正面図、第2図は同気化器のスロ
ー系統を示すモデル図である。
気化器11は、中央の主ボデー11Aと側方の副ボデー
11Bとからなυ、灯油(ケロシン)を主燃料とし、ガ
ソリンを副燃料として使i分ける多種燃料使用形式とさ
れている。そこで、主ボデー11Aの下部には主燃料と
しての灯油を収容する主フロート室12Aが設けられて
いる。また、副ボデー IIBの下部には副燃料として
のガソリンを収容する副フロート室12Bが設けられて
いる。
11Bとからなυ、灯油(ケロシン)を主燃料とし、ガ
ソリンを副燃料として使i分ける多種燃料使用形式とさ
れている。そこで、主ボデー11Aの下部には主燃料と
しての灯油を収容する主フロート室12Aが設けられて
いる。また、副ボデー IIBの下部には副燃料として
のガソリンを収容する副フロート室12Bが設けられて
いる。
また、気化器11は、船外機用エンジンの各気筒にそれ
ぞれ別個の吸気胴(ボア)によって混合(8) 気を供給可能とする2ボア形式とされ、各吸気胴にそれ
ぞれ吸気通路13を形成している。各吸気通路13は、
嚇−のスロットルバルブ軸14にそれぞれ固定されてい
る各スロットルバルブ15によって開閉可能とされてい
る。すなわち、スロットルバルブ軸14にはスロットル
バルブ餠を介してスロットル操作機構が連結され、スロ
ットル操作機構の作動によって、スロットルバルブ15
は全閉位置と全開位置との範囲内で開閉可能とされてい
る。また、各吸気通路13のスロットルバルブ15上流
側にはベンチュリ部17が形成されている。ベンチュリ
部11には、主フロート室12Aに連通ずる主ノズル1
8の先端開口部が開口し、メイン系統を構成している。
ぞれ別個の吸気胴(ボア)によって混合(8) 気を供給可能とする2ボア形式とされ、各吸気胴にそれ
ぞれ吸気通路13を形成している。各吸気通路13は、
嚇−のスロットルバルブ軸14にそれぞれ固定されてい
る各スロットルバルブ15によって開閉可能とされてい
る。すなわち、スロットルバルブ軸14にはスロットル
バルブ餠を介してスロットル操作機構が連結され、スロ
ットル操作機構の作動によって、スロットルバルブ15
は全閉位置と全開位置との範囲内で開閉可能とされてい
る。また、各吸気通路13のスロットルバルブ15上流
側にはベンチュリ部17が形成されている。ベンチュリ
部11には、主フロート室12Aに連通ずる主ノズル1
8の先端開口部が開口し、メイン系統を構成している。
すなわち、スロットルバルブ15の開度がある角度を超
える部分負荷以上の定常運転時には、吸気通路13内を
流れる空気量が多くなることから、主ノズル18から灯
油が供給され、エンジンを中速回転ないし高速回転可能
としている。
える部分負荷以上の定常運転時には、吸気通路13内を
流れる空気量が多くなることから、主ノズル18から灯
油が供給され、エンジンを中速回転ないし高速回転可能
としている。
また、副ボデー11Bには、加速系統を構成する(4)
加速ボンダ19が設けられている。加速ポンプ19は、
気化器11の上部に配設されるリンク機構を介して、ス
ロットルバルブ15に連動可能とされている。すなわち
、スロットルバルブ軸14に連動するポンプレバー20
の回動により、スプリング21の付勢力に抗して、ピス
トンロッド22が押込まれ、ボンダピストン23を押下
げることによシ、副フロート室12Bから逆止弁24を
介してポンプ室25に吸込んだガソリンを、流出通路2
6から逆止弁27を介して噴出ノズル2Bに圧送可能と
している。噴出ノズル28は、吸気通路13においてベ
ンチュリ部17よシも吸気上流側に配置され、その開口
を吸気下流側に向けて開口している。すなわち、エンジ
ンの回転が低速から中速。
気化器11の上部に配設されるリンク機構を介して、ス
ロットルバルブ15に連動可能とされている。すなわち
、スロットルバルブ軸14に連動するポンプレバー20
の回動により、スプリング21の付勢力に抗して、ピス
トンロッド22が押込まれ、ボンダピストン23を押下
げることによシ、副フロート室12Bから逆止弁24を
介してポンプ室25に吸込んだガソリンを、流出通路2
6から逆止弁27を介して噴出ノズル2Bに圧送可能と
している。噴出ノズル28は、吸気通路13においてベ
ンチュリ部17よシも吸気上流側に配置され、その開口
を吸気下流側に向けて開口している。すなわち、エンジ
ンの回転が低速から中速。
中速から高速へと上昇すると、加速ポンプ19が作動し
、エンジンに灯油に加えて着火性の良いガソリンを混入
して供給し、円滑な回転上昇を得ることを可能としてい
る。
、エンジンに灯油に加えて着火性の良いガソリンを混入
して供給し、円滑な回転上昇を得ることを可能としてい
る。
また、気化器11は、第2図に略示されるようなスロー
系統を有している。すなわち、吸気通路13におけるス
ロットルバルブ15の全閉位置よりも吸気下流側にはア
イドルボー・ト29が開口されている。また、吸気通路
13におけるスロットルバルブ15の全閉位置近くの吸
気上流側にはバイパスポート30.31が開口されてい
る。上記アイドルボート29.バイパスボー)30 、
31は、スロー通路32を介して、副フロート室12B
に連通している。なお、第2図において33はスローエ
アブリードを示している。
系統を有している。すなわち、吸気通路13におけるス
ロットルバルブ15の全閉位置よりも吸気下流側にはア
イドルボー・ト29が開口されている。また、吸気通路
13におけるスロットルバルブ15の全閉位置近くの吸
気上流側にはバイパスポート30.31が開口されてい
る。上記アイドルボート29.バイパスボー)30 、
31は、スロー通路32を介して、副フロート室12B
に連通している。なお、第2図において33はスローエ
アブリードを示している。
さらに、気化器11は、上記アイドルボート29゜バイ
パスボー)30.31からなる通常のスロー系統に加え
て以下のスロー系統を有して−る。すなわち、副ボデー
11Bのポンプ室25にRifる部位には燃料溜p室3
4が形成され、燃料溜シ室34は連通孔35を介1−て
ポンプ室25に連通可能とされている。また、燃料溜シ
室34には吸込ノズル36が垂下され、吸込ノズル36
は主ボデーIIAおよび副ボデー11Bに穿設されてい
る燃料通路37を介して、吸気通路13におけるスロッ
トルバルブ15全閉位置近くの吸気上流側に開口されて
いる副バイパスポート3Bに連通されている。ここで、
連通孔35は、スロットルバルブ15が第2図の実線で
示される全閉位置から副バイパスポート38を臨む位置
に達するまで開く間における、ポンプピストン23の待
機位置からの移動時にのみポンプ室25と燃料溜多室3
4とを連通し、ポンプ室25内のガソリンを燃料溜p室
34に補給可能としている。
パスボー)30.31からなる通常のスロー系統に加え
て以下のスロー系統を有して−る。すなわち、副ボデー
11Bのポンプ室25にRifる部位には燃料溜p室3
4が形成され、燃料溜シ室34は連通孔35を介1−て
ポンプ室25に連通可能とされている。また、燃料溜シ
室34には吸込ノズル36が垂下され、吸込ノズル36
は主ボデーIIAおよび副ボデー11Bに穿設されてい
る燃料通路37を介して、吸気通路13におけるスロッ
トルバルブ15全閉位置近くの吸気上流側に開口されて
いる副バイパスポート3Bに連通されている。ここで、
連通孔35は、スロットルバルブ15が第2図の実線で
示される全閉位置から副バイパスポート38を臨む位置
に達するまで開く間における、ポンプピストン23の待
機位置からの移動時にのみポンプ室25と燃料溜多室3
4とを連通し、ポンプ室25内のガソリンを燃料溜p室
34に補給可能としている。
次に、上記実施例に係る気化器におけるスロー系統の作
動について説明する。
動について説明する。
スロットルバルブ15が全開に近い位置にある場合には
、アイドルポート29が負圧領域下に位置することから
、副フロート室12B内のガソリンが、スロー通路32
を介して、アイドルボート29から吸気通路13へ供給
される。
、アイドルポート29が負圧領域下に位置することから
、副フロート室12B内のガソリンが、スロー通路32
を介して、アイドルボート29から吸気通路13へ供給
される。
その後、スロットル操作機構の操作によ)、スロットル
バルブ15が開作動されると、バイパスポート30.3
1が負圧領域下に位置することとfzb、副フロート室
12B内のガソリンが、スロー通路32を介して、バイ
パスポート30.31か(7) らも吸気通路13へ供給される。
バルブ15が開作動されると、バイパスポート30.3
1が負圧領域下に位置することとfzb、副フロート室
12B内のガソリンが、スロー通路32を介して、バイ
パスポート30.31か(7) らも吸気通路13へ供給される。
然して、上記実施例においては、上記スロットルバルブ
15が全閉位置にある状態下、すなわち、スロットルバ
ルブ15に連動するポンプピストン23が待機位置にあ
る状態下で、開状態にある連通孔35を介して、ポンプ
室25から燃料溜p室34に一定量のガソリンが補給さ
れている。tた、上記連通孔35は、スロットルバルブ
15が全閉位置から回動して副バイパスポート3Bを臨
む位置に達するμ後、第3図に示すように、ポンプピス
トン23によって閉止される。すなわち、上記スロット
ルバルブ15が全閉位置から回動して副バイパスポート
38を臨む位置を超える低速加速域において、燃料溜シ
室34に補給された分量のガソリンが副バイパスポート
3Bから吸気通路13に供給され、フロー系統の供給燃
料がよシ増量される。第4図の実線は上記側・(イノく
スボー ト3Bを設けない場合におけるエンジン回転数
Nに対する供給燃料Qを示し、破線は副)(イノ(スポ
ート38による燃料の増量分を示すものである。
15が全閉位置にある状態下、すなわち、スロットルバ
ルブ15に連動するポンプピストン23が待機位置にあ
る状態下で、開状態にある連通孔35を介して、ポンプ
室25から燃料溜p室34に一定量のガソリンが補給さ
れている。tた、上記連通孔35は、スロットルバルブ
15が全閉位置から回動して副バイパスポート3Bを臨
む位置に達するμ後、第3図に示すように、ポンプピス
トン23によって閉止される。すなわち、上記スロット
ルバルブ15が全閉位置から回動して副バイパスポート
38を臨む位置を超える低速加速域において、燃料溜シ
室34に補給された分量のガソリンが副バイパスポート
3Bから吸気通路13に供給され、フロー系統の供給燃
料がよシ増量される。第4図の実線は上記側・(イノく
スボー ト3Bを設けない場合におけるエンジン回転数
Nに対する供給燃料Qを示し、破線は副)(イノ(スポ
ート38による燃料の増量分を示すものである。
(8)
したがって、上記実施例によれば、副バイパスポート3
Bは、ポンプピストン23が待機位置から一定の移動範
囲にある間に燃料溜り室34に補給された分量のガソリ
ンのみを、吸気通路13に供給することとなシ、副バイ
パスポート38からの増量は低速加速域においてのみ行
ない、定常運転域において必要以上の増量が行なわれる
ことがない。すなわち、低速加速域において、スロット
ルバルブ15を任意の中間開度に保持したシ、その開度
変化を急激に行なったとしても、吸気通路13への燃料
の増量は、常にエンジンの暖機に必要な分量すなわち略
一定の分量のみとなシ、通常のアイドルボート29およ
びバイパスポート30゜31からなるスロー系統におけ
る設定供給量を必要量に押さえ、燃料の消費量を低減す
ることが可能となる。
Bは、ポンプピストン23が待機位置から一定の移動範
囲にある間に燃料溜り室34に補給された分量のガソリ
ンのみを、吸気通路13に供給することとなシ、副バイ
パスポート38からの増量は低速加速域においてのみ行
ない、定常運転域において必要以上の増量が行なわれる
ことがない。すなわち、低速加速域において、スロット
ルバルブ15を任意の中間開度に保持したシ、その開度
変化を急激に行なったとしても、吸気通路13への燃料
の増量は、常にエンジンの暖機に必要な分量すなわち略
一定の分量のみとなシ、通常のアイドルボート29およ
びバイパスポート30゜31からなるスロー系統におけ
る設定供給量を必要量に押さえ、燃料の消費量を低減す
ることが可能となる。
なお、上記実施例による場合には、スロットルバルブ1
5が全開側から全閉側に閉止する低速減速域において、
燃料溜り室34には伺らガソリンが補給されていないこ
とから、副バイノ(スポート38からのガソリンの供給
はない。ただし、この低速減速域においては、アイドル
ボート29およびバイパスポート30.31からなる通
常のスロー系統から、円滑な低速減速運転を得るに足る
ガソリンが供給可能とされることから、不安定な運転状
態を招くことがない。
5が全開側から全閉側に閉止する低速減速域において、
燃料溜り室34には伺らガソリンが補給されていないこ
とから、副バイノ(スポート38からのガソリンの供給
はない。ただし、この低速減速域においては、アイドル
ボート29およびバイパスポート30.31からなる通
常のスロー系統から、円滑な低速減速運転を得るに足る
ガソリンが供給可能とされることから、不安定な運転状
態を招くことがない。
なお、上記実施例におけるバイパスポート30゜31を
撤去し、アイドルボート29および副バイパスポート3
Bのみによってスロー系統を構成するものとしても良い
。また、上記実施例は本発明を多種燃料使用形式の気化
器に適用する場合について説明したが、本発明は加速ポ
ンプを備える気化器であれば単一燃料を使用する気化器
においても適用可能である。
撤去し、アイドルボート29および副バイパスポート3
Bのみによってスロー系統を構成するものとしても良い
。また、上記実施例は本発明を多種燃料使用形式の気化
器に適用する場合について説明したが、本発明は加速ポ
ンプを備える気化器であれば単一燃料を使用する気化器
においても適用可能である。
以上のように、本発明に係る気化器は、加速ボンノのピ
ストンが待機位置から一定の移動範囲にある場合にのみ
ポンプ室に連通し、燃料を貯溜可能とする燃料溜シ室と
、燃料溜り室から延設され、吸気通路のスロットルバル
ブ全閉位置とベンチュリ部との間に開口する燃料配管と
を備えるようにしたものである。したがって、加速ポン
プのピストンが待機位置から一定の移動範囲にある間に
燃料溜υ室に補給された分量の燃料のみを吸気通路に供
給することが可能となり、燃料溜9室から吸気通路への
燃料の増量を低速加速域においてのみ行なうことが可能
となる。したがって、低速域において合理的に燃料を増
量し、定常運転域において必要以上の燃料を供給するこ
とがないという効果を有する。
ストンが待機位置から一定の移動範囲にある場合にのみ
ポンプ室に連通し、燃料を貯溜可能とする燃料溜シ室と
、燃料溜り室から延設され、吸気通路のスロットルバル
ブ全閉位置とベンチュリ部との間に開口する燃料配管と
を備えるようにしたものである。したがって、加速ポン
プのピストンが待機位置から一定の移動範囲にある間に
燃料溜υ室に補給された分量の燃料のみを吸気通路に供
給することが可能となり、燃料溜9室から吸気通路への
燃料の増量を低速加速域においてのみ行なうことが可能
となる。したがって、低速域において合理的に燃料を増
量し、定常運転域において必要以上の燃料を供給するこ
とがないという効果を有する。
第1図は本発明の一実施例を一部破断して示す正面図、
第2図は同気化器のスロー系統を示すモデル図、第8図
は同気化器の異なる作動状態を示す要部断面図、第4図
は同気化器の燃料供給状態を示す線図である。 11・・・気化器、13・・・吸気通路、15・・・ス
ロットルバルブ、1T・・・ベンチュljM、19・・
・加速ポンプ、23・・・ポンプピストン、25・・・
ポンプ室、34・・・燃料溜9室、35・・・連通孔、
36・・・吸込みノズル、37・・・燃料通路、38・
・・副バイパスポート。
第2図は同気化器のスロー系統を示すモデル図、第8図
は同気化器の異なる作動状態を示す要部断面図、第4図
は同気化器の燃料供給状態を示す線図である。 11・・・気化器、13・・・吸気通路、15・・・ス
ロットルバルブ、1T・・・ベンチュljM、19・・
・加速ポンプ、23・・・ポンプピストン、25・・・
ポンプ室、34・・・燃料溜9室、35・・・連通孔、
36・・・吸込みノズル、37・・・燃料通路、38・
・・副バイパスポート。
Claims (1)
- (1) ポンプ室内のピストンをスロットルバルブに
連動して移動可能とし、ピストンの待機位置からの移動
により、フロート室から吸い込んだ燃料を吐出する加速
ポンプを備えた気化器において、ピストンが待機位置か
ら一定の移動範囲にある場合にのみボング室に連通し、
燃料を貯溜可能とする燃料溜り室と、燃料溜り室から延
設され、吸気通路のスロットルバルブ全閉位置とベンチ
ュリ部との間に開口する燃料配管と、を備えることを特
徴とする気化器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12053682A JPS5912148A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 異種燃料気化器 |
US06/507,509 US4539163A (en) | 1982-07-13 | 1983-06-24 | Carburetor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12053682A JPS5912148A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 異種燃料気化器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5912148A true JPS5912148A (ja) | 1984-01-21 |
JPH0232464B2 JPH0232464B2 (ja) | 1990-07-20 |
Family
ID=14788710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12053682A Granted JPS5912148A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 異種燃料気化器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912148A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61145473A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-03 | Nec Corp | 距離測定装置 |
JPS62108175A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-19 | Mitsubishi Electric Corp | レ−ダ装置 |
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1982
- 1982-07-13 JP JP12053682A patent/JPS5912148A/ja active Granted
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---|---|
JPH0232464B2 (ja) | 1990-07-20 |
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