JPS5911986A - 自動二輪車の前輪緩衝装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自１カニ輪車等に設ける緩１１ｉ装置に関する
ものである。さらに詳しくは、フロントフォーク用とし
て好適な緩衝装置に関するものである。

自動二輪車等のフロントフォークに設けられる緩１１ｉ
装冒としては、外側チューブと内側チューブとからなる
テレスコピック型のものが一般的である。このようなテ
レスコピンクをの１％　Ｉｉ装置では、内側チューブに
嵌挿したピストンのピストン杆上端は、外ｆｆ１ｌ＋チ
ューブ上端のプラグに固定させる必要があり、そのため
上記プラグ下端部と内側チューブ内のシリング上端部と
の間に介挿された主スプリングは、そのイニシャル弾性
力の調節を！１１１装置の外部から行うことが龍しい。

また、この主スプリングの交換も簡単には行えないとい
う問題がある。

本発明の目的は上述のような問題に鑑み、その主スプリ
ングのイニシャル弾性力を”ＡＭ外部から簡単に調節す
ることができ、援だその主スプリングの交換を簡単に行
うことができるようにした緩衝装置を提供せんとするこ
とにある。

上記目的を達成する本発明の緩１１ｉ装置は、外側チュ
ーブに内ｍ１１チューフを軸方向に相対移動可能に嵌挿
し、前記チューブの一方に嵌挿したピストンのピストン
杆上端を他方のチューブ上部に設けたプラグに固定した
緩衝装置において、前記プラグに、該プラグを摺−力自
在に貫通するピンとこのピンの上下端にそれぞれ固定さ
れ１こ受板とからなる調整部材を設け、該調整部材の下
部受板には前記ピストン杆に；口って設けられる主スプ
リングの上端を当接させ、上部受板には前記プラグに螺
合する調節ポル１の下端を当接させたことを特徴とする
ものである。

以下、本発明を図に示す実施例により説明する。

第１図は本発明による邊ｌ装冒を装備した０睡カニ輪車
のフロント側要部を示したもののである。

この第１図において、１はフロントフォークであり、互
いに軸方向に移動自作に嵌挿した外側チューブ２と内側
チューブ３とから構成され、後述するように内部におい
て緩衝装置を構成している。外側チューブ２はヘンドパ
イブ４に対し左右に揺動可能に支持されている。５は前
輪である。

第２〜４図は、緩衝装置が内設された上記フロントフォ
ーク１の要部を示すものである。

この図において、外側チューブ２の上端内側にはプラグ
６が気密性を保つように螺合し、さらにこのプラグ６の
内側に調ｆｌｆｌボルト７が気密性を保りて螺合してい
る。この１Ｆｌｉｌｆｌボルト７の上端内側には六角孔
７ａが設けられ、この六角孔７ａにレンチ等を差込んて
調節ボルト７を回動させると、調節ボルト７はプラグ６
に２１シ螺進を行い、上下方向の位置を調ｉｆｌてきる
ようにしである。ｉｌ！Ｉ′ａｆＩボルト７はサークリ
ップ８により外れ止めされる。ｆｆ１ｌｆｆｉボルト７
のさらに内ｆｆ１ｌ＋にはキャップ９が気密に嵌着し、
このキャップ９に設けた空気バルブ１０を介して、外側
チューブ２と内側チューブ３内の空員室１１に一定量の
空気を封入することができる。

一方、内側チューブ３のシリンダ部に嵌挿したピストン
（図示せず）はピストン杆１２の下端に固定され、ピス
トン杆１２の上端部が上記プラグ６の下端部談て延長し
ている。このピストン杆１２の上端部は、第４図に示す
ように非円形断面に形成されてプラグ６の下端部に回動
不能に嵌合し、ナツト１３により固定されている。ピス
トン杆１２の上端にはレンチ差込み用の六角穴１４が穿
設されている。

プラグ６の下端部には、ピストン杆１２を囲むように４
個の貫通孔１５が設けられ、８貫Ａｉ５にピン１６がそ
れぞれ摺睡力自在に嵌合してｔ）る。

この４本のピン１５の上下端に、それぞれ受板１７゜１
Ｂが固定され、これらにより以下に説明する主スプリン
グ２０のイニシャル弾性力を調節する調整部材１９を構
成している。

即ち、調整部材１９の上部受板１７は上述した調節ボル
ト９の下端と当接し、同時に下部受板１Ｂは主スプリン
グ２０の上端と当接している。特に、下部受板１０は下
方に延長した画成部ｌｅａを有し、主スプリング２０の
長手方向に沿うガイドとして作用するようにしである。

この画成部ｌｅａ　＋ま必要により、図の鎖線で示すよ
うに、Ｌさらに下方へ長く延長するようにしてもよい。

このよう番こ筒状部ＩＢａを延長させることにより、主
スプリング２０が二段折れして外側チューブ２の内壁に
ＩＭＬ、損傷させるような事故を防止できる。また、こ
の実施例では、主スプリング２０は上下二つに分離して
設けられ、その二つの主スプリング２０．２０の闇にサ
ポート２１が介在している。サポート２１はピストン杆
１２に摺動自在に嵌合し、かつ外径は内側チューブ３の
内径よりも僅かに小さくなるように形成されている。こ
のサポート２１は、エンジン振−力等によりピストン杆
１２が共振を起した場合や、主スプリング２０が正常に
圧縮されない場合等にガイドの役目をしてその拡■力を
防止し、かつフロントフォークの一力きをスムーズにす
る。また、フロントフォークの圧ｔ１工程の途中で５、
前記画成部ｌｅａがサボー）２１に当接するように寸法
を決めれば、その＠点から上方スプリング２０は撓まず
、以後下方スプリング２０のみが撓むことにより、スプ
リング特性を２段にすることかで・きる。

上述した緩衝装置において、主スプリング２０のイニシ
ャル弾性力の調節は次のようにして簡単に外部から行う
ことができる。即ち、調卸ボルトマの上端内側に設けた
六角孔７ａにレンチ等を差込み趨卯ボルトマを回動させ
ると、調節ボルト７はプラグ６に対し相対的に上下移動
するので、その下端部に当接する調整部材１９を介して
主スプリング２０を圧縮或いは弛緩させ、イニシャル弾
性力を藺単に調整することができるのである。

また、主スプリング２０の交換は次のようにして簡単に
行うことができる。即ち、まずキャップ９を調節ボルト
７より抜き取り、次いてナラＨ３を外してプラグ６をピ
ストン杆１２から抜き版り可能な状態にし、そのプラグ
６を外側チューブ２から外す。この状態では、主スプリ
ング２０とサポート２１が容易に取り出させるので、主
スプリングの交換は藺単に行える。紹付けは上記万両と
逆の摸作で行えばよい。

なお、本発明においてピストンが嵌合する緩１１作用部
は、油圧式、エア式のいずれてもいずれても適用可能で
ある。

上述したように本発明の＆ｌ衡装置は、外側チューブに
内側チューブを軸方向に相り４移動可能に嵌挿し、前記
チューブの一方に嵌挿したピストンのピストン杆上端を
他方のチューブ上部に設けたプラグに固定した１１　ｆ
ｌｉ装置において、前に己プラグ（こ、言亥プラグを１
習働カ自在；こ貫通するピンとこのピンの上下端にそれ
ぞれ固定された受板とからなる調整部材を設け、該調整
部材の下部受板には前記ピストン杆に沿）て設けられる
主スプリングの上端を当接させ、上部受板には前記プラ
グに螺合する調節ボルトの下端を当接させる構成とした
ので、外部上方から１ｊボルトを調節することにより主
スプリングのイニシャル弾性力の設定調節を簡単に行う
ことができ、かつ主スプリングの交換も簡単に行うこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のＩ衡装躍を設けた自ΦＩＪ二輪車のフ
ロント側要部を示す側面図、第２図は同！１衡装置の要
部の駈２断面図、第３図は第２図の■矢視図、第４図は
第２図のＩＶ−ＩＶ矢視による断面図である。 ２・・外側チューブ、　　３・・内側チューブ、６・・
プラグ、　　■・・調節ボルト、１２・・ピストン杆、
１５・・貫通孔、１６・・ピン、　１７・・上部受板、 １８・・下部受板、　１９・・調整部材、２０・・主ス
プリング。 代理人　弁理士　小　川　信　− 弁理士　野　口　腎　照 弁理士　斎　下　和　彦

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外側チューブに内側チューブを軸方向に相対移動可能に
   嵌挿し、前記チューブの一方に嵌挿したピストンのピス
   トン杆上端を他方のチューブ上部に設けたプラグに固定
   した緩衝装置において、前記プラグに、該プラグを摺■
   力自在に貫通するピンとこのピンの上下端にそれぞれ固
   定された受板とからなる調整部材を設け、該調整部材の
   上部受板には前記ピストン杆−に沿フて設けられる主ス
   プリングの上端を当接させ、上部受板には前記プラグに
   螺合する調節ボルトの下端を当接させたことを特徴とす
   る緩衝装置。