JPS582712Y2 - 二輪車用フロントフオ−ク - Google Patents
二輪車用フロントフオ−クInfo
- Publication number
- JPS582712Y2 JPS582712Y2 JP6786276U JP6786276U JPS582712Y2 JP S582712 Y2 JPS582712 Y2 JP S582712Y2 JP 6786276 U JP6786276 U JP 6786276U JP 6786276 U JP6786276 U JP 6786276U JP S582712 Y2 JPS582712 Y2 JP S582712Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner tube
- piston
- front fork
- tube
- outer tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、二輪車の前輪を懸架するフロントフォークの
改良に関する。
改良に関する。
従来、二輪車の前輪を懸架するフロントフォークとして
は、第２図に示す如き構造のものがよく用いられている
。
は、第２図に示す如き構造のものがよく用いられている
。
すなわち、このものは、車輪側に連繋するアウタチュー
ブ１の上端内面にベアリング２を嵌め、このベアリング
２を介してアウタチューブ１内に車体側と連結するイン
ナチューブ３を摺動自在に挿入し、このインナチューブ
３の下端にアウタチューブ１の内面と摺接するピストン
４を嵌着して、これらアウタチューブ１とインナチュー
ブ３との間にベアリング２とピストン４とで区画された
可変容積室５を形成し、かつ、この可変容積室５をイン
ナチューブ３とピストン４とに亘−っで穿った不還弁６
付きの連通孔７と、それより上方に位置してインナチュ
ーブ３に穿ったオリフィス孔８とを通してインナチュー
ブ３内に連通ずる一方、アウタチューブ１とインナチュ
ーブ３との間にコイルスプリング（図示せず）を介装す
るなり、或いはインナチューブ５の上部に圧力ガスを封
入して車体と車輪間を弾性的に懸架し、それにより、こ
れらコイルスプリング或いは圧力ガスを押縮めながらア
ウタチューブ１に対してインナチューブ３が進入してゆ
く圧縮行程時にあっては、それに伴い容積を拡大する可
変容積室５内へと連通孔７および不還弁６を介して作動
油を吸込み、逆にコイルスプリング或いは圧力ガスの反
撥力でインナチューブ３がアウタチューブ１から退出し
てゆく伸長行程時にあっては、今度は容積を縮少する可
変容積室５内の作動油をオリフィス孔８からインナチュ
ーブ３内に押出し、このときオリフィス孔８を通る作動
油の流動抵抗を利用して減衰力を発生させるようにして
いる。
ブ１の上端内面にベアリング２を嵌め、このベアリング
２を介してアウタチューブ１内に車体側と連結するイン
ナチューブ３を摺動自在に挿入し、このインナチューブ
３の下端にアウタチューブ１の内面と摺接するピストン
４を嵌着して、これらアウタチューブ１とインナチュー
ブ３との間にベアリング２とピストン４とで区画された
可変容積室５を形成し、かつ、この可変容積室５をイン
ナチューブ３とピストン４とに亘−っで穿った不還弁６
付きの連通孔７と、それより上方に位置してインナチュ
ーブ３に穿ったオリフィス孔８とを通してインナチュー
ブ３内に連通ずる一方、アウタチューブ１とインナチュ
ーブ３との間にコイルスプリング（図示せず）を介装す
るなり、或いはインナチューブ５の上部に圧力ガスを封
入して車体と車輪間を弾性的に懸架し、それにより、こ
れらコイルスプリング或いは圧力ガスを押縮めながらア
ウタチューブ１に対してインナチューブ３が進入してゆ
く圧縮行程時にあっては、それに伴い容積を拡大する可
変容積室５内へと連通孔７および不還弁６を介して作動
油を吸込み、逆にコイルスプリング或いは圧力ガスの反
撥力でインナチューブ３がアウタチューブ１から退出し
てゆく伸長行程時にあっては、今度は容積を縮少する可
変容積室５内の作動油をオリフィス孔８からインナチュ
ーブ３内に押出し、このときオリフィス孔８を通る作動
油の流動抵抗を利用して減衰力を発生させるようにして
いる。
このように、上記した型式の二輪車用フロントフォーク
にあっては、その圧縮行程時において可変容積室５へと
作動油を抵抗なく吸込むための不還弁６と連通孔７とを
ピストン４の部分に設けてやる必要があることから、ど
うしてもアウタチューブ１の内面とインナチューブ３の
外面との間の間隔が大きくなって、アウタチューブ１は
インナチューブ３に対し不必要に大径のものを使用しな
ければならず、その結果、ばね荷重量が増大して緩衝特
性を悪化させるばかりか、外観的にもアウタチューブ１
とインナチューブ３との外径差が犬となってスマートさ
に欠けるという欠点をもつことになる。
にあっては、その圧縮行程時において可変容積室５へと
作動油を抵抗なく吸込むための不還弁６と連通孔７とを
ピストン４の部分に設けてやる必要があることから、ど
うしてもアウタチューブ１の内面とインナチューブ３の
外面との間の間隔が大きくなって、アウタチューブ１は
インナチューブ３に対し不必要に大径のものを使用しな
ければならず、その結果、ばね荷重量が増大して緩衝特
性を悪化させるばかりか、外観的にもアウタチューブ１
とインナチューブ３との外径差が犬となってスマートさ
に欠けるという欠点をもつことになる。
本考案は、このような欠点を極めて簡単な手段により解
決しようとするものであって、すなわち、第１図の実施
例にみられる如く、上端内面にベアリング２を嵌着した
アウタチューブ１に対して下端にピストン４をもつイン
ナチューブ３を摺動自在に嵌入し、これらベアリング２
とピストン４とでアウタチューブ１とインナチューブ３
との間に可変容積室５を形成し、この可変容積室５をピ
ストン４の部分に設けた不還弁６付きの連通孔７とイン
ナチューブ３に穿ったオリフィス孔８とを通してインナ
チューブ３内に連通ずると共に、アウタチューブ１とイ
ンナチューブ３との間にコイルスプリングを介装するな
り、或いはインナチューブ３の上部に圧力ガスを封入し
て車体と車輪間を弾性的に懸架するようにした点は、先
に述べた従来のこの種フロントフォークと全く同様であ
るが、前記インナチューブ３に固設したストッパ１０と
ピストン装着部間をテーパ状に縮径して、当該インナチ
ューブ３の下方部分を小径部９として形成し、この小径
部９とアウタチューブ１の内面との間にピストン４取付
用の取付はスペースを確保したのである。
決しようとするものであって、すなわち、第１図の実施
例にみられる如く、上端内面にベアリング２を嵌着した
アウタチューブ１に対して下端にピストン４をもつイン
ナチューブ３を摺動自在に嵌入し、これらベアリング２
とピストン４とでアウタチューブ１とインナチューブ３
との間に可変容積室５を形成し、この可変容積室５をピ
ストン４の部分に設けた不還弁６付きの連通孔７とイン
ナチューブ３に穿ったオリフィス孔８とを通してインナ
チューブ３内に連通ずると共に、アウタチューブ１とイ
ンナチューブ３との間にコイルスプリングを介装するな
り、或いはインナチューブ３の上部に圧力ガスを封入し
て車体と車輪間を弾性的に懸架するようにした点は、先
に述べた従来のこの種フロントフォークと全く同様であ
るが、前記インナチューブ３に固設したストッパ１０と
ピストン装着部間をテーパ状に縮径して、当該インナチ
ューブ３の下方部分を小径部９として形成し、この小径
部９とアウタチューブ１の内面との間にピストン４取付
用の取付はスペースを確保したのである。
上述の如く、本考案にあって、インナチューブ３の下方
部分をテーパ状に縮径して小径部９を形成して、この小
径部９によりアウタチューブ１の内面との間にピストン
４の取付はスペースを確保するようにしたため、その分
だけアウタチューブ１の径を小さくすることができ、こ
のように、極めて簡単な構成によりばね荷重量を軽減し
てその緩衝特性を向上させることができると共に、アウ
タチューブ１とインナチューブ３との外径差を小さくし
てデザイン的にもスマートなものにすることができるの
である。
部分をテーパ状に縮径して小径部９を形成して、この小
径部９によりアウタチューブ１の内面との間にピストン
４の取付はスペースを確保するようにしたため、その分
だけアウタチューブ１の径を小さくすることができ、こ
のように、極めて簡単な構成によりばね荷重量を軽減し
てその緩衝特性を向上させることができると共に、アウ
タチューブ１とインナチューブ３との外径差を小さくし
てデザイン的にもスマートなものにすることができるの
である。
第１図は、本考案による二輪車フロントフォークの一実
施例を示す一部縦断正面図、第２図は従来この種フロン
トフォークを示す一部縦断正面図である。 ３・・・インナチューブ、４・・・ピストン、９・・・
小径部。
施例を示す一部縦断正面図、第２図は従来この種フロン
トフォークを示す一部縦断正面図である。 ３・・・インナチューブ、４・・・ピストン、９・・・
小径部。
Claims (1)
- 上端内面にベアリング２を嵌着したアウタチューブ１に
対して下端にピストン４をもつインナチューブ３を摺動
自在に挿入し、これらベアリング２とピストン４とでア
ウタチューブ１とインナチューブ３との間に可変容積室
５を形成するようにしたフロントフォークにおいて、前
記インナチューブ３に固設したストッパ１０とピストン
装着部間をテーパ状に縮径して、当該インナチューブ３
の下方部分に小径部９を形成し、この小径部９とアウタ
チューブ１との内面間にピストン４取付用の取付スペー
スを形成してなる二輪車用フロントフォーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6786276U JPS582712Y2 (ja) | 1976-05-27 | 1976-05-27 | 二輪車用フロントフオ−ク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6786276U JPS582712Y2 (ja) | 1976-05-27 | 1976-05-27 | 二輪車用フロントフオ−ク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52158458U JPS52158458U (ja) | 1977-12-01 |
| JPS582712Y2 true JPS582712Y2 (ja) | 1983-01-18 |
Family
ID=28535004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6786276U Expired JPS582712Y2 (ja) | 1976-05-27 | 1976-05-27 | 二輪車用フロントフオ−ク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582712Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-05-27 JP JP6786276U patent/JPS582712Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52158458U (ja) | 1977-12-01 |
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