JP2591796Y2 - 自動二輪車用倒立型フロントフォーク - Google Patents

自動二輪車用倒立型フロントフォーク

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JP2591796Y2
JP2591796Y2 JP1993010052U JP1005293U JP2591796Y2 JP 2591796 Y2 JP2591796 Y2 JP 2591796Y2 JP 1993010052 U JP1993010052 U JP 1993010052U JP 1005293 U JP1005293 U JP 1005293U JP 2591796 Y2 JP2591796 Y2 JP 2591796Y2
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oil
reservoir chamber
shock absorber
damper cylinder
chamber
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動二輪車の車体に
対して前輪を弾性的に支架するフロントフォークの改良
に関する。
【0002】さらに詳しくは、アウターチューブの下方
からツインチューブ式の油圧緩衝器を摺動自在に挿入
し、これらアウターチューブと油圧緩衝器間に亙って懸
架用スプリングを内装した自動二輪車用倒立型フロント
フォークの改良に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、この種タイプの自動二輪車用倒立
型フロントフォークとしては、例えば昭和62年特許出
願公開第279181号公報にみられるようなものが知
られている。
【0004】すなわち、このものは、図3の機能図に示
されるように、自動二輪車の車体側に連繋するアウター
チューブ1に対し、前輪を支架するツインチューブ式の
油圧緩衝器2をスライドメタル3,3によるガイドのも
とに下方から摺動自在に挿入してある。
【0005】油圧緩衝器2から上方へと向って延びるピ
ストンロッド4の先端は、アウターチューブ1の上端を
閉じるキャップ5に取り付けられ、かつ、このピストン
ロッド4を取り巻いて油圧緩衝器2の上端とアウターチ
ューブ1におけるキャップ5間に懸架用スプリング6が
介装してある。
【0006】油圧緩衝器2は、ダンパーシリンダ7とこ
れを取り巻くアウターシェル8とからなり、ダンパーシ
リンダ7の内部は、ピストンロッド4の下端に設けたピ
ストン9によって上部油室10と下部油室11に区画し
ている。
【0007】ダンパーシリンダ7とアウターシェル8と
の間は、上部にガスGの部分を残して作動油を満たした
リザーバ室12となっており、当該リザーバ室12は、
下部において油孔13によりダンパーシリンダ7の下部
油室11へと通じている。
【0008】ピストン9は、油圧緩衝器2の伸長動作に
際し上部油室10から下部油室11に向かう作動油の流
動に抵抗を与えて伸側減衰力を発生する伸側減衰バルブ
14と、逆に、圧縮動作時に下部油室11内の作動油を
抵抗なく上部油室10へと吸い込むためのチェックバル
ブ15とを備える。
【0009】また、同様に、ダンパーシリンダ7の底部
には、油圧緩衝器2の圧縮動作時に下部油室11から油
孔13を通してリザーバ室12へと向かうピストンロッ
ド4の侵入体積分に相当する量の作動油に対し流動抵抗
を与えて圧側減衰力を発生する圧側減衰バルブ16と、
逆に、伸長動作に際しピストンロッド4の退出体積分に
相当する量の作動油をリザーバ室12から油孔13を通
して抵抗なく下部油室11へと補給するためのチェック
バルブ17をもつベースバルブ27が設けてある。
【0010】一方、上部油室10とリザーバ室12の上
端は、ダンパーシリンダ7とアウターシェル8の上端に
亙って嵌着したプラグ18で閉じられており、ピストン
ロッド4は、このプラグ18に設けたベアリング19に
よってガイドされ、かつ、当該ベアリング19の上方に
位置してプラグ18に設けたオイルシール20で摺接面
を密封されつつダンパーシリンダ7内から上方へと向っ
て延びている。
【0011】なお、これらベアリング19とオイルシー
ル20の間は、プラグ18に穿った通孔21でリザーバ
室12へと通じ、上部油室10からベアリング19の摺
接面を通して洩れてきた作動油をリザーバ室12へと戻
すようにしてある。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】しかし、かかる構成の
自動二輪車用倒立型フロントフォークにあっては、油圧
緩衝器2におけるピストンロッド4の侵入および退出体
積分の容積変化を補償するために、ダンパーシリンダ7
とアウターシェル8間のリザーバ室12の上部にガスG
の部分を必要とする。
【0013】このガスGの部分の容積は、或る所定容積
以上ないとフロントフォークの圧縮動作に伴うリザーバ
室への作動油の流入によってガス圧力が異常に急上昇
し、油圧緩衝器2のオイルシール20に損傷を与える恐
れがあるばかりか、油圧緩衝器2自体の反発力が著しく
増大してフロントフォークの懸架作用に悪影響を与える
ことになる。
【0014】そのために、自動二輪車の静止状態(駐車
状態)において油圧緩衝器2のリザーバ室12内におけ
る作動油の油面レベルLは、ダンパーシリンダ7内の上
部油室10の上端を区画するベアリング19よりどうし
ても低い位置にくる。
【0015】その結果、長時間に亙り自動二輪車を静止
状態で放置しておくと、圧力バランス作用により上部油
室10内の油面高さとリザーバ室12内の油面高さが等
しくなろうとして、上部油室10内へとベアリング19
の摺接面を通してリザーバ室12内のガスGを吸い込
む。
【0016】この上部油室10内へのガスGの吸い込み
は、その後の走行開始初期にこの上部油室10内のガス
Gを圧縮することになって減衰力特性に乱れを生じると
いう不都合をもたらす。
【0017】勿論、この上部油室10へのガスGの吸い
込みを防止するためには、ベアリング19をダンパーシ
リンダ7内へと深く挿入し、自動二輪車の静止状態にお
いてベアリング19がリザーバ室12内における作動油
の油面レベルLよりも下方に位置するようにしてやれば
よい。
【0018】しかし、そのようにすると今度は、油圧緩
衝器2の有効ストローク自体がその分短くなってフロン
トフォークとしての懸架特性と緩衝特性が損なわれるこ
とになる。
【0019】したがって、この考案の目的は、フロント
フォークとしての有効ストロークを損なうことなく、か
つ、長時間に亙る静止状態での放置によってもダンパー
シリンダの上部油室内へのガスの侵入を確実に防止し、
常に安定した減衰力特性を得ることのできる改良された
この種自動二輪車用倒立型フロントフォークを提供する
ことである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記したこの考案の目的
は、油圧緩衝器におけるピストンロッドガイド用のベア
リングをダンパーシリンダの上端密封用プラグから切り
離して配置し、これらプラグとベアリングとによってダ
ンパーシリンダの上部にサブリザーバ室を区画すると共
に、当該サブリザーバ室の上下を通孔と油孔とによって
ダンパーシリンダとアウターシェル間のリザーバ室に連
通することによって達成される。
【0021】
【作用】すなわち、上記の構成により、ピストンロッド
ガイド用のベアリング上部のダンパーシリンダ内室をサ
ブリザーバ室として利用することができるので、フロン
トフォークとしての有効ストロークを損なうことなく、
しかも、サブリザーバ室を含めたガス部分全体の容積を
減らすことなく、リザーバ室およびサブリザーバ室内に
おける作動油の油面レベルを高く上げることが可能にな
る。
【0022】その結果、自動二輪車の静止状態において
ピストンロッドガイド用のベアリングを、リザーバ室お
よびサブリザーバ室内における作動油の油面レベルより
も下方に位置させることができ、これにより、上部油室
へとガスの吸い込まれることがなくなるので、長時間の
駐車後の走行に際しても減衰力特性に乱れが生じること
はなくなる。
【0023】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例
を説明する。
【0024】図1は、この考案を実施した自動二輪車用
倒立型フロントフォークの一方の伸縮脚を示すもので、
当該伸縮脚は、上方に位置するアウタチューブ1と、こ
のアウタチューブ1内へとスライドメタル3,3および
シール22を介して下方からテレスコープ状に摺動自在
に挿入したツインチューブ式の油圧緩衝器2、並びに当
該油圧緩衝器2とアウタチューブ1の上端に螺着したキ
ャップ5との間に介装した懸架用スプリング6とからな
る。
【0025】上記伸縮脚は、これを2本1組(図1では
一方の伸縮脚のみを示す)として使用し、両伸縮脚のア
ウタチューブ1の上部をアッパブラケットとアンダブラ
ケットとで連結するによりフロントフォークを構成し、
当該フロントフォークは、アッパブラケットとアンダブ
ラケットの中心部分に亙って設けたステアリングシャフ
トを介して自動二輪車の車体に操舵可能に取り付けられ
る。
【0026】両伸縮脚の油圧緩衝器2からは上方へと向
かってピストンロッド4が延びており、当該ピストンロ
ッド4の先端は、アウターチューブ1の上端キャップ5
に対してねじ結合してある。
【0027】油圧緩衝器2は、それぞれ下端にねじ結合
手段によって取り付けたアクスルブラケット23を備
え、これら左右のアクスルブラケット23で自動二輪車
における前車輪軸の両端を支持し、かくして、前輪に対
し懸架用スプリング6の復元力によりフロントフォーク
を通して車体を弾性的に支架する。
【0028】また、油圧緩衝器2は、ダンパーシリンダ
7とこれを取り巻くアウターシェル8とからなるツイン
チューブ式として構成してあり、これらダンパーシリン
ダ7とアウターシェル8の下端は前記アクスルブラケッ
ト23により、また、上端はアウターシェル8に螺着し
たプラグ18によってそれぞれ閉じられている。
【0029】また、ダンパーシリンダ7内には、上記プ
ラグ18の下方に位置してベアリングホルダー24がね
じ結合により固定してあり、これらプラグ18とベアリ
ングホルダー24とによってダンパーシリンダ7の上部
にサブリザーバ室25を区画している。
【0030】なお、この実施例にあっては、ベアリング
19の上方に位置してベアリングホルダー24にシール
37を設けてあるが、このシール37は、ピストンロッ
ド4とベアリング19間からの作動油の洩れを極力少な
くするためのものであって、必ずしも設けてやる必要は
ない。
【0031】ダンパーシリンダ7とアウターシェル8と
の間は、上部にガスGの部分を残して作動油を満たした
リザーバ室12となっており、当該リザーバ室12は、
ダンパーシリンダ7に穿った上下の通孔21と油孔26
によって上記サブリザーバ室25の上下部分と連通して
いる。
【0032】アウターチューブ1の上端キャップ5に取
り付けた上記ピストンロッド4は、プラグ18に設けた
オイルシール20によりサブリザーバ室25を密封状態
に保ちつつ、かつ、ベアリングホルダー24に取り付け
たベアリング19でガイドされながら、これらオイルシ
ール20とベアリング19を貫通してダンパーシリンダ
7内へと延びている。
【0033】そして、このピストンロッド4の下端には
ピストン9が取り付けてあり、このピストン9によって
ダンパーシリンダ7の内部をピストンロッド4側の上部
油室10と反対側の下部油室11とに区画している。
【0034】また、上記ピストン9と対向してダンパー
シリンダ7の底部にはベースバルブ27が設けてあり、
下部油室11は、このベースバルブ27からダンパーシ
リンダ7に穿った油孔13を通して前記リザーバ室12
の下部に通じる。
【0035】これまで一般によく知られているように、
ピストン9は、油圧緩衝器2の伸長動作に際し上部油室
10から下部油室11に向かう作動油の流動に抵抗を与
えて伸側減衰力を発生する伸側減衰バルブ14と、逆
に、圧縮動作に際して下部油室11内の作動油を抵抗な
く上部油室10へと吸い込むためのチェックバルブ15
とを備える。
【0036】同様に、ベースバルブ27もまた、油圧緩
衝器2の圧縮動作時に下部油室11から油孔13を通し
てリザーバ室12へと向かうピストンロッド4の侵入体
積分に相当する量の作動油に対し流動抵抗を与えて圧側
減衰力を発生する圧側減衰バルブ16と、逆に、伸長動
作時にピストンロッド4の退出体積分に相当する量の作
動油をリザーバ室12から油孔13を通して抵抗なく下
部油室11へと補給するためのチェックバルブ17とを
備えている。
【0037】なお、この実施例の場合、ピストン9とベ
ースバルブ27は、それぞれのバルブ14,15および
16,17を迂回して作動油の流れを許容するバイパス
油路28,29を備え、これらバイパス油路28,29
の途中に可変オリフィスを構成する調整子30,31を
介装し、これら調整子30,31を外部から調整摘み3
2,33で操作することにより伸側と圧側減衰力を任意
に調整し得るようにしてある。
【0038】また、ピストン9の部分には、油圧緩衝器
2の伸び切り時に前記ベアリングホルダー24と衝合し
て衝撃の発生を緩和するためのスプリング34が設けて
あると共に、プラグ18の部分には、逆に、油圧緩衝器
2の最圧縮時にキャップ5側に設けたストッパ体35と
衝合して衝撃の発生を緩和するゴム等の材料からなる弾
性緩衝体36が設けてある。
【0039】次に、作用を説明する。
【0040】制動や路面の凹凸などのためにフロントフ
ォークが釣り合い位置から懸架用スプリング6を撓ませ
つつ圧縮側に作動すると、油圧緩衝器2のピストン9と
ダンパーシリンダ7が互いに差し込まれる方向に移動
し、下部油室11内の作動油がチェックバルブ15を開
いて上部油室10へと流動する。
【0041】しかし、このとき、ピストンロッド4の侵
入体積分に相当する量の作動油は上部油室10内に収容
し切れないため、ベースバルブ27のバイパス油路29
からまた圧側減衰バルブ16を押し開きつつ油孔13を
通してからリザーバ室12へと流入し、このバイパス油
路29と圧側減衰バルブ16を通る作動油の流動抵抗で
圧側減衰力を発生する。
【0042】また、これにより、リザーバ室12内の作
動油量の増加に伴う油面レベルLの上昇により上部のガ
スGが圧縮されることになる。
【0043】したがって、このガスGの部分の容量が充
分でないと内部ガス圧力が異常に上昇して油圧緩衝器2
の反発力が著しく増大し、フロントフォークとしての懸
架特性に悪影響を与えるばかりか、オイルシール20に
過大な力を加えてそれを傷める恐れが生じる。
【0044】しかし、この実施例のものにあっては、機
能図として示す図2と同じく従来のものを機能図で示し
た図3との比較から分かるように、上記リザーバ室12
に流入した作動油は、通孔21の存在によって油孔26
からサブリザーバ室25へも流入し、これらリザーバ室
12とサブリザーバ室25内のガスGの圧力を同一に保
ちつつ両者の油面レベルLを同一レベルの下に押し上げ
る。
【0045】このように、当該実施例にあっては、ダン
パーシリンダ7における上部のサブリザーバ室25がリ
ザーバ室12と協同して作動油の増加量を吸収する貯油
室作用を行うことになるので、従来と同じガス量を保ち
ながら静止時の油面レベルLを高くとることができる。
【0046】これにより、自動二輪車の静止状態におい
てリザーバ室12内における作動油の油面レベルLを、
ピストンロッド4のガイド用ベアリング19よりも上方
に位置させることが可能になる。
【0047】また、リザーバ室12の作動油量が増加し
て上部のガスGが圧縮されたとしても、ガス圧力が異常
に上昇して油圧緩衝器2の反発力が著しく増大したり、
オイルシール20に過大な力が加わるのも防止し得る。
【0048】かくして、フロントフォークの圧縮動作が
さらに進行すると、ストッパ体35が弾性緩衝体36に
当り、この緩衝体36でピストン9の底付きを防止しつ
つ最圧縮時における衝撃の発生を抑える。
【0049】一方、フロントフォークが伸長動作に転じ
ると、油圧緩衝器2のピストン9とダンパーシリンダ7
が互いに抜け出す方向に移動し、上部油室10内の作動
油がバイパス油路28からまたピストン9の伸側減衰バ
ルブ14を押し開きつつ下部油室11へと流動し、この
バイパス油路28と伸側減衰バルブ14を通る作動油の
流動抵抗で伸側減衰力を発生する。
【0050】また、これと並行して下部油室11内に
は、ピストンロッド4の退出体積分に相当する量の作動
油がベースバルブ27のチェックバルブ17を開いてリ
ザーバ室12から補給される。
【0051】これにより、リザーバ室12内の油面レベ
ルLは下がるが同時にサブリザーバ室25の油面レベル
Lも下がるので、図3の従来のものに比べてリザーバ室
12内の油面レベルLの下降量は少なくなる。
【0052】
【考案の効果】以上述べたように、この考案によれば、
サブリザーバ室の存在によって所定のガス容積を保ちな
がらリザーバ室内の油面レベルを高くとることができ、
これにより、自動二輪車の静止状態でのリザーバ室内油
面レベルをピストンロッドのガイド用ベアリングよりも
高くしてダンパーシリンダ内へのガスの侵入を防止し、
常にダンパーシリンダ内を作動油で充満された状態に保
つことで、長時間の静止状態からの走行開始において
も、始めから安定した減衰力特性を得ることが可能にな
る。
【0053】また、ピストンロッドガイド用のベアリン
グをダンパーシリンダの上端密封用プラグから切り離し
て配置し、これらプラグとベアリングとによってダンパ
ーシリンダの上部にサブリザーバ室を区画するようにし
たので、フロントフォークとしての有効ストロークを損
なうことなく上記サブリザーバ室を配置することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である自動二輪車用倒立型
フロントフォークの一部切断正面図である。
【図2】同上図1の機能図である。
【図3】従来の自動二輪車用倒立型フロントフォークの
機能図である。
【符号の説明】
1 アウターチューブ 2 油圧緩衝器 4 ピストンロッド 6 懸架用スプリング 7 ダンパーシリンダ 8 アウターシェル 9 ピストン 10 上部油室 11 下部油室 12 リザーバ室 18 プラグ 19 ベアリング 20 オイルシール 21 通孔 25 サブリザーバ室 26 油孔 27 ベースバルブ G ガス L 油面レベル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターチューブの下方からツインチュ
    ーブ式の油圧緩衝器を摺動自在に挿入し、当該油圧緩衝
    器のピストンロッド先端をアウターチューブの上端に連
    結すると共に、これらアウターチューブと油圧緩衝器間
    に亙って懸架用スプリングを内装した倒立型の自動二輪
    車用フロントフォークにおいて、当該油圧緩衝器におけ
    るピストンロッドガイド用のベアリングをダンパーシリ
    ンダの上端密封用プラグから切り離して配置し、これら
    プラグとベアリングとによってダンパーシリンダの上部
    にサブリザーバ室を区画すると共に、当該サブリザーバ
    室の上下を通孔と油孔とによってダンパーシリンダとア
    ウターシェル間のリザーバ室に連通したことを特徴とす
    る自動二輪車用倒立型フロントフォーク。
JP1993010052U 1993-02-15 1993-02-15 自動二輪車用倒立型フロントフォーク Expired - Lifetime JP2591796Y2 (ja)

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