JPS5911949Y2 - 自動給紙装置 - Google Patents

自動給紙装置

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JPS5911949Y2
JPS5911949Y2 JP17589179U JP17589179U JPS5911949Y2 JP S5911949 Y2 JPS5911949 Y2 JP S5911949Y2 JP 17589179 U JP17589179 U JP 17589179U JP 17589179 U JP17589179 U JP 17589179U JP S5911949 Y2 JPS5911949 Y2 JP S5911949Y2
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JP
Japan
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paper
plate
lid
spring
conveying device
Prior art date
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Expired
Application number
JP17589179U
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English (en)
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JPS5692631U (ja
Inventor
正明 志上地
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP17589179U priority Critical patent/JPS5911949Y2/ja
Publication of JPS5692631U publication Critical patent/JPS5692631U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は積み重ねた紙を最下部の紙から順番に1枚ずつ
送り出すことが出来る自動給紙装置に関する。
従来、ファクシミリ送信装置に於いて原稿を自動的に送
り出す給紙装置は、第7図に示す如く送りベルト32の
上方に紙束9の移行を阻止する弾力性のある分離板4と
紙束9を押圧する押えローラ5を配備し、最下部の紙9
1と送りベルト32の摩擦によって分離板4と送りベル
ト32との隙間から最下部の紙91だけが順次給送され
る様になっている。
しかし、使用者が紙束を給紙装置に載置する際、2点鎖
線で示す様に分離板4の弾性に抗して紙束9を押し込み
過ぎることがあり、この状態で送りベルト32を駆動す
ると、分離板4は紙束9の上面を押えているだけで十分
な制動力がなく、複数枚の紙が同時に給送される問題が
あった。
又、紙束9の挿入口13は開放された債であるから、例
えば鉛筆等の異物が転り込み、故障等の原因となってい
た。
本考案は挿入口に蓋体を配備すると共に該蓋体の開閉に
連動して紙の通過を阻止し或は許容する当り板を配備す
ることにより、前記問題を一挙に解決出来る自動給紙装
置を提供するものである。
以下図面に示す実施例に基づき本考案を具体的に説明す
る。
第1図は本考案に係る自動給紙装置1を具えたファクシ
ミリ送信装置を示しているが、本考案はこれに限定され
ることはなく、例えば印刷機、複写機等の給紙装置にも
実施出来るのは勿論である。
ファクシミリ送信装置の本体ケース10には紙の移行路
を形戊するシャーシ11とケース10の天板12との間
に紙の挿入口13が形或され、該挿入口13の上部両側
に配備した枢軸14.14に蓋体2が回転自由に止めら
れている。
蓋体2の枢止部基端21には下流側に向けて作動片22
を突設し、該作動片22に蓋体2の開状態或は閉状態を
保つバネ23を連繋する。
本実施例ではバネ23は捩りバネを用い該バネの一端を
作動片22に係止し、他端を作動片22の下方に配備し
た止めピン24に係合する。
第4図の如く蓋体2の枢軸14とバネ23の止めピン2
4とを結ぶ直線20に対してバネ23と作動片22との
係止部25が下流側に位置しているときは、蓋体2はバ
ネ23で下向き付勢されて挿入口13を塞ぐ。
第5図の如く蓋体2をバネ23に抗して上向きに開き、
バネ23と作動片22との係止部25が前記直線20を
越えて下流側に位置した時はバネ23のスナップ作用に
より蓋体2を持ち上げる様に付勢し、挿入口13の開放
状態を保つ。
挿入口13より下流側の給紙室のシャーシ11に長孔1
5が開設され、給紙室下方に配設した搬送装置3の搬送
面32 aが長孔15から臨出している。
搬送装置3は長孔15の下方に配備した回転軸31,・
31間に2本の無端状送りベル} 32.32を張設し
たものであって、一方の回転軸31に伝達手段34を介
して駆動モータ35に連繋する。
給紙室中には搬送装置3の上方に位置して、両端をシャ
ーシ11の側壁16.16に固定した取付杆41を配備
し、該取付杆41に前記送りベル} 32.32の下流
側へ斜め下向きに分離板4,4を突設する。
分離板4は例えば燐青銅の薄板の如く、弾性の良好な資
材で形或され、下面にシリコーン樹脂シ一ト42を接着
している。
分離板4,4の先端は送りベルト32の搬送面32 a
に軽く接触している。
搬送装置3の上流端の上方には、送りベルト32 .3
2に対向して2つの押えローラ5,5が配備され、各ロ
ーラ5は両端がシャーシ11の側壁16,16に枢止さ
れたクランク杆51に回転自由に取付けられている。
クランク杆51の両端には腕片52を突設し、腕片52
先端を前記蓋体2の作動片22の下面にまで延す。
該腕片52をバネ53で上向きに引っぱり、押えローラ
5,5を下向き付勢し、該ローラ5を送りベルト32に
押し付ける。
押えローラ5と前記分離板4との間に本願の特徴とする
当り板6を配備する。
当り板6は、シャーシ11の両側壁間に揺動自由に枢止
され中央部には前記送りベル} 32.32間の間隙3
3幅より少し狭い幅で下流側に延び搬送装置3側へ屈曲
した延長部62を具えており、当り板6が自重で回転し
た時、延長部62は送りベルト32 .32間の間隙3
3へ侵入し、第5図に示す如く挿入口13から押し込ま
れた紙束9の先端を止めて、それ以上奥への押し込みを
規制するものである。
前記当り板6は両端に挿入口側に向く爪片63を突設し
、各爪片63をシャーシ11の両側壁16,16に枢止
した一対の変換レバー7,7に係合させる。
変換レバー7は前記蓋体2の動きを爪片63に伝えて当
り板6を上下動させるものであって、変換レバー7は枢
止部71から下流側に向けて2股状の係止片72 .7
2を形或し、上流側には長孔73を開設している。
上記長孔73に蓋体2の作動片22に突設した軸26が
摺動可能に嵌っている。
変換レバー7は上方の係止片72の下面に前記爪片63
が当る下向き回動位置及び係止片72が上方に設けたス
トッパー74に当って止る上向き回動位置の間で回動し
、2位置の何れかの位置で止る。
然して、第4図の様に蓋体2を閉じている時は、当り板
6の爪片63が下圧され、延長部62は上昇して紙の移
行路を解放しており、押えローラ5はバネ53に付勢さ
れて送りベルト32に接している。
蓋体2を開いたとき、第5図に示す如くバネ23のスナ
ップ作用で蓋体2は挿入口13を開放した状態で止まり
、蓋体2の作動片22は下向きに変位する。
作動片22の軸26は変換レバー7の長孔73中を辷り
ながら該レバー7の2股先端を上向き変位させる。
同時に押えローラ5に連繋した腕片52を下圧して、押
えローラ5をバネ53のスナップ動作で上昇させる。
変換レバー7の2股先端の上昇に伴い、保合片72の下
面に係合していた爪片63の上昇が許され、当り板6は
自重及び変換レバー7と爪片63との係合で回転し、延
長部62が搬送装置3の送りベル} 32.32間の間
隙33へ侵入する。
上記の如く蓋体2を開く操作で押えローラ5の上昇と当
り板6の下降が同時に行なえる。
挿入口13から挿入された紙束9は押えローラ5が上昇
しているため該ローラ5には抵抗されずに押し込み出来
るが、当り板6が紙の移行路を塞いでいるため、紙束9
は当り板6に当ってそれ以上の押し込みは出来ない。
蓋体2を閉じると前記とは逆に、蓋体2の作動片22は
上昇して押えローラ5の腕片52は解放され、押えロー
ラ5はバネ53の付勢によって紙束9を押圧する。
同時に変換レバー7の2股側か下向き変位して当り板6
を上昇する方向に回転させる。
本実施例では第6図に示す如く、当り板6と蓋体2先端
との距離に対し紙の方が長く、蓋体2を閉じた時、蓋体
2が紙束9の上面を押える様になっているが、蓋体2と
当り板6との間に紙束9が収まる構戒でも同様に実施出
来る。
上記の様に、当り板6が上昇して紙の移行路を開放した
時に搬送装置3を駆動し、紙束9の最下部の紙91と送
りベルト32との摩擦により、紙91は下流側に引き出
され、且つ前方の分離板4の弾性に抗して該分離板4を
僅か押し上げ、上面を分離板4に擦られながら送り出さ
れる。
最下部の紙91が下流側に引き出される際、紙どうしの
摩擦によって紙束9全体が下流側に移動する傾向を起す
が、分離板4に必らず当って、該板4よりも下流側へ紙
束9が移動することはなく、最下部の紙91のみか、送
りベルト32との強い摩擦力で下流側へ順々に送り出さ
れるのである。
本考案は上記の如く、分離板4の上流側に紙の移行路上
に出没する当り板6を配備し、紙束9の押し込み量を規
制したため、従来の様に分離板4を越えて紙束9を押し
込み過ぎることはなくなり、紙の複数枚送りは防止出来
る。
又、挿入口13には蓋体2を配備したので、装置内への
異物の侵入を防止出来、且つ蓋体2の開閉操作で鳴り板
6の紙の移行路への出没を行なえるから操作が簡単であ
る等、実用上幾多の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の給紙装置を具えたファクシミリ送信装置
の斜面図、第2図は給紙装置の斜面図、第3図は変換レ
バー近傍の斜面図、第4図は蓋体を閉じた状態の給紙装
置の断面図、第5図は蓋体を開いた状態の給紙装置の断
面図、第6図は紙をセットした状態の給紙装置の断面図
、第7図は従来例を示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 挿入口13に蓋体2を枢止した本体ケース10と、
    挿入口13に連通ずる本体ケース10内の紙の移行路中
    にて無端状に張設した送りベルト32を周回させる搬送
    装置3と、弾性資材で形戊され先端が搬送面上の紙に接
    する様に搬送装置3の上方に配備された分離板4と、該
    分離板の上流側にて紙の移行路に出没すべく上下動可能
    に配備された当り板6と、前記蓋体2と当り板6との間
    を連繋し、蓋体2の開き動作を当り板6の下降動作に変
    換させ蓋体2の閉じ動作を当り板6の上昇動作に変換す
    る変換レバー7とで構或したことを特徴とする自動給紙
    装置。 ■ 蓋体2にはバネ23が連繋され、該バネ23のスナ
    ップ動作により、蓋体2の開状態或は閉状態が維持され
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の自動給紙装置
    。 ■ 当り板6の上流側には押えローラ5が上下動可能且
    つバネ53で搬送装置3側へ下向き付勢されている実用
    新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の自動給紙
    装置。
JP17589179U 1979-12-18 1979-12-18 自動給紙装置 Expired JPS5911949Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17589179U JPS5911949Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 自動給紙装置

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JP17589179U JPS5911949Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 自動給紙装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5692631U JPS5692631U (ja) 1981-07-23
JPS5911949Y2 true JPS5911949Y2 (ja) 1984-04-11

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ID=29686540

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JP17589179U Expired JPS5911949Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 自動給紙装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626992B2 (ja) * 1983-07-21 1994-04-13 富士ゼロックス株式会社 自動原稿送り装置
JPH0764442B2 (ja) * 1987-03-30 1995-07-12 株式会社テック 給紙装置

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JPS5692631U (ja) 1981-07-23

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