JPS59114972A - クランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビジョン装置、磁気録画再生装置などに利
用される複合映像信号の同期信号先端部を一定電位に固
定するクランプ装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 第１図に従来のクランプ装置の一例のブロック図を示す
。入力端子１に印加された複合映像信号はクランプ回路
２で同期信号先端部が一定電位に固定された後、出力端
子３へ供給されるとともに同期分離回路４に供給される
。前記同期分離回路４の出力は出力端子６に供給される
とともに前記クランプ回路２に供給される。ここで前記
クランプ回路２は前記同期分離回路４の出力である複合
同期信号に同期してクランプ動作を行う開閉動作型のも
のである。

以上のような従来例において、第２図ムのような複合映
像信号が入力端子１に供給されると、出力端子３，６に
はそれぞれ第２図Ｃ，Ｈのような信号が得られる。

しかしながら、信号レベルが急激に変化した時や、電源
投入時など、第２図Ａのａのように、入力端子１に印加
される複合映像信号が浮き上ってしまった場合、同期分
離回路４の出力である複合同期信号が欠落して第２図Ｂ
のｂのように欠除され、クランプ回路が動作しない状態
が生じ、その結果クランプ回路出力は第２図ＣのＣのよ
うに浮き上った状態が継続されるという欠点があった。

この解決手段としては、同期分離回路の入力に連続動作
型のクランプ回路を接続する方法が考えられるが、新た
に結合コンデンサを必要とし、集積回路化に不利である
。

発明の目的 本発明は上記従来例の欠点を除去するものであシ、入力
端子に印加される複合映像信号の同期信号先端部の電位
が急激に変化するような場合においても、良好な応答性
を示して動作し、かつ集積回路に適したクランプ装置を
提供するものである。

発明の構成 本発明は開閉動作型のクランプ回路出力の同期信号先端
部の電位をピーク検波回路によって検出し、ピーク検波
回路出力と基準電位とを比較して両者の差が一定値を超
えた場合に、開閉動作型のクランプ回路を強制的に動作
させることによって、クランプ回路出力の電位変動を抑
制しようとするものである。

実施例の説明 第３図に本発明によるクランプ装置の一実施例を示す。

第３図において、１は開閉動作型のクランプ回路２に接
続された入力端子、３はクランプ回路２に接続された出
力端子、４はクランプ回路２の出力から複合同期信号を
取シ出して出力端子５とクランプ回路２に供給する同期
分離回路、６はクランプ回路２の出力の同期信号先端部
の電位を検出するピーク検波回路、７はピーク検波回路
もの出力と基準電圧源８とを比較して制御信号をクラン
プ回路２に供給する比較回路である。

次に、この装置の動作を説明する。

第４図人に示すような複合映像信号が入力端子１からク
ランプ回路２に加えられる。クランプ回路２では上記映
像信号の同期信号先端部が一定電　　　　　（位に固定
されて、出力端子３に取シ出されるとともに同期分離回
路４およびピーク検波回路６に加見られる。

同期分離回路４の出力である第４図Ｂのような複合同期
信号は出力端子６に取シ出されるとともにクランプ回路
２へ加えられる。すなわちクランプ回路２は複合同期信
号によって開閉動作が制御されることによって上記のよ
うなりランプ作用を生み出している。

一方、ピーク検波回路６の出力は第４図Ｃのような信号
となシ、比較回路７の一方の入力に加えられ、もう一方
の入力には基準電圧源８の出力である基準電位が第４図
Ｃに一点鎖点ｄで示すように与えられている。

ピーク検波回路出力と基準電位との差が一定値を超える
場合、例えばピーク検波回路出力が基準電位よシ小さく
なる場合に比較回路出力（第４図Ｄ）がクランプ回路２
に供給され、複合同期信号とは無関係にクランプ回路２
が動作する０ことで、入力端子１に印加される複合映像
信号が第４図人のａのように浮き上った場合、同期分離
回路４の出力は第４図Ｂのｂのように欠落するために、
ピーク検波回路６の出力は第４図Ｃのｅのように基準電
位ｄよシ小さくなる。したがって比較回路７の出力は第
４図りのｆのように切換わシフランプ回路２を動作させ
るため、クランプ回路２の出力すなわち出力端子３の信
号（第４図Ｅ）は同期信号先端部の電位である第４図Ｅ
の破線ｑに向って急速に収束しようとするのでピーク検
波回路出力が再び基準電位ｄよシ犬きくなシ、正常な動
作に復帰する。

第５図に本発明によるクランプ装置の第２の実施例を示
す。第５図において第３図に示すものと同一符号のつい
ているブロックは第３図に示すものと同一機能を有する
ブロックである。

第３図との違いは同期分離回路４にクランプ回路２の出
力の同期信号先端部をピーク検波した信号とクランプ回
路２の出力信号を比較することによって複合同期信号を
取シ出すような構成のものを採用することによって、本
発明によるクランプ装置用のピーク検波回路６を同期分
離回路用のピーク検波回路と共用化し、かつ比較回路γ
の出力で同期分離回路４の出力を制御するような構成と
した点である。

したがって同期分離回路４の出力には、第４図ＢとＤの
和の信号が得られるが、クランプ装置の動作としては第
３図と全く同じとなる。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、よく知られている簡
単なピーク検波回路と比較回路とを用いるだけで、入力
端子に印加される複合映像信号の同期信号先端部の電位
が急激に変化するような場合においても、クランプ回路
の応答性を考慮しても数Ｈ（１Ｈは水平同期信号の周期
）以内に正常なりランプ回路出力が得られるという良好
な応答性を有するクランプ装置を実現することができる
。

さらに第２の実施例のように同期分離回路の一部と共用
化すれば、非常に簡単な構成で上記のような効果を実現
でき、何等付加的なインダクタンスや容量を必要としな
いので集積回路化に極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のクランプ装置の一例を示すブロック図、
第２図は同装置の各部入出力信号の波形図、第３図は本
発明の一実施例であるクランプ装置のブロック図、第４
図は同装置の各部入出力信号の波形図、第６図は本発明
の第２の実施例であるり２ンプ装置のブロック図である
。 １・・・・・・入力端子、２・・・・・・開閉動作型ク
ランプ回路、３・・・・・・出力端子、４・・・・・・
同期分離回路、５・・・・・・出力端子、６・・・・・
・ピーク検波回路、７・・・・・・比較回路、８・・・
・・・基準電圧源。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 α 第　３ｒｉｉ り 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複合映像信号から複合同期信号を分離する同期分離回路
   と、前記同期分離回路の出力に同期して前記複合映像信
   号の同期信号先端部を一定電位に固定する開閉動作型の
   クランプ回路と、前記クランプ回路の出力の同期信号先
   端部の電位を検出するピーク検波回路と、前記ピーク検
   波回路の出力と基準電位とを比較する比較回路とを具備
   し、前記ピーク検波回路の出力と前記基準電位との差が
   一定値を超えた場合に、前記比較回路出力によって前記
   クランプ回路を動作させることを特徴とするクランプ装
   置。