JPS59114308A - コンクリ−ト構造物のpc鋼棒定着部材の保護方法 - Google Patents
コンクリ−ト構造物のpc鋼棒定着部材の保護方法Info
- Publication number
- JPS59114308A JPS59114308A JP22214582A JP22214582A JPS59114308A JP S59114308 A JPS59114308 A JP S59114308A JP 22214582 A JP22214582 A JP 22214582A JP 22214582 A JP22214582 A JP 22214582A JP S59114308 A JPS59114308 A JP S59114308A
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- JP
- Japan
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- container
- concrete structure
- steel rod
- fixing
- fixing member
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コンクリート構造物のPC鋼棒定着部材の保
護方法、特に、橋梁等の80桁の横締、縦締ボルト等の
発錆を防止するのに適するコンクリート構造物のPC鋼
棒定首部材の保゛鋤方法に関する。
護方法、特に、橋梁等の80桁の横締、縦締ボルト等の
発錆を防止するのに適するコンクリート構造物のPC鋼
棒定首部材の保゛鋤方法に関する。
従来からコンクリート構造物を補強するのに、コンクリ
ート構造物中にPC鋼棒を埋設することが周知となって
いる。たとえば道路橋等の橋梁コンクリート構造物にあ
ってはその街中にPC鋼棒が埋設され、それにより桁が
補強されている。このPC鋼棒を埋設する方法にも通常
二進りあり、一つはプレテンシミンといい予めPC鋼棒
を緊張させてからコンクリートを打設する方法、もう一
つはポストデンシミンといいPC鋼棒を特に緊張させる
こ°となくコンクリートを打設し、その後PC鋼棒をプ
ツト締め等により緊張させる方法である。
ート構造物中にPC鋼棒を埋設することが周知となって
いる。たとえば道路橋等の橋梁コンクリート構造物にあ
ってはその街中にPC鋼棒が埋設され、それにより桁が
補強されている。このPC鋼棒を埋設する方法にも通常
二進りあり、一つはプレテンシミンといい予めPC鋼棒
を緊張させてからコンクリートを打設する方法、もう一
つはポストデンシミンといいPC鋼棒を特に緊張させる
こ°となくコンクリートを打設し、その後PC鋼棒をプ
ツト締め等により緊張させる方法である。
PC鋼棒の両端部はコンクリート構造物を外側より切り
欠いた部分に露出され、通常はナツト等を用いて定牲さ
れる。定着部が露出されていると定着部は風雨等にさら
され、年月を経ることによる風化等により発錆等が生じ
、PCtIi1棒の定着を不安定にする。
欠いた部分に露出され、通常はナツト等を用いて定牲さ
れる。定着部が露出されていると定着部は風雨等にさら
され、年月を経ることによる風化等により発錆等が生じ
、PCtIi1棒の定着を不安定にする。
そのため、定着部の発錆を防止するため、その表面にセ
メントモルタル等を充填し、外部より雨水等が浸透しな
G)ように手当している。しかしながら、コンクリート
構造物とモルタルとの接着性は必ずしも完全でなく、打
ち継ぎ面から浸水したり、モルタルの老化による剥落等
により定着部材は腐蝕し、その効果は万全でない。
メントモルタル等を充填し、外部より雨水等が浸透しな
G)ように手当している。しかしながら、コンクリート
構造物とモルタルとの接着性は必ずしも完全でなく、打
ち継ぎ面から浸水したり、モルタルの老化による剥落等
により定着部材は腐蝕し、その効果は万全でない。
そこで、本発明は上記欠点を除去することを目的とし、
定着部分にこの定着部分を覆う容器を用いてコンクリー
ト構造物とこの容器の内部とにより形成される空間に接
着材等を充填し、定着部を完全に外部の湿気等より遮断
し、定着部を保護しようとするもので、その構成をコン
クリート構造物を形成するボストテンションPCコンク
リート中に埋設されたPC鋼棒の端部定着部を定着部材
側及び充填口を開口した容器で充填口を開口した状態で
覆って固定するとともに充填口よりPC鋼棒定着部材を
保護する保護部材を充填し、固定させることを特徴とす
るコンクリート構造物のPC鋼棒定着部材の保護方法と
するものである。
定着部分にこの定着部分を覆う容器を用いてコンクリー
ト構造物とこの容器の内部とにより形成される空間に接
着材等を充填し、定着部を完全に外部の湿気等より遮断
し、定着部を保護しようとするもので、その構成をコン
クリート構造物を形成するボストテンションPCコンク
リート中に埋設されたPC鋼棒の端部定着部を定着部材
側及び充填口を開口した容器で充填口を開口した状態で
覆って固定するとともに充填口よりPC鋼棒定着部材を
保護する保護部材を充填し、固定させることを特徴とす
るコンクリート構造物のPC鋼棒定着部材の保護方法と
するものである。
つぎに本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本発明が利用される橋梁の縦桁における横締の
一例を示す断面図、第2図は本発明が利用される縦桁の
縦締の一例を示ず長ざ方向対称の左半分のみの断面図で
ある。1は縦桁、2はPC鋼棒、3は定着部材である。
一例を示す断面図、第2図は本発明が利用される縦桁の
縦締の一例を示ず長ざ方向対称の左半分のみの断面図で
ある。1は縦桁、2はPC鋼棒、3は定着部材である。
第3図及び第4図は、本発明の一実施例を示し、具体的
には第1図に示したPC鋼棒2の一端にボルト3Cが接
続されて、ボルト3Cを桁1の一部を切り欠いて露出さ
せ、定着部材3であるーワッシャ3a、ナツト3bを用
いて締め付【ノるボストテンションにおける横締に応用
したところを示す。
には第1図に示したPC鋼棒2の一端にボルト3Cが接
続されて、ボルト3Cを桁1の一部を切り欠いて露出さ
せ、定着部材3であるーワッシャ3a、ナツト3bを用
いて締め付【ノるボストテンションにおける横締に応用
したところを示す。
第5図、第6図及び第7図は本発明に用いる容器の一例
を示し、4は容器である。容器4は透明プラスチック製
で球をほぼ半分にした形状にしてなり、定着部材に面す
る側を開口4a (第4図矢印方向)するとともに上
方を充填口として開口4b (第5図矢印方向)し、円
形端面をリブ4Cとしてなっている。4dは固定用ビン
穴、5゛はコンクリート4IIJ造物壁面へ接着するた
めのりブ4cに設()られた粘着テープである。このよ
うにしてなる容器4は第3図及び第4図に示すように取
り付【プられる。
を示し、4は容器である。容器4は透明プラスチック製
で球をほぼ半分にした形状にしてなり、定着部材に面す
る側を開口4a (第4図矢印方向)するとともに上
方を充填口として開口4b (第5図矢印方向)し、円
形端面をリブ4Cとしてなっている。4dは固定用ビン
穴、5゛はコンクリート4IIJ造物壁面へ接着するた
めのりブ4cに設()られた粘着テープである。このよ
うにしてなる容器4は第3図及び第4図に示すように取
り付【プられる。
第3図及び第4図において、ボストテンションにおける
PC鋼捧2の端部はボルト3Cが接続されて桁1の切り
欠き部に露出され、ワッシャー38、ナツト3bの定着
部材3をもって定着され、ナツト3bを締め付けること
によりPO3H棒は緊張する。PC鋼棒の他端も同様の
操作がされる。
PC鋼捧2の端部はボルト3Cが接続されて桁1の切り
欠き部に露出され、ワッシャー38、ナツト3bの定着
部材3をもって定着され、ナツト3bを締め付けること
によりPO3H棒は緊張する。PC鋼棒の他端も同様の
操作がされる。
この定着部材3を°容器4で開口41)を上向にし、開
口4a側から覆いリブ4Cを利用して粘着テープ5をも
って桁1の壁面へ接着するとともにビン穴4dを利用し
てビン6を打ちこみ固定する。つぎに砂利などの骨材を
容器4に開口4bより投入し、ざらに接@祠としてエポ
キシ山脂、不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂
を流し込む。
口4a側から覆いリブ4Cを利用して粘着テープ5をも
って桁1の壁面へ接着するとともにビン穴4dを利用し
てビン6を打ちこみ固定する。つぎに砂利などの骨材を
容器4に開口4bより投入し、ざらに接@祠としてエポ
キシ山脂、不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂
を流し込む。
骨材と接着材とは適度に混合されて、定着部材3を包ん
だまま硬化し、壁面に強固に固定されて定着部材を保護
する保護部材となる。
だまま硬化し、壁面に強固に固定されて定着部材を保護
する保護部材となる。
なお実施例において、容器を半球形状としたが必ずしも
この形状にとられれる必要はなく、定着部材を覆うこと
のできるよう定着部材側が開口され、かつ、保護部材が
投入できるよう充填口が開口されている形状であれば十
分である。また、容器の桁への取り付けは必ずしもビン
及び粘着テープによることなく、ビンだ(プあるいは粘
着テープだけでもにり、その他適宜の取り付番プ手段を
用いてよいことも当然である。ただ、粘着テープを用い
て固定すると壁面と容器のリブとが密接になり、またビ
ンを用いると固定が確実となりより好ましいものである
。
この形状にとられれる必要はなく、定着部材を覆うこと
のできるよう定着部材側が開口され、かつ、保護部材が
投入できるよう充填口が開口されている形状であれば十
分である。また、容器の桁への取り付けは必ずしもビン
及び粘着テープによることなく、ビンだ(プあるいは粘
着テープだけでもにり、その他適宜の取り付番プ手段を
用いてよいことも当然である。ただ、粘着テープを用い
て固定すると壁面と容器のリブとが密接になり、またビ
ンを用いると固定が確実となりより好ましいものである
。
本発明はこのようにしてなるので、容器が型枠がわりと
なり、保護部材を定着部材に覆うようにして取り付【プ
ることができ定着部材の発錆等を防止するのに充分な効
果を発揮する。すなわち保護部材として骨材、樹脂など
を選び、一定量をセットしておいて桁に取り句(プた容
器に入れるだけでよく、従来のようにモルタルを充填し
たり、この−にに接着材を塗布するようなわずられしさ
がなくなる。また、容器に透明性をもたづ−ことにより
保護充填の充填具合を確認でき、施工管理も容易である
。特に定着部材の保護という点では従来のようなモルタ
ル等の打ち継ぎ目、モルタル等の剥落がなく容器どとも
に強固に桁面に同定されるので非常に効果的である。
なり、保護部材を定着部材に覆うようにして取り付【プ
ることができ定着部材の発錆等を防止するのに充分な効
果を発揮する。すなわち保護部材として骨材、樹脂など
を選び、一定量をセットしておいて桁に取り句(プた容
器に入れるだけでよく、従来のようにモルタルを充填し
たり、この−にに接着材を塗布するようなわずられしさ
がなくなる。また、容器に透明性をもたづ−ことにより
保護充填の充填具合を確認でき、施工管理も容易である
。特に定着部材の保護という点では従来のようなモルタ
ル等の打ち継ぎ目、モルタル等の剥落がなく容器どとも
に強固に桁面に同定されるので非常に効果的である。
なお本発明の実施例では樹脂を接着材として用いたが、
樹脂を用いると接着性、防水性、耐水性に優れ、かつ短
時間で強電発現する利点を有する。
樹脂を用いると接着性、防水性、耐水性に優れ、かつ短
時間で強電発現する利点を有する。
第1図は橋梁の縦桁における横締の一例を示す断面図、
第2図は橋梁の縦桁の縦締の一例を示す長さ方向対称に
あられれる左半分断面図、第3図は本発明の施工例を示
す正面図、第4図は第3図の△−八へ面図、第5図は本
発明に用いる容器の一例を示す正面図、第6図は第5図
のB−8断面図、第7図は第5図の平面図であφ。 図面において、1は桁、2はPC鋼棒、3は定着部材、
3aはワッシャー、3bはナツト、3Cはボルト、4は
容器、4.a、4bは開口、4Cはリブ、4dはビン穴
、5は粘着テープ、6はビンである。 特許出願人 シ日−ボンド建設株式会社代理人弁理士
宇 野 哨 海
第2図は橋梁の縦桁の縦締の一例を示す長さ方向対称に
あられれる左半分断面図、第3図は本発明の施工例を示
す正面図、第4図は第3図の△−八へ面図、第5図は本
発明に用いる容器の一例を示す正面図、第6図は第5図
のB−8断面図、第7図は第5図の平面図であφ。 図面において、1は桁、2はPC鋼棒、3は定着部材、
3aはワッシャー、3bはナツト、3Cはボルト、4は
容器、4.a、4bは開口、4Cはリブ、4dはビン穴
、5は粘着テープ、6はビンである。 特許出願人 シ日−ボンド建設株式会社代理人弁理士
宇 野 哨 海
Claims (1)
- コンクリート構造物を形成するボストテンションPCコ
ンクリート中に埋設されたPC鋼棒の端部定着部を定着
部材側及び充填口を間口した容器で充填口を開口した状
態で覆って固定づるとともに充填口よりPCtI4棒定
着部材を保護する保護部材を充填し、固定させることを
特徴とするコンクリート構造物のPC鋼棒定着部材の保
護方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22214582A JPS59114308A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | コンクリ−ト構造物のpc鋼棒定着部材の保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22214582A JPS59114308A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | コンクリ−ト構造物のpc鋼棒定着部材の保護方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59114308A true JPS59114308A (ja) | 1984-07-02 |
JPH033005B2 JPH033005B2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=16777879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22214582A Granted JPS59114308A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | コンクリ−ト構造物のpc鋼棒定着部材の保護方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59114308A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6164922A (ja) * | 1984-09-06 | 1986-04-03 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 薄肉鋼管又は薄肉鋼管コンクリ−ト複合パイルの埋め込み工法 |
JP2013011171A (ja) * | 2012-10-17 | 2013-01-17 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 連続桁橋 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1514981A1 (en) * | 2002-05-30 | 2005-03-16 | Anderson Technology Corporation | Stress end portion structure of prestressed concrete structure body and method of forming the stress end portion |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP22214582A patent/JPS59114308A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6164922A (ja) * | 1984-09-06 | 1986-04-03 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 薄肉鋼管又は薄肉鋼管コンクリ−ト複合パイルの埋め込み工法 |
JP2013011171A (ja) * | 2012-10-17 | 2013-01-17 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 連続桁橋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH033005B2 (ja) | 1991-01-17 |
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