JPS5911415B2 - 弾性部品の組付装置 - Google Patents

弾性部品の組付装置

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JPS5911415B2
JPS5911415B2 JP15151177A JP15151177A JPS5911415B2 JP S5911415 B2 JPS5911415 B2 JP S5911415B2 JP 15151177 A JP15151177 A JP 15151177A JP 15151177 A JP15151177 A JP 15151177A JP S5911415 B2 JPS5911415 B2 JP S5911415B2
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holder
pressing sleeve
assembled
oil seal
elastic
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JP15151177A
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常司 戸上
晃 塩沢
孝 内山
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/04Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts
    • B23P19/08Machines for placing washers, circlips, or the like on bolts or other members
    • B23P19/084Machines for placing washers, circlips, or the like on bolts or other members for placing resilient or flexible rings, e.g. O-rings, circlips

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、オイルシール、Oリング、ゴムキャップな
どの円形状弾性部品を被組付部材へ自動的に組付ける装
置に関する。
この種円形弾性部品を被組付部材へ組み付ける場合、従
来は互に開閉するチャック爪によつて上記部品の外周を
挾持し、このチャック爪を被組付部材の組付位置へ移動
させたのちチャック爪を開いて部品を渡すようになつて
いた。
しかしながら、上記弾性部品は、単に被組付部材へ自重
落下させるのみではその組付位置への弾着がなされない
ことが多く、たとえばオイルシールやOリングなどにあ
つては、押し込み力を必要とするものである。このため
、従来では上記チャック爪とは別構成の押込装置を用い
て圧入しているが、チャック機構と押込装置とは別構成
であるので、装置が複雑化し、かつ作業が別個に独立し
てなされるので能率が低下する欠点があつた。また、弾
性部品がオイルシールやOリングなどの環状部品の場合
には、被組付部材への組み込みに際して中心のずれが発
生すると、めくれや押込装置と被組付部材との間で噛み
込みを生じて、こ・ の種部品の損傷を招き部品本来の
機能が損なわれるなどの欠点もある。
この発明はこのような事情に鑑みなされたもので、第1
の目的とするところは、弾性部品を被組付部材へ組み込
むに際して被組付部材への供給と圧入とを単一の装置で
連続した作業で行うことにより、装置の簡素化および作
業能率の向上を可能とする弾性部品の組付装置を提供し
ようとするものである。
またこの発明の第2の目的とするところ)1、弾性部品
が壊状形をなすものにおいては被組付部材への供給時に
その組付位置をガイド部材によつて案内して、確実な投
入が行われるようにし、部品のめくれや噛み込みを防止
して部品の損傷などがないこの種弾性部品の組付装置を
提供しようとするものである。
以下この発明の第1実施例を、オイルシールをミッショ
ンケースに組み込む場合に適用した第1図ないし第6図
を参照して説明する。
図中1はベッドであり、このベッド1上には数値制御駆
動装置2、被組付部材搬送装置3および部品供給装置4
が所定の配置をなして設けられている。
上記数値制御駆動装置2は、ベース5上に移動機6を載
置し、この移動機6はモータ7によつて矢印X方向に走
行移動されるようになつているとともに、この移動機6
に本発明の機体に該当するブーム8を設け、このブーム
8はモータ9によつて矢印Y方向へ移動されるように構
成されている。上記各モータ7,9はそれぞれ回転数を
数値制御されるようになつており、移動機6のX方向お
よびブーム8のY方向の移動距離および速度がコントロ
ールされ、ブーム8の先端に設けられたヘッド部10は
これらX方向およびY方向の合成方向に沿う距離および
速度に対応して、同一平面内を上記数値制御にもとづい
て移動される。なおヘッド部10の移動は、部品供給装
置4と搬送装置3上における被組付部材22との間であ
る。しかして上記ヘッド部10は以下のように構成され
ている。つまり、11はブーム8の先端に設けられたガ
イドプレートであり、このガイドプレー口1には摺動板
12が昇降動可能に取り付けられている。この摺動板1
2は、ガイドプレート11の上面に装着したエアーシリ
ンダ13に駆動されて昇降動されるようになつている。
上記摺動板12には、第2図に示される押圧スリーブ1
4が一体的に設けられている。この押圧スリーブ14の
外周面下端には壊状のホルダー15が昇降フ動自在に摺
接嵌合されており、このホルダー15は、押圧スリーブ
14の外周面に巻装されたコイルばね16によつて常時
下向きに押圧付勢されていて、この付勢によつてホルダ
ー15の下端は押圧スリーブ14の下端よりも下方に突
出されている。
上記押圧スリーブ14の側壁には、ストッパピン17,
17が突設されており、これらストッパピン17,17
は上記ホルダー15の側壁に形成した上下方向に長孔を
なすカイト孔18,18に摺動可能に嵌入している。し
たがつてホルダー15はこれらガイド孔18,18とス
トッパピン17,17との摺動変位範囲内で押圧スリー
ブ14に対して昇降変位できるようになつている。なお
19,19は上記ストッパピン17,17をロックする
ロックねじである。そして上記ホルダー15の内径は、
弾性部品としてのオイルシール20の外径と所定の締代
をなして対向するように形成されていて、オイルシール
20が弾性変形してその外周面が弾着できるようになつ
ている。また押圧スリーブ14の下端面は後述するが押
圧面21をなしているものである。一方、被組付部材搬
送装置3は、以下のように構成されている。
すなわち被組付部材はたとえばエンジンのミッションケ
ース22であり、第5図に示されるように予め駆動軸2
3を軸受24によつてケース22に組み込んであり、こ
の駆動軸23が突出される箇所にオイルシール収納部2
5を形成してあるものである。このようなミッションケ
ース22は、オイルシール収納部25の開口面を上向き
にしてパレット26に固定されている。このパレット2
6はブーム8と直交する方向に沿つてベッド1上に設け
られたレール27,27上を、たとlばチェーン28,
28などの走行体によつて矢印A方向へ間欠的に移動さ
れるようになつており、ブーム8と対向する位置で停止
されるようになつている。また部品供給装置4について
説明すれば、第3図に示されるように30は供給台本体
であり、この供給体本体30の上面にはオイルシール2
0を位置決め停止させる凹部31が形成されている。
そしてこの凹部31にはシュート32が連接されており
、このシュート32の案内溝33は凹部31に連らなつ
ている。このシュート32にはオイルシール20・・・
が順次送られてきて、このオイルシール20は上記供給
台本体30の凹部31に停止される。しかして上記供給
台本体30には押出機構34が設けられ、この押出機構
34はピストン35の先端に押出棒36を形成して構成
されている。上記ピストン35は供給台本体30に形成
したシリンダ37内を摺動するように形成され、このシ
リンダ37はエアー出入口38によつて図示しないコン
プレッサなどのエアー供給源および切換弁に連通されて
いる。またピストン35は供給台本体30内に設けられ
たコイルばね39によつて常時押圧付勢されており、シ
リンダ37内のエアー圧を解放するとこのピストン35
はコイルばね35によつて押し下げられるものである。
しかして、押出棒36の上面は凹部31の底面をなして
おり、この上に載せられたオイルシール20を供給台本
体30の上面よりも高い位置まで押し上げることができ
るようになつている。そしてこの押出棒36の外径は前
記ホルダー15の内径と略等しく、好ましくはホルダー
15の内径よりも小さく形成されている。このような構
成による第1実施例の作用につき説明する。
数値制御駆動装置2の各モータ7および9を作動させて
ブーム8先端に設けたヘッド部10を部品供給装置4の
真上に移動させる。
つまり押圧スリーブ14を水平移動させてこの押圧スリ
ーブ14を供給台本体30の凹部31に正対させる。こ
の状態でエアーシリンダ13を作動させ、摺動板12を
介して押圧スリーブ14を下降させ、ホルダ−15の下
端開口面を供給台本体30の上面に近接させる。ついで
第4図のように供給台本体30のシリンダ37に圧力エ
アーを供給し、このエアー圧によつてピストン35を上
昇させる。すると押出棒36が一体に突き出され、この
押出棒36上に載つているオイルシール20が上昇され
る。このオイルシール20はホルダー15内に挿入され
、ホルダー15とオイルシール20とは適宜な締代をな
して形成されているのでオイルシール20は弾性変形し
てホルダ−15内に進入し、その弾性復帰による復原力
でホルダー15の内面に弾着される。ついで、エアーシ
リンダ13によつて押圧スリーブ14を上昇させ、かつ
供給台本体30におけるシリンダ37のエアー圧を除去
する。するとホルダー15は内面にオイルシール20を
弾着保持して上昇され、また押出棒36はコイルばね3
9によつて降下されるので、この押出棒36は凹部31
内に没入し、押出棒36の上面がシュート32の案内溝
33底面と合致すると、次のオイルシール20が押出棒
36上面に進出して待機する。一方、押圧スリーブ14
が上昇されると、モータ7および9の作動により、この
押圧スリーブ14は被組付部材、つまりミッションケー
ス22の駆動軸23の真上に水平移動される。そして再
びエアーシリンダ13を作動させて押圧スリーブ14を
下降させる。押圧スリーブ14の下降にともなつて第6
図のごとくホルダー15がミッションケース22のオイ
ルシール収納部25開口縁に当るとホルダー15は下降
を停止される。しかしながら押圧スリーブ14は下降を
続ける。しかしてホルダー15は押圧スリーブ14に対
して摺動可能に取着されているため、ホルダー15がミ
ッションケース22に当ると、押圧スリーブ14がこの
ホルダー15に対して相対的に下降変位し、このため押
圧スリーブ14の押圧面21が進出してオイルシール2
0の上面を押す。このためオイルシール20は押圧スリ
ーブ14に押されてホルダー15から離脱し、オイルシ
ール収納部25に押し込まれる。そしてさらに押圧スリ
ーブ14が降下するとオイルシール20はこの押圧面2
1に押圧されてオイルシール収納部25の奥まで圧入さ
れることになる。しかるのち押圧スリーブ14を上昇復
帰させ、ホルダー15がミッションケース22の上面か
ら離れると、ホルダー15はコイルばね16によつて押
されて押圧スリーブ14の下端押圧面21よりも下方へ
突出される。
したがつて再び部品供給装置4へ移動されるものである
。このような第1実施例によれば、押圧スリーブ14に
摺動可能に設けたホルダー15に対してオイルシール2
0が弾性係着して保持されるので、この保持状態で部品
供給装置4から搬送装置3上のミッションケース22へ
移動することができる。
そしてミッションケース22上へくると、押圧スリーブ
14がホルダー15に対して相対的に進出することによ
つてこのホルダー15に弾着しているオイルシール20
を押し出してミッションケース22へ渡し、しかるのち
この押圧スリーブ14がオイルシール20をオイルシー
ル収納部25へ圧入させるので、オイルシールの組付作
業が連続して行え、作業能率が向上する。またこの装置
は、ブーム8の先端に昇降動可能に取り付けられた押圧
スリーブ14に、ホルダー15を装着したので構成はす
こぶる簡単である。なお上記実施例にあつては、オイル
シール20をミッションケース22に組付ける場合につ
いて説明したが、この第1実施例の場合にはオイルシー
ルに限らず、Oリングやゴム製キャップなどのような外
形が円形をなす弾性部品には適用できるものである。
以上の説明は第1の発明に係る実施例であるが、第2の
発明に係る実施例について第7図ないし第9図に示され
る第2実施例にもとづき説明する。
すなわちこのものは前記第1実施例における押圧スリー
ブ14内に案内ピストン40を設けたもので、この案内
ピストン40は押圧スリーブ14内に摺動可能に妖入さ
れ、コイルばね41によつて常時下方へ押圧付勢されて
いる。この案内ピストン40はホルダー15よりも突出
するガイドロッド42を備え、このガイドロッド42の
外径はミッションケース22に設けた1駆動軸23の外
径に合致するかまたは若干大きくてもよい。なおホルダ
ー15は押圧スリーブ14の係止鍔14aによつて下降
量を規制されるようになつていて、前記実施例のストッ
パピン17,17に代る設計変更がなされている。また
43は上記コイルばね41および16を支持するばね受
け体であり、押圧スリーブ14に螺合被冠されている。
しかしてこのような構成によれば、押圧スリーブ14を
部品供給装置4の凹部31真上に移動させて押圧スリー
ブ14を下降させると第8図のようにガイドロッド42
はオイルシール20のリップ部20bを拡張したのち孔
20a内を貫通して押出棒36の上面に当る。
この状態で押出棒36,でオイルシール20を突き上げ
てやると、オイルシール20はホルダー15内に弾着し
、かつこのオイルシール20の内周面に形成されている
リップ部20bはガイドロッド42に摺接案内されてこ
れに弾接する。つぎに押圧スリーブ14を移動させミッ
ションケース22の駆動軸23に対向する位置で下降さ
せると、ガイドロッド42の下端はホルダー15下端よ
りも突出しているのでガイドロッド42はフ駆動軸23
の上面に当る。
この状態でさらに押圧スリーブ14を降下させると、押
圧スリーブ14がオイルシール20を押し下げることに
なり、この際オイルシール20のリップ部20bはガイ
ドロッド42に案内されてこのガイドロッド42から駆
動軸23へと摺接移動する。この場合、ガイドロッド4
2は駆動軸23と同一外径を有するのでリップ部20b
がめくれるなどの不具合がなく円滑に駆動軸23に嵌入
するものである。なおガイドロッド42の外径を若干量
だけ駆動軸23の径より大きくしておけば、ガイドロッ
ド42を駆動軸23に当接させたとき微量な中心ずれを
生じた場合でもオイルシール20のリップ部20bがめ
くれることなく駆動軸23へ挿通させることができる。
このようなめくれ防止のためのガイド構造としては上記
第7図ないし第9図の第2実施例に制約されることなく
、たとえば第10図ないし第13図のような第3実施例
のようにしてもよい。
すなわち第10図中、101は押圧スリーブであり、こ
の押圧スリーブ101は下端開口面が押圧面102をな
しているとともに内部にシリンダ103を形成してある
。このシリンダ103内には下端が開口した筒状のガイ
ド兼ホルダー104が摺動自在に嵌挿されている。なお
、このホルダー104の外径はオイルシール20の孔2
0a径よりもわずかに大きく、かつミッションケース2
2の,駆動軸23よりもわずかに大きく形成されていて
、オイルシール20のリップ部20bが弾着できるよう
になつている。またこのホルダー104の内部は上記駆
動軸23が嵌入できる導入孔105をなしている。また
106はエアー出入口であり、図示しない切換弁を介し
てコンプレッサなどの圧力空気供給機に接続されている
。一方、部品供給装置4における供給台本体30には、
押圧機構34に代つて、第11図のようにオイルシール
拡張用ピストン107がシリンダ37内に設けられ、こ
のピストン107には拡張用ロッド108が突設されて
いる。この拡張用ロッド108の外径は上記ホルダー1
04の外径に合致するように形成されている。しかして
このような構成によれば、第12図aのように押圧スリ
ーブ101を下降させて供給台本体30の凹部31上に
位置しているオイルシール20の上面に押圧面102を
当接させる。
この状態で供給台本体30のシリンダ37に圧力エアー
を送り込んでオイルシール拡張用ピストン107を第1
2図bのように上昇させる。すると、拡張用ロッド10
8がオイルシール20の孔20a内を貫通し、このロッ
ド108の先端がホルダー104の開口面に合致する。
このとき、オイルシール20のリップ部20bはこのロ
ッド108によつて拡張変形される。しかるのち、供給
台本体30のシリンダ37内の圧力エアーを解放すると
ともに、押圧スリーブ101のシリンダ103内へ圧力
エアーを送り込む。
すると第12図cのように、ホルダー104がエアーに
押されて下降し、この下降に伴つて上記拡張ロッド10
8を一体的に押し下げる。この際ロッド108およびホ
ルダー104は、オイルシール20のリップ部20bを
拡張したままこのリップ部20bを摺動して下降する。
よつてオイルシール20の孔20a内にはロッド108
に代つてホルダー104が進入し、オイルシール20は
そのリップ部20bが拡張されることによる弾性復元力
によつてホルダー104の外周面に弾着することになる
。このようにしてホルダー104を突出させかつ外周面
にオイルシール20を嵌着させた押圧スリーブ101は
第12図dのように、部品供給台本体30から離れて上
昇し、第13図のようにミッションケース22の真上に
移動される。
この状態で押圧スリーブ101におけるシリンダ103
内の圧力エアーを解放し、押圧スリーブ101を降下さ
せる。すると、駆動軸23がホルダー104の導入孔1
05内に案内されてこの駆動軸23の上端はホルダー1
04の頂面に当る。このため押圧スリーブ101を下降
してもホルダー104の下降が停止され、よつてオイル
シール20は押圧スリーブ101の押圧面102によつ
て押し下けられる。よつてオイルシール20はホルダー
104から駆動軸23へ移される。この際、駆動軸23
の径はホルダー104の外径よりも小さいので、オイル
シール20がホルダー104から駆動軸23へ移るとき
に、リップ部20bのめくれを生じることがない。また
第13図のように駆動軸23に溝23aなどが形成され
ていても、この駆動軸23はホルダー104に被冠され
るから、オノイルシール20がこの溝23aに引掛つて
めくれを生じるなどの不具合も防止されるものである。
なお、第2実施例および第3実施例ともガイド部材を押
圧スリーブに組み込んだ場合について説明したが、第1
4図に示される第4実施例のように、駆動軸23にガイ
ド201を被冠するようにしてもよい。つまりこのガイ
ド201は駆動軸23の上端に被着され、上部がテーパ
面202をなしている。したがつて押圧スリーブ203
に押されて下降するオイルシール20は、テーパ面20
2を通過する途中でそのリップ部20bが拡張されこの
ガイド201から駆動軸23へ移るとき、ガイド201
の外径が駆動軸23の径よりも大きいのでリップ部20
bがめくれることはない。なお、第2実施例ないし第4
実施例においてはオイルシールに適用して説明したが、
Oリングなどであつてもよく、要するに環状のゴム部材
つまり弾性部材であれば実施できる。以上詳述した第1
の発明は、弾性部品供給装置と被組付部材との間を移動
する機体に押圧スリーブを摺動可能に設けるとともにこ
の押圧スリーブにホルダーを摺動可能に設け、弾性部品
の弾性復元力を利用してこの部品をホルダーに弾着保持
させ、被組付部材に対応した位置で押圧スリーブをホル
ダーに対して相対的に進出させることによつてホルダー
に弾着している部品を外し、かつこの押圧スリーブでこ
の部品を被組付部材へ圧入するようにしたものである。
したがつてこのものによると、弾性部品の弾力を利用し
てホルダーに支持させるので、部品の受け渡しが容易に
行えるとともに、押圧スリーブとホルダーとの相対的変
位によつて部品をホルダーから外せることになり、しか
も押圧スリーブで部品を被組付部材へ圧入するので、比
較的簡単な構成の単一の装置で連続した一連の組付作業
が行え、構造および作業能率上においてきわめて有効で
ある。また第2の発明は、部品が環状弾性部材の場合に
は、被組付部材への挿入に際してガイド部材を使用する
ようにしたので、部品がめくれやねじりを生じることが
なくなり、かつ被組付部材と押圧スリーブとの間で噛み
込むなどの不具合も防止できて部品の損傷を未然に防ぎ
、かつ部品の組み込みが円滑かつ確実に行えるなどの利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの発明の第1の実施例を示し、
第1図は全体の概略的配置を示す斜視図、第2図は押圧
スリーブおよびホルダーの構造を示す断面図、第3図は
部品供給装置の断面図、第4図は部品をホルダーに支持
させる状態の説明図、第5図は被組付部材の断面図、第
6図はホルダーから被組付部材へ部品を組み込む状態を
示す説明図、第7図ないし第9図はこの発明の第2実施
例を示すもので、第7図は押圧スリーブとホルダーおよ
びガイドロッドとの構造を示す断面図、第8図は部品を
ホルダーに支持させる状態を示す説明図、第9図はホル
ダーから被組付部材へ部品を嵌入する状態を示す説明図
、第10図ないし第13図はこの発明の第3実施例を示
し、第10図は押圧スリーブとホルダーとの構造を示す
断面図、第11図は部品供給装置の断面図、第12図a
ないしdは部品をホルダーに支持させる状態を順を追つ
て示す説明図、第13図はホルダーから被組付部材へ部
品を組み込む状態を示す説明図、第14図は第4実施例
を示しホルダーから被組付部材へ部品を組み込む状態を
示す説明図である。 2・・・・・・数値制御駆動装置、3・・・・・・被組
付部材搬送装置、4・・・・・・部品供給装置、8・・
・・・・ブーム(機体)、10・・・・・・ヘッド部、
11・・・・・・ガイドプレート、12・・・・・・摺
動板、13・・・・・・エアーシリンダ、14・・・・
・・押圧スリーブ、15・・・・・・ホルダー、16・
・・・・・コイルばね、20・・・・・・オイルシール
(弾性部品、環状弾性部品)、20b・・・・・・オイ
ルシールのリップ部、22・・・・・・ミッションケー
ス(被組付部材)、23・・・・・・駆動軸(被組付部
材)、25・・・・・・オイルシール収納部(被組付部
材)、34・・・・・・押出機構、40・・・・・・案
内ピストン、42・・・・・・ガイドロッド、101・
・・・・・押圧スリーブ、104・・・・・・ガイド兼
ホルダー、107・・・・・・オイルシール拡張用ピス
トン、201・・・・・・ガイド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 弾性部品を供給する装置と被組付部材との間を移動
    する機体に押圧スリーブを摺動可能に取り付けるととも
    にこの押圧スリーブに上記弾性部材が嵌合弾着するホル
    ダーを摺動可能に設け、上記弾性部材をホルダーに弾着
    保持させたのち機体を被組付部材へ移動させ、押圧スリ
    ーブをホルダーに対して相対的に進出させることによつ
    て上記部品をホルダーから離脱させかつ被組付部材へ圧
    入させるようにしたことを特徴とする弾性部品の組付装
    置。 2 環状をなす弾性部品を供給する装置と被組付部材と
    の間を移動する機体に押圧スリーブを摺動可能に取り付
    けるとともにこの押圧スリーブに上記弾性部材の内面ま
    たは外面が嵌合弾着するホルダーを摺動可能に設け、上
    記環状弾性部材をホルダーに弾着保持させたのち機体を
    被組付部材へ移動させ、押圧スリーブをホルダーに対し
    て相対的に進出させることによつて上記部品をホルダー
    から離脱させかつ被組付部材へ圧入させるようにし、し
    かも上記部品を被組付部材へ圧入させる際に部品を被組
    付部材へ摺動案内するガイド部材を備えることを特徴と
    する弾性部品の組付装置。 3 上記ホルダーは押圧スリーブの外側に設けられて環
    状弾性部品の外周面が弾着するようにし、かつこの押圧
    スリーブ内に前記ガイド部材を摺動可能に設けたことを
    特徴とする前記特許請求の範囲第2項記載における弾性
    部品の組付装置。 4 上記ホルダーは押圧スリーブの内側に設けられて環
    状弾性部品の内周面が弾着するようにし、このホルダー
    は前記ガイド部材を兼用していることを特徴とする前記
    特許請求の範囲第2項記載の弾性部品の組付装置。
JP15151177A 1977-12-16 1977-12-16 弾性部品の組付装置 Expired JPS5911415B2 (ja)

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