JPH0518064Y2 - - Google Patents

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JPH0518064Y2
JPH0518064Y2 JP1987066604U JP6660487U JPH0518064Y2 JP H0518064 Y2 JPH0518064 Y2 JP H0518064Y2 JP 1987066604 U JP1987066604 U JP 1987066604U JP 6660487 U JP6660487 U JP 6660487U JP H0518064 Y2 JPH0518064 Y2 JP H0518064Y2
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JP
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slide shaft
head
locking pawl
guide
tip
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JP1987066604U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はワークに所定の形状をした部品を取付
けるためにこの部品の内側を保持する部品保持装
置に関する。
〔従来の技術〕
このように、部品を保持してワークにこれを運
ぶようにしたものは最近になつて多種類のものが
提案されている。この中で最も一般的に普及して
いるものに、対向する一対の爪を設けてこれで外
形を挾持するようにしたものがあり、筒状の部品
を保持する場合は、この保持爪を部品の穴に入れ
た後、外方へ開いて部品の内面に作用するように
している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような装置を使用して部品
を保持した場合、部品が柔軟性を有していると、
部品がこの保持力により変形するとともに確実に
保持されない。また、このような装置において
は、保持力を比較的大きくする必要があり、この
ため、部品に損傷を与えることがある等の問題点
を有している。これら問題点を解決するため、各
種の工夫がなされているが、なかでも部品を保持
する保持爪に係止部を設けて部品の突出部あるい
は端面を係止するようにしたものが一般的であ
る。しかしながら、これら保持爪で部品を保持す
る場合、部品の損傷は防止できるものの、係止部
を設けている関係で、部品の離脱が不確実とな
り、新たな問題が生じている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決することを目的とす
るもので、支持台10にピストンシリンダ11と
このピストンシリンダ11に平行で下方に頭部3
1を持つスリーブ30を取付けたガイド部材12
を固定し、 このスリーブ30に軸方向に摺動自在でかつこ
れに対して相対移動自在であるとともに前記ピス
トンシリンダ11のロツド11aに一端が固定さ
れたスライド軸20を貫挿して設け、 さらに、前記スリーブ30の頭部31に円周方
向の等分された位置でスライド軸20を囲むよう
にガイドレバー32を固定し、 このガイドレバー32に筒状でかつ一方が内方
に突出した環状縁61を有する部品60を保持す
る突起41を持つ係止爪40を揺動自在にかつ後
端が内方へ突出するよう常時弾力付勢して配置す
る。
また、前記スライド軸20の先端に頭部21を
設け、この頭部21の前記係止爪40に対応した
位置に係止爪40が移動自在なガイド溝23を設
け、このガイド溝23の後部に係止爪40の後部
に当接して係止爪40の先端を開閉する傾面23
aを設ける一方、 この頭部21の端面にスライド軸20前進時に
部品60に当接するガイド面22を設ける。
〔作用〕
部品60が環状縁61を上にしてあらかじめ供
給されてから支持台10が下降すると、部品60
の環状縁61内にスライド軸20の先端が入る。
この時、係止爪40はこの環状縁61により一
旦、先端が内側に回動した後、突起41が環状縁
61を通過すると、直ちにガイドばね43の作用
により元の状態に戻る。これによりこの部品60
は係止爪40で係止される。一方、この部品60
は係止爪40で保持されるまでの間にスライド軸
20の先端のガイド面22によりスライド軸20
の中心に一致するようになつているから部品60
の中心がスライド軸20の中心に常時一致する。
このようにして保持された部品60が所定位置に
運ばれると、ピストンシリンダ11が作動し、前
記スライド軸20は前進して、係止爪40の後部
をガイド溝23の斜面23aが押すから全ての係
止爪40は先端が内側へ回動し、続いてスライド
軸20の先端の頭部21が部品60を突き出すか
ら、部品60はこの保持装置から離れる。この
後、ピストンシリンダ11が逆動して、スライド
軸20は後退するから係止爪40は元の状態に復
帰する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。第5図において、1はベース2上に直立固定
された支柱3に水平固定したアーム4に沿い往復
動自在な移動ブロツクであり、この移動ブロツク
1には所定位置において、昇降動自在な支持台1
0を先端に固定したガイド軸5が設けられてい
る。前記移動ブロツク1が後退した時の所定位置
にはベース2に固定した部品供給ユニツト6から
整列供給された部品60が位置決めされる部品分
離台7が配置されている。一方、この移動ブロツ
ク1の前進位置には、部品60を取付けるワーク
9を位置決めする作業台8が固定されている。
また、前記支持台10には第1図に示すよう
に、ピストンシリンダ11が固定しており、この
ピストンシリンダ11のロツド11aはこれに平
行に配置されているスライド軸20の後端に固定
されている。このスライド軸20は前記支持台1
0に固定したガイド部材12に取付けたスリーブ
30に摺動自在に貫挿してあり、このスリーブ3
0の先端には、前記スライド軸20の先端に形成
された頭部21が位置している。この頭部21に
は先端にテーパ面及び平面を有するガイド面22
が形成してあり、この頭部21には第2図に示す
ように、円周方向において等分された位置に軸方
向に複数条のガイド溝23が形成されている。こ
のガイド溝23はこの実施例では3条としたが、
何もこれに限定するものではなく、3条以上であ
れば、この部品60の位置決めが簡単にできる。
更に、前記スリーブ30の先端頭部31には、
ガイドレバー32が前記スライド軸20のガイド
溝23に対応して固定してあり、このガイドレバ
ー32の先端には前記ガイド溝23に嵌装されか
つ揺動自在な係止爪40が軸支されている。この
係止爪40の先端には外側に突起41が形成して
あり、先端が内側に突出するようガイドばね43
で常時弾力付勢されている。また、前記ガイド溝
23の後部には斜面23aが形成してあり、この
斜面23aはスリーブ30に対してスライド軸2
0が前進した時、前記係止爪40の後端に形成さ
れた斜面42に摺接して先端が内側に回動するよ
うになつている。
一方、前記ピストンシリンダ11のロツド11
aとスライド軸20を連結している連結部材13
にはこのスライド軸20の移動量を前記ガイド部
材12との間で調整するストツパ部材14が位置
調整自在に取付られている。このガイド部材12
に固定されたスリーブ30にはカバー50が外挿
してあり、このカバー50はスリーブ30の頭部
31により係止されている。このカバー50とガ
イド部材12との間には緩衝ばね51が巻設して
あり、これにより前記係止爪40が常時カバー5
0内に内蔵されるようになつている。
次にこの実施例の動作を説明する。部品供給ユ
ニツト6から整列供給された部品60が部品分離
台7上にあらかじめ整列供給されてから、スター
ト信号が入ると、支持台10が下降する。これに
より部品60内に係止爪40の先端が入り、部品
60は第3図に示すように、スライド軸20の先
端と係止爪40との間に位置決め保持される。こ
のようにして、部品60が保持されると、支持台
10は上昇し、これと同時に移動ブロツク1はあ
らかじめ設定された所定位置まで前進し、ワーク
9の直上に達する。
続いて、支持台10は下降を開始し、第4図に
示すように、ワーク9にカバー50の先端が当接
すると、この位置で支持台10は下降を停止す
る。そして、ピストンシリンダ11が縮退動作
し、ロツド11aが下降するから、スライド軸2
0も下降し、先端のガイド溝22の斜面23aが
係止爪40の斜面42に摺接し、係止爪40は先
端が内側へ回動される。これにより、部品60の
環状縁61から係止爪40の突起41が外れるか
ら、これと同時にスライド軸20の先端の頭部2
1で部品60は前方へ突き出され、部品60は所
定位置に載置される。
この後、ピストンシリンダ11が伸長し、ロツ
ク11aが上昇すると、スライド軸20も上昇す
るから係止爪40はガイドばね43により逆方向
へ回動し、第1図に示すように元へ戻る。これと
ともに支持台10も上昇し、スリーブ30の頭部
31に前記カバー50が係止されて一斉に上昇す
るとともに部品分離台7の位置まで後退する。そ
して次の部品60を保持して以上の動作が繰り返
される。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明した実施例から明らかなよう
に、シリンダの作動にともなつて移動するスライ
ド軸先端に頭部を設け、この頭部に部品を保持す
る突起を持つ係止爪に対応してガイド溝を設け、
このガイド溝の後部に係止爪に当接する傾面を設
けて係止爪を開閉するとともに、頭部の端面に部
品に当接するガイド面を設けているため、部品の
離脱の際に部品を強制的に係止爪から離脱させる
ことができ、確実に部品を係止爪から離脱させ、
所定の位置に部品供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示す正面断面図、第2
図は第1図の拡大底面図、第3図は先端に部品を
保持した状態を示す第1図と同様の正面断面図、
第4図は部品をワークに供給した状態を示す正面
断面図、第5図は本考案の一実施例を示す全体側
面図である。 1は移動ブロツク、2はベース、3は支柱、4
はアーム、5はガイド軸、6は部品供給ユニツ
ト、7は部品分離台、8は作業台、9はワーク、
10は支持台、11はピストンシリンダ、11a
はロツド、12はガイド部材、13は連結部材、
14はストツパ部材、20はスライド軸、21は
頭部、22はガイド面、23はガイド溝、23a
は斜面、30はスリーブ、31は頭部、32はガ
イドレバー、40は係止爪、41は突起、42は
斜面、43はガイドばね、50はカバー、51は
緩衝ばね、60は部品、61は環状縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 支持台10にピストンシリンダ11とこのピス
    トンシリンダ11に平行で下方に頭部31を持つ
    スリーブ30を取付けたガイド部材12を固定
    し、 このスリーブ30に軸方向に摺動自在でかつこ
    れに対して相対移動自在であるとともに前記ピス
    トンシリンダ11のロツド11aに一端が固定さ
    れたスライド軸20を貫挿して設け、 さらに、前記スリーブ30の頭部31に円周方
    向の等分された位置でスライド軸20を囲むよう
    にガイドレバー32を固定し、 このガイドレバー32に筒状でかつ一方が内方
    に突出した環状縁61を有する部品60を保持す
    る突起41を持つ係止爪40を揺動自在にかつ後
    端が内方へ突出するよう常時弾力付勢して配置す
    る一方、前記スライド軸20をこの係止爪40の
    後端に当接させその先端が開くように位置させ、
    前記スライド軸20の後退にともなつて係止爪4
    0の突起41により環状縁61を係止して部品6
    0を保持する部品の保持装置において、 スライド軸20の先端に頭部21を設け、この
    頭部21の前記係止爪40に対応した位置に係止
    爪40が移動自在なガイド溝23を設け、このガ
    イド溝23の後部に係止爪40の後部に当接して
    係止爪40の先端を開閉する傾面23aを設ける
    一方、 この頭部21の端面にスライド軸20前進時に
    部品60に当接するガイド面22を設けたことを
    特徴とする部品の保持装置。
JP1987066604U 1987-04-30 1987-04-30 Expired - Lifetime JPH0518064Y2 (ja)

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JP1987066604U JPH0518064Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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JP1987066604U JPH0518064Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS63172590U JPS63172590U (ja) 1988-11-09
JPH0518064Y2 true JPH0518064Y2 (ja) 1993-05-13

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ID=30904765

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JPS513355U (ja) * 1974-06-24 1976-01-12

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JPS5170874U (ja) * 1974-11-29 1976-06-04

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JPS513355U (ja) * 1974-06-24 1976-01-12

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