JPS59110649A - α−ビニルプロピオン酸エステルの製法 - Google Patents
α−ビニルプロピオン酸エステルの製法Info
- Publication number
- JPS59110649A JPS59110649A JP58223394A JP22339483A JPS59110649A JP S59110649 A JPS59110649 A JP S59110649A JP 58223394 A JP58223394 A JP 58223394A JP 22339483 A JP22339483 A JP 22339483A JP S59110649 A JPS59110649 A JP S59110649A
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- Japan
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- ester
- acid ester
- solution
- acid
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- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
- C07C69/52—Esters of acyclic unsaturated carboxylic acids having the esterified carboxyl group bound to an acyclic carbon atom
- C07C69/533—Monocarboxylic acid esters having only one carbon-to-carbon double bond
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、入手しゃすいα−ビニルプロピオニトリルか
らα−ビニルプロピオン酸エステルを製造するための簡
単な方法に関する。
らα−ビニルプロピオン酸エステルを製造するための簡
単な方法に関する。
α−ビニルプロピオン酸エステルは、ハロゲン付加及び
脱・・ロゲン化水素により、容易にγ−ハロゲンチグリ
ン酸エステルに変えられ、このものは対応するトリアリ
ールホスホニラ12塩の形でテルペン化学上貴重なC5
−要素である。
脱・・ロゲン化水素により、容易にγ−ハロゲンチグリ
ン酸エステルに変えられ、このものは対応するトリアリ
ールホスホニラ12塩の形でテルペン化学上貴重なC5
−要素である。
従来α−ビニルプロピオン酸エステルの生成は、光学異
性体化の生成物としてのみ既知であった(テトラヘドロ
ン・レターズ49巻1973年4889〜92頁参照)
。
性体化の生成物としてのみ既知であった(テトラヘドロ
ン・レターズ49巻1973年4889〜92頁参照)
。
しかしこのエステルの製造には、なお製造上の大きい関
心が寄せられている。なぜならば前記のように、このも
のからγ−ハロゲンチグリン酸エステルが得られるから
である。
心が寄せられている。なぜならば前記のように、このも
のからγ−ハロゲンチグリン酸エステルが得られるから
である。
α−ビニル乳酸エステルカラγ−ハロケンチグリン酸エ
ステルを製造しうろことは既知である。しかし後者は経
済上、ドイツ特許出願公開2852343号明細書の方
法により、有毒なメチルビニルケトンと青酸との反応、
次いでニトリルをエステル基に変えることによつ−ての
み製造が可能である。
ステルを製造しうろことは既知である。しかし後者は経
済上、ドイツ特許出願公開2852343号明細書の方
法により、有毒なメチルビニルケトンと青酸との反応、
次いでニトリルをエステル基に変えることによつ−ての
み製造が可能である。
したがって本発明の課題は、工業的に入手しやすい出発
物質から、γ−ハロゲンチクリ・ン酸エステルの簡単な
製法を開発することであった3本発明者らはこの課題が
、γ−ノ・ロゲンチグリン酸エステルに変えうるα−ビ
ニルプロピオン酸エステルを簡単に合成することにより
解決されることを見出した。すなわちα−ビニルプロピ
オニトリルが低分子アルコール中の塩化水素溶液により
、好収率で対応するα−ビニルプロピオン酸エステルに
変えうろことが見出された。
物質から、γ−ハロゲンチクリ・ン酸エステルの簡単な
製法を開発することであった3本発明者らはこの課題が
、γ−ノ・ロゲンチグリン酸エステルに変えうるα−ビ
ニルプロピオン酸エステルを簡単に合成することにより
解決されることを見出した。すなわちα−ビニルプロピ
オニトリルが低分子アルコール中の塩化水素溶液により
、好収率で対応するα−ビニルプロピオン酸エステルに
変えうろことが見出された。
この「ピンナー反応」の円滑な経過は予想外であった。
なぜならば強塩酸性のアルコール媒質のために、二重結
合におけるHCI付加と共役二重結合のエステルカルボ
ニル基への移行による異性化とが予想されたからである
。
合におけるHCI付加と共役二重結合のエステルカルボ
ニル基への移行による異性化とが予想されたからである
。
本反応は、ピンナー反応について自体既知の条件下に行
われる。すなわちHCIガスを、低分子アルコール好ま
しくは1〜4個の炭素原子を有するアルコールに溶解し
、この溶液を用いてα−ビニルプロピオニトリルヲ、
−15〜+50°C好ましくは0〜20℃で処理する。
われる。すなわちHCIガスを、低分子アルコール好ま
しくは1〜4個の炭素原子を有するアルコールに溶解し
、この溶液を用いてα−ビニルプロピオニトリルヲ、
−15〜+50°C好ましくは0〜20℃で処理する。
塩化水素のアルコール中の濃度は、15重量%ないし飽
和が好ましく、塩化水素のアルコール溶液カα−ビニル
プロピオニトリルの1モル当り(塩化水素に関して)、
1.5〜10モルの量で用いられる。
和が好ましく、塩化水素のアルコール溶液カα−ビニル
プロピオニトリルの1モル当り(塩化水素に関して)、
1.5〜10モルの量で用いられる。
アルコールとしては特にメタノール及びエタノールが用
いられる。しかしn−ブタノールとn−プロパツールも
同程度に好ましい。
いられる。しかしn−ブタノールとn−プロパツールも
同程度に好ましい。
通常は詳細には、α−ビニルプロピオニトリルを当該ア
ルコール中の塩化水素溶液に滴加し、数時間ないし1日
間で反応を完結させる。次いで加水分解のため混合物を
氷上に注加する。
ルコール中の塩化水素溶液に滴加し、数時間ないし1日
間で反応を完結させる。次いで加水分解のため混合物を
氷上に注加する。
混合物を例えば炭酸す) IJウム水溶液でアルカリ性
にしたのち、α−ビニルプロピオン酸エステルをエーテ
ル又は塩化メチレンで抽出する。
にしたのち、α−ビニルプロピオン酸エステルをエーテ
ル又は塩化メチレンで抽出する。
副生成物を分離するためには、有機相を希薄鉱酸で洗浄
することが好ましい。α−ビニルプロピオン酸エステル
は、有機相を蒸発濃縮して蒸留することにより単離され
る。
することが好ましい。α−ビニルプロピオン酸エステル
は、有機相を蒸発濃縮して蒸留することにより単離され
る。
こうして得られたα−ビニルプロピオン酸エステルは油
状であり、これを直接に次の反応に供することができる
。
状であり、これを直接に次の反応に供することができる
。
出発物質のα−ビニルプロピオニトリルは、例えば米国
特許3850973号明細書の方法に従い、ブタジェン
に青酸を付加することにより容易に入手しうる。したが
ってこのものは、ブタジェンに青酸を付加する方法によ
るアジポジニトリル製造の副生物でもある。
特許3850973号明細書の方法に従い、ブタジェン
に青酸を付加することにより容易に入手しうる。したが
ってこのものは、ブタジェンに青酸を付加する方法によ
るアジポジニトリル製造の副生物でもある。
本発明により得られるα−ビニルプロピオン酸エステル
は、簡単にハロゲン化して2−メチル−6,4−ジノ・
ロゲン酪酸エステルにすることができる。
は、簡単にハロゲン化して2−メチル−6,4−ジノ・
ロゲン酪酸エステルにすることができる。
対応する塩素化合物を製造するためには、不活性溶剤例
えばノ・ロゲン化炭化水素例えば四塩化炭素中のα−ビ
ニルプロピオン酸エステルの溶液に、塩素ガスを好まし
くは等モル量ないし10%ま・での過剰で吹込むか、あ
るいは前記溶液に等モル量で又はわずか過剰で塩素溶液
を滴加する。
えばノ・ロゲン化炭化水素例えば四塩化炭素中のα−ビ
ニルプロピオン酸エステルの溶液に、塩素ガスを好まし
くは等モル量ないし10%ま・での過剰で吹込むか、あ
るいは前記溶液に等モル量で又はわずか過剰で塩素溶液
を滴加する。
こうしてジクロルエステルが高収率で得られろ。
た等モル量の臭素を滴加することにより得られる。臭化
物も良好な収率と蒸留による精製が不要な高純度で得ら
れる。
物も良好な収率と蒸留による精製が不要な高純度で得ら
れる。
2−メチル−6,4−ジノ10ゲン酪酸エステルの脱ハ
ロゲン化水素は好ましくは、このジノ・ロゲン化物をメ
タノール中のナトリウムメチラ−トにより又はエタノー
ル中のナトリウムエチラート1〜1,1モルを用いて5
0℃以下好ましくは0〜25℃で処理することにより行
われる。
ロゲン化水素は好ましくは、このジノ・ロゲン化物をメ
タノール中のナトリウムメチラ−トにより又はエタノー
ル中のナトリウムエチラート1〜1,1モルを用いて5
0℃以下好ましくは0〜25℃で処理することにより行
われる。
こうして得られるγ−ハロゲンチグリン酸エステルを、
それからトリアリールホスフィンを用いて得られる次式 (式中Arはアリール基、そしてXはハロゲン原子を意
味する)のホスホニウム塩の形て、テルペン誘導体の製
造のため使用することは、ドイツ特許出願公開P 32
44272号明細書に記載されている。
それからトリアリールホスフィンを用いて得られる次式 (式中Arはアリール基、そしてXはハロゲン原子を意
味する)のホスホニウム塩の形て、テルペン誘導体の製
造のため使用することは、ドイツ特許出願公開P 32
44272号明細書に記載されている。
実施例
1、シニルプロピオン酸エステル
エタノール中のHCIガス46%の溶液3o。
mlに、2−メチル−6−ブテンニトリル(75%)
40.5.9 (0,375モルに相当)を5℃で20
分間゛に商船する。混合物を0〜5°Cで1時間攪拌し
たのち、室温で一夜静置する。次いで混合物を氷250
g上に注加し、塩化メチレンで6回抽出し、抽出物をM
g5Q4上で乾燥し、1゜5 am Hg / 4 o
oCで蒸発濃縮する。原管により100 mm Hg/
135°Cで蒸留すると、残留物が14g得られる。
40.5.9 (0,375モルに相当)を5℃で20
分間゛に商船する。混合物を0〜5°Cで1時間攪拌し
たのち、室温で一夜静置する。次いで混合物を氷250
g上に注加し、塩化メチレンで6回抽出し、抽出物をM
g5Q4上で乾燥し、1゜5 am Hg / 4 o
oCで蒸発濃縮する。原管により100 mm Hg/
135°Cで蒸留すると、残留物が14g得られる。
収量は留出物1.56 g(α−ビニルプロピオン酸エ
ステルのガスクロマトグラフィによる含量82%−1,
28g−理論値の6%)である。
ステルのガスクロマトグラフィによる含量82%−1,
28g−理論値の6%)である。
水相を炭酸ナトリウムでアルカリ性となし、塩化メチレ
ンで6回抽出し、MgSO4上で乾燥し、105mmH
g/40℃で蒸発濃縮する。残留物をlN−HCl 1
00 mlに注加し、エーテルで6回抽出し、抽出物を
Mg5O,上で乾燥したのち蒸発濃縮する。98ミリバ
ール、73〜78℃で蒸留すると、93%のガスクロマ
トグラフィ純度を有する生成物が35.59(32,9
gに相当、全収率は理論値の68.7%)得られる。
ンで6回抽出し、MgSO4上で乾燥し、105mmH
g/40℃で蒸発濃縮する。残留物をlN−HCl 1
00 mlに注加し、エーテルで6回抽出し、抽出物を
Mg5O,上で乾燥したのち蒸発濃縮する。98ミリバ
ール、73〜78℃で蒸留すると、93%のガスクロマ
トグラフィ純度を有する生成物が35.59(32,9
gに相当、全収率は理論値の68.7%)得られる。
2、α−ビニルプロピオン酸メチルエステル2−メチル
−6−ブテンニトリル60.759(75%、0.56
3モルに相当)を、無水メタノール中のHCIを0℃で
飽和した溶液300 mlに0°Cで商船する。室温に
加温したのち、混合物を一夜攪拌する。次いで混合物を
氷上に注加し、飽和炭酸ナトリウム溶液でアルカリ性と
なし、塩化メチレンで抽出し、抽出物を食塩水で洗浄し
、MgSO4上で乾燥したのち蒸発濃縮する。
−6−ブテンニトリル60.759(75%、0.56
3モルに相当)を、無水メタノール中のHCIを0℃で
飽和した溶液300 mlに0°Cで商船する。室温に
加温したのち、混合物を一夜攪拌する。次いで混合物を
氷上に注加し、飽和炭酸ナトリウム溶液でアルカリ性と
なし、塩化メチレンで抽出し、抽出物を食塩水で洗浄し
、MgSO4上で乾燥したのち蒸発濃縮する。
85mmHg及び54〜57°Cで蒸留すると、92゜
6%のクロマトグラフイ純度を有する生成物が53.9
g(理論値の48.8%に相当)得られる。
6%のクロマトグラフイ純度を有する生成物が53.9
g(理論値の48.8%に相当)得られる。
3.2−メチル−3,4−ジクロル酪酸メチルエステル
四m化炭240 ml中のα−ビニルプロピオン酸メチ
ルエステル9.92 g(92,3%、80ミリモルに
相当)の溶液−に、四塩化炭素60m/+中の塩素5.
7 、!9 (80ミリモル)の浴液を0°Cで1時間
に商船し、混合物を室温で1時間攪拌する。次いで回転
蒸発器により溶剤を留去すると、残留物として澄明な液
体が147g得られる。
ルエステル9.92 g(92,3%、80ミリモルに
相当)の溶液−に、四塩化炭素60m/+中の塩素5.
7 、!9 (80ミリモル)の浴液を0°Cで1時間
に商船し、混合物を室温で1時間攪拌する。次いで回転
蒸発器により溶剤を留去すると、残留物として澄明な液
体が147g得られる。
このジクロリドの純度は96%(理論値の95゜4%に
相当)である。これはそのまま次の反応に用いられる。
相当)である。これはそのまま次の反応に用いられる。
4.2−メチル−3,4−ジクロル酪酸エチルエステル
α−ヒニルプロピオン酸エチルエステル8.9g(94
,8%、65.9ミリモルに相当)を四塩化炭素120
m5に溶解し、0〜+5°Cで1時間に塩素5.9 (
70ミ!Jモル)を吹き込む。混合物を室温となし、回
転蒸発器内で蒸発濃縮する。
,8%、65.9ミリモルに相当)を四塩化炭素120
m5に溶解し、0〜+5°Cで1時間に塩素5.9 (
70ミ!Jモル)を吹き込む。混合物を室温となし、回
転蒸発器内で蒸発濃縮する。
収量は澄明な液体として13.69゜ガスクロマトグラ
フィにより測定したジクロリドの純度は96.7%で、
12!、745’(理論値の97%)に相当する。この
粗生成物は直接に加工できる。
フィにより測定したジクロリドの純度は96.7%で、
12!、745’(理論値の97%)に相当する。この
粗生成物は直接に加工できる。
5.2−メチル−6,4−ジブロム酪酸メチルエステル
α−ビニルプロピオン酸メチルエステル5g(92,3
%、40.5ミリモルに相当)を四塩化炭素”+Oml
に溶解し、0℃で1時間に四塩化炭素2ornl中の臭
素6.6.9(41,25ミリモル)を添加する。なお
1時間O℃で攪拌し、混合物を室温に1夜静置する。次
いで回転蒸発器で蒸発濃縮すると、淡黄色の油状物が8
.9g得られる。ガスクロマトグラフィにより測定した
このジブロミドの純度は94%(理論値の75.4%)
に相当する。
%、40.5ミリモルに相当)を四塩化炭素”+Oml
に溶解し、0℃で1時間に四塩化炭素2ornl中の臭
素6.6.9(41,25ミリモル)を添加する。なお
1時間O℃で攪拌し、混合物を室温に1夜静置する。次
いで回転蒸発器で蒸発濃縮すると、淡黄色の油状物が8
.9g得られる。ガスクロマトグラフィにより測定した
このジブロミドの純度は94%(理論値の75.4%)
に相当する。
6、1−ブロムテグリン酸メチルエステル2−メチル−
3,4−ジブロム酪酸メチルエステル6、68 g(9
4%、22.9ミリモルに相当)を無水メタノール10
m1に溶解し、10分間に60%メタノール性ナトリウ
ムメチラート溶液4.1gを商船し、その際温度を冷却
により20°Cに保持する。次いでなお1時間室温で攪
拌し、2N−HCI中に流入し、塩化メチレンで抽出す
る。
3,4−ジブロム酪酸メチルエステル6、68 g(9
4%、22.9ミリモルに相当)を無水メタノール10
m1に溶解し、10分間に60%メタノール性ナトリウ
ムメチラート溶液4.1gを商船し、その際温度を冷却
により20°Cに保持する。次いでなお1時間室温で攪
拌し、2N−HCI中に流入し、塩化メチレンで抽出す
る。
抽出物を炭酸ナトリウムで洗浄し、MgSO4上で乾燥
したのち蒸発濃縮する。残留物として、ガスクロマトグ
ラフィにより測定された87%の純度を有するγ−ブロ
ムテグリン酸エステルが4、69 (理論値の85%)
得られろ。この生成物を25韻Hg及び120〜140
°Cで原管により蒸留精製すると、6,1gの収量が得
られる。
したのち蒸発濃縮する。残留物として、ガスクロマトグ
ラフィにより測定された87%の純度を有するγ−ブロ
ムテグリン酸エステルが4、69 (理論値の85%)
得られろ。この生成物を25韻Hg及び120〜140
°Cで原管により蒸留精製すると、6,1gの収量が得
られる。
Zγ−クロルチクリン酸メチルエステル2−メチル−6
,4−ジクロルプロピオン酸メチルエステル1.849
(95,4%、949ミリテラー1・#≠章浴液1.
7gを商船する。室温でなお15時間攪拌し、2N−H
CI−中に圧加し、塩化メチレンで抽出する。抽出聯液
を重炭酸塩溶液で洗浄したのち、1vigSO4上で乾
燥し、蒸発濃縮すると、純度94%のγ−クロルテグリ
ン酸メチルエステルが1.39 (理論値の79.2%
に相当)得られる。
,4−ジクロルプロピオン酸メチルエステル1.849
(95,4%、949ミリテラー1・#≠章浴液1.
7gを商船する。室温でなお15時間攪拌し、2N−H
CI−中に圧加し、塩化メチレンで抽出する。抽出聯液
を重炭酸塩溶液で洗浄したのち、1vigSO4上で乾
燥し、蒸発濃縮すると、純度94%のγ−クロルテグリ
ン酸メチルエステルが1.39 (理論値の79.2%
に相当)得られる。
8、γ−クロルテグリン酸エチルエステル無水エタノー
ル10m1中の2−メチル−6,4−ジクロルプロピオ
ン酸エチルエステル12.87 g (96,7%、6
0.6ミリモルに相当)の溶液に、無水エタノール40
m1中のナトリウム1゜55 g(67,4ミリモル)
の溶液を、0〜+5℃で15分間に商船する。室温でさ
らに1時間攪拌したのち、2N−HCI中に圧加し、塩
化メチレンで6回抽出し、抽出液を重炭酸ナトリウム溶
液で洗浄し、硫酸マグネシウム上て乾燥したのち回転蒸
発器により蒸発濃縮する。96,8%のクロルチクリン
酸エステルの含量を有する澄明な液体が1o、 o 9
(理論値の956%に相当)で 得られる。これから66nmH必5 DoCまでの原管
による蒸留ののち、γ−クロルテグリン酸エチルエステ
ルが、E:Z=70 : 60 (NMRによる)の比
でE/Z−異性体の混合物として90g得られる。
ル10m1中の2−メチル−6,4−ジクロルプロピオ
ン酸エチルエステル12.87 g (96,7%、6
0.6ミリモルに相当)の溶液に、無水エタノール40
m1中のナトリウム1゜55 g(67,4ミリモル)
の溶液を、0〜+5℃で15分間に商船する。室温でさ
らに1時間攪拌したのち、2N−HCI中に圧加し、塩
化メチレンで6回抽出し、抽出液を重炭酸ナトリウム溶
液で洗浄し、硫酸マグネシウム上て乾燥したのち回転蒸
発器により蒸発濃縮する。96,8%のクロルチクリン
酸エステルの含量を有する澄明な液体が1o、 o 9
(理論値の956%に相当)で 得られる。これから66nmH必5 DoCまでの原管
による蒸留ののち、γ−クロルテグリン酸エチルエステ
ルが、E:Z=70 : 60 (NMRによる)の比
でE/Z−異性体の混合物として90g得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 α−ビニルプロピオニトリルを、Rが低分子の基
を意味するアルコールROH中の塩化水素の溶液と、−
15〜+50℃で反応させることを特徴とする、次式 %式% で表わされるα−ビニルプロピオン酸エステルの製法。 2、 反応な0〜20℃で行うことを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の方法。 6.1〜4個の炭素原子を有するアルコールと反応させ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法
。 4、 α−ビニルプロピオニトリルを、Rが低分子の基
を意味するアルコールROH中の塩化水素の溶液と、−
15〜+50°Cで反応させることにより得られるα−
ビニルプロピオン酸エステルを、ビニル基へのハロゲン
付加及び脱ハロゲン化水素による、γ−ハロゲンチグリ
ン酸エステルの製造に使用する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE32442734 | 1982-11-30 | ||
DE19823244273 DE3244273A1 (de) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | Verfahren zur herstellung von (alpha)-vinylpropionsaeureestern |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59110649A true JPS59110649A (ja) | 1984-06-26 |
Family
ID=6179440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58223394A Pending JPS59110649A (ja) | 1982-11-30 | 1983-11-29 | α−ビニルプロピオン酸エステルの製法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0110329B1 (ja) |
JP (1) | JPS59110649A (ja) |
DE (2) | DE3244273A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63316793A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-26 | ビーエーエスエフ・アクチエンゲゼルシヤフト | O,O−ジアルキル−γ−ホスホノーチグリン酸アルキルエステルの製法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK0673945T3 (da) * | 1994-03-23 | 2000-11-13 | Hoffmann La Roche | Fremstilling af et Wittigestersalt |
DE4435421A1 (de) * | 1994-10-04 | 1996-04-11 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von 0,0.-Dialkyl-4-phosphono-2-methyl-2-butensäurealkylestern und 4-Halogen-2-methyl-2-butensäurealkylestern mit hohem Anteil an E-Isomeren |
CN115304482A (zh) * | 2022-08-11 | 2022-11-08 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种4-氯-2-甲基-丁烯酸乙酯的制备方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2852343A1 (de) * | 1978-12-04 | 1980-06-26 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von alkenylmilchsaeureestern und neue alkenylmilchsaeureester |
-
1982
- 1982-11-30 DE DE19823244273 patent/DE3244273A1/de not_active Withdrawn
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1983
- 1983-11-24 EP EP83111778A patent/EP0110329B1/de not_active Expired
- 1983-11-24 DE DE8383111778T patent/DE3362211D1/de not_active Expired
- 1983-11-29 JP JP58223394A patent/JPS59110649A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63316793A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-26 | ビーエーエスエフ・アクチエンゲゼルシヤフト | O,O−ジアルキル−γ−ホスホノーチグリン酸アルキルエステルの製法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3362211D1 (en) | 1986-03-27 |
EP0110329B1 (de) | 1986-02-19 |
EP0110329A1 (de) | 1984-06-13 |
DE3244273A1 (de) | 1984-05-30 |
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