JPS59106657A - 平板瓦 - Google Patents

平板瓦

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Publication number
JPS59106657A
JPS59106657A JP21503182A JP21503182A JPS59106657A JP S59106657 A JPS59106657 A JP S59106657A JP 21503182 A JP21503182 A JP 21503182A JP 21503182 A JP21503182 A JP 21503182A JP S59106657 A JPS59106657 A JP S59106657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
flat
face plate
roof
tiles
Prior art date
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Pending
Application number
JP21503182A
Other languages
English (en)
Inventor
稲石 嘉郎
神谷 淳亢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NABEJIYUN KAWARA KOGYO KK
Original Assignee
NABEJIYUN KAWARA KOGYO KK
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Publication date
Application filed by NABEJIYUN KAWARA KOGYO KK filed Critical NABEJIYUN KAWARA KOGYO KK
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は屋根瓦に係シ、更に詳しくは、葺き上げ面を実
質的に平坦にすることができる平板瓦に関するものであ
る。
傾斜屋根の上ふき材として、粘土瓦及びセメント瓦が古
くより多く使用されている。粘土瓦及びセメント瓦には
、和形瓦、S形瓦、スパニッシュ瓦、フランス瓦、平板
瓦等各種のものが提案され、且つ実用に供されている。
屋根瓦による屋根ふきにおいては、隣接する瓦間よりの
雨水の進入の処置が必装である。この為に、ことしであ
る。その結果、屋根面の外観は凹凸を繰返した、所謂波
形となっている。第1図は葺き上けた状態での屋根の傾
余1方向に直角な屋根瓦の断面図で、(a)図は和形見
、(1))図はS形見、(c) P+はスパニッシュ瓦
、((1)図はフランス瓦、(e)図は平板瓦である。
第2図は第1図の葺き上げた状態の屋根瓦共通の傾斜方
向の模式断面図である。第2図(l・τおいて、10け
第1図の屋根瓦、11は屋根下地材である。
第1図(e)の平板瓦においでは、屋根の傾斜に直角方
向の凹凸は殆んどないが、屋根の傾斜方向の瓦の接続部
の雨仕舞の為、第2図に示すように、瓦の端部を重ねて
いるので段部が形成される。又、この平板瓦の屋根の傾
斜に直角方向の接続は鉤形の接続部で行なわれるので、
取扱中に接続部が破損し易い。
これらの屋根瓦による葺き上げにより形成される凹凸及
び段部は、建造物の外観に著しく影響を及ぼすものであ
るので、屋根瓦の形状については、その本質的機能を遂
行すると共に、美観の優れたものが創作されてきている
。これらは有名な宮殿、仏閣等に多く見られる。近年、
近代建築様式の変遷に伴い、一部の建造物の傾斜屋根を
凹凸のない実力的に平J1な面に葺き上げることが要望
されるようになって来ている。
しかしながら、従来の粘度瓦又はセメント瓦等では凹凸
のない実質的に平坦な面に傾斜屋根を葺き上けることは
できない。
本発明の目的は、瓦の接続部の雨仕nが充分であり、傾
斜屋根の光き上げ面を実質的に平坦な面とすることがで
きる平板瓦を提供するにある。
本発明による平板瓦は、傾斜屋根のふき上げ面を形成す
る実質的に平坦な表面を有する方形の面板と、該面板の
裏側に該面板と一体に成型された方形の合板とよりなり
、棟側及び一方の側部では、該合板が核面板の1)′M
縁よりそれぞれ延伸し、他方のfij11部では、該合
板が前記一方のlljl部の延伸幅と同じ幅で該面板の
端縁より短縮せしめられ、軒先側のみは、該面板と台板
の端縁が一致せしめられ、該合板の延伸部の上面には導
水溝が設けられ、該面板の棟側の端縁の厚さを、軒先側
の該面板と合板とを合せた端縁の厚さに均しくしである
ことを11イ徴とする平板瓦である。
本発明による平板瓦の好ましい態様においては、前記台
板の棟側の延伸部の前記の他方の世11部側に突起状の
導水庇が設けられ、軒先側の平板瓦の前記導水庇に当接
する前記台板の軒先側の部分を切欠いである。
本発明による平板瓦の他の好ましい態様においては、前
記台板の棟側の延伸部に屋根下地利゛に釘付けする為の
釘孔を設けである。
本発明による平板瓦における面板の実質的に平坦な表面
とは、従来の卵形平瓦の如く彎曲していないことは勿論
であるが、文字、模様等を浮き彫り若しくは沈み彫りし
たもの、又は導水用の溝を設けたもの等を含む意であり
、本発明により平板瓦で屋根をふくことにより凹凸1段
部のない実質的に平坦なふき上は面か得らfzるつ以下
、本発明による平板瓦を実施例の図面Vこ基づいて詳述
する。第3図は本発明による平板瓦の実施例の平面図で
ある。即ち、第3図はこの平板瓦を面板の表面に垂直方
向より視た平面図である。第4.5.6及び7図はそれ
ぞれ第3図におけるIV 、V 、W及びVfI方向矢
視側面図、第8図(a)及び(b)はそれぞれ第3図に
おける■−a線及び■−す線矢視断面図である。
この平板瓦1は実質的に平坦なデ面2Aを有する方形の
面板2と、面板2の裏側に面板2と一体に成型された方
形の自板3とよりなる。この平板瓦】で屋根をふいた場
合の棟側(柁3図での土gIll )及び−・方の側部
(夛?施例で1第3図での右側)では、台板3を■i板
2のtMi t9よりそれぞれ延伸させである。延伸部
をそり、それ打上3A及び3Bで示す。この平板瓦1の
左側では、台板3が延伸部3Bの延伸幅と同じ幅で面1
j 2の端縁より短縮せし7め1ある。p1]ち、逆(
C情・現すれば、この平板瓦1の左側では、ipJ板2
が延伸部3Bの延伸幅と同じ幅て台板3の端6、より延
伸せしめであることeこなる。この延伸部を符号2Bで
示す。この平板瓦1で屋根をふいだ場合の軒先側(第3
図での下fI11)のみは面板2と台板3の端縁は一致
ぜしめである1、但し、実施例においては、後述の如く
、導水を円滑にする為に下側の台板3の端縁の一部を切
欠いである。
台板3の延伸部3A及び3Bの上面には、それぞれ延伸
部を縦断し互に連通する導水溝4A及び4Bが設けられ
である。導水f#4Aの左端は導水庇5にて閉塞され、
右端は導水溝4Bに連通し、導水溝4Bの下端は延伸部
3Bの端縁にて開口している。
導水庇5は台板3の延伸部3Aの左側に、延伸部3Aよ
り横に突出させて設けた方形の突起である。導水庇5は
導水溝4Aの流水が左側へ浴出することを防止し、且つ
第9図に示す平板瓦1の合板の左端と平板瓦1−3の合
板の右端との接合面の直上付近に、継き目7の間隙より
進入する雨水を円滑に平板瓦l又は平板瓦1−3の導水
溝に導く為のものであるう 又、第5図及び第7図から明らかなように、面板2の棟
([i11端縁の厚さt、は、軒先側の面板2と台板3
とを合せた端末の厚さt2  に均しくしである。
更に、第3図に示すように、合板30棟側の延伸部3A
には、この平板瓦1を屋根下地月11(第10図参照)
に釘付けする為の釘孔6を設けである。
この平板瓦1は以上の如く構成されている。
次にこの平板瓦jによる傾斜屋根のふき上げ状態を第9
図及び第10図に基づいて説明する。
第9図は1つの平板瓦1のふき上げ状態を示す為に、棟
側、左側、右側及び軒先側に直接する平板瓦1−2.1
−3.1−4及び1−5並びに平板瓦1−2と1−3に
隣接する平板瓦1−1のみを面板の表面に垂直方向より
視た平面図で示したものである。第10図は第9図にお
けるx−X線矢視断面図である。
平板瓦1をふくには、既にふき上けである軒側の平板瓦
1−5の台板3の上側延伸部3Aに平板瓦1の下側端縁
部を載置すると共に、左側の平板瓦1−3の側方延伸部
3Bに平板瓦1の面板2の延伸部2Bを載置し、平板瓦
1を平板瓦1−3及び1−5に充分押付けることによっ
て行なわれる。−1F板瓦間の傾斜方向の継ぎ目を8、
傾斜力向に直交する継ぎ1コを7で示しである。このよ
うにして平板瓦】を平:11λ瓦1−3及び1−5に押
伺けた後、釘孔6を通しで釘を屋根下地月11に打込み
、平板瓦】を固定する。
第10図において、12はた。ろ木を、13ははりを示
す。この屋根の勾配H二30/1θ0でを・る。
以上、1個の平板瓦1についで岸恨ふきの要領について
説明したが、他の平板瓦についても全く同様である。但
し、屋根の棟やi+jr先等に種々異形の瓦(役物)及
び下地イ」を1中用する必要があることは、従来一般の
屋根瓦と同じである。
次に降雨時の雨水の流れを第9図によって説明する。第
9 t:g+において、瓦] −1、1−2に降った雨
水は矢印の方向に表面を流れ、その大部分は継ぎ[:1
7’c越えて瓦1−3.1の表面に移動するか、一部分
は継ぎ目7の間隙に流れ込む。
又、瓦1−1.1−2に降った雨水も風等(Cより真直
に流れない場合、及び継ぎ目8上に直接降雨した場合、
雨水が継ぎ目8の間隙に流れ込む。
瓦1−1と1−2の間の継ぎ目8に流れ込んだ雨水は、
瓦1−1の導水溝4Bに入り流下し、瓦1−3の導水m
4Bに入り、遂次軒先側の瓦の導水溝4Bに移動する。
瓦1−1と1−3の間の継ぎ目7及び瓦]−2と1の間
の継ぎ目7に流れ込んだ雨水は、瓦1−3及び1の導水
溝4Aに入り、次いで瓦1−1及び1−2の導水溝4B
を流下して来た雨水と、それぞれ瓦1−3及び1の導水
溝4Aと4Bの接合点で合流し、さらに勾配に沿ってそ
れぞれ瓦1−3及び1の導水溝4Bを流下し遂次軒先側
の瓦の導水溝4Bに移動する。これらの雨水は軒先の瓦
より取出され外部に排出される。
瓦に設ける導水溝4A及び4Bの大きさは、瓦の寸法精
度が良い程、又、傾斜方向に並べる瓦の枚数が少ない程
、そして屋根勾配が急である程小さくてよい。
通常の方法で製造した本発明の陶器平板瓦の2−1@例
の十惇寸〆ノミの一例を示す。
n、ノ  寸ソJミニJン さ 30(l  mm  
、  中3 26(+  =*瓦のぐ;Jき寸υr:長
さ275 n、m 、幅225す、d7水ン170大?
Sさ:深さ7 mz 、 lj’tj ] 5 tn、
mこの平板瓦で勾配3071o、、、屋根面の縦、54
さ1゜m(縦方向の五枚「シ約36枚)の屋根をふいだ
1゜この屋根が200””7時の降雨f4に見行われだ
が、瓦の継ぎ月の隙間よりの流入水量は瓦1枚尚υ毎分
120rneであり、充分軒先より外部へ排出すること
ができだ。
本発明による平第11瓦は以上の如く措成され、本発明
に」、る平板瓦を使用して傾り゛(屋根をふき上げて、
凹凸及び段部のない実質的に平坦外爪根面を形成するこ
とができるので、近代建竿に要望さhる屋根瓦としてこ
たえることができる。
しかも、多量の降雨時においでも、瓦間の継ぎ目より進
入する雨水を導水溝((より軒先より外部に排出し、雨
水が継ぎ目を通i1・′、シし屋根下地材側に到ること
がないので、実用上十分な防水機能を備え乙といえる。
又オ発明の平板瓦(d形状が簡潔であり、成型が容易で
あるから、高い寸法精度で、低順な製造費で製造可能で
ある。又運搬、施工中に破損する虞れも少ない。よって
、本発明の平板瓦は実用価値が極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の屋根瓦の葺き上げた状態での屋根の傾斜
に直角方向の断面図で、(a)は和形見、(b)lds
形瓦形見c) ハスバニッシュ瓦、rd)はフランス瓦
、(e)は平板瓦の場合を示し、第2図は第1図の葺き
上げた状態の屋根瓦共通の傾斜方向の模式断面図、第3
図は本発明による平板瓦の実施例の平面図、第4.5.
6及び7図はそれぞれ第3図におけるiv 、 v 、
 ■及びVi方向矢視側面図、第8図(a)及び(b>
はそれぞれ第31≧(1における■−p=@及び■−b
線矢視断面図、第9ト1は第3図の平板瓦の葺き上げ状
態を示−1−一部の平板瓦の平面図、第10図H:m9
図におけるX−X線矢視断面図である。 1.1−1.1−2.・・−1−5・−・平−板瓦2・
・・面板  2A−・・表面  3・−・台板2B、3
八、3B −・・1瓜イ中音1(/IA、4B・・・導
水fX   5・−尋水庇   6−・・釘孔7.8・
・・継ぎ目  10・・・従来の屋根瓦11・・−屋枳
下地月  12・・・だる木J3・−・はり 発  明  者    稲   石   嘉   即発
  明  者    神   谷   淳   冗出 
願 人  η’411’!+瓦工業株式イー社代 理 
人  弁理士 高  ill:次部第1図 (a) (b) (C) (d) (e) 匹 第2図 第3図 ■ 節9図 、=

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)傾斜屋根のふき上げ面を形成する実質的に平坦な
    表面を有する方形の面板と、該面板の裏側に該面板と一
    体に成型された方形の合板とよりなり、棟側及び一方の
    側部では、該台板が該面板の端縁よりぞれぞれ延伸し、
    他方の側部では、該合板が前記一方の側部の延伸幅と同
    じ幅で該面板の端縁より短縮せしめられ、軒先側のみは
    、該面板と台板の端縁が一致せしめられ、該合板の延伸
    部の上面には導水溝が設けられ、該面板の棟側の端縁の
    厚さを、軒先側の該面板と合板とを合せた端縁の厚さに
    均しくしであることを特徴とする平板瓦。
  2. (2)前記台板の棟側の延伸部の前記の他方の側部側に
    突起状の導水庇が設けられ、軒先側の平板瓦の前記導水
    庇に当接する前記台板の軒先側の部分を切欠いである特
    許請求の範囲第1項の平板瓦。
  3. (3)前記台板の棟側の延伸部に屋根下地材に釘付けす
    る為の釘孔を設けである特許請求の範囲第1項又は第2
    項の平板瓦。
JP21503182A 1982-12-08 1982-12-08 平板瓦 Pending JPS59106657A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62105225U (ja) * 1985-12-23 1987-07-04
JPH0428524U (ja) * 1990-07-04 1992-03-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62105225U (ja) * 1985-12-23 1987-07-04
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