JPS59106094A - 自動販売機の表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動販売機におけるつり銭状態その他の表示に
関するものである。

一般に自動販売機の表示情報として必要なものは、　販
売可能　、　つり銭の有無　、　販売待機中　、　全売
切れ　（商品はすべて買えないこと）、　セレクション
別売切れ°　（そのセレクションの商品だけが買えない
こと）などがあり、特につり銭切れ時の表示情報の多様
化が望まれている。

従来の１０円、５０円、１００円硬貨使用の自動販売機
では、つり銭（１０円硬貨）切れ時につり銭切れランプ
が点灯するようになっている。そこでつり銭切れランプ
が点灯している場合は、顧客が販売価格以上の硬貨を投
入したときは硬貨計数装置からベンド信号が送出されず
顧客の返金動作待ちの状態になる。一方、つり銭切れラ
ンプが点灯している場合でもつり銭を必要としないよう
に販売価格に等しい金額を投入すれば商品を購入するこ
とができる。しかしながら、この場合、どの硬貨が使用
可能であるかは顧客自身で判断しなくてはならず、その
判断は１０円、５０円、１００円硬貨使用の自動販売機
においても必ずしも容易とは言えず、特に最近のように
１０００円札、５Ｏ０円硬貨も使用できるような自動販
売機においては、つり銭切れ時の使用可能硬貨の判断は
むしろ困難なものといえる。

本発明は、上記問題に鑑み、自動販売機のつり銭が不足
した場合に、顧客に対し使用可能な貨幣と販売可能な商
品のセレクションをわかりやすく表示することを目的と
するものであって、１０円、５０円、１００円などの硬
貨種ごとのつり銭切れ情報、販売可能セレクション、及
び使用可能貨幣を表示することにより上記目的を達成せ
んとするものである。

以下、実施例について図面を参照して説明する。

１は投入された硬貨の種類と枚数を検出し、その信号を
ＣＰＵ（中央処理装置）２へ送信するコインセンサー、
３は１０円、５０円、１００円の各つり銭チューブの硬
貨が一定枚数以下になったとき各チューブごとに信号を
ＣＰＵ２へ送信するエンプティセンサー、４は各セレク
ションの商品の販売価格を設定する価格設定器である。

５〜１１は自動販売機の表示パネルに設けられる表示ラ
ンプとしての発光ダイオードである。５ぼ各セレクショ
ンに１個ずつ設けられる販売可能表示ランプで、そのセ
レクションの商品の販売が可能であるときに点灯し、つ
り銭が不足のために販売できないときは消灯するかまた
は点滅するようにＣＰＵ２からの信号により制御される
。６〜８はそれぞれ１０円、５０円、１００円のつり銭
が一定枚数以下になったときＣ，ＰＵ２に入力されるエ
ンプティセンサー３からの信号に基づいてＣＰＵ２から
出〜 力される信号により点灯する各つり銭のエンプティ表示
ランプ、９〜１１は現時点で使用可能な硬貨を１０円、
５０円、１００円の種類別に表示するランプで、つり銭
状態と商品販売価格とからｃｐＵ２が演算を行ない、そ
の演算結果により制御される。したがって、これらの使
用可能硬貨表示ランプの点灯、消灯は、硬貨が投入され
る毎。に判断され制御される。１２は電源である。

本実施例において、ｃｐｕ２はエンプティセンサー３か
らの信号により、つり銭不足の硬貨種があれはエンプテ
ィ表示ランプ６〜８のうちの該当するランプを点灯させ
ると共に、エンプティセンサー３からのつり銭状態を表
わす信号と、価格設定スイッチ４からの信号により、そ
のつり銭状態で販売できる商品があるときは、使用可能
硬貨表示ランプ９〜１１のうちの該当するランプを点灯
させる。

いま、つり銭１０円、５０円、１００円の各硬貨が一定
枚数以上あるものとすれば、エンプティ表示ランプ６〜
８は全て消灯し、使用可能硬貨表示ランプ６〜１１は全
て点灯している。この場合、硬貨が投入されるとＣＰＵ
２はコインセンサー１からの投入金額信号を受け、その
金額と価格設定スイッチ４により設定された価格とを比
較し、投入金額が設定価格以上になったことを判定する
と該当するセレクションの販売可能表示ランプ５を点灯
させ、そのセレクションの商品が販売可能状態になった
ことを顧客に知らせる。

次に、仮えば販売価格４０円の商品があるとし、つり銭
は１０円、５０円、１００円硬貨ともに全くない状態で
あるとすれば、エンプティ表示ランプ６〜８は全て点灯
し、使用可能硬貨表示ランプは１０円硬貨を表わす記号
９のランプのみが点灯している。ここで、顧客が２０円
まで投入した後、５０円硬貨を投入したとすれば、その
販売価格４０円の商品の入っているセレクションではつ
り銭が出せない状態になり、ＣＰＵ２からの信号により
その価格４０円のセレクションの販売可能表示ランプ５
が点滅してつり銭不足のためそのセレクションの商品を
販売することができないことを表示すると共に、使用可
能硬貨表示ランプ９が消灯する。

このように、顧客が硬貨を投入するたびに、ＣＰＵ２は
コインセンサー１からの投入金額信号とエンプティセン
サー３からのつり銭状態信号とを入力し、価格設定スイ
ッチ４により設定された各セレクション別の販売価格と
を比較して、どのセレクションの商品が販売できるのか
、またどの硬貨が使用可能であるかを逐一判断し、表示
ランプ５〜１１により顧客に表示する。

上記実施例は１０円、５０円、及び１００円硬貨が使用
される自動販売機に関するものであるが、５００円硬貨
、１０００円札ま５も使用できる自動販売機にも全く同
様にして本発明を適用することができる。また、使用可
能硬貨表示ランプ（図では９〜１１）は１組だけを設け
てもよいし、各セレクションに１組ずつ設け、各セレク
ションごとに使用可能な硬貨あるいは貨幣を表示するよ
うにしてもよい。

以上のように、本発明はつり銭切れの表示だけでなく、
つり銭切れのために販売できないことの表示と、使用可
能な硬貨あるいは貨幣の種類別表示をも行なうようにし
たので、つり銭状態の如何に拘らず、顧客はどの商品が
購入可能であり、どの貨幣が使用可能であるかを即座に
知ることができる自動販売機を達成することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例に使用する自動販売機の表示に関
連した部分を表わすブロック図である。 １・・・コインセンサー、２・・・ＣＰＵ、３・・・エ
ンフテイセンサー、４・・・価格設定スイッチ、５・・
・販売可能表示ランプ、６〜８・・・エンプティ表示ラ
ンプ、９〜１１・・・使用可能硬貨表示ランプ。 特許出願人　　　富士電機製造株式会社代理人　青白　
葆外３名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　自動販売機の表示において、つり銭が一定枚
   数以下になったことを硬貨の種類ごとに表示する手段と
   、つり銭不足のために販売できない商品を表示する手段
   とＪＪ）つ、その時のつり銭状態に応じて使用可能な貨
   幣の種類を表示する手段とを備えへことを特徴とする表
   示装置。