JPS5910488Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

Info

Publication number
JPS5910488Y2
JPS5910488Y2 JP1977078409U JP7840977U JPS5910488Y2 JP S5910488 Y2 JPS5910488 Y2 JP S5910488Y2 JP 1977078409 U JP1977078409 U JP 1977078409U JP 7840977 U JP7840977 U JP 7840977U JP S5910488 Y2 JPS5910488 Y2 JP S5910488Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
heating
switch
operation dial
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977078409U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS545139U (ja
Inventor
淳三 田中
親男 浦島
Original Assignee
松下電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1977078409U priority Critical patent/JPS5910488Y2/ja
Publication of JPS545139U publication Critical patent/JPS545139U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5910488Y2 publication Critical patent/JPS5910488Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高周波加熱装置における調理時間表示装置の改
良に係り、調理時間表示装置の操作性を良くし操作ミス
を防ぐことを目的としたものである。
従来より高周波加熱装置には加熱時間設定用の調理時間
表示装置を設ける事がさかんに行なわれてきた。
これは高周波加熱装置の加熱方法が従来のガスやヒータ
ーによるものとは根本的に異なり、調理時間等の感覚が
一般使用者にはつがみにくいためで、とりわけ回転体の
外周に表示する回転体方式のものは小さなスペースによ
り多くの表示が行なえるため非常に有用でよく実施され
ている。
そしてこの装置には回転体を外部より操作して回転させ
ると、この回転と連動して表示内容に対応した出力等が
自動的に得られる切換構造が附設してあり、高周波加熱
装置の操作性をいちだんと向上させるところから多く用
いられている。
第10図はこの切換構造を附設した表示装置を示し、7
0はその外周面に各種の表示を施した回転体、71はそ
の一端部に設けた操作ダイヤル、72はこの操作ダイヤ
ル71の一部に設けたカム73によって操作される切換
スイッチで、前記回転体70の表示と対応して出力等を
切換えるようになっている。
ところがこの表示装置では使用者がすでに調理時間を覚
えている場合使用者はこの表示をよく見ることなく操作
ダイヤル71を回転させるので必要とする出力に切換わ
っていない場合があり、誤まって調理時間を長く設定し
すぎて被調理物を発火させてしまう等、操作ミスを起す
恐れがあった。
またこの高周波加熱装置は火傷の恐れが少ない事などか
ら最近盲人によく使用されるようになってきたが、盲人
には上記操作ダイヤルを用いて出力を切換えることはで
きず、不便でもあった。
本考案はこのような問題を回転体の操作ダイヤルの一部
の形状を異ならせるとともに、この異なる部分を前面に
操作した時にこの操作ダイヤルの一部で高周波出力を切
換えるスイッチを操作する構戊として解消したもので、
以下その一実施例を図面とともに説明する。
図において、1は高周波加熱装置本体、2はその外装、
3は扉体、4は外装2の前面開口縁部に装着した額縁状
のカザリで、一側部に操作パネル基板4aを有する。
5は弱加熱用のタイマー、6はその表示ランプ、7は強
加熱用のタイマー、8はその表示ランプ、9は加熱開始
用の調理ボタン、10は加熱中であることを表示する調
理ランプである。
11は上記カザリ4の操作パネル基板4aに設けた開口
、12はこの間口11に対向させて操作パネル基板4a
の内側に配設した調理表示用の回転体で、透明のポリカ
ーボネートのごとき樹脂材料よりなる回転ドラム13の
外周に、表面に調理時間、調理メニュー等を印刷したポ
リエステルフイルムのごとき樹脂フイルム13 aを巻
きつけ、固着して構成してある。
そして14は上記回転ドラム−13の端部開口に嵌合し
た側板で、15は回転ドラム13を回転させる操作ダイ
ヤルである。
この操作ダイヤル15は通常その外周に第3図に示す如
く溝幅がW1のローレットが形戊してあるが、この実施
例では上記ローレットの一部に溝幅がW2の異形部15
aが形戊してあり、後述するカムが切換スイッチを切
換える時、この異形部153部分が前面に現われるよう
にしてある。
16は上記回転体12の端部一方を支持する軸受けで、
板体の一部を筒状にプレスして軸部16 aを形或し、
この軸部16 aを回転体12の側板14に設けた丸孔
14bに嵌合させるとともに、他の適所に設けた折曲片
16 bをビス17によってカザリ4の操作パネル基板
4aに取付けてある。
18は上記回転体12の他方を支持する軸受けで、この
軸受18もビス19によって操作パネル基板4aに取付
けてある。
そしてこの軸受18はステンレス鋼のような薄い板バネ
で構或して回転体12を軸線方向に附勢するようにして
ある。
21は前記操作パネル基板4aの開口11に装着したカ
クシで、回転体12の軸受部分等の不必要な部分を外部
から見えないようにするものであり、ABS樹脂等で形
或してある。
22は一端をこのカクシ21の下部に溶着等によって固
定した弾性薄板で、フエルトのような樹脂繊維材料で形
或してあり、前記回転ドラム13の外周一部に接触させ
た後本体突片1a等に固定してある。
23は前記一方の側板14の外面外周に形或したカムで
、カム山部23 aを有し、第3図に示す如く側板外面
14 Cと軸受け16との間に位置するように構威して
ある。
24.25は前記回転体12のカム23によって動作せ
られる強弱の出力切換スイッチならびにその表示ランプ
の切換スイッチで、前記回転体12を支持する軸受け1
6にビス16dによって取付けてある。
この両スイッチ24.25にはステンレスバネ鋼のよう
なバネ材料で形或した動作レバー26 .27が設けて
あり、一方の動作レバー26は前記カム23の外周に対
接し、他方の動作レバー27は動作レバー26に設けた
枝部26 aに対接してカム23の変位が伝わるように
なっている。
28は前記回転ドラム13の内部を照射するランプで、
軸受け16の軸部16aを通して回転ドラム内に設けて
あり、ソケット29、支持金具30によって軸受け16
にビス止めしてある。
31は操作パネル基板4aの表面を覆って開口11を遮
蔽するパネルフイルムで、開口11と対向する部分は透
明にしてその他の部分には表示等が施してある。
上記構或において、この表示装置では第2図の操作ダイ
ヤル15によって回転ドラム13を回転させることによ
り第7図のごとくカム23が動作レバー26を作動させ
、両切換スイッチ24 . 25を切換えるが、このス
イッチの切換時操作ダイヤル15に設けた異形部15
aが調理器本体1の前面に現われるようになる。
したがってこの表示装置では操作ダイヤル15の形状に
よって出力の切換え位置がわかるので、具体的に回転ド
ラム13の表示を読まなくても間違いなく切換えを行な
う事ができ、切換えのミスによって加熱中の食品か゛発
火する危険を防止する事ができるとともに、盲人による
操作も可能とすることができる。
なお上記実施例では操作ダイヤル15によって出力の切
換を行なう場合について述べたが、回転体12上の調理
メニューをさがし出すだけの場合は、上記調理メニュー
を加熱内容別グループ(例えば生からの調理,再加熱,
解凍といったグループ)に別け、そのうちの最も頻繁に
使用するグループ(例えば再加熱)が前面にきた時に操
作ダイヤル15の異形部15 aが前面に現われるよう
にすればよく、調理メニューの判別及ひ゛見つけ出しか
′より容易にで゛きるようになる。
なお本実施例において、上記切換スイッチ24の動作レ
バー26は第7図二点鎖線で示すように動作限度位置を
越えて弾性変形するのでその弾性力により側板14の丸
7L14bと軸受け16の軸部16aとの間の嵌合ガタ
によるカム23のガタツキを防止するようになり、出力
切換スイッチ24とこれに連動して動作する表示ランプ
切換スイッチ25の動作を非常に安定なものにする事が
できる。
又カム23が照明ランプ28の熱などによって膨張して
もこの動作レバー26の弾性変形によって容易に吸収す
ることができスイッチ24 .25に与えるランプ28
からの悪影響をなくすることもできる。
さらに上記動作レバー26はカム23の外周面に当梯さ
せたことによってカム23を有する側板14の皿1面1
4 Cと操作パネル基板4aとの間にはさまれるように
なり、カム23の外周より逸脱するようなこともなく確
実な動作が期待できる。
第8図はこの表示装置に用いた表示ランプ切換スイッチ
25の一例を示し、33はフェノール樹脂のケースで、
動作レバー27の動きに従って絶縁材料の押ボタン34
が動き、これに対向して設けられたコイルバネ35が変
位して可動片36とこれに設けられた銀の可動接点37
が動き、銀の常閉接点38ならびに常開接点3つを切換
えるようになっている。
また表示ランプ切換スイッチ24も可動接点37の形状
を除いてこのスイッチ25と同様の構戊となっている。
また第9図はこの高周波加熱装置の電気回路を示し、4
5は高圧トランスで、この高圧l・ランス45の2次側
には2個の高圧コンテ゛ンサ46 ,47と、放電抵抗
48と、これら各コンテ゛ンサー46 . 47を並列
接続した常閉型の電磁開閉スイッチ50と、ダイオード
51及びバリスター52、高周波発振器53が接続して
ある。
またこの高圧トランス45の一次側には二対の接点54
.55を備えた強加熱用タイマー7と一対の接点56を
備えた弱加熱用タイマー5とが接続してある。
さらにこの高圧トランス45の一次側には電磁開閉スイ
ッチ50を開閉するリレーコイル57が接続してある。
そして出力切換スイッチ24は上記リレーコイル57に
直列に接続し、表示ランプ切換スイッチ25は低出力表
示ランプ8a及び高出力表示ランプ8bに直列に接続し
てある。
6は弱加熱用タイマー5の表示ランプで、弱加熱用タイ
マー5と並列に接続してある。
28は該回転ドラム13の照明ランプ、58は加熱室の
照明ランプで、共に強加熱用タイマー7の接点54.5
5を介して電源に接続してある。
59は加熱を開始する常閉型のスイッチで、調理ボタン
9によって操作され、一度閉戒すると扉体3を開かない
と開威しないようになっている。
60は扉体3の開閉と連動して動作するドアースイッチ
で、扉体3を閉じた状態で閉或する。
10は加熱中である事を表示する調理ランプ、61は高
周波発振器53等の電気部品を冷却するためのファンモ
ーターで、共に高圧l・ランス45の一次巻線と並列に
接続してある。
以上のように本発明は、その外周に調理メニューや調理
時間を表示した回転体の操作ダイヤルの一部を、回転体
の表示と対応させて部分的に異ならせたものであるので
、希望する調理メニューをこの異なった部分を手の感触
等でつかむことによりすぐに誤まりなく出すことができ
、またこの時には同操作ダイヤルの一部で高周波出力を
切換えるスイッチを操作する構或としているので、その
時の加熱物に対する時間を多少間違っても、例えば加熱
物の発火につながるようなことはなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における高周波加熱装置の斜
視図、第2図はその表示部分の拡大正面図、第3図は第
2図のA−A’線断面図、第4図は第3図のB−B’線
断面図、第5図は分解側面図、第6図は切換スイッチの
側面図、第7図は切換スイッチの動作説明図、第8図は
切換スイッチの内部を示す正面図、第9図は高周波加熱
装置の電気回路図、第10図は従来例を示す断面図であ
る。 12・・・・・・回転体、15・・・・・・操作ダイヤ
ル、15 a・・・・・・異形部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転体の外周に調理メニューや調理時間を表示した加熱
    時間設定用の調理時間表示装置を備え、上記回転体の一
    端には外部より操作可能な操作ダイヤルを設けるととも
    に、この操作ダイヤルの外周形状は前記表示に対応させ
    て部分的に異ならせ、この異なった部分を前面に操作し
    た時にこの操作ダイヤルの一部で高周波出力を切換える
    スイッチを操作する構或とした高周波加熱装置。
JP1977078409U 1977-06-14 1977-06-14 高周波加熱装置 Expired JPS5910488Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977078409U JPS5910488Y2 (ja) 1977-06-14 1977-06-14 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977078409U JPS5910488Y2 (ja) 1977-06-14 1977-06-14 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS545139U JPS545139U (ja) 1979-01-13
JPS5910488Y2 true JPS5910488Y2 (ja) 1984-04-03

Family

ID=28995459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977078409U Expired JPS5910488Y2 (ja) 1977-06-14 1977-06-14 高周波加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5910488Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5655529Y2 (ja) * 1976-01-16 1981-12-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS545139U (ja) 1979-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4149056A (en) Microwave oven with food temperature-sensing means
US4461940A (en) Fail-safe device for use in a heating apparatus
JPS5910488Y2 (ja) 高周波加熱装置
JPS6232594B2 (ja)
JPH0636402Y2 (ja) 電子レンジ
KR0121986B1 (ko) 전자렌지용 버튼식 2단 출력선택장치
JPS6322418Y2 (ja)
JP3026250B2 (ja) 機器の制御装置
KR100209803B1 (ko) 개선된 전자렌지용 마이크로 스위치
US11946649B2 (en) Articulating mechanism for an appliance
JPS5915435Y2 (ja) 高周波加熱装置
JPS6345603Y2 (ja)
JPS6120779B2 (ja)
JPH0317129Y2 (ja)
JPS5839294Y2 (ja) 調理時間表示装置
JPH0228054B2 (ja)
JPS6243203Y2 (ja)
JPS6330893Y2 (ja)
JPH0317153Y2 (ja)
JPH0123688B2 (ja)
JPH061090Y2 (ja) 調理器の火力,温度調節装置
JPS6351083A (ja) 加熱装置の制御装置
KR920012824A (ko) 전자렌지의 제어장치
JPS6021864Y2 (ja) 高圧切換スイツチ
JPH05322176A (ja) 電子レンジ