JPS5915435Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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Publication number
JPS5915435Y2
JPS5915435Y2 JP6289378U JP6289378U JPS5915435Y2 JP S5915435 Y2 JPS5915435 Y2 JP S5915435Y2 JP 6289378 U JP6289378 U JP 6289378U JP 6289378 U JP6289378 U JP 6289378U JP S5915435 Y2 JPS5915435 Y2 JP S5915435Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timer
cam
switch
cooking
relay
Prior art date
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Expired
Application number
JP6289378U
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English (en)
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JPS54164942U (ja
Inventor
俊一 上村
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Priority to JP6289378U priority Critical patent/JPS5915435Y2/ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は定格出力および弱出力による2種類の加熱調
理機能を有する高周波加熱装置に関する。
一般に、この種の高周波加熱装置たとえば電子レンジに
あっては、弱出力により加熱調理した後に定格出力で加
熱調理することによりたとえば冷凍食品などに対する最
適な調理を実施することができ、また定格出力で加熱調
理した後に弱出力で加熱調理することによりたとえば蒸
し料理などに対する最適な調理を実施することができる
ところが、このような高周波加熱装置においては次のよ
うな問題点があった。
すなわち、定格出力と弱出力との各調理に対する操作が
独立しているため、2回のサイクルで調理を行わねばな
らない。
これは、各調理の切換時における調理時間の設定が面側
であり、その切換に要する時間だけ調理時間が遅延して
しまうことにもなる。
この考案は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、簡単な構成によって定格出力
による調理および弱出力による調理を1回のサイクルで
実施することができ、これにより調理に対する省力化並
びに調理時間の短縮をも計ることができる極めて便利な
高周波加熱装置を提供するものである。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図はこの考案に係わるタイマの構成を
概略的に示すものである。
第1図および第2図において、1は調理時間を設定する
ためのタイマ目盛板で、0から12までの分単位の時間
目盛1aが刻印されている。
このタイマ目盛板1は、電子レンジ本体(図示しない)
の前面部における操作パネル2に設けられるものである
そして、上記タイマ目盛板1の中心には操作ハンドル3
が回転可能に挿設されており、この操作ハンドル3と上
記タイマ目盛板1との間には、円形状にスリット4いわ
ゆる透間が形成されている。
また、上記操作ハンドル3の中心は、主軸5を介してタ
イマモータ6の回転軸に連結されている。
そして、操作ハンドル3を図示右回転することにより、
主軸5に設けられている操作カム(図示しない)がタイ
マスイッチ(図示しない)を動作させ、これによりタイ
マモータ6が始動するようになっている。
しかして、タイマモータ6は、上記操作ハンドル3およ
び主軸5を図示左回転させるものであり、操作ハンドル
3(指示目盛3a)がタイマ目盛板1における0目盛に
対応することにより、上記タイマスイッチが復帰して動
作を停止するようになっている。
また、上記主軸5の所定個所には、円板状のカム7が設
けられている。
このカム7は、円周面に突起部7aが形成されており、
また板面における上記突起部7aに対応する位置には指
示目盛7bが設けられている。
そして、上記指示目盛7bは、上記スリット4から目視
し得るようになっている。
さらに、カム7の円周部に対応しかつタイマ目盛板1の
O目盛と対応する所定の位置にはマイクロスイッチ8が
設けられている。
このスイッチ8は、主軸5の回転によってカム7の突起
部7aがアクチェータ8aに当接し、そのアクチェータ
8aが図示上方に変化することにより動作するものであ
る。
さらに、上記操作パネル2におけるタイマ目盛板1の下
方部には、カム位置設定ハンドル9が設けられており、
カム位置設定ハンドル9は図示していない機構たとえば
歯車列とその歯車列の終端に歯合し且つカム7の一方の
面に固定された歯車とを介してカム7に連結される。
こうして、カム位置設定ハンドル9を回転操作すること
によりカム7が主軸5の定位置で選択的に回動固定でき
るようになっている。
これは、カム7によってスイッチ8が動作するまでの時
間を調整できるものである。
第3図はこの考案による電子レンジの電気回路を示すも
のである。
第3図において、交流電源20の一端は、電流ヒユーズ
21と電源スィッチ22とを直列に介してプロワモータ
23の一端に接続され、このプロワモータ23の他端は
上記交流電源20の他端に接続されている。
さらに、上記プロワモータ23にはランプ24が並列に
接続されている。
このランプ24は、調理室(図示しない)内を照明する
ためのものである。
そして、上記ランプ24の一端は、ドアスイッチ(常開
形)25、と前記タイマモータ6に応動するタイマスイ
ッチ(常開形)26とを直列に介してタイマモータ6の
一端に接続され、このタイマモータ6の他端は上記ラン
プ24の他端に接続されている。
上記ドアスイッチ251は、調理室の開口部に設けられ
ているドア(図示しない)を閉めることにより閉成する
ものである。
また、上記タイマモータ6の一端は、調理スイッチ(常
開形押釦スィッチ)27を直列に介して前記スイッチ(
常開形)8の一端に接続され、このスイッチ8の他端は
リレー28の一端に接続されている。
そして、上記リレー28の他端はタイマモータ6の他端
に接続されている。
さらに、タイマモータ6の一端とリレー28の一端との
間には、そのリレー28の常開接点28□が挿接されて
おり、当接リレー28の自己保持回路を構成できるよう
になっている。
また、リレー28の一端は、その常開接点28□を介し
てタイマモータ29の一端に接続され、このタイマモー
タ29の他端は上記リレー28の他端に接続されている
さらに、上記タイマモータ29の一端は、そのタイマモ
ータ29に応動するタイマスイッチ(常開形)30を介
してリレー31の一端に接続され、このリレー31の他
端は上記タイマモータ29の他端に接続されている。
上記タイマスイッチ30は、タイマモータ29の動作に
より断続的に開閉を繰り返すもので、これらのタイマモ
ータ29とタイマスイッチ30によって冷凍食品の解凍
を行うための解凍用タイマを構成している。
すなわち、これは弱出力加熱手段となるものである。
また、上記リレー31の一端は、上記リレー28の常閉
接点283を介して調理スイッチ27とスイッチ8との
接続点に接続されている。
そして、リレー31の常開接点311は、上記調理スイ
ッチ27に並列に接続されており、当該リレー31の自
己保持回路を構成できるようになっている。
一方、上記電流ヒユーズ21と電源スィッチ22との接
続点は、上記ドアスイッチ25、に連動するドアスイッ
チ(常開形)252とリレー31の常開接点312とを
直列に介して高圧変圧器32における1次巻線32 a
の一端に接続されている。
そして、上記1次巻線32 aの他端は、リレー31の
常開接点313を介して交流電源20の他端に接続され
ている。
さらに、上記高圧変圧器32における2次巻線32b1
の一端は、高圧ダイオードDのカソードに接続され、こ
の高圧ダイオードDのアノードは高圧コンテ゛ンサCを
介して上記2次巻線32b1の他端に接続されている。
これらの高圧ダイオードDと高圧コンデンサCによって
整流回路が構成されている。
そして、上記高圧ダイオードDのカソードは、高周波発
生装置たとえばマグネトロン32のアノードに接続され
るとともに接地されている。
さらに、上記高圧ダイオードDのアノードは、上記マグ
ネトロン32のヒータの一端に接続されている。
また、マグネトロン32のヒータは上記高圧変圧器31
における2次巻線32b2に接続されている。
次に、上記のような構成において動作を説明する。
まず、電源スィッチ22を投入することにより、ブロワ
モータ23が動作するとともに調理室内のランプ24が
点灯する。
。そして、調理室に被調理食品を収め、調理室のドアを
しめることによりドアスイッチ25□、25□がそれぞ
れ閉成する。
この場合、たとえば定格出力による調理を5分30秒行
い、つぎに弱出力による調理を4分行うものとする。
すなわち、タイマ操作ハンドル3を図示右回転してその
指示目盛3aを図示のように調理の総合時間(9分30
秒)にセットする。
つぎに、スリット4を目視しながらカム位置設定ハンド
ル9を回転操作してカム7の指示目盛7bを図示のよう
に定格出力による調理の時間(5分30秒)にセットす
る。
このとき、タイマスイッチ26が閉威されることにより
タイマモータ6が動作を開始してしまうので、直ちに調
理スイッチ27を投入する。
すると、交流電源20にリレー31が接続され、そのリ
レー31が励磁される。
したがって、常開接点31□が閉威してリレー31の自
己保持回路が構成されるとともに、常開接点312,3
13がそれぞれ閉成してマグネトロン33が連続的に動
作を開始する。
つまり、被調理食品に対する定格出力による調理が開始
される。
しかして、5分30秒が経過する時点で、カム7の突起
部7aはタイマ表示板1のOに対応し、スイッチ8が動
作する。
つまり、スイッチ8が閉成することによりリレー28が
励磁され、常開接点281が閉成してリレー28の自己
保持回路が構成される。
また、常開接点283が開放すると同時に常開接点28
2が閉威し、タイマモータ29が動作を開始する。
すると、タイマスイッチ30は所定周期をもって断続的
に開閉し、それに応じてリレー31の励磁も断続的にな
されるようになる。
したがって、常開接点31゜、313の動作により、マ
グネトロン33の動作が断続的に行われるようになり、
弱出力による加熱調理が実施されることになる。
しかるのち、弱出力による調理が実施されてから4分が
経過すると、つまり調理開始から9分30′秒が経過す
ると、操作ハンドル3(指示目盛3a)はタイマ表示板
1におけるOに対応する。
そして、タイマスイッチ26が開放し、これによってリ
レー31の交流電源20に対する接続がなされなくなり
、マグネトロン33の動作が停止して調理が終了する。
したがって、定格出力および弱出力による各調理に対す
る調理時間の設定が1度に行えるようになり、しかもそ
の切換を自動的に行うことができる。
なお、上記実施例では、定格出力から弱出力への切換を
行う場合について述べたが、この考案は弱出力から定格
出力への切換を行う場合にも適用できるものであり、こ
の場合には、スイッチ8を常閉形のスイッチに置き換え
ればよい。
さらに、スイッチ8に新たに常閉形のスイッチを並設し
てこれら2種類のスイッチをカム7で同時に動作できる
ようにし、さらにこれらスイッチ8および新たな上記ス
イッチの動作を切換スイッチによって選択できるように
すれば定格出力から弱出力による調理、あるいは弱出力
から定格出力による調理を状況に応じて自由に実施する
ことができる。
また、弱出力加熱手段としては、解凍用のタイマを利用
する構成としているが、これに限定する必要はなく、弱
出力加熱専用のタイマあるいは弱出力加熱回路が備えら
れている場合には、これらを利用してもよい。
このように、この考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、この考案の要旨を変えない範囲で種々変形実施
可能なことは勿論である。
以上述べたようにこの考案によれば、高周波発生装置の
動作時間を設定するタイマに応動し前記高周波発生装置
を断続的に動作させる弱出力加熱手段を設け、さらに前
記タイマにおける主軸に選択的に位置設定可能なカムを
設け、このカムで操作されることにより動作し前記弱出
力加熱手段による前記高周波発生装置の動作を開始また
は終了させるスイッチを設けるようにしたので、簡単な
構成によって定格出力による調理および弱出力による調
理を1回のサイクルで実施することができ、これにより
調理に対する省力化並びに調理時間の短縮をも計れるこ
とができる極めて便利な高周波加熱装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示す構成国で、第1図はタ
イマの構成を概略的に示す正面図、第2図は同タイマの
構成を概略的に示す斜視図、第3図は電気回路図である
。 1・・・・・・タイマ表示板、3・・・・・・タイマ操
作ハンドル、4・・・・・・スリット、5・・・・・・
主軸、6・・・・・・タイマモータ、7・・・・・・ス
イッチ操作体(カム)、7a・・・・・・突起部、7b
・・・・・・指示目盛、8・・・・・・スイッチ(マイ
クロスイッチ)、9・・・・・・カム位置設定ハンドル
、29・・・・・・名イマモータ(解凍用)、30・・
・・・・タイマスイッチ(解凍用)、33・・・・・・
高周波発生装置(マグネトロン)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高周波を発生する高周波発生装置と、タイマモータ、こ
    のタイマモータの回転軸に連結された主軸、この主軸の
    先端に設けられた操作ハンドルから成り、前記高周波発
    生装置の動作時間を設定するタイマと、このタイマに応
    動し前記高周波発生装置を弱出力で動作させる弱出力加
    熱手段と、前記主軸の所定個所に回動自在に設けられた
    カムと、このカムの回動位置を設定するカム位置設定ハ
    ンドルと、前記カムで操作されることにより動作して前
    記弱出力加熱手段による前記高周波発生装置の動作を開
    始または終了させるスイッチと、本体前面に設けられ、
    前記操作ハンドルとの間に前記カムの位置を目視させる
    ためのスリットを有するタイマ目盛板とを具備したこと
    を特徴とする高周波加熱装置。
JP6289378U 1978-05-11 1978-05-11 高周波加熱装置 Expired JPS5915435Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6289378U JPS5915435Y2 (ja) 1978-05-11 1978-05-11 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6289378U JPS5915435Y2 (ja) 1978-05-11 1978-05-11 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54164942U JPS54164942U (ja) 1979-11-19
JPS5915435Y2 true JPS5915435Y2 (ja) 1984-05-08

Family

ID=28965569

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6289378U Expired JPS5915435Y2 (ja) 1978-05-11 1978-05-11 高周波加熱装置

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