JPS6013198Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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Publication number
JPS6013198Y2
JPS6013198Y2 JP9955175U JP9955175U JPS6013198Y2 JP S6013198 Y2 JPS6013198 Y2 JP S6013198Y2 JP 9955175 U JP9955175 U JP 9955175U JP 9955175 U JP9955175 U JP 9955175U JP S6013198 Y2 JPS6013198 Y2 JP S6013198Y2
Authority
JP
Japan
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output
cooking
timer
switch
frequency
Prior art date
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Expired
Application number
JP9955175U
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English (en)
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JPS5212345U (ja
Inventor
辰次 磯野
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は出力切替機構を備えた高周波加熱装置に関する
もので、その目的とするところは調理途中に高出力から
低出力へ自動的に切替えるとともに、前記出力切替構の
高、低出力の一方のみへの切替を選択可能にして調理物
の加熱し過ぎを改善し、調理時間の合理化を図るととも
に、操作、表示をより簡単にし、使い勝手をよくしよう
とするものである。
高周波加熱をする場合、加熱室内の電界は必ずしも均一
ではなく、また加熱かれる食品は種々雑多な形状、材質
であるため高周波出力が大きければ大きい程加熱むらが
生じやすい。
これは加熱スピードが速いため電波を吸収しやすい個所
はどんどん電波を吸収して加熱されるが、電波を吸収し
にくい個所はなかなか加熱されず、その格差は高周波出
力が大きいほど大きくなる。
一方高周波出力を小さくすれば加熱スピードが遅いので
時間が長くかかる欠点があるが、加熱されやすい個所か
ら加熱されにくい個所への熱伝導が十分なされるととも
に加熱されにくい個所の電波吸収率も変化し、全体とし
て均一加熱に近い状態で加熱される。
これは解凍調理を250W程度の低出力で実行すれば良
好な解凍ができることが常識化していることからも明ら
かである。
したがって食品の種類とは無関係に、調理の開始時には
高出力でスピード加熱し、一定時間後に低出力でじっく
り加熱すれば両者の欠点が互に補完され良好な調理がで
きるものである。
従来、出力切替機構を備えた高周波加熱装置としては、
第1図、第2図に示す構成が一般的であった。
以下その具体構成を図面にもとづいて説明する。
第1図において、1は調理ボタン兼用の高出カポタン、
2は調理ボタン兼用の低出カポタンであり、調理をする
場合、調理物を加熱室(図示せず)に入れ、ドアー3を
閉威し、タイマー(図示せず)操作用のタイマーツマミ
4で高出力用または低出力用のメニュー表5に合わせて
調理時間を設定し、高出カポタン1または低出カポタン
2を押すと高出力表示ランプ6または低出力表示ランプ
7が点灯して調理が開始される。
8はドアー3を開閉するためのハンドル、9は操作パネ
ル、10はドアーヒンジ、11はサツシュ、12はボデ
ーである。
次に第2図はドアー3を閉じた状態の回路図であり、出
力切替スイッチ13をON、OFFさせることにより、
高圧コンデンサー14の容量を変えて出力を切替を行な
う。
15はタイマーモーター16に連動するタイムスイッチ
、17.18は出力切替スイッチ13に連動するセレク
ションスイツおよび調理スイッチ、19はドアー3の開
閉に連動するドアースイッチ、20はパワーリレー、2
1は高周波発振器(マグネトロン)である。
以上の構成から明らかなように、従来の出力切替機構を
備えた高周波加熱装置においては、高出力と低出力の二
つに分かれているため、操作ボタン、スイッチ、表示ラ
ンプなどの部品点数が多く、構造が複雑で不経済は上、
実調理においても高出力の場合は、加熱し過ぎになり易
く、一方低出力の場合は調理時間が長くかかり、秒速調
理器具としての特徴が生かせないなど欠点があった。
また調理途中で高出力から低出力への切替は可能である
が、調理のあい間にいちいち手で切替えるのも大変であ
り、不具合な点が多かった。
大考案は簡単な構成で上記従来の欠点を除去するもので
、以下本考案の一実施例を第3図〜第6図を参照して説
明する。
なお上記従来の構成と同一機能部品は同一番号を使用し
、説明を省略する。
図において、22は調理ボタン、23は調理ランプであ
り、タイマーツマミ4には低出力の範囲を表示した時間
目盛24があり、低出力の範囲はタイマーの軸26に固
定された段付きのカム27によって出力切替スイッチ1
3をOFFする構成になっている。
またタイマー25の軸26は、回転および前後方向に摺
動自在に設置きてあり、かつタイマ一本体25とタイマ
ーツマミ4との間には復帰バネ28を介在させている。
なお29は加加熱室、30は出力切替スイッチ13を0
N−OFFさけるツヤフトである。
以上の構成において、調理をする場合、調理物の加熱室
29に入れ、ドアー3を閉じ、第5図に示すようにタイ
マーツマミ4を矢印方向に回して調理時間を設定すると
例えば4分に設定し調理ボタン22を押すと調理ランプ
23が点灯して調理が始まる。
この際、4分から1分までの間は、ガム27の凹面に切
替スイッチ13のシャフト30が当接きてON[、てい
るため高出力で加熱されるが、1分から0分の間はカム
27の凹面に切替スイッチ13のシャフト30が位置す
るため、タイマー25に連動する出力切替スイッチ13
がOFF[、、自動的に低出力で加熱される構成になっ
ている。
次に第6図において、低出力のみで調理を行なう場合、
タイマーツマミ4を矢印のように押して回すと、カム2
7とシャフト30の位置がズレ、切替スイッチ13はO
FF (即ち低出力)のまま、シャフト30がカム27
の側面を摺動するため、低出力の状態で調理が行なわれ
る。
なお設定時間が1分になるとシャフト30がカム27の
溝部に入るため、カム27は復帰バネ28によって元の
状態(第5図状態)に戻る構成になっており、次回の使
用に備えることができる。
なお上記実施例では低出力での選択機構について説明し
たが、同様の思想を用いて高出力での選択使用を可能に
することができる。
上記実施例から明らかなように本考案は、高出力から低
出力への切替えが、タイマーによって自動的に行なわれ
るため、調理物の加熱し過ぎを改善し、操作、表示、構
造が極めて簡単になる。
また高、低出力の一方のみへの切替を選択可能にしたた
め、より使い勝手のよい高周波加熱装置が得られるなど
実用的信置の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高周波加熱装置の外観斜視図、第2図は
同電気回路図、第3図は本考案の一実施例を示す高周波
加熱装置の外観斜視図、第4図は同電気回路図、第5図
、第6図は同出力切替機構の動作状態を示す斜視図であ
る。 13・・・・・・切替スイッチ、21・・・・・・高周
波発振器、25・・・・・・タイマー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱室と、加熱室に高周波エネルギーを供給する高周波
    発振器と、この高周波発振器の出力を切替えるスイッチ
    と、そのスイッチが連動して0N−OFFする駆動用の
    カムを有し、弾性部材により動作し、上記高周波発振器
    の動作時間を制御する調理タイマーと、その調理タイマ
    ーを操作するためのタイマーツマミとを備え、高出力か
    ら低出力へ一方のみへ出力自動切替えを行う構成ときた
    高周波加熱装置。
JP9955175U 1975-07-16 1975-07-16 高周波加熱装置 Expired JPS6013198Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9955175U JPS6013198Y2 (ja) 1975-07-16 1975-07-16 高周波加熱装置

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JP9955175U JPS6013198Y2 (ja) 1975-07-16 1975-07-16 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5212345U JPS5212345U (ja) 1977-01-28
JPS6013198Y2 true JPS6013198Y2 (ja) 1985-04-26

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ID=28581118

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JP9955175U Expired JPS6013198Y2 (ja) 1975-07-16 1975-07-16 高周波加熱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5578704A (en) * 1978-12-11 1980-06-13 Bridgestone Tire Co Ltd Method of sealing between concrete boards composing bridge sections of elevated bridges and others

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5212345U (ja) 1977-01-28

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