JPS59102810A - 合成石英の製造方法 - Google Patents

合成石英の製造方法

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JPS59102810A
JPS59102810A JP21238482A JP21238482A JPS59102810A JP S59102810 A JPS59102810 A JP S59102810A JP 21238482 A JP21238482 A JP 21238482A JP 21238482 A JP21238482 A JP 21238482A JP S59102810 A JPS59102810 A JP S59102810A
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burner
synthetic quartz
silica
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gas
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JP21238482A
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Haruo Okamoto
岡本 治男
Akira Shimoma
下間 晃
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は合成石英の製造方法、特には気泡を殆んど含ま
ない合成石英を製造する方法に関するものである。
合成石英の製法に2いては、主原料としての四塩化けい
素を酸水素火炎中で気相加水分解させて微細なシリカ粉
を発生させ、これを耐熱性基体上に堆積させると同時に
これをその顕熱で溶融ガラス化して合成石英とする方法
が知られている(米国特許第2 、272 、342号
明細書参照)。しかし、この方法では耐熱性基体として
の合成石英基体上に付着し、その溶融によって生成され
る合成石英素塊の成長面が相当高温に加熱されているこ
とから、その近傍にシリカ焼結体として捕捉されないシ
リカがすすとして付着し、これがすでに溶融ガラス化し
た合成石英素塊の表面上に直径0.5〜5朋の針状ガラ
ス層を形成するようになシ、これが時には厚さ10龍に
も達することがある。そして、この針状ガラス層はこの
ようにして得た合成石英塊を溶融成形する工程で気泡層
となって石英中に残留し、この気泡は石英ガラスの内部
にまで拡散されて健全なガラスまで侵蝕し、その成形歩
留シを著しく低下させる結果となるので、これは合成石
英塊の溶融成形に先立って予じめ削り取る必要がちり、
これによってこの合成石英塊はその溶融成形前にすでに
その5〜10チが無駄になるという不利があった。
本発明はこのよう々不利を解決した合成石英の製造方法
に関するものであり、これは一般式RnS j X <
 −n (ここにRは水素原子またはメチル基、エチル
基、Xはハロゲン原子まだはメトキシ基、エトキン基、
ルはO〜4)で示されるけい素化合物を燃焼または加水
分解させて微細なシリカを発生させ、これを合成石英基
体上に堆積させると同時にその顕熱によって溶融ガラス
化させて合成石英塊を製造する方法において、このシリ
カ成長面近傍を補助バーナーを用いて加熱し、この部位
に付着しているすすを溶融して針状ガラス層の形成を防
止することを特徴とするものである。
これを説明すると、本発明者らは上記した合成石英ガラ
ス基体に成長させた合成石英ガラス素塊の表面に存在す
る針状ガラス層の除去方法について種々に検討し、これ
については合成石英素塊を成長させるだめに使用される
けい素化合物を含む原料ガスの燃焼用バーナーにこのよ
うにして得た合成石英素塊を加熱状態に保持するだめの
補助バーナーを併設し、この補助バーナーで成長を継続
している素塊の表面を加熱しておけば、この部位におけ
る針状ガラス層の形成を防止することができることを見
出し、この補助バーナーの構造、設置場所などについて
も研究を重ね、本発明を完成させた。
本発明の方法に使用される原料ガスとしてのけい素化合
物は前記した一般式RrLS I X 4− nで示さ
れるものであり、これにはSiH4、H2S1(J’2
、H81Ce3.5ic74、SiF4、CHxSiC
ls、(CH3)25iC12、Si(CH3)4.5
i(OCH,s)4、CH35i(OCH3)3、H5
i(OCH3)3、Si(OC2H3)4、CHs S
i(OC285)3などが例示されるが、これについて
は安1曲で容易に入手することかでき、危険性が少なく
、揮発性に冨み、排ガス処理も容易であるということか
ら、工業的には5iC14、Si(OCH3)4、CH
35i(OCH3)+、CI(3SIC13を選択する
ことがよい。
グき゛に、本発明の方法をこの5i(J!4tだはCH
35i(光3を原料ガスとL7て使用する方法について
説明する。I君1図は原料ガスとしてS 1C14を使
用した場合、第2図はCH3SiCl3を使用した場合
を例示し/こものであるが、しかし、この合成石英ガラ
ス素塊の成長方間を水平方向とするか、垂直方向とする
かは1千罫とさ几るものである。図において、気化器1
内に収容されている原料物質としての5iC14または
CH35iClsはキャリヤーガス(a)でノ(プリン
グされ、図示されていない加熱器で加熱されで気化し、
主バーナ−2に送られる。このバーナー2には燃焼用ガ
スとしての酸素ガス、水素ガスが(b) 、 (C)部
および(d) 、 (e)部から供給され、これらの混
合ガスがバーナー2から酸水素炎として合成石英ガラス
基体3に照射され、ここに発生したシリカの溶融成長に
よって合成石英素塊4が形成されるのであるが、本発明
の方法ではこのバーナー2に隣接して補助バーナー5が
設置されており、この補助バーナー5からは(f) 、
 (g)から供給された酸素ガス、水素ガスの混合ガス
による酸水素炎が合成石英ガラス素塊4に照射され、こ
れによってこの部位における針状ガラス層の形成が防止
される。しかし、この補助バーナー5から照射される火
炎はこの酸水素炎に限定されるものではなく、これに例
えば水素ガスにメタンガスなどの燃料ガス分添加して発
生させた火炎であってもよい。なお、第3図(はここに
使用されるシリカ発生用のバーナー2の断面図、第4節
は補助バーナー5の断面図を示したものであシ、主バー
ナ−2のA部にはキャリヤーガスを含むSi C1l 
4ガスまたはCHsSi C1l sガスが、またB部
、C部には酸素ガス、0部、E部には水素ガスが供給さ
れ、補助バーナーのX部には氷菓ガス、Y部には酸累ガ
スまたはメタンガスなどが供給される。
不発明の方法はこの補助バーナー5の使用を主体とする
ものでるるか、この補助バーナーの位置はその火炎が主
バーナ−2からの火炎によって干渉されない範囲とする
必要があり、これは成長させるべぎ合成石英ガラス素塊
の直径にも関係するが、この成長面にできるだけ近づけ
ることが効果的である。したがって、この補助バーナー
の位置については、成長しiこ合成石英ガラス素塊の直
径’ThDとし、王バーナーの火炎中心の該素塊上の点
と補助バーナーの火炎中心の該素塊上の点との該素塊中
心への投影点距離をLとした場合、このLを大きくしす
ぎると成長面にこの補助バーナーで熱処理をする間に針
状ガラス層が形成されてしまい、この処理に補助バーナ
ーの火力を大巾に増加させる必要が生じるので、これは
0.5Dくしく1.5Dの範囲とすることがよい。また
、この主バーナ−、補助バーナーと該素塊との距離、例
えば主バーナ一端部と成長面の距離4は目的とする該素
塊の直径および原料ガスの供給量によって決めるべきも
のであシ、これは通常#+=1.5D〜5Dの範囲とさ
れるが、補助バーナーと該素塊との距離12はこの火炎
による加熱が針状ガラス層の発生を抑え、該素塊の表面
がある程度の領域内で軟化するようにすればよいので、
これはl+より小さくすることがよい。なお、この主バ
ーナーからの噴出ガス量は目的とする合成石英ガラス素
塊の直径、その成長速度などによって定められるべきも
のであるが、この補助バーナーからの噴出ガス量はそれ
が多すぎると前記したLとの関連もあるが主バーナー火
炎の干渉をうけるおそれがあるし、成長した該素塊を揮
散させるおそれがあシ、他方これが少なすぎる。とか5
えって針状ガラス層の形成を促進することになるので、
これは主バーナーからの噴出ガス量の10〜30%とす
ることがよい。第5図(a)はこのL+ 4 r ll
zの関係を示したものであるが、この主バーナーと補助
バーナーは相互の干渉を防ぐために同一平面とせず、第
5図(b)に示したように適度の角度をもって配置する
ことがよい。
なお、第6図(a)は従来法、(b)は補助バーナーを
使用した本発明の方法で得られた合成石英ガラス素塊の
平面図を示したものであるが、従来法で得られたものは
その表面に先端が針のように尖った、太さが0,1〜2
關で長さが5〜10 mrxの無数のガラス層6が成長
しておシ、これはまた部分的に硬いシリカの層が0.1
〜5皿の厚さで被覆されているため、これらはこれを濃
度50%のHF溶液に5〜6時間浸漬しても、このガラ
ス層を完全に除去することができず、この表面を平滑に
するためにはこれをダイヤモンドツールで切削し、さら
にカーボンランダムや酸化セリウムなどで段階的に研磨
しなければならず、さらにその直径方向で±5%の凹凸
があるので、その切削損失も大きいもので必っだが、本
発明の方法で得られたものは表面に直径0.1〜0.5
μmの軟かいシリカのすす層7が付着しているだけで、
これは濃度10〜20チOHF液中に10〜20分間浸
漬することによって容易に除去することができるし、こ
れはまたその直径の変化も±1係内外とされるので、熱
間成形を行なう場合でも表面研削の必要がなく、さらに
は気泡の発生も全くないので成形品を高い歩留りで得る
ことができるという有利性が与えらルる。
これを要するに本発明方法は成長しつつある合成石英素
塊の表面tその成長のだめの主バーナーとは空間的に隔
たった場所に置かれた補助バーナーで加熱することを特
徴とするものであり、これによれば従来その表面例形成
されていたシリカの針状ガラス層の形成が防止されて、
ここには薄層のシリカのすす層が形成されるだけとなシ
、外観的にも略々均一な直径をもつ合成石英素塊が得ら
除去という作業が省略することができると共にその除去
による歩留シ低下が完全になくなシ、これにはまた針状
ガラス層の残存にもとづく合成石英中の気泡発生という
不利が解決され、さらにはこの補助バーナーが合成石英
素塊の成長面の近傍に配置されるということからこの成
長面の温度が上昇し、これに伴なって成長面の面積が増
加されるので、同一の原料供給速度ではシリカの固定率
が10〜15%増加するという効果も付加されるという
工業的な有利性が与えられる。
つぎに本発明方法の実施例をあげる。
実施例1゜ 第1図に示した装置で、原料ガスとしての四塩化けい素
(Si(M4)をキャリヤーガスとしての酸素ガスと共
に第3図(C)に示した構造のバーナーに送シ、これを
下記第1表に示した条件下で酸水素炎として直径125
順の合成石英ガラス基体に照射すると共に、この基体上
に成長した合成石英素塊を第1表に併記した条件下に補
助バーナーで加熱したところ、直径が125±1順の合
成石英素塊13゜2kgが固定率62.3%で得られた
との素塊はその表面が0,1〜Q、2mmの薄いシリカ
のすす層で覆われていたので、これを15チのHF液中
に20分間浸漬したところ、これは完全に除去された。
なお、これはついでこれを1800℃に加熱して熱開成
形を行なったが、得られた成形品には気泡が全く認めら
れなかった。
第1表 実施例2゜ 第2図に示した装置を使用し、原料ガスとしてのメチル
トリクロロシラン(CHs 5iCA!s)をキャリヤ
ーガスとしてのアルコルガス、酸素ガスの混合ガスと共
に第3図(a)に示した構造のバーナーに送り、下記第
2表に示した条件で酸水素炎として直径IQQ 朋の合
成石英ガラス基体に照射すると共に、この基体上に成長
した合成石英素塊を第2表に併記した条件下に補助バー
ナーで加熱したところ、直径85±0.5朋の合成石英
素塊4600.@(固定率63゜7優)が得られた。
なお、この焼結体の表面状態は実施例1のものと同じで
bつだ。
第2表 実施例3゜ 第2図に示した装置を使用し、原料ガスとじてのS i
 C14またはCHiSiCノ3を、キャリヤーガスと
共に第3図(b)に示した構造のバーナーに送り、下記
第3表に示した条件で酸水素炎として直径110mrt
tおよび115朋の合成石英基体に照射すると共に、こ
の基体上に成長した合成石英素塊を第3表に併記した条
件下に補助バーナーで加熱したところ、その表面に0.
1〜Q、2mtxの薄いシリカ層をもつ合成石英素塊が
得られ、これは15%のHF’液中に浸漬したのち、熱
間成形機中で1700℃で成形したところ、全く気泡の
ない合成石英棒となった。
第3表 比較例1゜ 原料ガスとしてS j C14を使用し、実施例1にお
いて補助バーナーを使用しないほかは全く同一の条件で
合成石英素塊を作ったところ、11.7kg(固定率5
5.2%)の素塊が得られたが、これはその直径が目標
値125朋に対し+10朋、−6皿のもので、その表面
に針状ガラス層が511111の厚さで発生しておシ、
この針状ガラス層は濃度50チOHF液に6時間浸漬後
もなおその1部が残留していた。
比較例2゜ 原料ガスとしてCHs St(M!sを使用し、実施例
2において補助バーナーを使用しなかったほかは全く同
一の条件で合成石英素塊を作ったところ、3sooy(
固定率52.6%)の素塊が得られたが、これは85朋
という直径目標値に対し+Btnm、 −2mxという
太さずれをもつもので、その表面に厚さ5朋の剣状ガラ
ス層を有するもので1、この針状ガラス層は濃度50%
のHF液でも完全に除去することができなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための装置の縦断面系統
図、第2図はこの別の態様を示す縦断面系統図、第3図
はこれらの方法に使用するバーナーの横断面図、第4図
は補助バーナーの横断面図、第5図(a)は主バーナー
と補助バーナーの位置相関全示す縦断面図、(b)はそ
の0−0断面図、第6図は合成石英素塊の正面図で(a
)は従来法によるもの、(b)は本発明方法によシ得ら
れたものを示しだものでるる。 1・・・気化器、2・・・主バーナ−,3・・・合成石
英基体、4・・・合成石英素塊、5・・・補助バーナー
、6・・・ガラス層、7・・・シリカすす層。 特許出願人  信越化学工業株式会社 第5 第6 図 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、一般式RrLSi X4−n (ここにRは水素原
    子またはメチル基、エチル基、Xはハロゲン原子または
    メトキシ基、エトキシ基、ルは0〜4)で示されるけい
    素化合物を燃焼または加水分解させて微細なシリカを発
    生させ、これを合成石英基体上に堆積させると同時にそ
    の顕熱によって溶融ガラス化させて合成石英塊を製造す
    る方法において、とのシリカ成長面近傍を補助バーナー
    を用いて加熱し、この部位に付着しているすすを溶融し
    て針状ガラス層の形成を防止することを特徴とする合成
    石英の製造方法
JP21238482A 1982-12-03 1982-12-03 合成石英の製造方法 Granted JPS59102810A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4886918A (ja) * 1972-02-22 1973-11-16
JPS5446051A (en) * 1977-09-19 1979-04-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Production of soot form glass rod for optical transmission
JPS5637240A (en) * 1979-09-03 1981-04-10 Nec Corp Manufacture of optical fiber base material

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