JPS5910185Y2 - 斜水路用ブロツク - Google Patents
斜水路用ブロツクInfo
- Publication number
- JPS5910185Y2 JPS5910185Y2 JP9997179U JP9997179U JPS5910185Y2 JP S5910185 Y2 JPS5910185 Y2 JP S5910185Y2 JP 9997179 U JP9997179 U JP 9997179U JP 9997179 U JP9997179 U JP 9997179U JP S5910185 Y2 JPS5910185 Y2 JP S5910185Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diagonal
- groove portion
- block
- bottom wall
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、工場排水路、農業用水路、雨水排水路などに
おける斜水路をプレハブ施工にて構威すべく、予め工場
にて所定大きさに作製される斜水路用ブロックに関し、
その目的は、軽量化ならびに流水に対する大なる減速効
果と耐食性の向上を図らんとする点に存する。
おける斜水路をプレハブ施工にて構威すべく、予め工場
にて所定大きさに作製される斜水路用ブロックに関し、
その目的は、軽量化ならびに流水に対する大なる減速効
果と耐食性の向上を図らんとする点に存する。
近年多用されている斜水路用ブロックに、第4図の如←
鋼板を素材としてU字状に構威し、かつ底面をコルゲー
ト状(波板状)に加工形威したものが知られている。
鋼板を素材としてU字状に構威し、かつ底面をコルゲー
ト状(波板状)に加工形威したものが知られている。
このブロックは、旧来のコンクリート製又は鉄筋コンク
リート製のものとの対比においては、かなりの軽量化が
図られ、運搬、取扱い面で有利となったものの、鋼板製
故に腐食を受けやすいものであった。
リート製のものとの対比においては、かなりの軽量化が
図られ、運搬、取扱い面で有利となったものの、鋼板製
故に腐食を受けやすいものであった。
又、前記コルゲート加工は強度アップを目的として施さ
れていたに過ぎず、水はコルゲート底面に沿ってうねり
ながらも比較的急激に流れていくため、流水に対する減
速効果は殆ど期待できないものであった。
れていたに過ぎず、水はコルゲート底面に沿ってうねり
ながらも比較的急激に流れていくため、流水に対する減
速効果は殆ど期待できないものであった。
本考案による斜水路用ブロックは、U字形又はほぼU字
形の溝部分と、この溝部分の両側壁上端から外方に連設
した対地面レベル合せ用リップ部分との全体を、ガラス
繊維混入の補強セメントをもって一体成形してなる斜水
路用ブロックであって、前記溝部分の底壁を階段又はほ
ぼ階段状に構威してあることを特徴とする。
形の溝部分と、この溝部分の両側壁上端から外方に連設
した対地面レベル合せ用リップ部分との全体を、ガラス
繊維混入の補強セメントをもって一体成形してなる斜水
路用ブロックであって、前記溝部分の底壁を階段又はほ
ぼ階段状に構威してあることを特徴とする。
即ち、階段状底壁の多数の踏板相当部分は、これに対し
て流水が落下衝突するたびにその運動エネルギー(水平
路での流動エネルギープラス落差エネルギー)を減殺す
ることになるから、最終的には流水に対する極めて大き
な減速効果が期待できる。
て流水が落下衝突するたびにその運動エネルギー(水平
路での流動エネルギープラス落差エネルギー)を減殺す
ることになるから、最終的には流水に対する極めて大き
な減速効果が期待できる。
又、素材として比重の割に機械的強度の大なるガラス繊
維混入補強セメントを用いたから、旧来のコンクリート
製又は鉄筋コンクリート製のものに比してその重量を大
巾に軽減化でき、しかも近年の鋼板製のもののような腐
食の心配がない。
維混入補強セメントを用いたから、旧来のコンクリート
製又は鉄筋コンクリート製のものに比してその重量を大
巾に軽減化でき、しかも近年の鋼板製のもののような腐
食の心配がない。
更にガラス繊維混入補強セメントは戊形性に優れたもの
であるから、前記流水に対する減速効果のために底壁を
階段状に形戊することが比較的容易であるといった利点
もある。
であるから、前記流水に対する減速効果のために底壁を
階段状に形戊することが比較的容易であるといった利点
もある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図、第2図に示すように長手方向に対する直角断面が
U字形又はほは゛U字形の溝部分1と、この溝部分1の
両側壁2.2上端から外方に連設した対地面レベル合せ
用リップ部分4,4とを有し、かつ前記溝部分1の底壁
3を階段状又はほぼ階段状に構威し、このような形状の
斜水路用ブロックの全体をガラス繊維混入の補強セメン
トをもつて一体或形したものである。
1図、第2図に示すように長手方向に対する直角断面が
U字形又はほは゛U字形の溝部分1と、この溝部分1の
両側壁2.2上端から外方に連設した対地面レベル合せ
用リップ部分4,4とを有し、かつ前記溝部分1の底壁
3を階段状又はほぼ階段状に構威し、このような形状の
斜水路用ブロックの全体をガラス繊維混入の補強セメン
トをもつて一体或形したものである。
このブロックの寸法は、全長Lが約l〜5m,高さHが
約30〜50cm、肉厚が約6〜12mmで、かつ階段
状底壁3の踏板相当部分3aに流水を落下価突させてそ
の運動エネルギーを減殺する寸法関係は、踏板相当部分
3aの長さaと、蹴込み相当部分3bの高さbとの関係
を石=1〜4とするのが好ましく、そのうちでもaを約
15〜25crn,bを約5〜25 cmとするのが良
く、かつ踏板相当部分3aと蹴込み相当部分3bとの交
差角θは約60〜100’の範囲とするのが良い。
約30〜50cm、肉厚が約6〜12mmで、かつ階段
状底壁3の踏板相当部分3aに流水を落下価突させてそ
の運動エネルギーを減殺する寸法関係は、踏板相当部分
3aの長さaと、蹴込み相当部分3bの高さbとの関係
を石=1〜4とするのが好ましく、そのうちでもaを約
15〜25crn,bを約5〜25 cmとするのが良
く、かつ踏板相当部分3aと蹴込み相当部分3bとの交
差角θは約60〜100’の範囲とするのが良い。
第3図は第4図との対比を明瞭化するため、参考までに
同一寸法で示したものである。
同一寸法で示したものである。
尚、施工要領としては、斜水路全長に亙る一つのブロッ
クを用いるも、又単位長さのブロックを複数個接続する
も、何れも良い。
クを用いるも、又単位長さのブロックを複数個接続する
も、何れも良い。
図面は本考案に係る斜水路用ブロックの実施例を示し、
第1図は縦断側面図、第2図は端面図、第3図は全体的
な概略側面図である。 尚、第4図は従来のものを示す概略側面図である。 1・・・・・・溝部分、2・・・・・・側壁、3・・・
・・・底壁、3a・・・・・・踏板相当部分、3b・・
・・・・蹴込み相当部分、4・・・・・・リップ部分。
第1図は縦断側面図、第2図は端面図、第3図は全体的
な概略側面図である。 尚、第4図は従来のものを示す概略側面図である。 1・・・・・・溝部分、2・・・・・・側壁、3・・・
・・・底壁、3a・・・・・・踏板相当部分、3b・・
・・・・蹴込み相当部分、4・・・・・・リップ部分。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ U字形又はほぼU字形の溝部分1とこの溝部分1の
両側壁2,2上端から外方に連設した対地面レベル合せ
用リップ部分4,4との全体を、ガラス繊維混入の補強
セメントをもって一体或形してなる斜水路用ブロックで
あって、前記溝部分1の底壁3を階段又はほぼ階段状に
構戊してあることを特徴とする斜水路用ブロック。 ■ 前記階段状底壁3は、その蹴込み相当部分3bの高
さbと踏板相当部分3aの長さaとの関係において、−
g = i〜4に構或されている実用新案登録請求の範
囲第■項に記載の斜水路用ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9997179U JPS5910185Y2 (ja) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | 斜水路用ブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9997179U JPS5910185Y2 (ja) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | 斜水路用ブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5616628U JPS5616628U (ja) | 1981-02-13 |
JPS5910185Y2 true JPS5910185Y2 (ja) | 1984-03-30 |
Family
ID=29332708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9997179U Expired JPS5910185Y2 (ja) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | 斜水路用ブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910185Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-18 JP JP9997179U patent/JPS5910185Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5616628U (ja) | 1981-02-13 |
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