JPS59101776A - 電極材 - Google Patents
電極材Info
- Publication number
- JPS59101776A JPS59101776A JP57210373A JP21037382A JPS59101776A JP S59101776 A JPS59101776 A JP S59101776A JP 57210373 A JP57210373 A JP 57210373A JP 21037382 A JP21037382 A JP 21037382A JP S59101776 A JPS59101776 A JP S59101776A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- analysis
- electrode material
- axis direction
- average
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/96—Carbon-based electrodes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inert Electrodes (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な電極材Kljld′するものであり。
さらに詳しくは特定の結晶構造及び表面結合酸素量を有
してなる次素質材料よりなる電極材に関するものである
。
してなる次素質材料よりなる電極材に関するものである
。
1973年のエネルギー危機以来エネルギー問題が広く
各層で認識される様に・なって来た。新しいエネルギー
源の開発と同時に発生したエネルギーを有効に利用する
エネルギーの変換、貯蔵、輸送、利用を含めたシステム
の開発も重要となって来ている。貯蔵を例にとれば、将
来電源構成で大きな比重を占め・るど予想されている原
子力、石炭火力等の大型発電では一定の出力を保って定
常発電することが高い効率を保つ上で必要であり、夜間
の余剰電力を適切に貯蔵して昼間の需要増大時にこれを
放出し、需要の変動に対応させる(ロードレベリング)
ことのできる電力貯蔵技術への要求が強くなって来てい
る。現在でも主要発電設備の年間稼動率は60%を切っ
ており、低下が続いている。
各層で認識される様に・なって来た。新しいエネルギー
源の開発と同時に発生したエネルギーを有効に利用する
エネルギーの変換、貯蔵、輸送、利用を含めたシステム
の開発も重要となって来ている。貯蔵を例にとれば、将
来電源構成で大きな比重を占め・るど予想されている原
子力、石炭火力等の大型発電では一定の出力を保って定
常発電することが高い効率を保つ上で必要であり、夜間
の余剰電力を適切に貯蔵して昼間の需要増大時にこれを
放出し、需要の変動に対応させる(ロードレベリング)
ことのできる電力貯蔵技術への要求が強くなって来てい
る。現在でも主要発電設備の年間稼動率は60%を切っ
ており、低下が続いている。
電力貯蔵の方法には、突出化□されてはいるが送電によ
るロスがあり、立地に制約の加わって来ている揚水発電
の他に、新型2次電池、フライホイール、圧縮空気、超
電導等の各種の方法が検討されているが、新型電池によ
る電気化学操作が有力であり、ここ当分の間、輸送を含
め・た解決システムとして、揚水発電に替る最も実現性
の高い方式と考えられている。又新型2次電池は、太陽
光。
るロスがあり、立地に制約の加わって来ている揚水発電
の他に、新型2次電池、フライホイール、圧縮空気、超
電導等の各種の方法が検討されているが、新型電池によ
る電気化学操作が有力であり、ここ当分の間、輸送を含
め・た解決システムとして、揚水発電に替る最も実現性
の高い方式と考えられている。又新型2次電池は、太陽
光。
風力、波力等の・自然エネルギーを利用した発電のバッ
クアップ装置、或いは電気自動車用電池としても期待が
寄せられている。上記目的に適用できる2次電池として
、鉛蓄電池、ナトリウム−硫黄電池、リチウム−硫イ5
鉄電池、金属−ハ・ゲン電池、レドックスフロー形電池
等が現在開発されている。
クアップ装置、或いは電気自動車用電池としても期待が
寄せられている。上記目的に適用できる2次電池として
、鉛蓄電池、ナトリウム−硫黄電池、リチウム−硫イ5
鉄電池、金属−ハ・ゲン電池、レドックスフロー形電池
等が現在開発されている。
中でもレドックスフロー2次電池は1次の特徴をもち、
米国、日本で開発が急速に進められている。該電池では
、充放電時の電気化学的エネルギー変化を行なわせる流
通型電解槽と活物質であるレドックス水溶°液を貯蔵す
るタンクが完全に分離しているため、タンク容量を賀更
するだけで電力貯蔵層を変えることができること、従っ
て、長時間。
米国、日本で開発が急速に進められている。該電池では
、充放電時の電気化学的エネルギー変化を行なわせる流
通型電解槽と活物質であるレドックス水溶°液を貯蔵す
るタンクが完全に分離しているため、タンク容量を賀更
するだけで電力貯蔵層を変えることができること、従っ
て、長時間。
大容量の電力貯蔵に適していること、液流通型であるた
め電池出力を調整しやすいこと、電池停止時の自己放電
が殆んどなく、風力・太陽発電などの自然エネルギー発
電のバックアップに適していること等の秀れた特徴があ
る。
め電池出力を調整しやすいこと、電池停止時の自己放電
が殆んどなく、風力・太陽発電などの自然エネルギー発
電のバックアップに適していること等の秀れた特徴があ
る。
しかし、該電池を突出化するためには、他の新ffi!
!2次電池と同様に、解決しなければならない問題点が
内在している。即ち、レドックスフロー2次電池の中で
も現在最も開発の進んでいるものは正極活物質として塩
化鉄水溶液、負極活物質として塩化クロム水溶液を用い
る鉄−クロムレドックスフロー2次電池(以下F e
−Crt池と略す)であり、該電池の電極材には耐薬品
性があり、導電性を有する通常の炭素繊維集合体が用い
られている。また該電池における解決すべき問題点は負
極におけるクロムイオン(水溶液中ではクロロアコ錯体
となっている)の酸化還元反応である。正極での鉄イオ
ンの酸化還元反応は充放電時において反応速度が比較的
些<副反応シ生起しないのでさほど問題ではないが鉄イ
オンに比べて錯交換反応を含むクロム錯イオンの酸化還
元反応が遅いこと、つまり電池の電導度が低いこと、又
充電時に水素が発生し電池の電流効率が下がり易いこと
等が特に挙げられる問題点なのである。
!2次電池と同様に、解決しなければならない問題点が
内在している。即ち、レドックスフロー2次電池の中で
も現在最も開発の進んでいるものは正極活物質として塩
化鉄水溶液、負極活物質として塩化クロム水溶液を用い
る鉄−クロムレドックスフロー2次電池(以下F e
−Crt池と略す)であり、該電池の電極材には耐薬品
性があり、導電性を有する通常の炭素繊維集合体が用い
られている。また該電池における解決すべき問題点は負
極におけるクロムイオン(水溶液中ではクロロアコ錯体
となっている)の酸化還元反応である。正極での鉄イオ
ンの酸化還元反応は充放電時において反応速度が比較的
些<副反応シ生起しないのでさほど問題ではないが鉄イ
オンに比べて錯交換反応を含むクロム錯イオンの酸化還
元反応が遅いこと、つまり電池の電導度が低いこと、又
充電時に水素が発生し電池の電流効率が下がり易いこと
等が特に挙げられる問題点なのである。
このように従来のFe−Cr電池には上述した如き問題
が内在するが、この様な点は電極材の選択とも太いKI
N係する。即ち、充放電時の電気化学反応は炭素繊維表
面で進行するので、充電時の水素ガスの発生量を抑止し
、電流効率及び電導度(酸化還元反応の速さに間係)を
高め得る電極材の選定が重要となってくる。
が内在するが、この様な点は電極材の選択とも太いKI
N係する。即ち、充放電時の電気化学反応は炭素繊維表
面で進行するので、充電時の水素ガスの発生量を抑止し
、電流効率及び電導度(酸化還元反応の速さに間係)を
高め得る電極材の選定が重要となってくる。
本発明者らはかかる事情に鑑み電池のトータルエネルギ
ー効率を高め得るFe−Cr電池の電極材について鋭意
検討した結果1本発明に到達した。
ー効率を高め得るFe−Cr電池の電極材について鋭意
検討した結果1本発明に到達した。
即ち1本発明はX線広角解析より求めた<002>面間
隔が平均3.70λ以下であり、またC軸方向の結晶子
の大きさが平均9.01以上の擬黒鉛微結晶構造を有し
、かりESCA表面分析より氷めた炭材表面の結合酸素
原子数が炭素原子数の少なくとも7チである炭素質材料
を電極材に用いるものである。
隔が平均3.70λ以下であり、またC軸方向の結晶子
の大きさが平均9.01以上の擬黒鉛微結晶構造を有し
、かりESCA表面分析より氷めた炭材表面の結合酸素
原子数が炭素原子数の少なくとも7チである炭素質材料
を電極材に用いるものである。
このような電極材を用いることにより、電池の特性値で
ある電流効率及び電導度が改善されることになる。換言
すれば、上述の如くX線広角解析(解析方法は後述する
)より求めた(002>面間隔が平均s、7oA以下で
あり、まfcC軸方向の結晶子の大きさが平均9.01
以上の擬黒鉛微結晶淋造を有する炭素質材料を電極材に
用いることにより、充電時負極における水素発生量が抑
止され。
ある電流効率及び電導度が改善されることになる。換言
すれば、上述の如くX線広角解析(解析方法は後述する
)より求めた(002>面間隔が平均s、7oA以下で
あり、まfcC軸方向の結晶子の大きさが平均9.01
以上の擬黒鉛微結晶淋造を有する炭素質材料を電極材に
用いることにより、充電時負極における水素発生量が抑
止され。
電流効率を著しく高め得ることができた。<002>面
間隔が3.70λを超え、しかもC軸方向の結晶子の大
きさが平均9.OA未満の結晶性の低い炭素質材料を用
いる場合は充電時負極における本葉発生量が大きく、電
流効率を高めることはできない口このように結晶性の高
い特定の結晶構造を有する炭素質材料を電極材として用
いることKより電流効率が高められる理由については明
らかでないが。
間隔が3.70λを超え、しかもC軸方向の結晶子の大
きさが平均9.OA未満の結晶性の低い炭素質材料を用
いる場合は充電時負極における本葉発生量が大きく、電
流効率を高めることはできない口このように結晶性の高
い特定の結晶構造を有する炭素質材料を電極材として用
いることKより電流効率が高められる理由については明
らかでないが。
結晶偽造が発達するに従って本葉過電圧が上昇し。
充電時にクロム錯イオンの還元が選択的に起り。
以て電流効率が上昇するものと考えられる。
−万、前述の如(ESCA表面分析(解析方法は後述す
る)より氷め7’C炭材表面の結合酸素原子数の炭素原
子数に対する割合(%以下0/C比という)が7%以上
の炭素質材料を電極材に用いることKより、電極反応速
度、りまり電導度を着しく高め得ることができた。ES
CA分析による材料表面の0/C比が7%未満の酸素濃
度の低い炭素質材料を用いる場合は放電時の電極反応速
度が小さく、電導率を高めることはできない。このよう
に材料表面に酸素原子を多く結合させた炭素質材料を電
極材として用いることにより電場率、いいかえれば電圧
効率が高められる理由については明らかでないが、電子
の受授、錯イオンの炭素材料からの脱離、錯交換反応等
に表面の酸素原子が有効に働いているものと考えられる
。
る)より氷め7’C炭材表面の結合酸素原子数の炭素原
子数に対する割合(%以下0/C比という)が7%以上
の炭素質材料を電極材に用いることKより、電極反応速
度、りまり電導度を着しく高め得ることができた。ES
CA分析による材料表面の0/C比が7%未満の酸素濃
度の低い炭素質材料を用いる場合は放電時の電極反応速
度が小さく、電導率を高めることはできない。このよう
に材料表面に酸素原子を多く結合させた炭素質材料を電
極材として用いることにより電場率、いいかえれば電圧
効率が高められる理由については明らかでないが、電子
の受授、錯イオンの炭素材料からの脱離、錯交換反応等
に表面の酸素原子が有効に働いているものと考えられる
。
このように表面酸素原子の濃度を高める炭素質材料を製
造するK tri 前述した内部結晶構造をもつ炭素質
材料を乾式酸化処理することにより得られる。これは例
えばI X 102torr以上の酸素分圧を有する酸
素雰囲気下で重態収率にして65〜99チの範囲になる
様に実施される。処理温度は通常400℃以上が好まし
い。低温(例えば200〜300℃)では処理する炭素
質材料の反応性が落ちるため酸化の効果が得られない。
造するK tri 前述した内部結晶構造をもつ炭素質
材料を乾式酸化処理することにより得られる。これは例
えばI X 102torr以上の酸素分圧を有する酸
素雰囲気下で重態収率にして65〜99チの範囲になる
様に実施される。処理温度は通常400℃以上が好まし
い。低温(例えば200〜300℃)では処理する炭素
質材料の反応性が落ちるため酸化の効果が得られない。
酸化処理を湿式で行なうと層間化合物の生成、処理時の
有害ガスの発生等問題が多いのでさけるべきである。
有害ガスの発生等問題が多いのでさけるべきである。
上述の如く乾式酸化処理を行なうことKより擬黒鉛微結
晶・のC軸に垂直な面のエツジをより多く材料表面に露
出させることができ、かつこのエツジに電気化学反EK
有効な酸素原子を形成させることができる。この酸素原
子はカルボキシル基。
晶・のC軸に垂直な面のエツジをより多く材料表面に露
出させることができ、かつこのエツジに電気化学反EK
有効な酸素原子を形成させることができる。この酸素原
子はカルボキシル基。
フェノール性水酸基、カルボニル基、キノン基。
ラクトン基、フリーラジカル的な酸化物として生成され
、これらの反応基が電極反応に大きく寄与し、以て電導
率(電圧効率)を高め得るものとなる。
、これらの反応基が電極反応に大きく寄与し、以て電導
率(電圧効率)を高め得るものとなる。
本発明に係る炭素質材料は炭素I!維、活性炭素繊維、
活性炭の集合体等特に制限を設けるものでないが好まし
いものは炭素繊維よりなる布帛(織布1m地状布帛、不
織布)を挙げることができる。
活性炭の集合体等特に制限を設けるものでないが好まし
いものは炭素繊維よりなる布帛(織布1m地状布帛、不
織布)を挙げることができる。
なお、本発明において採用せる<002>面間隔(do
oz) s C軸方向の結晶子の大きさくLc)、電流
効率、電導度及びESCAによる0/C比は次の方法で
測定するものである。
oz) s C軸方向の結晶子の大きさくLc)、電流
効率、電導度及びESCAによる0/C比は次の方法で
測定するものである。
■ <002>面間隔: dooz
員素繊維織布をメノウ乳鉢で粉末化し、試料に対して約
15重蓋チのX線標準用高純度シリコン粉末を内部標準
物質として加え混合し、試料セルにりめh CuKa線
を線源とし、透過型ディフラクトメーター法によって広
角X線回折曲線を計測する。
15重蓋チのX線標準用高純度シリコン粉末を内部標準
物質として加え混合し、試料セルにりめh CuKa線
を線源とし、透過型ディフラクトメーター法によって広
角X線回折曲線を計測する。
曲線の補正には、いわゆるローレンツ、偏光因子、吸収
因子、yA子散乱因子等に関する補正は行なわず次の簡
便法を用いる。即ち<002>回折に相当するピークの
ベースラインを引き。
因子、yA子散乱因子等に関する補正は行なわず次の簡
便法を用いる。即ち<002>回折に相当するピークの
ベースラインを引き。
ベースラインからの実質強度をプロットし直して<00
2>補正強度曲線を得る。この曲線のピーク高さの3分
の2の高さに引いた角度軸に平行な線が強度曲線と交わ
る線分の中点を求め。
2>補正強度曲線を得る。この曲線のピーク高さの3分
の2の高さに引いた角度軸に平行な線が強度曲線と交わ
る線分の中点を求め。
中点の角度を内部標準で補正し、これを回折角の2倍と
し、 CuKαの波長λとから次式のBragg弐によ
って<002>面間隔を求める。
し、 CuKαの波長λとから次式のBragg弐によ
って<002>面間隔を求める。
do02 ニー□
2sinθ
λ : 1.5418A
θ:回折角
■ C軸方向の結晶子の大きさくLc)前項で得た補正
回折強度曲線・において、ピーク高さの半分の位置にお
けるいわゆる半値巾βを用いてC軸方向の結晶子の大き
さを求める。
回折強度曲線・において、ピーク高さの半分の位置にお
けるいわゆる半値巾βを用いてC軸方向の結晶子の大き
さを求める。
形状因子Kについては1棟々騒論もあるが。
K=0.90を採用した。λ、θについてはBf項と同
じ意味である。
じ意味である。
■ セル電流効率
第1図に示す小型の流通型電解槽を作り、各種定電流密
度で充放電を繰り返し、電極性能のテストを行う。正極
には塩化第一鉄、塩化第二鉄濃度各IM/lの4N塩酸
酸性水溶液を用い、負極には塩化第ニクロム濃度IM/
lの4N塩酸酸性水溶液を用意した@ 正極液社は負極液jtK対して大過剰とし、負極特性を
中心に検討できるようにした。電極面積は10cIA、
液流瀘は毎分的5 mlである。電流密度は20 、4
0 、60 、80 、100 mA/cdで行ったが
、充電時と放電時は同じ値でテストを行った。充電に始
まり放電で終る1サイクルのテストにおいて、充電に要
した電気量をQ1クーロン、0.2Vまでの定電流放電
及びこれに続<O,SVでの定電位放電で取シ出した電
気量を夫々Q2.Q3クーロンとし1次式で電流効率を
求める。
度で充放電を繰り返し、電極性能のテストを行う。正極
には塩化第一鉄、塩化第二鉄濃度各IM/lの4N塩酸
酸性水溶液を用い、負極には塩化第ニクロム濃度IM/
lの4N塩酸酸性水溶液を用意した@ 正極液社は負極液jtK対して大過剰とし、負極特性を
中心に検討できるようにした。電極面積は10cIA、
液流瀘は毎分的5 mlである。電流密度は20 、4
0 、60 、80 、100 mA/cdで行ったが
、充電時と放電時は同じ値でテストを行った。充電に始
まり放電で終る1サイクルのテストにおいて、充電に要
した電気量をQ1クーロン、0.2Vまでの定電流放電
及びこれに続<O,SVでの定電位放電で取シ出した電
気量を夫々Q2.Q3クーロンとし1次式で電流効率を
求める。
充電時にCr”十からCr2+への還元以外の反応1例
えばH+の還元等の副反応が起ると、取り出せる電気量
が減り、電流効率は減少する。
えばH+の還元等の副反応が起ると、取り出せる電気量
が減り、電流効率は減少する。
■ セル電場度
負極液中のCr3+を(r2+に完全に還元するのに必
要な理論電気@ Qthに対して、放電途中までに取シ
出した電気量の比を充電率とし。
要な理論電気@ Qthに対して、放電途中までに取シ
出した電気量の比を充電率とし。
充電率が50−のときの電流・電圧曲線の傾きから、セ
ル抵抗(Ω−)、及びその逆数であるセル電導度(Sc
In−りを求める。セル電導度が大きい程電極でのイオ
ンの酸化還元反応はすみゃかに起り、高電流密度での放
電電位は高く、セルの電圧効率が高く、秀れた電極であ
ると判断できる。
ル抵抗(Ω−)、及びその逆数であるセル電導度(Sc
In−りを求める。セル電導度が大きい程電極でのイオ
ンの酸化還元反応はすみゃかに起り、高電流密度での放
電電位は高く、セルの電圧効率が高く、秀れた電極であ
ると判断できる。
なお■、■でのテストは25℃近辺で行った。
■ ESCAKよる0℃比の測定
ESCAあるいは、XPSと略称されているX線光電子
分光法による賦化の測定に用いた装置は高滓ESCA
750で、解析にはESCAPAC760を用いた。
分光法による賦化の測定に用いた装置は高滓ESCA
750で、解析にはESCAPAC760を用いた。
各試料を5aa+径に打ち抜き1両面テープにより試料
台に貼り付は分析に供した。線源にはMfKα線(12
53,6eV)を用イ、 装置1HXIX空度は10−
’ torrとした。
台に貼り付は分析に供した。線源にはMfKα線(12
53,6eV)を用イ、 装置1HXIX空度は10−
’ torrとした。
測定はC1s + O1sビークに対して行ない、各ピ
ークをESCAPAC760(J、H,5cofiel
dによる補正法に基づく)を用い補正解析し、各ピーク
面積を氷める。得られた面積はC1s Kつぃて/d
1.00 、 Ols K対しては2.85の相対強度
を乗じたものであり、その面積から直接表面(酸素/炭
素〕原子数比を−で算出する。
ークをESCAPAC760(J、H,5cofiel
dによる補正法に基づく)を用い補正解析し、各ピーク
面積を氷める。得られた面積はC1s Kつぃて/d
1.00 、 Ols K対しては2.85の相対強度
を乗じたものであり、その面積から直接表面(酸素/炭
素〕原子数比を−で算出する。
以下本発明を比較例、突施例によって詳しく説明するが
、本発明はこれらの例に限定されるものではな込。
、本発明はこれらの例に限定されるものではな込。
比較例1゜
1.5デニールの再生セルロース繊維を紡績・製布して
作った布帛にリン酸水素ニアンモニウム処理を施し、2
70℃で耐炎化処理を行った後、毎時400℃の昇温速
度で不活性ガス中で850℃までもたらし、30分保持
した後冷却して炭素繊維織布Aを得た。布帛Aのd00
2は3−88A+ Lcは8.IAであり、0/C比は
6.3%で電流密度40mA/JKおける充放電時の電
流効率は73.2%。
作った布帛にリン酸水素ニアンモニウム処理を施し、2
70℃で耐炎化処理を行った後、毎時400℃の昇温速
度で不活性ガス中で850℃までもたらし、30分保持
した後冷却して炭素繊維織布Aを得た。布帛Aのd00
2は3−88A+ Lcは8.IAであり、0/C比は
6.3%で電流密度40mA/JKおける充放電時の電
流効率は73.2%。
電導度も0.105crr1−2と低かった。又充電初
期より負極において水素ガスの発生がみられた。
期より負極において水素ガスの発生がみられた。
比較例2゜
比較例1で得た織布Aを不活性ガス中で1350’C1
1600℃の再熱処理を、30分行ない、訳素繊維布吊
B、Cを得た。布帛B、CのX線解析、電池特性及びE
SCA解析結果を第1表に&とめて示す。
1600℃の再熱処理を、30分行ない、訳素繊維布吊
B、Cを得た。布帛B、CのX線解析、電池特性及びE
SCA解析結果を第1表に&とめて示す。
第 1 表
、II40mA/lA
第1表の布帛B、Cは電流効率、電場度のいずれもある
いはいずれかが低く満足できるものでない0 比較例3゜ 比較例1.2で得た織布A、Bt−酸素分圧200to
rr の不活性ガス中900℃で酸化を行ない、収率
92〜93%で夫々布帛M、Nを得た。布帛M、NのE
SCA表面分析及び電極性能を第2表に示す。
いはいずれかが低く満足できるものでない0 比較例3゜ 比較例1.2で得た織布A、Bt−酸素分圧200to
rr の不活性ガス中900℃で酸化を行ない、収率
92〜93%で夫々布帛M、Nを得た。布帛M、NのE
SCA表面分析及び電極性能を第2表に示す。
第 2 表
* 4GmA/cJ
第2表の結果よりもともと結晶構造の低い員素貿材料に
いくら酸化処理をしても電導度が向上しないことがわか
る。
いくら酸化処理をしても電導度が向上しないことがわか
る。
実施例1゜
比較例2で得た布帛Cを比較例3におけると同様の酸化
処理を行ない、酸化収率75%で炭素繊維織布Pを得た
。ESCA分析の賦化は10.2でありた。布帛Pを電
極に用いたときのセル電流効率は93.6%、 セル
電導度は0.485crn−2であり。
処理を行ない、酸化収率75%で炭素繊維織布Pを得た
。ESCA分析の賦化は10.2でありた。布帛Pを電
極に用いたときのセル電流効率は93.6%、 セル
電導度は0.485crn−2であり。
充電時水素ガスの発生も少なく極めて秀れた電極特性が
得られた。このときの充放電の電流密度は40mA/−
で行った。
得られた。このときの充放電の電流密度は40mA/−
で行った。
比較例4゜
比較例1で得た布帛Aを1600℃、酸素分圧6.5
X 10”−3torrを含む不活性ガス雰囲気下で3
時間処理をし、0/C比6.5%の布帛Qを得た。
X 10”−3torrを含む不活性ガス雰囲気下で3
時間処理をし、0/C比6.5%の布帛Qを得た。
布帛Qを電極材とし、電流密度40mA/cIAのテス
トを行ったときのセル電導度は0.245crn−2と
低目であった。
トを行ったときのセル電導度は0.245crn−2と
低目であった。
第1図は本発明に係る電極材の電流効率を測定する説明
図である。 1;集電用黒鉛板 2;ヌベーサー 3;イオン交換膜 4;炭素繊維布帛(電極) 5;活物質水溶液流通路 特;1出題人 泉洋坊Lt株式会社
図である。 1;集電用黒鉛板 2;ヌベーサー 3;イオン交換膜 4;炭素繊維布帛(電極) 5;活物質水溶液流通路 特;1出題人 泉洋坊Lt株式会社
Claims (1)
- X線広角解析より求めた<002>面間隔が平均s、r
oA以下であり、またC軸方向の結晶子の大きさが平均
9.OA以上の擬黒゛鉛微結晶慣造を有し、かりESC
A表面分析より求めた次材表面の結合酸素原子数が炭素
原子数の少なくとも7%である員素貿材料よりなる電極
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57210373A JPS59101776A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 電極材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57210373A JPS59101776A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 電極材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59101776A true JPS59101776A (ja) | 1984-06-12 |
JPH0113191B2 JPH0113191B2 (ja) | 1989-03-03 |
Family
ID=16588273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57210373A Granted JPS59101776A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 電極材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59101776A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60232669A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-19 | Toyobo Co Ltd | 電解槽用電極材 |
JPS60253164A (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-13 | Toyobo Co Ltd | 電極材 |
WO2020184664A1 (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 東洋紡株式会社 | 炭素電極材およびそれを備えたレドックス電池 |
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WO2020184450A1 (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 東洋紡株式会社 | マンガン/チタン系レドックスフロー電池用炭素正極電極材およびそれを備えた電池 |
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WO2020184663A1 (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 東洋紡株式会社 | 炭素電極材及びレドックス電池 |
JPWO2020184665A1 (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP57210373A patent/JPS59101776A/ja active Granted
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WO2020184663A1 (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 東洋紡株式会社 | 炭素電極材及びレドックス電池 |
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CN113544888A (zh) * | 2019-03-13 | 2021-10-22 | 东洋纺株式会社 | 碳电极材料和氧化还原电池 |
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---|---|
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