JPS59101446A - ベンジルフエニルアセトアミド誘導体の製造方法 - Google Patents

ベンジルフエニルアセトアミド誘導体の製造方法

Info

Publication number
JPS59101446A
JPS59101446A JP57210612A JP21061282A JPS59101446A JP S59101446 A JPS59101446 A JP S59101446A JP 57210612 A JP57210612 A JP 57210612A JP 21061282 A JP21061282 A JP 21061282A JP S59101446 A JPS59101446 A JP S59101446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
palladium
benzyl
benzylphenylacetamide
triphenylphosphine
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57210612A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Terada
泉 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Kosan Co Ltd filed Critical Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority to JP57210612A priority Critical patent/JPS59101446A/ja
Publication of JPS59101446A publication Critical patent/JPS59101446A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はベンジルフェニルアセトアミド誘導体の製造法
に関する。
ベンジルフェニルアセトアミド誘導体は水稲作の除草剤
として有用であることが知られている。
この物質の製造法として、たとえば■フェニル酢酸もし
くはその核置換化合物とα、α−ジメチルベンジルアミ
ンを反応させる方法、■フェニル酢酸もしくはその核置
換化合物と塩化チオニルとの反応生成物とα、α−ジメ
チルベンジルアミンを反応させる方法、■フェニル酢酸
もしくけその核tx 換化合物とα、α−ジメチルベン
ジルアミン。
トリエチルアミンおよびN−メチル−2−クロルピリジ
ニウムヨーシトと反応させる方法などが提案されている
しかしながら、これらの方法は好ましくない副生物が生
成する、原料の取扱いが困難である等の間融があり、工
業的製造法としては適当でない。
そのため、改良方法として■フェニル酢酸とα。
α−ジメチルベンジルイソシアネーFを反応させる方法
、■フェニルアセトイミノエーテルとα。
α−ジメチルベンジルアミンを反応させる方法、■フェ
ニルアセトニトリルとα−メチルスチレンを反応させる
方法などが提案された。しかし、これらの改良技術にあ
っても、原料化合物の合成工程が必要とされたシ、効率
的な反応が行なわれない等の欠点があり、十分に満足し
得るものではない。
本発明者は、ペンジルフェニルア士ドアミドの工異的り
!清洗を開発すべく flF究を重ね、ベンジルハライ
ド類、ベンジルアミン類および一酸化炭素を所定の触媒
の存在下で反応さセることにより、目的とする化合物を
効率よく製造できることを見出し、本発明を完成するに
至ったのである。
すなわち本発明は、ベンジルハライド類、ベンジルアミ
ン類および一酸化炭素を二価パラジウム塩おJ:び)’
Jフェニルホスフィンの存在下で反応させることを特徴
とするペンジルフェニルア七トアミドゼ5導体の製造方
法を1か供するものである。
本発明で用いるベンジルハライド類は、そのベンゼン核
に置換基の導入されたもの(核置換)でも、導入されて
いないもの(非置換)でもいずれでもよい。ここで核置
換基としては、ハロゲン。
炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ
ル基、ニトロ基あるいはトリフルオロメチル基の如きト
リハロゲン化アルキル基等があり、これら核置換基が1
−6個(それぞれ異なるものであってもよい。)導入さ
れている。ベンジルハライド類はα位の炭素に1あるい
け2個の置換基が導入されたもの(α−モノ置換、α、
α−ジ置換)でもよい。このα位に導入される置換基と
しては、炭素数1〜4のアルキル基を掲げることができ
る。なお、α、α−ジ置換体においては、置換基が同一
あるいは異ってもよい。アルキル基の例としてメチル基
、エチル基、プロピル基カあり、アルコキシル基として
はメトキシ基、エトキシ基などが描げられる。また、ハ
ライドとしては特に制限がなく、塩素、臭素、フッ素、
ヨウ素があり、通常塩素や臭素が用いられる。ベンジル
ハライド類の具体例としてはベンジルクロリド、o−り
’。
ルーベンジルクロリド、0−クロル−ベンジルプロミド
、0−クロル−α−メトキシ−ベンジルクロリド、0−
ブロム−ベンジルクロリド、0−ブロム−ベンジルプロ
ミド、m−クロル−ベンジルクロリド、0−メトキシ−
ベンジルクロリド、0−メチルベンジルクロリド、α−
メトキシ−ベンジルクロリドなどをあげることができる
また、本発明で用いるベンジルアミン類は、そのベンゼ
ン核に置換基が導入されているもの(核置換)および導
入されていないもの(非置換)のいずれでもよい。ここ
で置換基としては前記ベンジルハライド類と同様のもの
がある。α位の炭素に1あるいは2個の置換基、たとえ
ばアルキル基が導入されたものでもよい。この場合のア
ルキル基としては同一または異なるものであってもよく
、このアルキル基としては、たとえばメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基があり、特にメチル基、エチ
ル基が好ましい。なお、α位の炭素に導入される置換基
である2つのアルキル基の具体的な組み合わせとしては
、α、α−ジメチル、α−メチル−α−エチル、α、α
−ジエチル、α−メチル−α−n−プリビルなどがあげ
られる。これラインシルアミン類の具体例としてはベン
ジルアミン、α、α−ジメチルベンジルアミン、α−メ
チル−α−エチルベンジルアミン、p−クロル−α−メ
チルベンジルアミン、p−り四ルーα、α−ジメチルベ
ンジルアミン、0−クロル−α、α−ジメチルベンジル
アミン、p−クロル−α−エチル−α−メチルベンジル
アミン、5,4−ジクロル−α、α−ジメチルベンジル
アミン、p−ブロム−α、α−ジメチルベンジルアミン
、rn−クロル−α、α−ジメチルベンジルアミン、p
−メチル−α、α−ジメチルベンジルアミン m−メチ
ル−α、α−ジメチルベンジルアミン、p−メトキシ−
α、α−ジメチルベンジルアミン、α−エチル−α−メ
チルベンジルアミン、α、α−ジエチルベンジルアミン
、α−エチル−α−n−プロピルベンジルアミン、α、
α−ジメヂルベンジルアミンなどをあげることができる
。本発明においては上記ベンジルハライド類、ベンジル
アミン類と共に一酸化炭素を二価パラジウム塩およびト
リフェニルホスフィンの存在下において反応させなけれ
ばならない。ここで二価パラジウム塩およびトリフェニ
ルホスフィンは反応の触媒として作用するものである。
二価パラジウム塩として具体的ia二塩化パラジウム、
三臭化パラシウムナトノジハロゲン化パラジウム地、ジ
酢酸パラジウム塩。
ジアセチルアセトンパラジウム塩などが掲げられる。ま
た、トリフェニルホスフィンはパラジウムと錯体を形成
              するものである。さらに
、反応の進行に伴って生滅する環化水素等のハロゲン化
水素を捕えるためにトリアルキルアミンを加えることも
有効である。この場合のトリアルキルアミンとしてはト
リエチルアミン、トリーn−ブチルアミンなどがあげら
れる。本発明の方法は各種の不活性溶媒中で行なうこと
もできるが、通常は無溶媒下で行なえばよい。
反応にあたりベンジルハライド類およびベンジルアミン
類の使用紙は化学M論的には等モルでよい。また、−酸
化炭素ガスは系がπ零相する程度に用いれはよい。一方
、触媒である二価パラジウム塩はベンジルハライド類に
対して0.01〜口1(モル比)、特に好ましくは00
2〜α05(モル比)の割合で加える。トリフェニルホ
スフィンの添加量はベンジルハライド類に対してQ、0
2〜0.2(モル比)、特に好ましくは004〜01(
モル比)で加えれはよい。さらに、トリアルキルアミン
は生成するハロゲン化水素を捕えるに歿十分な鍛が系中
に存在すればよい。
本発明の方法は様々な条件下で行なうことができ、特に
−^的に定めることはできないが、通常圧力0〜20k
19/dG、反応温度50〜150°C1好ましくは7
0〜130°Cにて2〜50時間、好ましくけ!1〜5
0時間反応させることによって行なう。
本発明の方法は、−酸化炭素挿入反応を巧みに利用した
ものであり、従って本発明の方法によれば、上記原料を
二価パラジウム塩およびトリフェニルホスフィンの存在
下に反゛応させることからなる一段反応によって目的と
するベンジルフェニルアセトアミド誘導体を高収率で得
ることができる。
また、反応条件が温和であるため、設備が比較的簡便な
ものでよく反応操作も容易で工業的生産法としてきわめ
て有利である。このように、本発明は除草剤等の農薬と
して有用なベンジルフェニルアセトアミド誘導体を効率
よく製造し得るものであるため、これら化合物の工業的
製造に有効に利用され得るものである。
次に1本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
実施例1 50m/の三ツロフラスコ中に、0−クロルベンジルク
ロリド2.07(12,5ミリモル)、p−クロル−α
、α−ジメチルベンジルアミン2.1y、(125ミリ
モル)、トリn−ブチルアミン2.77(14,S ミ
リモル)およびジ酢酸パラジウム塩56Q(0,25ミ
リモル)およびトリフェニルホスフィン130震g(0
,5ミリモル)ヲ仕込ミ、−酸化炭素ガスを充填した風
船を取りつけ、フラスコ内を減圧にして一醸化炭素ガス
で6回ガス置換を行なった。その後、1oo′cにおい
て26時間加熱反応させた。放置冷却後、酢酸エチルを
加えて5%塩酸で洗浄し、無水硫酸す) IJウムで乾
燥したのち減圧上溶媒を留去した。
得られた残渣をジクロルメタン−n−へキサン混合溶媒
により再結晶し、白色結晶のN−(α。
α−ジメチル−4−クロルベンゼン)−2’−クロルフ
ェニルアセトアミドを!LoP得た。収率は75%であ
った。
実施例2 実施例1においてp−クロル−α、α−ジメチルベンジ
ルアミンの代りにp−クロル−α−エチル−α−メチル
ベンジルアミン2.!57(12,5ミリモル)を用い
たこと以外は実施例1と同様に反応を行なった。その結
果、N−(α−エチル−α−メチル−4−クロルベンジ
ル)−2’−クロルフェニルアセトアミドの白色結晶ム
37を得た。このM又率は78%であった。
実施例5 実施例2においてジ酢酸パラジウム塩の代りに二塩化パ
ラジウムを44M9(0,25ミリモル)用いたこと以
外は実施例2と同様に反応を行なった。
その結果、N −(α−エチル−α−メチル−4−クロ
ルベンジル)−2’−クロルフェニルアセトアミドの白
色結晶五ozを得た。収率は71%であった。
実施例4 実施例2と同一仕込み組成物をオートクレーブに仕込み
、容器内をmm化炭素ガスで置換した後、−酸化炭素ガ
ス圧&5kg77G  をかけ、100°Cで26時間
反応を行なって以下実施例2と同様の後処理を行なった
。その結果、N−(α−エチル−α−メチル−4−クロ
ルベンジル)−2’−クロルフェニルアセトアミドの白
色結晶2.71を得た。
この収率は64%であった。
特許出鵬人 出光興産株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベンジルハライド類、ベンジルアミン類および一
    酸化炭素を二価パラジウム塩およびトリフェニルホスフ
    ィンの存在下で反応させルコとを特徴とするベンジルフ
    ェニルアセトアミド誘導体の製造方法。
  2. (2)  二価パラジウム塩がジハロゲン化パラジウム
    モジくはジ酢酸パラジウムである特許請求の範囲第1項
    記載の製造方法。
JP57210612A 1982-12-02 1982-12-02 ベンジルフエニルアセトアミド誘導体の製造方法 Pending JPS59101446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57210612A JPS59101446A (ja) 1982-12-02 1982-12-02 ベンジルフエニルアセトアミド誘導体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57210612A JPS59101446A (ja) 1982-12-02 1982-12-02 ベンジルフエニルアセトアミド誘導体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59101446A true JPS59101446A (ja) 1984-06-12

Family

ID=16592203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57210612A Pending JPS59101446A (ja) 1982-12-02 1982-12-02 ベンジルフエニルアセトアミド誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59101446A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010147481A (ja) * 1998-03-30 2010-07-01 Toshiba Corp ノイズ低減素子およびそれを用いた半導体回路素子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010147481A (ja) * 1998-03-30 2010-07-01 Toshiba Corp ノイズ低減素子およびそれを用いた半導体回路素子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109232265B (zh) 一种制备苄基胺类化合物的方法
CN109320434B (zh) 离子型铁(iii)配合物作为催化剂在制备苄基胺类化合物中的应用
JP3459892B2 (ja) フッ素系界面活性化合物及びその製造方法
JPS59101446A (ja) ベンジルフエニルアセトアミド誘導体の製造方法
WO2020087233A1 (zh) 离子型铁(iii)配合物作为催化剂在制备苄基胺类化合物中的应用
JPS5824430B2 (ja) フルオルベンゾニトリル類の製造方法
JP2008521845A (ja) 3−ハロフタル酸ジクロリドを調製する方法
JP2001039939A (ja) マロンニトリルの製造方法
GB2150930A (en) Preparation of bromoacetamides
JP2003055285A (ja) 4−tert−ブトキシ−4’−ハロゲノビフェニルおよびその製法、並びに4−ハロゲノ−4’−ヒドロキシビフェニルの製法
JPS61180736A (ja) 3−ブロモベンズアルデヒドの製造方法
JP2706554B2 (ja) 4―トリフルオロメチルアニリン誘導体及びその製造法
JP2010222304A (ja) トリフルオロメチルアレーン類の製造方法
JPS6250459B2 (ja)
JP2002145809A (ja) 1,3−ジブロモアダマンタンの製造方法
JP4571740B2 (ja) 1,6−ジシアノヘキサンの製造方法
JPS61122240A (ja) ハロゲン化された3,3‐ジメチル‐5‐ヘキセン‐2‐オンの製造方法
JPS6110538A (ja) ο‐およびρ‐ニトロベンズアルデヒドの製造法
JP4081588B2 (ja) N−トリアルキルメチルカルボニル−2−アルキル−3,4−ジフルオロアニリンの製造方法
CN115850119A (zh) 一种2-氯芳香胺类化合物的合成方法
KR910003635B1 (ko) 2-(2-나프틸옥시)프로피온아닐리드 유도체의 제조방법
JPS58222079A (ja) 環状有機カ−ボネ−ト類の製造方法
JPH01242537A (ja) 2−フルオロビフェニル誘導体の製造方法
JP3848386B2 (ja) N,n−ジアルキル−2−ピリジンアミン類の製造方法
JP3708131B2 (ja) ホウ酸テトラキス(ペンタフルオロフェニル)の製造方法