JPS5898348A - 耐食用油用ゴム製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本分＃４Ｆｉ優れた耐候性や機械的％性を有し、耐食用
油柱管改良し九エチレジープロピレン共１合体ゴムとエ
チレン−プロピレン共重合体ゴムと塩化ビニルとのグラ
フト共重合体を混合した配合＠を加硫してなるゴム製品
に関する。

エチレン−プロピレン共電合体ゴム（以下ＢＰゴムと略
称する）は耐熱性、耐候性、耐オゾン性、低重特性、電
気絶縁性、耐薬品性等に優れており、自製車部品、建材
部品、電気部品、ホース類、工業用品に使われている。

食用油脂（天ぷら油、サラダ油など）が付着したゴム手
袋、ゴム栓、ゴム管、バッキング類等のゴム製品口著し
い軟化や膨潤を起こし、場合によっては亀裂発生尋のト
ラブルを生じるため、鍛近Ｖ庭用台所ゴム製品は耐食用
油性が特に請求されてきた。

ＢＰゴムの耐食用油性はスチレン７ブタジ工ン共東合体
ゴムやクロロプレンゴムより侵れているので家庭用ゴム
製品として広く使用されてきた。これはＥＰゴムは主鎖
に不飽和部分（二１結合）を含まないために酸化をおこ
しにくいことによると考えられる。本分間者らはこのＢ
Ｐゴムの持っている良い点を損なうことなく、更に飛躍
した耐食用油性を得るべく鋭意研究した結果、本発明に
到達した。

本発明によれ汀、ＢＰゴム５０〜９０１［ｔＮおよびＢ
Ｐゴムと塩化ビニルとのグラフ’）共重合体（以下ｇＶ
Ｇと略称する）１０〜５０重量ｇ【混和したゴム配合物
を加硫してなる耐食用油川ゴム組成物が提供される。

本発明において使用されるＥＰゴム社エチレンとプロピ
レンの共重合体ゴムまたは非共役ジエンとしてエチリデ
ンノルボルネン、ジシクロベ／タジエ７，１．４−へキ
サジエン郷を第三成什として少なくともｔ６含むエチレ
ン−プロピレン−非共役ジエン共重合ゴムで一般に７ｈ
欺されているものを用いることかできる。また、ＢＹ（
ｊはエチレン−プロピレン−非共役ジエンの存在下に塩
化ビニルをグラフト重合させて得るもので、％開昭５０
−３３２８６．５０−１５３０８９にその製造法の記載
がある。

本発明で使用されるｇＶＧｒｒその中のエチレン−プロ
ピレンゴム含有率が余り低いとＢＰゴムとの和解性が癌
化するし、逆にエチレン−プロピレンゴム含有率が高す
ぎるとＥＶＧ中のポリ塩化ビニル部分が減じることにな
り、耐食用油性の改質効果が低くなる。ゆえに、ＥＶＧ
中に含有する１４１’ゴムの好ましい範囲は２０〜５０
算讃チである。

またＥＶＧの配合蓋ｔよｇｐゴム５０〜９０］１ｋｉｌ
１部に対して１０〜５０重量部好ましくＦｉ１５〜４Ｏ
Ｎｉｌｌ′部である。

ＨＶＧの配合量が１０隼量部未胸でｔま耐食用油性の改
質効果が借られない。一方５０１ｔｉ１部を越えるとゴ
ム弾性が損われる。

通常ゴム製品を得るに−ま必をＫＲ，じて、カーボンブ
ラック、酸化亜鉛、ステアリン酸％光填剤、軟化剤、老
化防止剤、加硫剤、加硫促＊剤等の周知の鰯加剤を加え
る。

ＢＰゴムとＥｖＧおよびその他の添加剤の混合は通常の
方法例λ、ばバンバリーミキサ−、ロールミル婚を用い
て混合することが出来る。この混合物＃ｉ通常のゴム配
合物と同じように押出機やカレンダーロールを用いて任
意の形状に成形できる。

次に実施例によって本発明を更に具体的に睨＃４−する
が、本発明はその要旨をこえない限り以下の実施例に制
約されるものではないつ実施例　１゜ 先ず１．嬉４１表に示す組成割合（１量比）にてゴム混
合物をｍ１ｌｌ製した。＠製方法は予め１００’ＣＣ１
７６ｒｐに設電した１、７１バンバリーミキサ−１使用
してＩｔｋ７〜ｇｅ間ｆＩＬｌｌ　ＬテＢ　Ｖ　ＧカＭ
　Ｐ−ｔムト充分混合ｌ−でいることを確−後混練りを
終了し、次にロールミル（渥＃ｆ７０±５℃）にてシー
ト田シを行なって混合物奢得ｌｒｏ九だし、比較例１−
９の親線ねに際しては、予めＥＰゴム、ｐｖｃと安定剤
でポリマー紐Ｍ物ｔ−＊製しなければならな鴇。

その際バンバリーミキサー温間は約１７０℃にてスター
ト１１次いでこの組成物を使ってゴム混合＠ｆ得るよう
に再び混練した。攻お、全てのイオウ、加は促進剤＃ｉ
ＩＯイ／チロール型ロール機にて龜加し１ゴム混合物ｔ
ＪＭ１１また。この混合物管１６０℃＃気プレスＩｅＫ
より加硫したシートにて物性測定を行なった。

（注）養１ 日本合成ゴム（株）製エチリデンノルボルネン系Ｂ　Ｐ
　Ｄ　Ｍ、　　Ｍ　Ｌ１＋４（１００℃）＝４５．プロ
ピレン含量４３重量％、沃素価２６゜ ｋ２ 日本合成ゴム（株）製コールド非油ＡａＢＢＭＬ１＋ａ
（１００℃）５２　結合スチレン２３．５ノ 重量％ ４に３ 昭和ネオプレン（株）製クロロプレンゴム。

餐４ 石油東圧化学（株）製ポリ塩化ビニル　ビニクロン３０
００　Ｌ。

養５ 特開昭５０−３３２８６の方法により製造。用いたＨＰ
ＤＭｔ；ｉジシクロベンタジエ／系。

（注）簀６ Ｊ　Ｉ８　Ｋ６３０１引彊試験による引張強さく’ｒｌ
ｌ　）を伸び（Ｐ：ｍ）、一度（Ｈ８）。

７ Ｊ　１８　’に６３０１老化試験Ｋｍじ、ギヤ一式老化
試験＠を用いて７０℃で９６時間強制老化し、変化率を
求めた。

　８ ＪＩ８に６３０１浸せき試験に準じ、試験用油として大
豆油を用いてｅＮ２雰囲気下および空気吹き込み下で２
強制試験を行ない変化率を求めた。

４＃９ 加硫シートを２ケ月日光曝露したときのシート表面の亀
裂の有無及びウエザーオメータでブラックパネル温度６
３℃、３００時間曝露後のシート表ｒＭの亀裂の有無を
試験した。

実験の項目および結果は第２表に示す。

第２表から明らかなように実施例はゴム餉賊を保ち、耐
熱性を損なうことなく、耐食用油性に優れている。例え
ばＨＰゴムやＳＢＲ単８またはそのブレンド品は食用油
性に対するＩｌ濶が大きく、Ｔ＋＋Ｅｍの低下が非常に
大きい。ただしＥｖｑの混合量が少ないと比較例の１−
１０に示すようＫその効果は充分でない。逆Ｋｇｖｏ混
合量が多い場合は比較例１−１１に与られるように耐食
用油性は良好であるがゴム領埴をはずれる。またＥＶＧ
の代りにポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）を使用した場合は比
較例１−９に示すようにＴ、が大きく低下し、ＢＰゴム
との粕漬性も基い。

したがって本発明により耐食用油性に適したゴム配合物
が提供されること社明らかである。

出願人　　日本合成ゴム株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エチレン−プロピレン共重合体ゴム５０〜９０＊量ｓと
   エチレン−プロピレン共重合体ゴムと塩化ビニルとのグ
   ラフト共１合体ｌＯ〜５０重量部とを混和したゴム配合
   物を加硫してなる耐食用油相ゴム製品。