JPS5895005A - コンテナ−の自動倉庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンテナーを保管する自動倉庫に関するもので
ある。

従来の自動倉庫は、棚沿いに走行するスタッカークレー
ンから棚内ヘフォークを差し入れ、このフォークで棚内
の物品をすくい上げ、すくい上げた物品をフォークを欄
外へ抜き出すことによシ棚から物品を取）出し、逆動作
で棚内に物品を格納している。このような自動倉庫にお
いては、物品が突き出されたフォーク上に支えられるか
ら、スタッカークレーンに大きな転倒モーメントが作用
する。よって、取扱える一品の重さは１０を以下であっ
た。

このために、３０ｔ１度の大重量となる鉄道輸送や船輸
送に利用されているコンテナーな堆シ扱うことができな
かった。また、コンテナー内の収納荷物重量を減少した
としてもコンテナーを棚内外へ取９扱うクレーンに転倒
モーメントが大きく作用しやすいので危険である。

本発明の目的はコンテナーを安全に取シ扱えるとともに
大重量なコンテナーを取シ扱える自動倉庫を提供するこ
とにある。

本発明の要点は、基本構成として、コンテナーを格納す
る棚と、棚の内外に抜き差し自在にスプレッダ−フレー
ムを備えたクレーント、スフレラダーフレームに上下動
自在に備えたコンテナー係合装置と、スプレッダ−フレ
ームに備えたガイドｐ−２−と、ガイドローラーを受け
る形状を有し、スプレッダ−フレームの抜き差し方向に
案内方向を向けて棚に備えたガイドレールとか、ら成る
コンテナーの自動倉庫の構成を有し、スプレッダ−フレ
ームを抜き差しするに肖っては、ガイドレールにガイド
ロー２−を支持させて行い、スプレッダ−フレームに加
わるコンテナー荷重を棚側にあすけなからスプレッダ−
フレームに係合したコンテナーを棚の内外へ出し入れす
る、点にある。

以下に本発明の一実施例を第１図から第７図までの各図
に基づいて説明する。

第１図に示す如く、コンテナー１を格納する棚は、横は
り２と縦柱３とから成シ、コンテナー１は横はシ２上に
格納支持される。コンテナー１の格納空間は横はシ２と
縦柱３とによシ何段および何列にも設置されている。

コンテナー１の格納空間の上方にある横はシ２には、纂
１図、＄５図で示すＬ字形のガイドレール４が、第２図
、纂３図の如く棚の奥行方向へ案内方向を向けて固定さ
れている。

棚は、第３図の如く、スタッカークレーン５を挾んで左
右に存在する。スタッカークレーン５は棚に沿って走行
移動できるとともに、上下動自在に昇降体６を備える。

昇降体６の上下動装置は、従来のスタッカークレーンと
同じく、スタッカークレーン５の上方からロープで昇降
体６を支え、このロープをウィンチで巻き取）あるいは
繰シ出し操作して昇降体６を上下動させるもので良い。

昇降体６にはスプレッダ−フレーム７が水平方向へ抜き
差し移動自在に備わる。即ち、昇降体６には、第４図の
如く、スズレッダー７レーム７の両側面に回転自由に取
シ付けたガイドローラー９を受けるガイドレール６ａが
固定される。このガイドレール６ａにガイドローラー９
が受けられてガイドレール６ａ沿いにスプレッダ−フレ
ーム７カカイドローラー９にょシ水平移動できる。この
ために、スプレッダ−フレーム７は棚側へ突き出たル昇
降体６１１へ戻されたシすることが自由になっている。

スズレッダーフレーム７は、手動にて押し引きするより
は、動力を利用した方が良く、第４図に示す如く、駆動
装置によｐスプレッダ−フレーム７は移動させられる。

駆動装置は、スプレッダ−フレーム７上面に固定したラ
ック１１と、この２ツク１１と噛み合せて昇降体６へ回
転軸りにょシ回転自由に取シ付けたピニオン１０と、回
転軸Ｕに取シ付けた歯車１２ｍと、この歯車１２ａと噛
み合せるとともに昇降体６に固定したモーター６ｂの回
転軸に取９付けた歯車１２ｂとから成る。

スプレッダ−フレーム７には、従来よシコンテナーの係
合装置として採用されているツイストロック装置が備わ
る。コンテナーの保合装置は、第６図の如く、ツイスト
ロックビン８と、このツイストロックビン８を回転自由
に支えた外枠１４と、ツイストロックビン８に取シ付け
た歯車巧と、この歯車巧に噛み合せられ、外枠１４に固
定し念モーター１６の回転軸に取ｐ付けた歯車１７とか
ら成る。

外枠１４はスプレッダ−フレーム７から、纂６図の如く
　シリンダー装置正によ６１１！＆支持されている。

このように、シリンダー装置線で支えられたコンテナー
の保合装置はコンテナー１の各コーナー金具１３間隔と
同間隔の配置でスプレッダ−７レーム７に備わる。

コーナー金具１３はコンテナー１の４隅部に備ゎシ、す
くなくとも上面に第７図の如く、長大状の保合穴ｔを有
する。第７図の如く、ツイストロックビン８の下端は、
従来通シに上方から見ると長細く、貴方から見ると逆三
角形を有する形状に加工されている。この形状部分を保
合ヘッド８ａと云う。この保合ヘッド８ａをコーナー金
具肋の保合穴１９に入れてから直角（９０度）に回転す
ると、係合穴１９と係合ヘッド８ａとはｗｉ７図中のＸ
矢印の状態からＸ矢印の状態となって係合穴１９と係合
ヘッド８ａとが保合穴１９内で直交し、保合ヘッド８ａ
にコーナー金具１３が引っ掛かることができる。

本実施例で棚からコンテナー１を取シ出す場合は次の通
シである。

取カ出すべきコンテナー１が格納された棚の位ｉｉｔで
スタッカークレーン５を走行させ、昇降体６の高さをそ
のコンテナー１よ〕も高めに昇降させる。

次に、第４図に示したモーター６ｂを起動させて各歯車
１２＝、１２ｂと回転軸ｎとを介してビニオンｌＯを回
転させる。このようにすると、ビニオン１０と峨み合う
ラック１１が水平に駆動されるから、スプレッダ−フレ
ーム７はガイドレール６ａ沿いにガイドローラー９で棚
側へ突き出されてゆく。

スプレッダ−フレーム７が突き出されてゆくと、その途
中醗こおいて、ガイドローラー９が棚に取シ付けたガイ
ドレール４内へ、第５図の如く進入し、ガイドローラー
９がガイドレール４に受けられる。

ツイストロックビン８が、第３図の如く、コーナー金具
１３の上方に一致したならば、モーター６ｂを止めてス
プレッダ−フレーム７の９１１出しを停止する。

その後、第６図に示すシリンダー装［１８のピストンロ
ッドを下方へ伸長させることによシ外枠１４を降下させ
る。このようにすると、ツイストロックビン８も降下し
て、コーナー金具１３の保合穴Ｗ内に保合ヘッド８ａが
進入する。次に、第６図に示すモーター１６を起動して
、モーター１６によシ各歯車１５，１７を回転させ、ツ
イストロックビン８を回転する。このようにすると１１
．コーナー金具１３にツイストロックビン８が引っ掛か
る。

このような引っ掛は作業を行った後に、シリンダー装置
用な縮めて外枠１４を上昇させる。外枠１４が上昇する
と、コーナー金具１３ｆｉでツイストロックビン８が引
っ掛けられ念コンテナー１も上昇し、コンテナー１は棚
の横はり２から上昇して浮き上がる。

コンテナー１が棚の横はシ２からスプレッダ−フレーム
７へ支持室えされることによシ、コンテナー１の重量は
、スプレッダ−フレーム７に加わるが、スプレッダ−フ
レーム７のガイドローラー９が棚に取シ付けたガイドレ
ール４に斐持されているので、コンテナー１の重量はス
プレッダ−フレーム７からガイドローラー９．ガイドフ
レーム４へと伝えられて、結′局は棚によって支えられ
る。

この念めに、昇降体６から突き出たスプレッダ−フレー
ム７からコンテナー１を吊持してもスタッカークレーン
５が転倒するモーメントが発生しない。

コンテナー１をスプレッダ−フレーム７から吊持したな
らば、第４図に示すモーター６ｂをスプレッダ−フレー
ム７を突き出した場合とは逆の向きへ回転駆動させる。

このようにすると、各歯車１２ｍ、１２ｂや回転軸セお
よびビニオン１０がスズレッダー７レーム７の突き出し
時とは逆に回転する。

よって、ビニオン１０と噛み合うラック１１は昇降体６
伺へ向けて水平駆動され、スプレッダ−フレーム７は昇
降体６ｇ４（棚の外側）へ向けて引き戻される。

このように、スプレッダ−フレーム７を昇降体６伺へ引
き戻すと、スプレッダ−フレーム７から吊持したコンテ
ナー１も棚の外側へ引き出される。

この引き出し時においては、スプレッダ−フレーム７が
棚の外へ抜は出るまではガイドロー２−９が棚のガイド
レール４に支えられているのでコンテナー１の重量は棚
によっても支持されている。

このために、コンテナー１を引き出す途中においてもス
タッカークレーン５を転倒させるモーメントは大きく発
生しない。

そして、スプレッダ−７レーム７と共にコンテナー１が
完全に棚から外へ抜は出て昇降体６＠へ引き込まれると
、その時点では、スプレッダ−フレーム７の突き出し量
がなくなっているので、スタッカークレー１５を棚側へ
転倒させるモーメントは全く発生しない。

コンテナー１を昇降体６１１へ引き込んだならば、スタ
ッカークレーン５の走行移動と昇降体６の昇降移動とに
よりコンテナー１を目的地へ運搬する。

コンテナーする棚に格納する場合には、前述の引き出し
とは逆の動作によって成され、この場合にも、棚の内側
へ突き出されたスプレッダ−フレーム７を棚のガイドレ
ール４にてガイドローラー９を介して支えるから、スタ
ッカークレーン５を転倒させるモーメントは発生しない
。

このような本実施例・こよれば、次のような利点が得ら
れる。

（１）　　コンテナーｌを棚の内外へ出し入れする時に
、スタッカークレーン５が転倒モーメンＦを受けないの
で、安全である上に、大重量なコンテナーでも取シ扱え
る。

（２）　　コンテナー１を下方からすくい上げてから棚
の内外へ出し入れするものに比べて、棚内におけるコン
テナー１吊り上げ上昇移動がスプレッダ−７レーム７よ
）も上方へは不可能であるから、すくい上げたコンテナ
ー１の上面が上方の棚に衝央することを配慮して棚の上
下間隔を大きく確保する必要性がなくなシ、その分だけ
棚段数を増して庫内でのコンテナー格納効率を向上する
ことができる。

（３）　　コンテナーｌの重量によるモーメントが作用
しないので、スプレッダ−フレーム７や昇降体６は勿論
のことスタッカークレーン５の全体強直を減少でき、軽
量で経済的な自動倉庫設備とすることができる。

（４）棚が立体的にコンテナー１の格納スペースを有す
るから、一定千面積当）のコンテナー格納効率が良く、
さらに、格納効率を高めるために単にコンテナー同士を
積み重ねるものに比べて、上下のコンテナー１間にスプ
レッダ−フレーム７の差し込み空間が確保できて上下に
配置されたコンテナー１の中から希望のコンテナー１を
迅速にｓｒ扱うことができる。

本実施例では、スズレッダ−７レーム７の伸縮をラック
！ｌ・ピニオン１０機構を利用して行っているが一般的
な伸縮式フォークを備えたスタッカークレーンに使用さ
れている７オークの伸縮機構をスプレッダ−フレーム７
の伸縮機構として採用しても良い。また、ツイストロッ
クビン８の回転はモーター１６により回転させているが
、従来会知の回転機構であっても良く、例えば、ツイス
トロックビン８から突き出し九レバーをシリンダー装置
の伸縮力で押引する仁とでツイストロックビン８を回転
させても良い。さらに、ツイストロックビン８の上下動
機構も、例えば、ツイストロックビン８へ回転力を伝達
しない形式の継手を介してリフトビンを城シ付け、この
リフトピンをシリンダー装置で上下回転駆動され、るレ
バーで上下動自在に吊持するものであっても良い。

以上の如く、本発明によれば、棚に対して横方向からコ
ンテナーを出し入れして取り扱え、取り扱い時のクレー
ン転倒モーメント作用をはとんと受けないので、安全で
あって、大重量なコンテナーを取シ扱える自動倉庫を提
供できる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による自動倉庫の棚の正面図
、第２図は本発明の一実施例による自動倉庫のスタッカ
ークレーンと棚との関係惰面図、第３図は第２図の要部
拡大図、纂４図は第３図のＢ−Ｂ矢視断面図、第５図は
第３図のＡ−人矢視断面図、第６図は第３図に示したツ
イストロックビン周辺部の縦断面図、第７図は本発明の
一実施例におけるコンテナーとツイストロックビンとの
関係を示した斜視図であ条。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　コンテナーを格納する棚と、棚の内外に抜き差し
   自在にスプレッダ−フレームを備えたクレーンと、スフ
   レラダーフレームに上下動自在に備えたコンテナー係合
   装置と、スプレッダ−フレームに備えたガイドローラー
   と、ガイドロー２−を受ける形状を有し、スフレラダー
   フレームの抜き差し方向に案内方向を向けて棚に備えた
   ガイドレールとから成るコンテナーの自動倉庫。