JPS5893728A - イオン交換膜 - Google Patents

イオン交換膜

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JPS5893728A
JPS5893728A JP56191822A JP19182281A JPS5893728A JP S5893728 A JPS5893728 A JP S5893728A JP 56191822 A JP56191822 A JP 56191822A JP 19182281 A JP19182281 A JP 19182281A JP S5893728 A JPS5893728 A JP S5893728A
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佐田 俊勝
Akihiko Nakahara
昭彦 中原
Masahiro Takesue
武末 正宏
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は押し出し成型によって作られた均質なパーフル
オロカーボン系陽イオン交換膜の、少なくとも一方の膜
面な少なくとも1ミクロン除去したアルカリ金属地電解
用イオン交換膜に係る。
イオン交換膜は電気透析、拡散透析、電解反応の隔膜逆
浸透、限外濾過と各棟の分野で工業的に利用されている
。特に近年工業化されているイオン交!!!膜法食塩電
解は省エネルギープロセスとして、その技愉的な進歩は
めざましいものがある。当初、パーフルオロカーボン系
イオン交換膜で高濃度苛性ソーダを高い電流効率で取得
することをめざしていたものが、現在電流効率は90%
以上とな9、それを長期間に亘って維持することが可能
となった。このため、現在における最大の111題は電
解電圧をより低くすることである。電解電圧を解析する
と理論分解電圧、陰極過電圧、膜の電気抵抗による電圧
時下等が大きな割合を占めている。このうち理論分解電
圧は如何ともし難いものであ墨が、陰極過電圧について
は活性な陰極が開発され電解電圧の低減に寄与している
。また膜の電気抵抗な低滅する方法として、イオン交換
膜の組成を変えること、補強用の網、布等を選択するこ
となどが、膜の電気抵抗の低減手段として試みられてい
る。また、膜の厚みを薄くすること屯一つの有効な方法
であるが、生成苛性ソーダ中の食i含量との相関で限界
があるし、膜の機械的強度も配慮しなければならない。
我々は上記の種々の献み以外に、押出成型されたイオン
交換膜の膜構造の膜断面についての不均質性があること
を知り、押し出し成型で作られたパーフルオロカーボン
系イオン交換膜の表層部を薄層状に削除すること1こよ
って意外に電気抵抗の低い電解用イオン交換膜を得るこ
とを見出し念。従来から炭化水素系の微粉吠イオン交換
樹脂と不活性な高分子を混合してフィルムとする謂ゆる
不均質イオン交換膜で、膜表層部が不活性な高分子で覆
われているために膜の電気抵抗が高く、これの表層部を
サンドペーパー等で削除すると、イオン交換樹脂の微粒
子が謝出し、電気抵抗が著しく低下することは知られて
いる。また、逆浸透膜に於いては膜表層部にスキン層と
称するち密な薄層が存在することが知られている。一般
に高分子フィルム、特に押し出し成型されたフィルムに
於いてはフィルム内部と表層部で構造的な違いがあるこ
とは知られるところである。しかし、現在まで所謂均質
なイオン交換膜の表層部にこのような膜の電気抵抗その
他の電気化学的性質に影暢を多ぼす効果については検討
さ−れていなかった。我々は押し出し成型フィルムの膜
構造の不均一性が、イオン交換膜に於いても存在し、こ
れが膜の電気抵抗に何らかの作用をするものと想定して
実験を行い、本発明を完成させるに到った。
本発明でいう均質な陽イオン交換膜とは従来の不均質膜
として知られている不溶不融の陽イオン交換樹脂を膜状
に保持するために、不活性な熱可塑性高分子体から構成
きれた陽イオン交換膜に対していうものである。押し出
し成型可能な陽イオン交換基を有する。或いは陽イオン
交換基の導入可能なパーフルオロカーボン系高分子に補
強のための不融な不活性な高分子1例えばフィブリル化
したlリテトラフルオロエチレンが共存しているものも
、本発明の均質陽イオン交換膜の部類に属する。換言す
れば、均質イオン交換膜とは之りp構造で見ればどのよ
うなイオン交換膜にもイオン交換基の公案゛に不均一性
が存在するものであるが、イオン交換基を有する或いは
容易にイオン交換基を導入出来るパーフルオロカーボン
系高分子化合物が、それ単体でも成膜でき、イオン交換
基導入1稈を経て後、陽イオン交換膜として使用するこ
と゛が出来るものは全て含まれるのである。
本発明の押し出し成型によって作られたパーフルオロカ
ーピン系陽イオン交換膜には、良く知られているものと
してテトラフルオロエチレンとパーフルオロ(3,6−
シオキサー4−メチル−7−オクテンスルホニルフルオ
ライド)の共重合体を押し出し成型したパーフルオリカ
ーボン系陽イオン交換膜を加水分解したパーフルオロス
ルホン酸型の膜等がある。一般に次式で示されるパーフ
ルオロカーl>系の1mイオン交換膜であれば特に限定
されない。陽イオン交換基としてはスルホンat基、カ
ルボンflj基、’)ン酸基、亜すン酸基、第三級のア
ルコール基、スルホン酸アミド基などが適宜用いられる
。これらを例示すると or2−apo (OF2)!1− A(X 、 X’
 、 !”ハそれぞれ一?、 −0F8.−02FIl
を示す。no ”v A’+ p 1.tOt &は1
2までの正の整一80 M、  −8o2M 、  −
8o、H,−3o2X、 −8o2R。
一8o3R,=SH、−P(OH)2−P(OH)2.
−p(o栴。
−p (OM)、 、 −P;(OR1) 、  −p
−(0Rt)  −px2゜o       (OR2
)    6ゝ(OR2) 10H,−0R1等を示す
。但し、x、x’はへpゲン。
Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、R1は0□〜0
12のアルキル基、R2は01〜’12のアルキル基ま
たは水素原子勢を示す。)のような陽イオン交換基、或
いは容易に陽イオン交換基に変換し得る官能基を有する
ビニルモノマーとふつ(ifは飽和のパーフルオロ アルキル基) 01F、−0F−07−OF2.0F2−070(Oi
Fり、0(IP−072(Xはy −c y、) 等を共富合して膵状に成型したものである。これらの膜
は製膜後必要によりイオン交換基を導入することにより
て高濃度アルカリ金属水酸化物を高い電流効率で得るこ
とができる陽イオン交換膜であるが、場合によっては更
に電流効率向上のため、例えば異種イオン交換基が存在
するとか又は蒜換基密度の異なるなど異種類層を存在さ
せた二層膜とする必要がある。特に、高い電流効率を繊
持し且つより低い膜の電気抵抗を維持するには、例えば
、W#&側にスルホン酸基を有し、陰極側にカルボン酸
基を有する股がある。或いは陽極に面する膜面の交換容
社を大きくシ、陰極側を小さくした膜、陽極側にスルホ
ン酸基を有するイオン交換膜があり、陰極側にリン酸基
、第三級アルコール基、解離しつる水素原子を有するス
ルホン酸アミド基などを結合した薄層を形成したもの等
が望ましい。
その他陽イオン交換膜に化学処理として、例えば加水分
解反応、スルホン酸基への転化反応。
スルホン酸基のカルボン酸基への転化反応、カルボン酸
基のスルホン酸基への転化反応、スルホン酸アミド基の
導入反応等を実施することにより、電解用陽イオン交換
膜の電流効率を向上させる手段も知られている。本発明
はいずれの場合、いずれの膜にもいずれかの験膜段階で
押d成型を用いて得られたパーフルオロカーボン系のイ
オン交換膜であるiす、そのまま使用される場合のみな
らず、それをラミネート或いはクロスの裏打等の1稈を
経由した場合であっても有効に適用しうる。
さて押し出し成型は通常−イオン交換膜の前駆体である
酸パライト基、#に無水物基、#エステル基などを有す
るパー70ロカーボン高分子化合物(分子量1oooo
以上)を熔融し、インフレ成形法或いはTダイ成型法の
いずれかの成型機によつてフィルム状に成型される。通
常イオン交換膜にするためのフィルムの厚みは1゜之り
pン乃至800ミクロンであり、好ましくは50ミク田
ン乃至250ミク四ンである。
また、このような均質イオン交換膜の表層部の少なくと
も一方の面を少なくとも1tり四ン除去する方法として
は、工業的に実施可能な公知の方法は何ら制限なく用い
られる。即ち、化学的反応によって除去する方法と物理
的方決によつて除去する方法のいずれでもよい。一般に
耐薬品性に優れているパーフルオロカーボン系化合′物
は化学的には安定であり、物理的に削り取る方が容易で
あるが化学的方法としてはナト(9) リウム、ナフタリン、n−ブチルリチウム、アルカリ金
属、アルカリ金属アマルガム等によって比較的容易に脱
弗素され分解する。或いは、エーテル結合を有するパー
フルオロ化合物は環化アルミニウム、臭化アルミニウム
等によって容易にエーテル結合が切断され分解すること
は知られている。従って、このようなパーフルオロカー
ボン系高分子化合物を分解する有機・無機の試薬によっ
て陽イオン交換膜、或いはその前駆体の表層部を処理し
て、表層部を少なくとも1tクロン除去する。即ち、脱
弗素化反応を行い、酸化分解する方法、或いはパー7・
ルオロカーメン系高分子の表層部の高分子主鎖、或いは
側鎖を切断し、濃厚苛性アルカリ中で溶出分解する方法
、その他化学反応によってパーフル−オロカーボン系高
分子化合物、陽イオン交換膜或ψはその前躯体の表層部
を分解除去する他の公知の方法は何ら制限なく用いられ
る。
物理的な方法としては、上記パーフルオロカーボン系陽
イオン交換膜の表面を鋭利な刃で薄(10) 層状に切削、する方法、例えば回転ロール上を膜を走ら
せながら、回転ロールから一定の距離のところに鋭利な
刃物を固定してロール上を膜を#勤しながら、一定の厚
みに薄膜状に高分子膜状物の表層部を切削除去する方法
が連続的に一定の厚みに表層部の薄層を除去する方法と
しては有効である。その他、比較的小面積のものに実施
する場合には、サンドブラストをかける方法、サンドペ
ーパーで研磨除去する方法など有効である。その他スパ
ッタリング、火炎処理等適宜実施することができる。膜
表層部を物理的化学的手段によって除去する際、その除
去する厚みは少なくとも1ミクロン必要である。パーフ
ルオロカーボン系高分子膜状物の製造条件及び組成、高
分子物質の組成等によって膜表面のち密層の厚み、密度
は篭、しく異なり、成る場合に゛は100 A’1M度
の削除によっても有効な場合があるか、一般的には少な
くとも1ミクロン削除すれば有効であり、トミクロン以
上削除しても何ら差しつかえない。イオン交換膜の厚み
に(11) 応じて削除する厚みは選択すればよい。例えば150ミ
クロンの厚みを有する陽イオン交換膜の場合、10ミク
ロン削除しても膜厚に対する影勧は少4く、従って生成
苛性ソーダ中の食塩含−の増大は無視しつる程度である
が、100ミクロンの厚みの膜を50ミクロン削除した
場合には、生成苛性ソーダ中の食塩含蓄は無視し得なく
なるまで増大する。従って表層部を削除する厚みは、そ
れを適用する対象に応じて選択しなければならないが、
少なくとも1ミクロン以上削除すればイオン交換膜の電
気抵抗は顕著に低下する。ま之膜厚の1/’3以上削除
するのは無意味であるばかりか、膜強度の低下や食塩の
混入量の増大を来たし、好ましくない。
さて、このように陽イオン交換膜の表層部を極めて惨か
削除したのみで膜の電気抵抗が低減する理由につ―ては
明らかでないが、辿浸透膜に於いて膜表層部にスキン屑
というち密な薄層が存在するように、押し出し成型時に
パーフルオロカーボン糸陥イオン交侠膜の表面に、ダイ
(12) スのスリットから押し出される際、スリット材質とポリ
マーの親和性に基づく高分子m造の違い或いはスリット
材質と接触する部分でのポリマーの配向性の違いが生じ
、これが膜表層部と膜内部の違いを引きおこすものと推
測される。
また、ポリマーがスリットからフィルムとして押し出さ
れたとき、冷却のされ方が表層部と内部で異なり、ポリ
マーの結晶性の違いとして発現しているとも推ジjされ
る。いずれにせよ、これらの影暢を強く受ける部分は、
フィルム表面より1ミクロン以下の部分であることがモ
デル実験により確かめられた。この膜表層部分は、イオ
ンか膜内に入るとき、また膜内から溶液中に出るとき、
一種のバリヤーとなっているものと思われる。従ってこ
のようなバリヤ一層を除去することによって、膜の電気
抵抗が著しく低減するものと思われる。また陽イオン交
換膜の一方の膜面な除去するよりは両面を除去すること
が望ましい。一方の面だけ除去する場合はイオンが膜内
に入る側を除去した場合が効果は大(13) きい。
また、膜表層部を削除するとき、1)iイオン交換基の
導入されていない前駆体を削除して陽イオン交換基を導
入する方法、2)陽イオン交換基を導入後削除する方法
、3)電流効率向上のための弱酸性陽イオン交換基を導
入等の処理前に削除する方法、4)電流効率向上のため
の弱酸性陽イオン交換基等を導入後に削除する方法等、
いづれの場合も有効であるが、最も好ましいのは2)及
び3)である。特にアルカリ金属#A電解にあフては、
高い苛性ソーダ取得時の高電流効率を維持するために、
弱酸性の陽イオン交換基の薄膜を膜の一方の面に形成す
る場合が多く、これは数ミクロンの厚みで充分な機能を
発挿する。
このような薄膜を酸化・還元反応その他の反応によって
形成させたり、iL1m性の陽イオン交換基を有する薄
いフィルムを強酸性の陽イオン交!!I!膜の上に@看
したりして形成した層が破槍される場合がある。従って
、望ましくはこのような弱酸性の陽イオン交換基の薄層
を化学反応(14) によって形成する場合、この化学反応の前に膜表層部の
削除を実施すべきである。
以下の実施例によって本発明の内容を具体的に説明する
が、以下の実施例によつて本発明は何ら拘束されるもの
ではない。
実施例1 テトラフルオロエチレンとパーフルオIff(3,6−
シオキサー4−メチル−7−オクテンスルホニルフルオ
ライド)からなる共重合体のTダイ押し出しシートを加
水分解して、交換容量が091ミリ当J11/グラム幹
、燥膜(H型)の厚みが178ミクロンの膜を得た(膜
Aとする)。
これを両面約5ミクロンづつ膜面に垂直に紗利な刃を当
てて削った。膜の厚みはマイクロメーターで測定したと
ころ168ミクロンとなっていた(II!Bとする)。
膜Aを同様に片面だけを約10ミクロン削った(膜0と
する)。また膜Aを特開昭53−58493号明細書に
記載の方法で五地化リンによりスルホン散のスルホニル
クロライド化&びスルホニルクロライド基のア(15) ルコール中での空気酸化によりカルボン酸基への変換を
行ない、残余のスルホニルクロライド基を加水分解によ
りスルホン酸ソーダにし、イオン交換基として表層にカ
ルボキシル基を持ち内部がスルホン酸基よりなる2重構
造のイオン交換膜とする(膜りとする)。
また別に膜Bを用いて上記処理を行なってイオン交換膜
を得た(膜Xとする)。
更に膜Cの削除面を上記処理を行って別のイオン交換膜
を得た(膜νとする)。同様に膜0のスムースな面に対
して上記処理を行なって得た膜をG膜とする。
これらの膜を用い食塩水溶液の電気分解を行なった。知
ち有効通亀血稙1d、I、陽極チタンラス上に酸化ルテ
ニウムヨーティング。陰極軟鉄ラスよりなる電Wl檜に
より電流密度30A/dj。
80℃でIi#極室の食塩濃度を3.5’Nとし、陰極
室から9Nの苛性ソーダを定常的に取り出した。
いずれの膜においても電流効率はほぼ95%で苛性ソー
ダ中の食塩の皺はは1560 ppta (50(16
) 幡苛性ソーダ換算)であつた。膜の電気抵抗及び電解電
圧を表1に示す。
表  1 実施例2 テトラフルオロエチレンとOF□−ay−01(OPz
F0000H3の共重合体を押し出し成型によって厚み
170ミクロンのフィルムとした。
(17) このフィルムの交換容量は1.45ミリ当11/ダラム
乾燥膜であった。これを10%の水−メタノールの1=
1の混合溶液に50℃で16時間浸漬してカルボン酸基
を有する陽イオン交換膜とした。この膜について、li
#i極側及び陰極側及び両面を約5ミクロンづつサンド
ペーパー(水塔工業製AA400)で夫々削除し、3柚
類の膜を得た。膜の厚みはマイクロメーターによって測
定した。これらの膜の電気化学的性質及びこれを用いて
食#を電解を実施した。結果を表2に示す。
尚、陰極室からは35%の苛性ソーダを取得した他は実
施例1と同様である。
表  2 (18) 実施例3 テトラフルオロエチレンと0IF2−01FO(072
)、−8O□1をアゾイソブチロニトリルを触媒として
共重合して高分子を得た。次いで、これを押し出し成型
によって厚さ150ミクロンのフィルムとした。これを
ジメチルスルホキシド、水。
水酸化カリウムの600 : 400 ;15の加水分
解塔に浸液してスルホニルフルオライド基をスルホン#
基に変換した。この変換容量は1.01ミリ当m/乾燥
膜CHW)であった。この陽イオン交[1の一方の面に
5塩化リンの蒸気を接触させ、スルホン酸基をスルホニ
ルクロライド基に変換し、次いでn−ブチルアルコール
中で空気酸化してスルホン酸基に変換後、再び上記加水
分解塔に浸漬して、一方の陵面に約10ミクロンのカル
ボン酸を有する膜とした。
ここで得られた膜の表層部を陽極側、陰極側両面につい
て夫々サンドペーノク−(三、協理科学製aosooa
w)で研磨により、表層を約5ミクロン削除した。これ
らの腺の性質及び食塩(19) 電解時の性能を測定した結果を表3に示す。尚陰極室か
らは35%の苛性ソーダを定常的に取得した。
表  3 実施例4 実施例1で用いたテトラフルオロエチレンとバーフルオ
四(3,6−シオキサー4−メチル−7=オクテンスル
ホニルフルオライド)の共重合体よりなるシー)(加水
分解処理前)の片面を実施例1の方法で20ミクロン削
りとった。
その後、シートを10≦のNaOHを含むメタノール中
に室温下に10時rS41a漬してシート中のスルホニ
ルフルオライド基を加水分解して、ス(20) ルホン酸ナトリウム基とした。これを更にH#型に変え
るために、1規定の塩酸中に室温下に15時間”N 1
111 した。その後、水洗し、減圧乾燥して酸型のシ
ートとした。
さらにスルホン酸基をカルボン酸基に変えるために、円
筒状のガラス製反応器(内径10c請)の内壁に鍮型の
シートを削った面を外側にして取付け、反応器の中心部
に東芝製殺菌ランプ(GL−15)をシートの表面から
ほぼ等距離となるようにセットした。反応器をオイルバ
スに浸漬し、150℃に加湿した。又反応器の中を充分
窒素で置換した後、真空ポンプで排気した。
その後ポンベから一酸化窒素を119/cj導入し、反
応器を密閉し、殺菌ランプを点灯、30分間照射した。
その後ランプを消し、反応器内に窒素を導入して、−酸
化窒素をパージした。
・他方比較のため片面を削りとらなかったシートについ
ても同じ条件で処理を行った。処理後のシートの赤外ス
ペクトル(A、 T、R法)を測定したところ光が照射
された部分はいずれも(21) 1780c+++  にカルぎン酸基の吸収帯が認めら
れ、又1060cm  のスルホン酸基の吸収帯が殆ど
認められなかった。一方反対面はいずれも1780cm
  の吸収帯は認められず、106〇1 CII+  の吸収帯が強く詔められた。
これらのシートを陽イオン交換膜電解テストに供するた
め、処理後のシートを10%のNaOHを含むメタノー
ル中に室温下に2時間浸漬した。
浸漬後水洗して実施例1の方法に従りて食塩水の電解テ
ストを行った。得られた結果を表4に示す。なお電解槽
に組込む時はカルボン酸基が、  存在する面(光を照
射した面)を陰極側に向けた。
表  4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l 押し出し成型によつて作られた均質なパーフルオロ
    カーボン系陽イオン交換膜の少なくとも一方の膜面な少
    なくともItクロン除去した陽イオン交換膜。 2 特許請求範囲第1]11iltiIlll!載のイ
    オン交換膜が05乃至2.0ミリ当量1グラム乾燥#(
    H型)の交挟容量を有しているアルカリ金属塩電解用陽
    イオン交換膜 3、%許請求範囲第1項記載のイオン交換膜の交換基が
    、スルホン酸基及びカルボン酸基のいずれか又は両方で
    ある陽イオン交換膜。 4、特許請求範囲第3項記載の陽イオン交換膜に於いて
    、スルホン酸基とカルボン酸基が層状に存在する陥イオ
    ン交換膜。
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