JPS589197Y2 - 蓋開閉装置 - Google Patents

蓋開閉装置

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Publication number
JPS589197Y2
JPS589197Y2 JP10143080U JP10143080U JPS589197Y2 JP S589197 Y2 JPS589197 Y2 JP S589197Y2 JP 10143080 U JP10143080 U JP 10143080U JP 10143080 U JP10143080 U JP 10143080U JP S589197 Y2 JPS589197 Y2 JP S589197Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
handle
link
lever
closing device
Prior art date
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Expired
Application number
JP10143080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5724500U (ja
Inventor
軍次郎 後藤
孝 高橋
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 川崎製鉄株式会社 filed Critical 川崎製鉄株式会社
Priority to JP10143080U priority Critical patent/JPS589197Y2/ja
Publication of JPS5724500U publication Critical patent/JPS5724500U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS589197Y2 publication Critical patent/JPS589197Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蓋開閉装置、特に各種燃焼設備の点検穴、掃除
穴に取付けられる蓋をワンタッチで迅速に開閉できしか
も閉蓋したとき自動的に蓋がロックされるようにした蓋
開閉装置に関する。
加熱炉、燃焼炉あるいはそれらの煙道等の点検穴、掃除
穴の蓋は、気密性を保つために従来はボルト、ナツト等
により蓋を穴のフランジ部に締付ける方法がとられてい
た。
このような方法では蓋の開閉が面倒であり、スパナ等の
工具を要し、屋外設備の場合はボルトなどのねし山が錆
つき、取外しに苦労することがあった。
特に内部が低圧あるいは負圧となっている設備に対して
は蓋の開閉に時間がかかることにより設備の稼動に悪影
響を与える。
本考案は、上述の不具合をなくシ、片手で迅速、容易に
開閉することができ、閉蓋したとき自動的に蓋のロック
がなされ、しかも充分な気密性を保つことのできる蓋開
閉装置を提供することを目的とするものである。
この目的のために本考案は、蓋の上部を四節回転連鎖の
両てこ機構に連結し、該両てこ機構の連接リンクをのば
して蓋開閉用ハンドルとし、閉蓋時に前記側てこ機構の
死点によって前記蓋がロックされるようにし、さらに前
記ハンドルに、該ハンドルと同時操作可能なロック解除
棒を取付け、このロック解除棒によって前記てこ機構の
死点をくずして開蓋するようにしたものである。
以下、本考案を、図面を参照しながら、実施例について
説明する。
第1図は本考案の実施例に係る蓋開閉装置を上面からみ
た図であり、また第2図は第1図の側面図であって、完
全に閉蓋した状態で示しである。
煙道等に設けた筒状の点検穴部1の開口端にはフランジ
1aが形成され、このフランジ1aの上面周囲に、閉蓋
時の気密を保つための角パツキン3が埋込まれ、この上
に盲蓋2が装着される。
点検穴部1の側部に台板9が固着され、この舌根上に固
定ノンク8がボルトなどで゛固定されている。
固定リンク8の穴部1に近い一端に、L字形のてこリン
ク12の一端が枢着されている。
L字形てこリンク12の他端は自在連結によって盲蓋2
が取付けられる。
この盲蓋の連結について少し説明すれば、てこリンク1
2の前記他端に形成した貫通穴に自在ボルト6が通され
、ダブルナツト7によりてこリンク12の両側から固定
される。
自在ボルト6の下端は球面状頭部6aが形成され、また
盲蓋2の上面中央にも自在ボルト6の球面状頭部が嵌ま
る球面状凹部が形成されている。
また自在ボルト6の頭部6aにつながる首部には、図示
の如く該頭部を収容するような凹みのある係止部材5が
遊嵌されている。
この状態で係止部材5は盲蓋2の上面中央に溶接などで
固着される。
自在ボルト6は係止部材5に対してその軸方向および半
径方向に若干遊動可能であす、シたがって、後述する如
くしてL字形てこリンク12の動作により自在ボルト6
を介して盲蓋2を点検穴部1のフランジ1aに押付けた
とき、盲蓋2の押付力の作用中心が出し易く、フランジ
1aのパツキン面に均一な締付力がもたらされる。
固定リンク8の他端には、前記り字形てこリンク12に
対して真直なてこリンク13の一端が枢着されている。
L字形てこリンク12の折曲部および前記真直てこリン
ク13の他端は、ともにハンドル14の一端に枢着され
ている。
ここで゛、固定リンク8.てこリンク12.13および
゛ハンドル14によって四節回転連鎖の両てこ機構が構
成され、ハンドル14は2個のてこリンク12゜13を
結ぶ連接リンクとなる。
ハンドル14はこの両てこ機構の部分から適当な長さで
側方へのばされ、その先端部を握って操作するようにな
っている。
ハンドル14の下側に、支点ピン15によってロック解
除棒11が枢着されている。
ロック解除棒11のてこ機構側端部11 aは、真直て
こリンク13と固定リンク8とを連結しているローラ1
7の近傍まで延びかつ第2図の閉蓋状態でハンドル14
に装着されたストッパーピン16に当接し、その反対側
の端部11 bは、鉄棒の自重でハンドル先端から若干
下方へ離れている。
第2図あるいは第5図の実線位置の状態では、てこリン
ク13とハンドル14との連結点18は、ハンドル14
とL字形てこリンク12との連結点19と、てこリンク
13と固定リンク8との連結点20とを結ぶ線21のほ
ぼ線上あるいはこの線21よりも若干下方に位置してお
り、これによってこの両てこ機構のハンドル14および
てこリンク13は死点位置にきており、したがって各リ
ンクはこの状態で固定され、蓋2のロックがなされる。
ここでロック解除棒11とともにハンドル14の先端を
手で握り、ロック解除棒11の端部11 aをリンク1
3のローラ17に押付けるようにしてハンドル14を上
方へ引上げると、その押付けによる摩擦力によってロー
ラ17に固着されたリンク13の死点がくずれ、第5図
の破線の位置に示すように、該ハンドルの上方移動とと
もにリンク13がその連結点20を支点として矢印方向
に回転する。
この状態になると、両てこ機構のロックが解除され、ハ
ンドル14の引上げにともなって第3図のようにL字形
でこリンク12が固定リンク8との連結点22を中心と
して矢印A方向へ回転し、リンク13も同じ方向(時計
方向)に回転し、蓋2が途中まで開かれる。
さらにハンドル14を引上げると、第4図の如くハンド
ル14の先端14aと盲蓋2とが接近するぐらいまで開
かれ、着金開状態となって煙道等の点検が可能となる。
閉蓋するときは前述と逆方向にハンドル14の先端を押
下げる(矢印B方向)ことにより第3図の状態を経て蓋
が閉じる。
蓋2が点検穴部1のフランジ1aに接した後も、さらに
きつくハンドル14を押下げることによりハンドル14
の下側が前記ローラ17に当たり、第5図の実線で示す
位置で両てこ機構の死点によるロックがなされ、蓋2が
きつく締付けられて点検穴部の密封がもたらされる。
なお、自在ボルト6はダフ゛ルナット7(こよってその
軸線方向の位置を調整し得るので、これによって前記の
死点位置と蓋の締付力との関係を適切に設定することが
できる。
ハンドル14をロック解除棒11とともに握りしめてロ
ック解除棒11をローラ17に押付けない限り、ハンド
ル14のみを上方へ引上げることはできず、したがって
開蓋することはできない。
点検以外の時に誤まってハンドルに触れて蓋が開いてし
まうという危険が防止される。
以上の如く、本考案の蓋開閉装置は、従来のように工具
などを必要とせず片手で簡単に開閉でき、またその開閉
動作も迅速にできるので、特に外気の冷風などが吸込み
やすい設備に適用して有用である。
開閉の迅速性の上で本考案は上述した点検穴の開閉蓋だ
けでなく、設備の爆発等異常発生時の安全扉(戸)に利
用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る蓋開閉装置の上面図、第
2図は第1図の側面図、第3図は開蓋途中の状態を示し
た側面図、第4図は完全に開蓋した状態を示した側面図
、第5図は蓋のロックおよびその解除機構を説明するた
めの図である。 1・・・・・・点検穴部、2・・・・・・盲蓋、8・・
・・・・固定リンク、11・・・・・・ロック解除棒、
12.13・・・・・・てこリンク、14・・・・・・
ハンドル、15・・・・・・支点ピン、16・・・・・
・ストツパ−ピン、17・・・・・・ローフ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋の外面を両てこ機構の一方のてこに連結し、ふたつの
    てこを結ぶ連接棒を伸張してハンドルとし、閉蓋時に前
    記側てこ機構の死点によってロックされるようにし、前
    記ハンドルに設けたロック解除棒で前記側てこ機構の死
    点をくずして開蓋するようにしたことを特徴とする蓋開
    閉装置。
JP10143080U 1980-07-18 1980-07-18 蓋開閉装置 Expired JPS589197Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10143080U JPS589197Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 蓋開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10143080U JPS589197Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 蓋開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5724500U JPS5724500U (ja) 1982-02-08
JPS589197Y2 true JPS589197Y2 (ja) 1983-02-18

Family

ID=29462900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10143080U Expired JPS589197Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 蓋開閉装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988008406A1 (en) * 1987-04-21 1988-11-03 Nichio Koeki Co., Ltd. Solid carbon dioxide production apparatus
JP5709847B2 (ja) * 2010-04-02 2015-04-30 日本坩堝株式会社 真空給湯装置
JP6263407B2 (ja) * 2014-02-10 2018-01-17 光洋サーモシステム株式会社 熱処理装置

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JPS5724500U (ja) 1982-02-08

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