JPH0632482Y2 - クランプ金具 - Google Patents

クランプ金具

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JPH0632482Y2
JPH0632482Y2 JP1986057694U JP5769486U JPH0632482Y2 JP H0632482 Y2 JPH0632482 Y2 JP H0632482Y2 JP 1986057694 U JP1986057694 U JP 1986057694U JP 5769486 U JP5769486 U JP 5769486U JP H0632482 Y2 JPH0632482 Y2 JP H0632482Y2
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JP
Japan
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metal fitting
pin shaft
fitting
tip
clamp
Prior art date
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JP1986057694U
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JPS62170406U (ja
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佑郎 峰崎
英治 岡崎
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Koito Industries Ltd
Original Assignee
Koito Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一端をヒンジ機構を介して開閉自在に枢着し
た蓋部材等を、その閉止時に他端部を閉止状態に締結す
るクランプ金具の改良に関するもである。
〔従来の技術〕
従来より、例えば第5図に示すように、信号灯器のフー
ド等、本体50の前面に設けた蓋体51を、一端を蝶番
等のヒンジ機構を介して開閉自在に枢着した構造におい
て、その他端に蝶螺子52を使った締結用クランプ53
を構成したものが多用されており、この種のクランプ5
3は蓋体51の端部に突設した係止突起54の係止端
に、基部を本体50に対して陽動自在に枢着した螺子軸
55を係合すると共に、該螺子軸55に螺合した蝶螺子
52を上記係止突起54の締結面に圧接して蓋体51を
開閉状態に保持する構造が使用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、この種のクランプ53は締結手段が螺子軸55
に対して蝶螺子52を螺合する構造になるため、塩害地
区では上記螺合構造が腐食して蝶螺子52が緩まなくな
ったり、道路照明器具等の保守点検、或はランプ交換の
際に無理に緩めようとして該蝶螺子52を破損する等の
事故を生じるという問題を有していた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、腐
食等によって開扉不能になることがなく、しかも人為的
に外さない限り自然に外れてしまうことがなく、かつ単
一部材により構造が極めて簡単で、従来の構造の一部を
使用することができるクランプ金具を提供することを目
的とするものである。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係るクランプ金具
は、弾性を有する線材又は線材により形成され、一端を
取付側部材の一部にピン軸を介して揺動自在に枢着する
枢着端とし、側面形状が略C字状に彎曲した発条部を介
して先端に手掛け部を形成した当接端を上記枢着端と接
近する如く構成して成る発条金具と、上記取付側部材の
取付面に向って離接する部材に対して閉止時に上記枢着
部を越え、発条金具の壊方向に突出するように突設した
平面状の係止面を有する受金具とを具備し、上記発条金
具が上記受金具を閉止した状態において、上記受金具の
平面状の係止面と上記ピン軸の軸芯との距離が、該受金
具の先端部と該ピン軸の軸芯との距離よりも短くなるよ
うに構成したことを要旨とするものである。
したがって、発条金具は耐腐食性材料であることが好ま
しい。また、該発条金具は、その側面形状が懐を形成す
るように発条部を彎曲することにより、上記目的を達成
することができるもので、その側面は種々形状に構成す
ることができる。
〔作用〕
上記構成になるクランプ金具は、発条金具が基端を揺動
自在に枢着し、該枢着部前側近傍に蓋部材を閉止したと
きの受金具が、その枢着部位置を越え、該受金具の前面
に発条金具の当接端を弾性的に係合して閉止方向に締結
するものである。然るに上記受金具は、枢着部位置を越
えて突設した構造になるため、該受金具の先端部は、係
止面の位置より枢着部から離れた上記当接端の乗越部を
構成するようになり、発条金具の当接端が受金具の係止
面と係合するか又は外れるためには、該先端部を弾性的
に乗り越えなければならない。したがって、受金具の前
面に当接端を係合した発条金具は、該発条金具を枢着部
において受金具の外側方向に弾性力に抗する外力を加え
ない限り、自然に外れることはない。
なお、受金具の係止面が平面状であるため、発条金具を
容易に係合することができる。
〔実施例〕 以下、本考案に係るクランプ金具の第一の実施例を第1
図乃至第3図に従って説明すると、第1図は閉止状態の
側面図、第2図は発条金具の一実施例を示すものであ
る。
図面において、1は、本体30側に突設した発条金具取
付金具2の先端にピン軸3を介して矢印A方向に揺動自
在に基端部を枢着した発条金具であり、第2図(a),
(b)及び(c)に示すように、耐腐食性の弾性線材に
より屈曲成型して成るもので、基端部に形成した軸孔4
に連続して略C字状の懐部5を有する発条部6を彎曲形
成すると共に、端部に軸孔4に向かって膨出した当接端
7をそれぞれ複線によって構成し、該当接端7の外端部
間を手掛け部8によって連結した構造になっている。
また、10は、前記本体30に対して一端をヒンジ機構
(図示せず)を介して開閉自在に枢着した蓋部材31の
閉止端部に突設した受金具であり、外受金具10は、閉
止時に前記発条金具取付金具2のピン軸3位置Lを先端
部11が側方に越えるように突設してなると共に、前面
に前記発条金具1の当接端7が係合する平面状の係止面
12を構成したものである。
上記構成のクランプ金具は、第3図に示すように、受金
具10にたいして発条金具1を係合又は釈放するもので
ある。
即ち、閉止位置に有る受金具10の係止面12とピン軸
3の軸芯との距離L1は、該受金具10の先端部11と
該ピン軸3の軸芯との距離L2よりも短くなり、発条金
具1の当接端7を受金具10に係合しようとすると、発
条部6の弾性に抗して先端部11を乗り越えさせなけれ
ばならない。しかし、この乗り越え動作において、先端
部11が当接端7の曲成部に案内されるように滑り込む
ため、発条部6を拡張するための特別の操作をする必要
はない。
また、受金具10から発条金具1を外す場合も、該発条
金具1は、受け金具10の先端部11を弾性的に乗り越
えなければならず、閉止中に自然解放するようなことは
ない。
次に、第4図は、前記発条金具1の他の実施例を示すも
のであり、適宜板厚の弾性材料により、板金加工したも
のである。二叉状の基端部両端に形成した軸孔4に連続
して略C字状の懐部5を有する発条部6を彎曲形成する
と共に、端部に軸孔4に向かって膨出した当接端7を構
成し、該当接端7の外端部に手掛け部8構成したもので
あり、軸孔4を利用して発条金具取付金具2の先端にピ
ン軸3を介して揺動自在に枢着し、前記第一の実施例と
同様の作用を為すものである。
〔考案の効果〕
本考案に係るクランプ金具は、以上のように構成したか
ら、単一部材の簡単な構成により容易に閉止開放動作を
させることができるばかりでなく、塩害による腐食等に
よって開扉不能になることがなく、しかも人為的に外さ
ない限り自然に外れてしまうことがない等の特徴を有す
るものであり、本考案実施後の実用的効果は極めて大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクランプ金具の一実施例を示す閉
止状態の側面図、 第2図は同発条金具の一実施例を示すものであり、
(a)は正面図、 (b)は側面図、 (c)は平面図、 第3図は発条金具の作用状態を示す説明図、 第4図は発条金具の他の実施例を示す斜視図、 第5図は従来のクランプ金具を示す側面図である。 1……発条金具、2……発条金具取付金具 3……ピン軸、4……軸孔 5……懐部、6……発条部 7……当接端、8……手掛け部 10……受金具、11……先端部 30……本体、31……蓋体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性を有する線材又は板材により形成さ
    れ、一端を取付側部材の一部にピン軸を介して揺動自在
    に枢着する枢着端とし、側面形状が略C字状に彎曲した
    発条部を介して先端に手掛け部を形成した当接端を上記
    枢着端と近接する如く構成して成る発条金具と、 上記取付側部材の取付面に向って離接する部材に対して
    閉止時に上記枢着部を越え、発条金具の懐方向に突出す
    るように突設した平面状の係止面を有する受金具とを具
    備し、 上記発条金具が上記受金具を閉止した状態において、上
    記受金具の平面状の係止面と上記ピン軸の軸芯との距離
    が、該受金具の先端部と該ピン軸の軸芯との距離よりも
    短くなるように構成したことを特徴とするクランプ金
    具。
JP1986057694U 1986-04-17 1986-04-17 クランプ金具 Expired - Lifetime JPH0632482Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986057694U JPH0632482Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17 クランプ金具

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JP1986057694U JPH0632482Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17 クランプ金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62170406U JPS62170406U (ja) 1987-10-29
JPH0632482Y2 true JPH0632482Y2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=30887637

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986057694U Expired - Lifetime JPH0632482Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17 クランプ金具

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JP (1) JPH0632482Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5628295Y2 (ja) * 1978-04-28 1981-07-06

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Publication number Publication date
JPS62170406U (ja) 1987-10-29

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