JPH0344947Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0344947Y2 JPH0344947Y2 JP1985168751U JP16875185U JPH0344947Y2 JP H0344947 Y2 JPH0344947 Y2 JP H0344947Y2 JP 1985168751 U JP1985168751 U JP 1985168751U JP 16875185 U JP16875185 U JP 16875185U JP H0344947 Y2 JPH0344947 Y2 JP H0344947Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing lid
- support
- hinge pin
- hinge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000003708 ampul Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車における、開閉蓋のヒンジ構
造に関するものである。
造に関するものである。
先行技術として、実開昭59−76419号公報があ
り、ヒンジ構造の多くは、このような形状をとつ
ているが位置決めのために膨大部を設けているも
のも多くあり、これについて下記に述べる。
り、ヒンジ構造の多くは、このような形状をとつ
ているが位置決めのために膨大部を設けているも
のも多くあり、これについて下記に述べる。
従来技術としては、第5図、第6図のようなボ
デイー分野に適用されているものが多く、ヒンジ
構造については、第7図、第8図に示してあるよ
うに、二種類のヒンジ構造があり、第7図は、支
持ブラケツト1にある二股状の支持片3が本体8
側にねじ、リベツト、溶接等によつて取付けられ
ていて、この二股状の支持片3の支持筒部4を貫
通しているヒンジピン2には、開閉蓋7が溶接等
によつて固定されているものである。一方、第8
図においては、開閉蓋7自体に二股状の支持片3
が、形成されていて、その支持片3の支持筒部4
を貫通しているヒンジピン2が本体8側に取付け
られている状態である。
デイー分野に適用されているものが多く、ヒンジ
構造については、第7図、第8図に示してあるよ
うに、二種類のヒンジ構造があり、第7図は、支
持ブラケツト1にある二股状の支持片3が本体8
側にねじ、リベツト、溶接等によつて取付けられ
ていて、この二股状の支持片3の支持筒部4を貫
通しているヒンジピン2には、開閉蓋7が溶接等
によつて固定されているものである。一方、第8
図においては、開閉蓋7自体に二股状の支持片3
が、形成されていて、その支持片3の支持筒部4
を貫通しているヒンジピン2が本体8側に取付け
られている状態である。
この二種類の従来例において位置決め用膨大部
6の問題点について述べることにする。
6の問題点について述べることにする。
第9図に支持筒部4近辺の拡大図が示してある
がヒンジピン2の両端部には、取付け接触面積を
大きくするために偏平な形状となつていて、この
偏平部(固定個所)5に隣接させて、開閉蓋の位
置決め用膨大部6が形成されている。このため支
持筒部4とヒンジピン2が錆等により固着したと
きに蓋を無理に開けようとすると、位置決め用の
膨大部6と軸部との境界部にある断面の急変部分
に捩り応力が集中してヒンジピン2が切損する恐
れがある。
がヒンジピン2の両端部には、取付け接触面積を
大きくするために偏平な形状となつていて、この
偏平部(固定個所)5に隣接させて、開閉蓋の位
置決め用膨大部6が形成されている。このため支
持筒部4とヒンジピン2が錆等により固着したと
きに蓋を無理に開けようとすると、位置決め用の
膨大部6と軸部との境界部にある断面の急変部分
に捩り応力が集中してヒンジピン2が切損する恐
れがある。
本考案は、上記従来技術の問題点を解決するも
のであつて支持筒部4とヒンジピン2との間に錆
等によつて固着が生じても、開閉時の折れや曲が
り等を防止でき、容易に開閉できる蓋のヒンジ構
造を提供するものである。
のであつて支持筒部4とヒンジピン2との間に錆
等によつて固着が生じても、開閉時の折れや曲が
り等を防止でき、容易に開閉できる蓋のヒンジ構
造を提供するものである。
金属製の開閉蓋7あるいは支持ブラケツト1
に、二股状の支持片3と支持筒部4が形成され、
該筒部4に金属製線材から構成されるヒンジピン
2を貫通させてなる開閉蓋のヒンジにおいて、前
記ヒンジピン2に、前記二股状の支持片3の間
で、且つ少なくとも一方の前記支持筒部4に接触
する前記開閉蓋7の位置決め用膨大部6を一体的
に形成してあり、もし錆等で支持筒部4とヒンジ
ピン2が固着しても、従来のように切損すること
はなく、開閉可能である構成となつている。
に、二股状の支持片3と支持筒部4が形成され、
該筒部4に金属製線材から構成されるヒンジピン
2を貫通させてなる開閉蓋のヒンジにおいて、前
記ヒンジピン2に、前記二股状の支持片3の間
で、且つ少なくとも一方の前記支持筒部4に接触
する前記開閉蓋7の位置決め用膨大部6を一体的
に形成してあり、もし錆等で支持筒部4とヒンジ
ピン2が固着しても、従来のように切損すること
はなく、開閉可能である構成となつている。
第2図は、本考案を実施した一例であり燃料供
給管のキヤツプを収納する凹部の壁板10に設置
されたヒンジ構造に関するものである。そこで、
従来例において説明した部位と同一の構造の部分
については、同一符号をつけて、詳細な説明は省
略する。
給管のキヤツプを収納する凹部の壁板10に設置
されたヒンジ構造に関するものである。そこで、
従来例において説明した部位と同一の構造の部分
については、同一符号をつけて、詳細な説明は省
略する。
第7図、第8図の従来例は、位置決め用膨大部
6の両端部の偏平部5に隣接して設けられている
のであるが、本考案は、第2図のように開閉蓋の
位置決め用膨大部6が二股状の支持片3の内側に
設けられたものであり、第3図に位置決め用の構
造部分を拡大図で示してある。
6の両端部の偏平部5に隣接して設けられている
のであるが、本考案は、第2図のように開閉蓋の
位置決め用膨大部6が二股状の支持片3の内側に
設けられたものであり、第3図に位置決め用の構
造部分を拡大図で示してある。
又、第4図に示しているように、ヒンジピン2
の位置決め用膨大部が1個所だけに設定されてい
る場合でもA,B,C部のいずれかに開閉蓋の上
方向への移動を防止できる。例えば、ゴム管又
は、ゴム板を設けてやれば、ヒンジ構造として十
分に活用できる。
の位置決め用膨大部が1個所だけに設定されてい
る場合でもA,B,C部のいずれかに開閉蓋の上
方向への移動を防止できる。例えば、ゴム管又
は、ゴム板を設けてやれば、ヒンジ構造として十
分に活用できる。
以上の説明から理解できるように、膨大部6の
作り方としては、ヒンジピン2を押しつぶした形
状とすることによつて、簡単に形成できる。
作り方としては、ヒンジピン2を押しつぶした形
状とすることによつて、簡単に形成できる。
以上の説明のように本考案は、位置決め用の膨
大部6を二股状の支持片3の内側に位置する個所
に設けてある。すなわち換言すると、支持筒部4
が個定個所5と膨大部6の間に設置されているの
で、捩り応力の集中する部分は、この位置決め用
膨大部6が内側になつたことにより、錆等が支持
筒部4とヒンジピン2間に生じ相方が固着してし
まい無理に開けようとしても、ヒンジピン2は、
捩り応力に耐えることができ切損することなく再
び固着部分の回動がなされて蓋を開閉することが
できる。
大部6を二股状の支持片3の内側に位置する個所
に設けてある。すなわち換言すると、支持筒部4
が個定個所5と膨大部6の間に設置されているの
で、捩り応力の集中する部分は、この位置決め用
膨大部6が内側になつたことにより、錆等が支持
筒部4とヒンジピン2間に生じ相方が固着してし
まい無理に開けようとしても、ヒンジピン2は、
捩り応力に耐えることができ切損することなく再
び固着部分の回動がなされて蓋を開閉することが
できる。
第1図、第2図は、それぞれ本考案にかかるヒ
ンジ構造の斜視図と取付け例を示す側面図であ
る。第3図は、開閉蓋の位置決め用膨大部6付近
の拡大図であり、第3A〜C図は、第3図のA−
A,B−B,C−Cの断面図であり、第4図は、
ヒンジピン2に位置決め用膨大部6を1個用いた
場合の例を示す側面図である。第5図は、フユー
エルリツド7の取付け位置を示す外観側面図であ
り、第6図は、第5図の−の断面図である。
第7図は、従来例で支持ブラケツト1を使用した
時の側面図であり、第8図は、従来例で蓋自体が
二股状の支持片3を形成したものを用いた側面図
である。第9図は、従来例の膨大部6付近の拡大
図であり、第9A〜C図は、第9のA−A,B−
B,C−C断面図である。 1……支持ブラケツト、2……ヒンジピン、3
……支持片、4……支持筒部、5……偏平部、6
……膨大部、7……開閉蓋、9……開口部。
ンジ構造の斜視図と取付け例を示す側面図であ
る。第3図は、開閉蓋の位置決め用膨大部6付近
の拡大図であり、第3A〜C図は、第3図のA−
A,B−B,C−Cの断面図であり、第4図は、
ヒンジピン2に位置決め用膨大部6を1個用いた
場合の例を示す側面図である。第5図は、フユー
エルリツド7の取付け位置を示す外観側面図であ
り、第6図は、第5図の−の断面図である。
第7図は、従来例で支持ブラケツト1を使用した
時の側面図であり、第8図は、従来例で蓋自体が
二股状の支持片3を形成したものを用いた側面図
である。第9図は、従来例の膨大部6付近の拡大
図であり、第9A〜C図は、第9のA−A,B−
B,C−C断面図である。 1……支持ブラケツト、2……ヒンジピン、3
……支持片、4……支持筒部、5……偏平部、6
……膨大部、7……開閉蓋、9……開口部。
Claims (1)
- 金属製の開閉蓋あるいは支持ブラケツトに、二
股状の支持片と支持筒部が形成され、該筒部に金
属製線材から構成されるヒンジピンを貫通させて
なる開閉蓋のヒンジにおいて、前記ヒンジピン
に、前記二股状の支持片の間で、且つ少なくとも
一方の前記支持筒部に接触する前記開閉蓋の位置
決め用膨大部を一体的に形成したことを特徴とす
る自動車における開閉蓋のヒンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985168751U JPH0344947Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985168751U JPH0344947Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6279072U JPS6279072U (ja) | 1987-05-20 |
JPH0344947Y2 true JPH0344947Y2 (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=31101918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985168751U Expired JPH0344947Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0344947Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5889559U (ja) * | 1981-12-14 | 1983-06-17 | 株式会社河合楽器製作所 | 脱着式蝶番 |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP1985168751U patent/JPH0344947Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6279072U (ja) | 1987-05-20 |
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