JPS6126108Y2 - - Google Patents

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JPS6126108Y2
JPS6126108Y2 JP1981118807U JP11880781U JPS6126108Y2 JP S6126108 Y2 JPS6126108 Y2 JP S6126108Y2 JP 1981118807 U JP1981118807 U JP 1981118807U JP 11880781 U JP11880781 U JP 11880781U JP S6126108 Y2 JPS6126108 Y2 JP S6126108Y2
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JP
Japan
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stopper
sliding door
door
lever
opening
Prior art date
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JP1981118807U
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JPS5825221U (ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、燃料給油時におけるスライドドアの
開扉抑止装置の改良に関するものである。
車体側面にスライドドアを有し、かつ、該スラ
イドドアの移動範囲内に燃料給油口が設けられた
自動車においては、燃料の給油時に乗員が誤つて
スライドドアを開けると、該スライドドアによつ
て、ヒユーエルリツドや給油ガン等を破損させる
虞れがあるだけではなく、給油ガンが燃料給油口
から外れて燃料が溢れてしまうという欠点があ
る。そのため従来では、その対策として、燃料の
給油時にはスライドドアを開扉することができな
いようにしたドアロツク装置が数種提案されてい
る。例えば第1図に示すようにスライドドア1の
内部に、一端4aがロツク装置本体(図示せず)
にロツド2を介して連結された揺動腕4を有し、
該揺動腕4の他端4bを前記スライドドア1の周
面1aより突出させ、一方車体5内部に給油口6
のヒユーエルリツド7の開閉によりオーブンスト
ツパ8を介して連動する作動レバー9を回動自在
に枢着し、その一端9aをドア受面5aより前記
揺動腕4の他端4bに対応させるようにして突出
させ、前記ヒユーエルリツド7の開放時に前記作
動レバー9の一端9aと前記揺動腕4の他端4b
とを接合させ前記ヒユーエルリツド7の開放時に
はドアロツク装置が解除されないように成したも
の等がある。
しかしながら、これら従来の構造のものではヒ
ユーエルリツドを開けている時はドアロツクは絶
対に解除することができないため、緊急の場合で
も車内に居る乗員がスライドドアを開けて直ぐに
降りることができない、という不具合があり、
又、構造が複雑で部品点数も多く、組付工数も掛
り、したがつて、重量が嵩むだけではなく、高価
なものとなるという問題が生じていた。
そこで本考案は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであつて、その目的とするところは、ス
ライドドアの後端に弾性部材からなるストツパを
突設すると共に、車体のドア開口部後側の車体パ
ネル内に、先端が該ドア開口部に出入し、前記ス
ライドドアの後端に突設したストツパに係脱可能
なストツパレバーをブラケツトを介して枢着し、
かつ、該ストツパレバーの後端をヒユーエルリツ
ドもしくは、車体の給油口取付凹部の内側近傍に
枢着し、先端を該給油口取付凹部内に突出し、燃
料キヤツプの前面に位置する操作レバーの基部に
リンケージを構成するロツドを介して連結して構
成し、燃料給油時においてスライドドアを開けよ
うとすると、前記ストツパレバーとストツパが接
合して、通常の操作力ではスライドドアが開扉す
ることはなく、規定値以上の操作力を加えると前
記ストツパが撓んで前記ストツパレバーとの係合
が外れてスライドドアが開扉することができるよ
うにしたスライドドアの開扉抑止装置を提供する
ことにある。
以下、本考案を図示せる実施例に随つて説明す
る。
11はスライドドアであつて、該スライドドア
11の後側面には弾力性を有する板状のバネ鋼か
らなり、先端が略U字状に形成されたストツパ1
2が固着されている。(第3図参照) aは自動車車体の一部を構成するリヤフエンダ
であつて、アウタパネル13とインナパネル14
とから成り、該リヤフエンダaの前記スライドド
ア11の移動範囲内の一部には燃料給油口15を
取付ける取付凹部16が形成されている。17は
該取付凹部16を覆蓋するヒユーエルリツドで、
前記アウタパネル13に回動自在に枢着されてい
る。
前記リヤフエンダaのドア開口部のドア受面1
8の内側には、先端19aがドア開口部に出入
し、前記ストツパ12に係脱可能になされたスト
ツパレバー19がブラケツト20を介して回動自
在に枢着されている。前記ストツパレバー19と
ブラケツト20との間にはクリツクスプリング2
1が介装され、通常は前記ストツパレバー19の
先端19aをリヤフエンダa内に格納する方向に
付勢し、燃料の給油時には前記ストツパレバー1
9の先端19aをドア開口部に突出する方向に付
勢するようになされている。(第4図参照)前記
ストツパレバー19の後端は、前記取付凹部16
の内側近傍のアウタパネル13にヒンジ22を介
して回動自在に取付けられた操作レバー23の略
円弧状をなすアーム部23aの基部近傍にロツド
24を介して連結されている。前記操作レバー2
3の操作部23bは、前記取付凹部16に突出し
て延在されたアーム部23aの先端に固着されて
おり燃料キヤツプ28の前面に位置している。
今、燃料の給油時において、ヒユーエルリツド
17を開き、操作レバー23を引くと該操作レバ
ー23にロツド24を介して連結されたストツパ
レバー19がX方向に回動し、該ストツパレバー
19の先端19aがドア開口部に突出する。した
がつてこのとき、スライドドア11を不用意に開
扉しようとしても、該スライドドア11に固着し
たストツパ12が前記ストツパレバー19の先端
に当接係合し、該スライドドア11の開扉を阻止
することができる。(第5図イ参照)しかし、こ
こで設定値以上の力でスライドドア11に開扉力
を加えれば、ストツパ12はそのばね力に抗して
撓み前記ストツパレバー19との係合が外れて該
スライドドア11を開扉することができる。(第
5図ロ参照) そして、燃料の給油が完了し、操作レバー23
を元に戻すとストツパレバー19は前記とは逆方
向に回動し、その先端はリヤフエンダa内に格納
される。したがつて、ヒユーエルリツド17を閉
めることによつて、スライドドア11の開扉が可
能となる。
尚、上記実施例ではストツパ12に弾力性を有
するバネ鋼で形成したが、これに限ることなく第
6図に示すように取付部材25にゴム等の弾性材
26を固着して構成してもよく、ある程度の反撥
力を有する弾性部材であればその材質形状は限定
されない。27は前記弾性材26の外面に固着さ
れた当り部材である。又、上記実施例では、スト
ツパレバー19を操作する操作レバー23をヒユ
ーエルリツド17と独立して設けたが、該操作レ
バー23の操作部23bをヒユーエルリツド17
の裏面に固着し、ヒユーエルリツド17のヒンジ
を廃止し、操作レバー23とヒユーエルリツド1
7とが一体で回動するようにして、ヒユーエルリ
ツド17の開閉により前記ストツパレバー19を
操作するようにしてもよい。
以上述べたように本考案によれば、燃料の給油
時において、乗員が不用意にスライドドアを開扉
しようとした時に、該スライドドアに突設したス
トツパがストツパレバーに係合して、該開扉を阻
止するようになしたので、給油者に該スライドド
アをぶつけたり、あるいはヒユーエルリツドが給
油ガンを破損させたりすることがない。したがつ
て、スライドドアの開扉時に、該スライドドアに
よつてヒユーエルリツド、すなわち、給油口を覆
うようにしても不都合がなく、ドア開口部の寸法
を大きくすることができる。
さらに本考案によれば、設定値以上の力でスラ
イドドアに荷重を加えると、ストツパとストツパ
レバーとの係合を解き、該スライドドアがヒユー
エルリツド等に当るまでの間開扉することができ
る。通常この場合の開扉寸法は人間1人が脱出で
きる程度の寸法が確保できるので、緊急の場合に
は操作レバーが引かれたまゝであつても車内にい
る乗員は該スライドドアを開けて脱出することが
できる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスライドドアの開扉抑止装置の
一例を示す平面図、第2図は本考案によるスライ
ドドアの開扉抑止装置を示す該略平面図、第3図
はストツパの斜視図、第4図はストツパレバーと
ブラケツトとの関係を示す斜視図、第5図イ,ロ
はストツパとストツパレバーとの関係を示す作用
説明の該略平面図、第6図はストツパの他例を示
す斜視図である。 11はスライドドア、12はストツパ、aはリ
ヤフエンダ、15は燃料給油口、16は取付凹
部、17はヒユーエルリツド、19はストツパレ
バー、20はブラケツト、23は操作レバー、2
4はロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スライドドアの後端には弾性部材からなるスト
    ツパが突設されており、車体のドア開口部後側の
    車体パネル内には、先端が該ドア開口部に出入
    し、前記スライドドアの後端に突設されたストツ
    パに係脱可能なストツパレバーが枢着されてお
    り、かつ、該ストツパレバーの後端は、ヒユーエ
    ルリツド、もしくは、操作レバーの基部にリンケ
    ージを介して連結され、該操作レバーは車体の給
    油口取付凹部の内側近傍に枢着され、その先端が
    該給油口取付凹部に突出し、燃料キヤツプの前面
    に位置するようになされ、給油時において前記ス
    トツパレバーの先端がドア開口部に突出し、スラ
    イドドアの開扉を阻止するようになされ、かつ、
    設定値以上の力でスライドドアを開扉すると、前
    記ストツパが撓み前記ストツパレバーとの係合が
    外れ、開扉できるようになされていることを特徴
    とする燃料給油時におけるスライドドアの開扉抑
    止装置。
JP1981118807U 1981-08-12 1981-08-12 燃料給油時におけるスライドドアの開扉抑止装置 Granted JPS5825221U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981118807U JPS5825221U (ja) 1981-08-12 1981-08-12 燃料給油時におけるスライドドアの開扉抑止装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981118807U JPS5825221U (ja) 1981-08-12 1981-08-12 燃料給油時におけるスライドドアの開扉抑止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5825221U JPS5825221U (ja) 1983-02-17
JPS6126108Y2 true JPS6126108Y2 (ja) 1986-08-06

Family

ID=29912910

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JP1981118807U Granted JPS5825221U (ja) 1981-08-12 1981-08-12 燃料給油時におけるスライドドアの開扉抑止装置

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JPS5825221U (ja) 1983-02-17

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