JPS5891898A - 珪酸カルシウム紙及びその製法 - Google Patents

珪酸カルシウム紙及びその製法

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JPS5891898A
JPS5891898A JP12097581A JP12097581A JPS5891898A JP S5891898 A JPS5891898 A JP S5891898A JP 12097581 A JP12097581 A JP 12097581A JP 12097581 A JP12097581 A JP 12097581A JP S5891898 A JPS5891898 A JP S5891898A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は珪酸力ルンウム紙並びにその製1法に関する。
紙は現在各分冊に亘り広い範囲で使用されているが、そ
の難点は燃え払いということである。紙に不燃性乃至難
燃性を賦与出来11ば更に新しい分野が開拓されるばか
りでな(、現在の使用分野でも極めて有利となる。この
ために従来から難燃性乃至防4’i、 l、′l:紙を
製造する方法が検討され次の様な方法が開発された。即
ちパルプから成る紙に燐酸γンモンを含浸させる方法、
パルプを抄紙する除に水酸化アルミニウムを混抄し、ま
たは三酸化アンチモンとハロゲン化物とを混抄する方法
、窒素化合物を混抄する方法等である。しかし乍らこれ
等の方法で使用する添加枳はいずれも難燃性が不充分で
且つ燃焼時係毒ガスの発生を見るものもある。またパル
プの全部または大部分を無機質繊維たとえばアスベスト
、グラスファイバー、セラミックファイバー等で置換し
た紙も開発されているが、これ等紙もやはりバインダー
としての有41!質樹脂を使用する必要があり同様の難
点が生じる。
而してバインダーなしの難燃紙として特公昭52−89
922号のものが最近開発された。この紙は石・―゛ウ
イスカー混抄するものであるが、この方法は歩留りが低
く、5O4−イオンによって抄紙機がMl’Mするとい
う欠点がある。
本発明者は偉才・の*燃性紙の各難点に注目し、これ等
難点のない難燃紙並びにその製法を開発すべく til
+究を■ね、紙の主原料として従来全く使用されたこと
の無い珪酸カルシウムを使用するという全く新しい着想
にいたり、この新しい着想に基すき更に01究を続けた
結果、珪酸カルシウムの球状二次粒子を紙の主原料とし
て使用する場合は所期の目的が達成されることを見出し
鎖に本発明を完成するに至った。即ち本発明は、 (イ)珪酸カルシウムから成るほぼ球状の二次粒子が多
故繊m質物質とからまり合い乍ら圧縮変形された状りで
連結し、且つ珪酸カルシウムの含量が501M1u%以
」二であって、 仲)上記連結状始は、曲率lOμ1mRで紙を捲回した
場合にその表面に割れを生じない ことを特徴とする珪酸カルシウム紙に係るものである。
本発明の珪酸カルシウム紙は次の各点で特艮づけられる
。珪酸カルシウムから成るほぼ球状の二次粒子が多数&
AIIm質物質とからまり合いながら圧縮変形された状
態で連結しているものである。たとえば後記実施例4の
陽88及び実施例6のN[189の本発明の珪酸カルシ
ウム紙の表面を走査!!i!!電子顕微鏡で倍率2 (
10、700、2000倍で撮った4頁である第1図A
及びBでは該球状二次粒子が圧縮変形された状めで繊維
質物質とからまり合いながら連結していることが示され
ている。また同じ〈実施例4の陽84の本発明珪酸カル
シウム5− 紙の同じ4貝である第2図では該球状二次粒子がかなり
変形されつつもなおもとの球状二次粒子の形を若干残っ
た状態で繊維質物質とからまり合いながら連結している
ことが判明する。更にはまた同じ〈実施例6の陽、42
の紙では第8図から明らかな通り、球状二次粒子が著1
.<圧縮変形され°Cはとんど扁平化してもとのBk 
J&二次粒子の形をほとんど残さない程度にまで変形さ
れた状岬で繊維質物質とからまり合いながら連結してい
る。この様に本発明の珪酸カルシウム紙に於いては、い
まだ球状二次粒子の形が残存した程度の変形から殆んど
該球状二次粒子の形が伐らない程度にまで著しく圧lT
#変形させたものまで広い範囲でその変形状態が含まれ
る。
本発明の紙の主原料となる珪酸カルシウムから6− 敗るほぼ球状の二次粒子またはこれが水に分舷したスラ
リー自体は本出願前すでに良く知られたものであり、た
とえば特公昭52−484915、特公昭58−125
26号、特公昭5B−18588号、特公昭54−49
68号、特公昭55−29952号公報に記載されたも
のを例示することが出来る。また撹拌法以外の方法で調
製された球状二次粒子から成るスラリーも使用出来、た
とえば原料スラリーをオートクレーブ中で撹拌すること
なく水熱反応せしめ、必要に応じ若干粉砕したものを例
示出来る。これ等珪酸カッ1/シウム球状二次粒子は原
則的には珪酸カルシウムが多数三次元的に絡合してほぼ
球状の二次粒子を形112. したものであって、その
表面には珪酸カルシウム1こ基すく多数のひげか突出し
ている。この1転の珪酸カルシウムと17で(」、珪酸
カルシウムの結晶ばかりでなく所ci+q t=結晶と
呼ばれるトベルモライトグル−プの各4111の珪酸)
Jルシウム水相物が曳キされ、またカリウム、ナトリウ
ム、リチウム等のfルカ1ノ、マグネシャ、′rルミナ
等を含むものや更にはS (r@−や5(i−4イオン
を含む珪酸カルシウムも含まれる。
具体的には、シーツドライド、トベルモライト、ワラス
トナイト、ジャイロライト、トリカルシウムシリケート
の如き結晶、トベルモライトゲル、C−S−■(I)、
C−8−11(11)等のトベlレモライトグループの
名柚化倫・物、ナトリウムカルシウムシリケート、ペク
トライト等を例示することが出来る。繊維質物′aとし
−Cは有機′lt繊維並ひに無4a W iM維のl柚
′または2棟以上が使用され、前者としては、セルロー
ス繊維の他にポリアミド 、Itリエステル、ポリオレ
フィンの如き各種合成繊維が、また後者としてはグラス
ファイバー、置部、石綿、シリカファイバー、セラミッ
クファイバー、炭素繊維、無機ウィスカー等を例示出来
る。
次いで本発明の紙の第2の特徴として珪酸カルシウムの
含有量が50重量<以上であることである。本発明の紙
は珪酸カルシウムが主原料であって紙のIA料として使
用されているものではなく、その含有量も50電澁呪以
」二である点に大きな特徴があり、繊維質物質はあくま
で副原料である。
繊維質物質の添加係は珪酸カルシウムが50重推%以上
になるかぎり、特に制限はなく広い範囲でその使用目的
に応じて賭宜決定される。
第三岳Hの本発明の紙の特技として」二記球状二次粒子
と繊維質物質との連結Uimが次の二つの点−〇− で規定されていることである。先ず本発明の紙を曲率1
0m+nRで捲回したときにその表面に割れを生じない
ということである。この際の割れとは火質的に珪酸カル
シウムの結晶または阜結酩同士の絡合した連結状態が決
裂した状j暦を云う。この特長は本発明の紙の柔軟性乃
至しなやかさを示している。本発明の紙としては好まし
くは、次の特艮を有するものである。即ち抄紙方向での
裂断長が0.8Km以上であるということである。鯨で
裂断長は次の式で表わされる。
即ち本発明の紙はかなりの柔軟性乃至しなやかさを有す
る反面、ある程度の引張りに対してはかなりの抵抗力を
有し、少々の引張り力ではやふり10− ないことを示している。
その他本発明の紙は次の様な性質を有している。
まずその厚さは通常1mm以下程度であり、その坪倉は
400 Vm”以下である。また珪酸カルシウムが優先
配回していること即ち比較的大きな強度を保持し得る特
瑳がある。
その他本発明の珪酸カルシウム紙は、珪酸カルシウム枯
菌が優先配向している特徴がある。本発明の紙にX線を
照射し、その特定面の回折ピークの強度変化によって珪
酸カルシウム結晶の優先配向度を測定したところ、その
(001)面の底面回折強度が異常に高くなり、優先配
向していることが確認された。また、この回折強度は抄
造時のロールプレスの圧力または抄き合わぜの場合の抄
き合わせ単位層の厚さによって異なるものであった。
尚、本発明に示すシーツドライド系珪酸カルシウム結晶
の優先配向度(P)は次の方法で測定される。
成形体の一部を採取して微粉砕し、この微粉12とレイ
クーザイドセメント0.2yとペンタジオキザン5 c
cとを十分に混合し7、約80°0で加熱しながら撹拌
し、溶媒を蒸発させる。次に残滓を托鉢でわY砕し、そ
れによって無配向粉末試料を作る。
優先1向バ4’ (P)を測定しようとする成形体から
、X線り月痘射される特定面、例えば圧縮方向に歩直な
面をもつ別の試料を作る。
この2つの試料の(820)及び(001)面の回折強
症をそれぞれ測定する。優先62向度(P)はなる式に
よって与えられる。
本発明の珪酸カルシウム紙を調製するに際しては、公知
の珪酸カルシウム結晶の球状二次粒子が水に分散した水
性スラリーに、繊維質物質を添加し混合し次いで得られ
る紙の中の珪酸カルシウム結晶の含有鳳が50LrW%
以上となるように抄紙する。
繊維質物質を該珪酸カルシウム結晶スラリーに添加する
に除しては、該繊維を水に1IAe5L、、就中有板繊
細の場合は好ましくはこれを叩解してフィブリル化した
後、珪酸カルシウム結晶よりも含有社が少くなるように
添加する。抄紙操作、条件等は従来から使用されて来た
操作や条件がそのまま適用出来、またサイズ剤その他添
加剤が必要に応じ適宜に添加される。この隙の1イエ加
剤としてはたとえは紙力増強剤、撥水剤、耐品性樹脂、
合TJi、ゴム18− ラテックス、難燃剤等を例示出来、これ等添加剤は目的
とする紙の用迷に応じて混合、含/Qまたは塗工■ニ1
こより若H1tにtj供力日ざ才しる。
本発明の!11!!法に力さいては、」1紀珪酸カルシ
ウムの球状二次粒子を原料として使用するので、この粒
子の大きな比表面積に基ずく接触面積の大きいことが、
繊44L質物質の混抄を極めて容易となし、珪酸カルシ
ウム結晶が繊維質物質と分離して沈澱することもなく、
その結果得られた紙の地合が均一となる利点かある。ま
た本発明製法に於いて秒紙後カレンダー処理を行うと平
滑で緻密な紙となり、更にスーパーカレンダー掛けを行
うことにより!(面に光沢を賦与出来美しい紙とするこ
とが出来る。
本発明の珪しχカルシウム紙は不燃性乃至難燃性14− 並びに防炎牲に優れるだけでなく、吸1a性、断熱性、
電気絶縁個、加工性に優れているので、従来から使用さ
れている鎚−燃防炎4(紙、天井祠、ハニカムコア相、
クッション70ア桐、工業用断M+、 u、バッキング
相、亀気絶M桐、空W・tだ・交接器用エレメント、ガ
ス吸着シート等の用途にも有りJlに使用小米る。
また本発明の紙は、これに有u1Jt繊維又はバインダ
ー、WM燃剤を添加した場合、燃焼時にイj]7.ガス
を発生じたとしても、これ等のガスは紙自体に吸着され
る。即ち本発明の紙はこれ等ガスの吸〃j性能を有し、
たとえばボIJ m化ビニルの場合には燃焼時−こ発生
ずるHCeは、珪酸カルシウムと反応して吸】aされ全
くまたは著しく低減されたガスしか発生しない。
実施例1 シリカフラワー526獣量部、生石灰47.4重量部、
水200011iit部を混合し、これを内容積3eの
撹拌機つきオートクレーブに入れ、密閉後加熱し、温度
及び内圧が19 toC,12KI!/crn2の飽和
水蒸気圧下で撹拌しながら8時間水熱反応した。反応終
了後、徐冷して常圧に戻し、オートクレーブからスラリ
ー状の反応生成物をとり出した。
この反応生成物は、X線回折分析を行なった結果、シー
7トライト結晶(6CaO・6 SlugoHgo )
を主とする結晶であることがわかった。また、この生成
物をよく分散させて電子顕微鏡下で観察したところ約0
.0 a 〜0.8 ptmの114d約1〜2 (1
μ「0の長さの多数の針状結晶がみられた。
また、スラリーを分散させずにそのまま走査顕微鏡下又
は光学顕a鏡下で観察すると、「■径が約25〜50μ
mでその向辺が鞠藻状の球状二次粒子がみられた。
叩h1−(叩解度5R80°)したセルロース繊維(以
下バルブと言う)または分散したグラスファイバーと上
記したシーツドライドスラリーを水に均一に分散し、こ
れをタラピースタンダードマシン(目数100メツシユ
)で抄造し紙を形成した後、これを28 K117cm
”の圧力でプレスし、乾燥した。
得られた紙の特性は第1表乃至第5表の通りである。
なお、v4#、燃性試駆方法はJISA1822  の
メツケルバーナー法に準拠し、加熱時間を8分間として
炭化長、残炎、残塵を測定し、合否を判定した。
実施例2 実施例1で製造したシーツドライド結晶スラリーとセラ
ミツタファイバー、ロックウールふよびグラスファイバ
ーを水に均一に分散し、これをタラピースタンダードマ
シンを用いて抄造し、紙を形成した後、これを28 K
p/cmの圧力でプレスし、乾燥した。
尚1!126の紙にアルミナゾル5%溶液を表面に噴巖
した後110’Oの温度下で28 KQ/cm2の圧下
でプL・スしたものをlJ+127に示す。得られた紙
の特性は第6表の通りである。
特開昭58−91898(7) ′−)!施例8 実施例1″c′製造したシーツドライド結晶スラリーの
固形分1UIJl[lの86車1部と、叩解したバルブ
10m4M部、グラスファイバ−8甫墓部、アクリル樹
脂2型菖部を水に均一に分赦し、これをタラピースタン
ダードマシンを用いて抄造し、紙を形成した後、これを
28 KN/crn”の圧力でプレスし、乾燥した。得
られた紙の特性は第7表の通りである。
第7表 実施例4 生石灰48重板部、珪石粉52重量部及び水1200重
i部を混合した後オートクレーブに入れ200°0.1
5 K!2/cmのkJ和木#、気圧下で5br撹拌し
ながら水熱反応した。反11ぢ糸?了後徐冷してオート
クレーブからスラリー状の反応生IjV物をとり出した
この反応生成物はX線回折分析を行なった結果、シーツ
ドライド結晶を主とする結晶であることがわかった。ま
た、この生成物をよく分散させて晒子顕微鏡下で観察し
たところ、幅約0.08〜0.5μm、長さ約1〜20
μmの多数の刺状結晶かみられた。また、スラリーを分
散させずにそのまま走査電子顕微続下又は光学顕微鏡下
で観察すると大多数は直径が25〜100μmでその周
辺がマリ=26− 涼秋の球状二次粒子かみられた。ポリエステル糸合成パ
ルプ又は叩解(叩解度s x< a oo)[7たパル
プと9E記のゾノトライトスラリーとを水に均一に分散
し、これをタラピースタンダードマシン(目数100メ
ツシユ)で抄造し、紙を形成した後これを28 Kg/
cm2の圧力でプレスし乾燥した。得られた紙の特性及
び優先配向度は第8−にの通りである。尚N082及び
84はさらにスーパーカレンダー処理したものである。
得られた紙の物性は実施例1と同様に測定した。
26− 特開昭58=91898 C8) 実施例5 751JltL1りに対]、15市一部、耐アlレノJ
リグラスファイバー5屯i部、ポリγミドエピクロlレ
ヒドリン系バインダー5慮i11部(12,5%溶敵の
固ル分)を加えて槓拌混合分#にし1、これを夕゛ンピ
ースタンダードマシン(目1i 100メ゛ンシユ)で
抄造し紙を形成した後28 Wcrn”の圧力でプレス
し、乾燥し、得られた紙の特性は第9表の通りであつl
こ。
実施例6 実施例1と同様の条件で製造したシーツドライド藺結晶
構造を有する1圭酸カルシウムの二次粒モを水に分散し
て#止約コIv%のスラリーとした。。
濃度約8市繍%のポリエステルフィブリッドを珪酸力J
レシウムスラリーに(N ’?? L/ 、珪酸カルシ
ウムとポリエステルフィブリッドとの)該量比が7:8
.6:4.5:5の混合スラリーを3棟グC鳴1製【ま
た。それぞれの混合スラ1;−は長網抄紙機を用いて紙
に抄造した。抄速は50rr1/′mlnスライス上の
紙料濃度は約0.2重′Ik%とし、スライス前で、非
イオン性高分子凝集剤(三部化rL、サンフロックN−
0P)を珪酸カルシウムおよびポリエステルフィブリッ
ドに対して0.07117ii%をt!加した。
抄紙結果を第10表に掲げる。なおNo、42は隘B9
をスーパーカレンダー処坦したものである。
第10表 ◎ 優   01(×  不可
【図面の簡単な説明】
第1図A、B、第2図及びwI3図はいずれも本発明珪
酸カルシウム紙の走倉型電子顕徽鏡写真である。但し第
1図Aは実施例4のA33の紙、第1図Bは実施例6の
A 39の紙、第2図は実施例4の應34の紙、また第
3図は実施例6の應42の紙を示し、(イ)は倍率20
0倍、(し)は700倍、(ハ)は2000倍を夫々示
す。 (以 上) 第  1 図  Δ 第  l 図  B 第2図 第  3  図 手 続 補 正 書(0引 昭和56年12月lO日 昭和56年特 許 願第120975  号2、JiQ
Q°’ m ml b L !/。、、〜、、や。ヨよ
3、補正をする考 事件との関係特許出願人 株式会社大阪バッ+:Jり製造所 (ほか1名) 4、代理人 大阪市東区平野町2の10平和ビル内電話06−203
−0941(代)(6521)弁理士 三 枝 英 二 5、補正命令の日付 自   発 6、補正により増加する発明の数 補  正  の  内  容 1iA細書第31頁の第10表の次にド記の記載を追加
する。 [実施例7 珪石粉100.6重量部、生石灰74.4重量部、及び
水2100重量部を混合し、これを内容積3Eの攪拌機
つきオートクし−づに入れ、密閉後加熱し温度及び内圧
が191°C112峙/dの飽和水蒸気圧下で攪拌しな
がら5時間水熱反応した。反応路r後、徐冷(2C常圧
に戻し、オートクレーブからスラリー状の反応生成物を
とシ出した。 この反応生成物は、X線回折分析を行った結果、トベル
tライト金主体とするスラリーであることが判明した。 また、スラリー全そのまま走査型”醒子顕微鏡[ζ又は
光学顕微鏡ドで観察すると、直径が約lO〜100μI
ll  のほぼ球状の二次粒子がみら4また。 次いで、上記スラリーとバルーJ (叩解度5R3Q°
)を水に均一に分散し、これをタラに一スタ、タードマ
シシ(自#1tiooメツシュ)で抄aした後、プレス
し、乾燥した。 得られた紙の特性は第11表の通りである。 2− 3一 実施例8 シリカフラワー68.8重量部、生石灰81.2重駄部
、及び水2100重量部金混合C1これを内容積31の
撹拌機つきオートクレーブに入れ、密閉後加熱し温度及
び内圧が200℃、15kq/dの飽和水蒸気圧−[で
攪拌しながら25時tm水熱反応した一0反応終了後、
徐冷j7て常圧に戻し、オートクレーブからスラリー伏
の反応生成物をとシ出した。 この反応生成物は、X線回折分析t−行った結果、)オ
シPジPイトを主体とするスラリーであることが判明(
また1、また、スラリーをその−まま走査型電子顕al
鏡ド又は光学顕微鏡丁でM4察すると、直径が約10〜
5 Q ppps のほぼ球状の二次粒子がみられた。 次いで、上記スラリーとパル″′j(叩解度5R3Q0
)を水に均一に分散し、これをタラに−スタンタードマ
シン(目数+ 00メツシユ)で抄a した後、プレス
し、乾燥(7た。 得られた紙の特性は第12表の通りである。 珪石粉91.0重量部、生石灰84.0重量部、及び水
2I00重量部を混合し、これを内容積31のオートク
レーブに入れ、密閉後加熱し温度及び内圧が191’C
,12に9/dの飽和水蒸気圧下で8時間水熱反応した
。反応終了後、徐冷して常圧に戻し、オートクレーブか
らスラリー状の反応生成物をとり出した。 この反応生成物は、X線回折分析を行った結果、ソーノ
ドライトを主体とするスラリーであることが判明した。 また、スラリーをそのまま走査型電子顕微鏡下又は光学
顕微鏡下で観察すると、直径が約lO〜80μmのほぼ
球状の二次粒子がみられた。 次いで、上記スラリーとバルブ(叩解度5R3Q°)を
水に均一に分散し、これをタッヒースタンタードマシン
(目数100メツシユ)で抄造した後、プレスし、乾燥
した。 7− 得られた紙の特性は第13表の通シである。 実施例IO 沈降容積48m1に調製した石灰乳(生石灰として47
重量部)と珪石粉53M量部と水金混合して、水対固形
分重量比t24:Iに調製した後、オートクレーブに装
入し、温度200°C1圧力1519/c−の飽和水蒸
気圧下で攪拌し乍ら4時間水熱反応せしめリーノトライ
ト結晶よりなるスラリーを得た。 次いで上記スラリーとパルプ(叩解度5R30°)を水
に均一に分散し、これtタラじ−スタ:Jタードマシシ
で抄造した後、プレスし、乾燥した。尚沈降容積の測定
方法は米国特許第4162924号記載の方法に依った
。 得られた紙の特性は第14表の通りである。 10− 11− 実施例11 5%のホワイトカーボンスラリー(SJO2として71
.60f)と5%の水酸化カルシウムス5 ’J −(
C’aOとして33.401)’を大気圧下25℃で1
時間混合した後、オートクレーブに装入し、温度200
°C1圧力15に97cdの飽和水蒸気圧下で攪拌し乍
ら15時間水熱反応せしめた。 上記で得られたスラリーt−X線回折分析した結果、ジ
ャイロライト型珪酸カルシウムであることが確認された
。 次いで上記スラリーとバルブ(叩解度5830°)を水
に均一に分散し、これをタラじ−スタンダードマシン(
目数100メツシ1)で抄造した後プレスし、乾燥した
。 得られた紙の特性は第15表の通りである。 12− 13− 手続補正書(方式) 昭和57年2月3日 特許庁長官    島11春樹  殿 1、事件の表示          jZ、j、。 昭和56年 特 許 願第120975  号2° 発
明o名称 珪酸カルシウム紙及びその製法3、補正をす
る者 (ほか1名) 4、代理人 大阪市東区平野町2の10平和ビル内電話06−203
−0941(代)8、補正の内容 別紙添附の通り 補  正  の  内  容 l 明細書第32頁第2〜8行[第1図・・・・・・・
・夫々示す。」とあるを下記の通シ訂正する。 [第1図A、B、第2図及び第3図はいずれも本発明珪
酸カルシウム紙の構成成分たる珪酸カルシウム結晶並び
に繊維の走査型電子顕微鏡写真である。但し第1図Aは
実施例4のA 33の紙、第1図Bは実施例6の屋39
の紙、第2図は実施例4のA 34の紙、また第3図は
実施例6のA42の紙の場合を示し、(イ)は倍率20
0倍、0は700倍、o9は2000倍を夫々示す。」 (以 上) 1− 手続補正書(1棧) 昭和57年10月29日 1、事件の表示 昭和56年 特 許 願第120975  号3、補正
をする者 事件との関係  特許出願人 株式全社 大阪バッ+ンタ製造所 (ほか1名) 4、代理人 大阪市東区平野町2の10平和ビル内電話06−203
−0941(代)(6521)弁理士 三 枝 英 二 5、補正命令の日付 自発 6、補正により増加する発明の数 なし 7° 補正(7) 対象  明細畜牛発明の詳細な説明
の項Q  1伯 71:  小 山 公 補  正  の  内  容 1 明細書第8頁第13行「出来る。」とあるを下記の
通り訂正する。 「出来る。ただしこの際使用する珪酸カルシウムの種類
に依って得られる紙の?I往が若モ異なる傾向を有し1
.;Pイ0ライト及びトベルtライトゲルを用いた場合
は、他のものに比し若干紙の装所長及び比破裂強さが低
下する。」2 明細書第8頁第13「図面の簡単な説明
」とあるを下記の通り訂正する。 [実施例12 シリカフラワー80.9重一部、生石灰70.0重Ms
及び水2100重敏部を混合し、これを内容積31の攪
拌機つきオートクレーブに入れ、密閉後加熱し温度及び
内圧が179”C,9kg/ctlの飽和水蒸気圧下で
撹拌しながら2時間水熱反応した。反応終了後、徐冷し
て常圧に戻しオートクし−プからスラリー状の反応生成
物をとり出した。 この反応生成物は、Xllli回折分析を行った結果、
トベルtライトゲルを主体とするスラリーであることが
判明した。 また、スラリーをそのま“ま走査型電子顕微鏡下又は光
学顕am下で観察すると、直径が約5〜40μ〃lのほ
ぼ球状の二次粒子がみられた。 次いで、上記スラリーとパルプ(叩解度5R30°)を
水に埼−に分赦し、これをタラじ一スタ:、、タードマ
シ、、+(目Ml 00メツシユ)で抄造した後、プし
スし、乾燥した。 得られた紙の特注は第16表の通りである。 2− 図面の簡単な説明」 3 明細社中の記載を下記正誤表の通り訂正する。 頁  行      誤           正6 
3 若干残った状態で   若干残した状態で6 13
  ひげが突出している。 圧縮変形された本のまで 7 15  ひげが突出している。 ひげが突出してい
る。 また二次粒子が主体と なるかぎシ珪酸カルシ ラムの一次粒子が混在 していても良い。 tt   B  珪酸カルシウム結晶  珪酸カルシウ
ムII  IQ     p           #
11  I+  (001)       (OOl)
13  3  珪酸カルシウム結晶  珪酸カルシウム
13 5                 〃13 
7                 〃13 10 
                 。 14 1 難燃剤等を      離燃剤、填料等を+
4  6  比表面積       表面梱手続補正書 昭和58年1月7日 特許庁長官   、)゛こ杉和夫  殿1、事件の表示 昭和56年 特 許 願第120975  号2・発明
0名称 よ酸71 )b ”、t ’) l−紙−&=
。、法3、補正をする者 事件との関係  特許出願” 株式会社 大阪バッ+ンク製造所 (ほか1名) 4、代理人 大阪市東区平野町2の10平和ビル内電話06−203
−0941(代)(6521)弁理士 三 枝 英 二 5、補正命令の日付 昭和57年12月21日 6、補正により増加する発明の数 なし 7、補正ノ対象  昭和57年10月29日付提出の手
続補正書の補正の対象の欄 8、補正の内容 手続補正書(自船 昭和57年lO月29日 1、¥許庁長官  若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和56年特 許 願第120975  号3、補正を
する者 事件との関係  特許用11人 株式会社大阪バッ十ンク製造所 (ほか1名) 4、代理人 大阪市東区平野町2の10平和ビル内電話06−203
−0941(代)(6521)弁理士 三 枝 英 二 5、補正命令の日付 自発 6、補正により増加する発明の数 な  し 8、補正の内容 別紙添附の通り

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■(イ)珪酸カルシウムから成るほぼ球状の二次粒子が
    多数繊維質物質とからまり合い乍ら圧縮変形された状態
    で連結し、且つ珪酸カルシ1クムの含h1°が50重t
    hii係以上であって、(ロ)上記連結状惑は、曲率1
    0mmRで紙を捲旧1した場合にその表面に割れを生じ
    ないことを特徴とする珪酸カルシウム紙。 ■ 珪酸カルシウムから成るほぼ球状の二次粒子が多数
    水に分散した水性スラリーと、繊維質物質との混合物を
    、該珪酸カルシウムか50 ’iji ii鳴以上とな
    る様に抄造することを特徴とする珪酸カルシウム紙の製
    法。 ■)上記混合物に更に添加剤が含有されていることを特
    徴とする特ど1:B古木の1lli11fl(第2相に
    記載の製法。 ■ 上記U=造禄、添加剤を含′浸會たは勾、工するこ
    とを特徴とする特許Ak水の範囲第2または第8項に記
    載の製法。
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