JPS5890070A - 液量検知用センサーを備える液体貯蔵容器 - Google Patents

液量検知用センサーを備える液体貯蔵容器

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JPS5890070A
JPS5890070A JP56186652A JP18665281A JPS5890070A JP S5890070 A JPS5890070 A JP S5890070A JP 56186652 A JP56186652 A JP 56186652A JP 18665281 A JP18665281 A JP 18665281A JP S5890070 A JPS5890070 A JP S5890070A
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JP
Japan
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liquid
thin film
film body
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detection sensor
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淳夫 佐藤
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、液量検知用センサを備える液体貯蔵容器お
よびその製造方法に関し、とぐに、容器の内層薄膜体と
の間に保護層を介在させてセンサを真空圧着により貼着
させることにより、液量検知精度を陶土するとともに、
内層薄膜体の損傷を防止するものである。
従来、合成樹脂等からなる薄膜体を内層とする容器は、
航空機や船舶に積み込む飲料水や燃料等の液体貯蔵用と
して使用されているが、この種の容器は、一般に内層薄
膜体の外周に液量検知用センサを貼着し、その上に繊維
強化合成樹脂製の補強層を外層として接着した構造であ
シ、該センサのキャパシタンスを容器内の液量に読み替
えて表示することによp液量の推移を検知するようにし
ている。
従来の容儀にセ/すを取付けるときの工程は、第1図に
示すように、内層薄膜体10の内部に内圧をかけて膨張
させ、その外周に接着剤12を塗布し、てセンサー4を
貼着し、該センサー4の表面を離形紙16で核種し、該
離形紙16の表面にゴムローラー8を押圧することによ
って圧着させている。符号11は口金を示す。しかし、
このようにセ/す14を離形紙16の外側から押圧する
方法では、センサー4の表面全体を均等な圧力−で圧着
させることが困難であるため、接着剤12の層厚が不均
一となったシ、エアの排出が十分に行なわれずエア榴シ
が多数生ずることになって、センサ14の機能が阻害さ
れるという問題がある。
すなわち、七/す14は、コンデンサにたとえると一方
の極板を形成し、容器内の水その他の電気伝導体が他方
の極板を形成しておシ、極板間隔をd、極板間の誘電率
をε、液量と対応するセンサの面積を8とすると、セン
サのキャパシタンスCは、 C=ε− で表わされる。
上式において、液量と対応するセンサ14の面積Sは一
定であるが、極板間隔dはセンサ14と容器内の液体と
の間の間隔、すなわち、内層薄膜体10と接着剤層12
との厚さであるから、接着剤層12の厚さが不均一であ
ると、センチのキャパシタンスCに大きな影響を与える
また、極板間の誘電率εは、セ/す14と液体との間、
すなわち内層薄膜体10と接着剤層12との誘電率の合
成であるが、その中間にエア溜シができると、空気の誘
電率が入ってくるため、接着剤層12の厚さが一定であ
ってもセンサのキャパシタンスCが影響を受けることに
なる。
このように、従来の方法によってセンサを貼着した容器
では、接着剤層の厚さの不均一に起因する極板間隔dの
ばらつきと、エア溜シに起因する極板間の誘電率εのば
らつきとによって、センサのキャパシタンスarばらつ
きが生ずることが避けられず、容器内の液量との相関関
係が一定にならないため液量検知精度が低下するという
欠点があった。
さらに、従来の容器は、内層薄膜体の胴部に接着剤を塗
布して直接センサを貼着しているため、内層薄膜体がセ
ンサと接触して損傷しクラックが発生して液体漏れの原
因となっていた。
この発明は、上記の欠点を除去するためになされたもの
であシ、この発明の目的は、センサと内層薄膜体との接
着剤の層厚が均一でエア溜シがない液体貯蔵容器および
その製造方法を提供することにあシ、また、この発明の
目的は、センサが内層薄膜体を損傷することがない液体
貯蔵容器およびその製造方法を提供することにある。
すなわち、この発明は、図示する実施例のように、中空
状の薄膜体を内層とする容器の該内層薄膜体10の胴部
に、金属薄板からなる液量検知用センサ14を貼着して
なる液体貯蔵容器において、前記内層薄膜体10の胴部
の外周と液量検知用センサ14との間に、保護層20と
接着剤層12゜16とを積層させて設けたことを特徴と
する液量検知用センサを備える液体貯蔵容器を第1の発
明とし、さらば、中空状の内層薄膜体10の内部に内圧
をかけた状態で、該内層薄膜体10の胴部の表面に保護
層20を接着剤12によシ貼着し、次に該保護層20の
表面に金属薄板からなる液量検知用センサ14を接着剤
16により貼着したのち、該液量検知用センサ14の全
面をカバー22によシ被覆して該カバー22の周縁を内
層薄膜体10の胴部に気密に密着させ、しかる彼に前記
カバー22の内部を真空にして液量検知用センサ14を
保護層20を介して内層薄膜体10の胴部に圧着するこ
とを特徴とする液量検知用センサを備える液体貯蔵容器
の製造方法を併合発明とする。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第2図および第3図は、それぞれこの発明の実施例を示
す側面図および断面図であシ、カッマーを取外した状態
を示している。同図において、符号10は容器の内層薄
膜体であり1.AB’S樹力旨等の熱可塑性合成樹脂を
インフレート成形によって0.2〜0.5箇の肉厚で中
空状に成形する。11は内層薄膜体10の両01ll端
面に取付けた口金である。14はメツシュ状の金属薄板
からなる液量検知用センサであシ、容器内の液量と対応
する面積をもつ形状に成形しである。該センサ14はメ
ツシュ状の金属薄板のほか、無孔の金属薄板を用いても
よい。
15は液量検知用センサの端子である。
土豪の液量検知用センサ14は、第4図に示すように、
内層薄膜体10の胴部との間に保護層卸と接着剤層12
および16とを積層させて貼着しである。保護層20は
ポリ塩化ビニリデン等の合成樹脂からなる極薄のシート
状体であシ、液量検知用セ/す14とほぼ同一の形状に
裁断したものを用いて内層薄膜体10との間に介在させ
、液量検知用セ/す14が直接内層薄膜体10と接触し
ないようにする。
次に、上記構成の容器の製造工程を第5図によ−って説
明する。
まず、口金11を取付けた内層薄膜体10の内部に帆0
3〜O−11’q/caの圧力で空気を吹き込んで内圧
をかけて膨張させる。次に、この内圧がかけられた内層
薄膜体10の胴部の表面に接着剤12を塗布して保護層
20を貼着し、さらに、保@膚20“の表面に接着剤1
6を塗部、して液量検知用センサ14を貼着する。次い
で、液量検知用センサ14の全面をカバー22によシ被
覆して、該カッ々−22の周縁を内層薄膜体10の胴部
に気密に密着させる。続いてカッ: −22の内部の空
気を、図示しない真空ポンプによって吸引し、カバー2
2の内部を真空圧とした状態で、液量検知用センサ14
を保護層20を介して内層薄膜体10の胴部に圧着させ
る。
このようにして、液量検知用センサ14を真空圧で圧着
させると、カバ−226内部に均等な吸引力が作用する
のて、接着剤12および13の層厚が全体とし上鉤−と
なシ、また5カバー22の内部の空気が完全に排出され
るので、接着剤12゜16の中や接着面にエア溜シが生
ずることもない。
真空圧は500 tanH?以−上とするのが好ましく
、500 ttanH1未満の過少な真空圧にすると、
吸引力が不足して液量検知用センサ14の圧着が不十分
となったシ、あるいは接着剤12および16の層厚が不
均一となシ、また、カバー22の内部の空気の排出が不
十分となってエア溜シが生じ易くなるので望ましくない
液量検知用セ/す14を取付けた内層薄膜体10は、そ
の外周に繊維強化合成樹脂からなる補強層(図示せず〕
を巻付け、加熱装置によシ加熱硬化させ一体に成形する
と液体貯蔵容器が完成する。
上記構成の液体貯蔵容器における極板間隔d(液量検知
用センナと容器内の液体との間の間隔っけ、内層薄膜体
10と接着剤12と保護層20と接着剤16との厚さの
合計となるが、接着剤12゜および16の層厚が均一で
おから、極板間隔dのばらつきは僅少となる。また、極
板間の誘電率εは、内層薄膜体10と保護層20と接着
剤12゜13とのそれぞれの誘電率の合成となるが、エ
ア漏シがなくなるため、合成誘電率は一定となる。
したがって、液量検知用セ/すのキャパシタンスCは、
容器内の液量と対応する面積Sのみに正比例することに
なシ、容器内の液量の推移と正確に対応する表示値が得
られる。
以上説明したように、この発明は、液体貯蔵容器の′液
量検知用センサを保護層を介在させて内層薄膜体に真空
圧着によシ貼着させる構成としているから、この発明に
よれば、内層薄膜体と液量検知用センサとの間に均等な
真空圧を作用させて圧着することができ、接着剤層の厚
さのばらつきヤ、エア溜シが生ずることがなく、液量検
知用センサのキャパシタンスと容器内の液量との相関関
係が常に一定となシ、液量検知精度にすぐれたセンサを
備える液体貯蔵容器を得ることができる。
また、この発明によれば、内層薄膜体と液量検知用セン
サとの間に保護層を介在させて設けているから、液量検
知用センサが内層薄膜体を損傷して液体漏れを生ずるこ
ともなく、高品質の製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の液体貯蔵容器のセンサ取付部分を示す
一部断面平面図、第2図は、この発明の実施例であシ、
内層薄膜体とセンサとの関係位置を示す側面図、第3図
は、第2図のA−A線断面図、第4図は、この発明のセ
/す取付部分の拡大断面図、第5図はこの発明によるセ
ンサの真空圧着前の状態を示す一部断面平面図である。 図中、10は内層薄膜体、12.’13は接着剤、14
は液量検知用センサ、20は保護層、22はカバーであ
る。 特許出願人  横浜ゴム株式会社 代理人 弁理士  森    哲 也 弁理士  内 藤 嘉 昭 弁理士 清水 正 第1図 第2図 A 第3図 第4m 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (υ 中空状の薄膜体を内層とする容器の該内層薄膜体
    の胴部に、金属薄板からなる液量検知用センサを貼着し
    てなる液体貯蔵容器において、前記内層薄膜体の胴部の
    外周と液量検知用センサとの間に、保護層と接着剤層と
    を積層させて設けたことを特徴とする液量検知用センサ
    を備える液体貯蔵容器。 (2)  中空状の内層薄膜体の内部に内圧をかけた状
    態で、該内層薄膜体の胴部の表面に保護層を接゛着剤に
    よシ貼着し、次に該保護層の表面に金属薄板からなる液
    量検知用センサを接着剤によシ貼着したのち、該液量検
    知用センサの全面をカバーによシ被覆してiカバーの周
    縁を内層薄膜体の胴部に気密に密着させ、しかる後に前
    記カバーの内部を真空にして液量検知用セ/すを保護層
    を介して内層薄膜体の胴部に圧着することを特徴とする
    液量検知用センサを備える液体貯蔵容器の製造方法。
JP56186652A 1981-11-20 1981-11-20 液量検知用センサーを備える液体貯蔵容器 Granted JPS5890070A (ja)

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JPS6319012B2 JPS6319012B2 (ja) 1988-04-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015083479A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 横浜ゴム株式会社 航空機用水タンク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015083479A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 横浜ゴム株式会社 航空機用水タンク
WO2015060309A1 (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 横浜ゴム株式会社 航空機用水タンク
US10040624B2 (en) 2013-10-25 2018-08-07 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Aircraft water tank

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